熱田家の母・乙美が亡くなった。 気力を失った父・良平のもとを訪れたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。 乙美の教え子だったという彼女は、生前の母に頼まれて、 四十九日までのあいだ家事などを請け負うと言う。 彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を、良平に伝えにきたのだった。 家族を包むあたたかな奇跡に、涙があふれる感動の物語。 主人のリクエストで、図書館から借りた本です。 とても読みやすい文章です。 母が亡くなり、現れたのは、ヤマンバメイク(懐かしい ^^)の女の子・井本。 亡くなった母に、家事の面倒を頼まれていたという井本は、 考えるよりも、行動する方が先といったタイプの女の子。 ちょっとおバカな彼女の存在に、暗かった熱田家は、明るい日差しを取り戻し始めます。 子供を望んだのに、願いは叶わなかった、娘・百合子。 女の人は大変です。 独身時代は、「結婚はまだ?」と聞かれ、結婚すれば、「子供はまだ?」と聞かれ、 一人目が授かれば、「二人目は?」と、日々の挨拶のように聞かれます。 (男の方も、言われるかもしれませんが ^^;) 特に「子供はまだ?」の言葉は、望んでいるのに授からない人には、 非常に酷な言葉です。 辛い不妊治療の中、夫婦の歯車が噛み合わなくなる、百合子夫婦。 夫の浮気相手に子供が出来たことにより離婚を決意し、 故郷に帰ってきた百合子の傷ついた心を癒したのは、 血の繋がりのない母の願いを叶えるため現れた井本であり、 母の残した家事に関する記述を記した、レシピです。 本当の親子でも、虐待死のニュースを毎日のように聞く昨今。
親子としての絆を深めるのは、血の繋がりなどではなく、 愛情なのだと、改めて感じさせてくれる、優しく温かな一冊です。 |
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はじめまして
四十九日のレシピ 読み終わりました!
残された旦那・嫁ぎ先で苦労している娘の再生ストーリーは感動しました。
傑作ポチ・TBさせていただきました!
TBいただけるとうれしいで〜す。
2010/7/30(金) 午前 8:10
<Mon Mon様>
はじめまして。
『四十九日のレシピ』は、共感出来る部分も多く、心温まるお話でしたよね。
傑作ポチ、ありがとうございました(*^o^*)
2010/8/2(月) 午後 1:35