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読書メーターの『風が強く吹いている』のレビューから、この本の存在を知りました。
箱根駅伝の学連選抜チーム(予選会で出場権を得られなかった大学の中から選ばれた、
個人成績の優秀な選手で編成されたチーム)にスポットを当てた小説です。
『風が強く吹いている』より現実的です。
その日限りのチームということで、仲間意識もなく、
個々に走りがちなメンバーを何とかチームとして一つに纏めようとする浦。
飄々として走ることに固執していない様子の門脇。
自分の走りが完璧であれば良いと、他者を全く思いやらない山城。
色々な不安を抱えながら走り始めた学蓮選抜。
自分がどれほど走ることが好きか気付く門脇。
傲慢な山城が始めて走れない者の痛みを知る瞬間。
優勝を目指してひたすらに走る浦。
途中は勿論、ラストは涙なくしては読めませんでした。
『風が強く吹いている』を良かったと思った方には是非!お薦めしたいです。 さて現実世界では、廃止が検討された学連選抜。
第90回は不採用となりましたが、検討が重ねられた結果、
第91回以降も継続して実施することが決定ました。
名門校ではなくても、箱根を走れるチャンスが与えられるということは喜ばしいことであり、
やる気にも繋がると思う出の、このままず〜〜〜っと継続されることを切に望みます。
そして、もうすぐ始まる駅伝シーズン。
インカレを見て、各大会の個人成績を調べて、日々日誌を読み、来るシーズンに思いを馳せる私。
なぜだろう……優勝できる気がしません
ああ〜〜〜ファンである人間が、こんなことを言ってはダメだわ
皆頑張っているんだから
何があっても、ガッツリ早稲田を応援したいと思います
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読書 《た行の作家》
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雑誌『サウス』掲載時に読んだのは、12年前。
可愛らしい絵柄と、お話だなという印象を持ちました。
『三日月、朔月、十三夜』というコミックに収録されているのは知っていましたが、
購入しないまま月日が流れ、最近になって、古本で手に入れました。
もう泣きました。
雑誌掲載当時には、これほど泣いた記憶がありませんが、とにかく泣けました。
一人、ゴミ捨て場で再起動してしまった、人型ロボットのルウ。
廃墟と化した場所で、ルウは機能停止することをひたすら願い続けます。
そこに、カーズという少年が現れて、ルウに言います。
「捨てられているのなら拾ってもいいか。大事にする」 と。
廃棄物から大事なものになったルウ。
けれども大人になってゆくカーズに、
何をしてあげれば喜ぶのか分からなくなり、戸惑い、悩みます。
そんな中、ルウを守るため、カーズは怪我をしてしまいます。
劣化する身体機能に、自分がいては足手まといだと思った、ルウは――。
互いに互いを大事に思いながらも、伝わらないもどかしさ。
ただカーズのために生きようとする、ルウの思い。
そして、カーズの叫び。
「一人で大丈夫だったらひとりでいなきゃなんねぇのか?」
ここ最近、寝る前に読んで、毎晩涙しています。
今年読んだ中で一番の本で、色々な人にお薦めしたいです。
ただ絶版状態で、中古でしか手に入らないのが残念です。
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自分では、絶対買わない本。 図書館でも、借りない本。 では、何故、読んだか? 義母が読みたいというので、私が図書館で借り、返却日まで余裕があったので、 どうせならと読んでみました。 この本の中には、たくさんの、愛があります。 たくさんの、優しさがあります。 笑いがあり、時には涙もあります。 本の話がきた時、「自分で書くのでなければ出版しない」と、田村さんは仰ったとか。 それを前提としての、意見を述べます。 この本を読んで、つくづくと感じた事。 それは……。 ↑の方が書かれたら、もっとおもしろく、もっと泣けた話になったでしょう……。 それとも、わざと素人っぽく書いたのでしょうか
どちらにしろ、残念!(><)な本です。 |
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著者、滝田明日香さんを知ったのは、1月2日。 世界の国の中で、たった一人で住む日本人を尋ねる、というテレビ番組でした。 「マサイ族と住む日本人獣医」という形で、明日香さんは登場しました。 いつもなら、「女性一人で、アフリカの、しかも少数民族の中で暮らすなんて凄い!」 と感心するものの、すぐに忘れてしまったことでしょう。 しかし、インタビューを受ける明日香さんの姿は、私の脳裏に深く焼きつきました。 自分の道を探し、自分を信じ、努力の結果、獣医師という資格を手に入れた明日香さん。 それだけで十分素晴らしい。 ただ、それ以上に素晴らしかったのは、夢を叶えた「アフリカ」という大地を、 「美しい」だけで語ろうとしなかったところです。 マサイ族の人々との暮らしに、「むかつくこともある」と正直に語った明日香さん。 「素晴らしい所です。アフリカに来て、本当に良かったです」などと、美辞麗句を並べず、 愛想笑いをふりまくこともなく、凛とした眼差しで語る明日香さんに、強く惹かれました。 同時に、何かを成し遂げるためには、ひたむきな努力が必要なのだと、痛感させられました。 この人のことが、もっと知りたい。 そう思い、ネットで検索したところ、本を執筆されていることが判明。 早速、読んでみました。 自分の歩むべき道を模索し、アフリカを放浪する『晴れ、ときどきサバンナ』 獣医師を目指し、ナイロビ大学獣医学部での勉強の日々を綴った『サバンナの宝箱』 大好きなアフリカで仕事を見つけるため、単身アフリカに乗り込み、バッグ一つで彷徨う明日香さん。 裏切られ、傷つき、どうしようもない国の事情に、涙することもあります。 一度は離れたものの、思いを断ち切れず、獣医師という資格を得るため、 再びアフリカに降り立った明日香さん。 獣医師になるための勉強は厳しく、安定しない治安の中で、夢を叶える為、必死に勉強をする姿には、 胸を打たれます。 読み終えて思ったこと。 それは、いかに自分が小説に対し、不誠実で不真面目だったか、ということです。 「うまく書けるようになりたい」と思うだけで、何の努力もしていなかった私。 これからは、もっと真面目に正面から、真摯な気持ちで小説に取り組んでゆきたい。 そう思わせてくれる、出会いでした。 「きれいだけど、汚い。 美しいけれども、残酷。 親切にされるけど、騙される。 約束してくれるけど、時間厳守ではない」 『動物達の楽園』と呼ばれるアフリカを、決して美しいだけでは語ろうとしない、 この言葉が、今でも胸に響きます……。 明日香さんのことを知りたい!
という方は、↑のHPを訪問してみて下さい。 |
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