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朝、電車の中で作った、妻へのメールを紹介しましょう。
背景として、妻は夜勤で不在、長女(たれちゃん)は弁当持ちなので作る必要がある。という事を想像してください。
写真などは、もちろん後付けです。
6時少し前。
40歳をもう少しで迎えようとしている、メタボ気味の私は、尋常でない寒さを感じて目覚めた。 なるほどベランダの窓が全開だし、当たり前であったか。 窓をしめ、妻に買ってもらったダイエット用下着とゴルフ用下着を下にジャージを着込み、タロリーナの前に向かった。 彼はいつだって、こんな私に無償の愛を与えてくれる、何にも代え難い存在である。 そんな彼が、先ほど巡回先で片足を上げ、縄張りを主張し始めた。 彼が遠くない将来、奈良市内の覇権を手中に収めるであろう第一歩であった事は、私はおろか、タロリーナでさえも気づいていなかったし、そんな事は実際には起きなかった。 帰宅して冷蔵庫を覗くと、調理し辛い冷凍肉をみて弁当を作る気をなくしつつ、たれちゃんのリクエストに答え、肉団子の甘酢あんかけを作った。そしてソーセージ。 たれちゃんの弁当箱は綺麗に収まったが、私のおかず箱2号はソーセージがみっともなく転がるばかりの荒野であった。 出勤寸前、たれちゃんが私に告げた。 「今日ゴミの日だから出しておいて、ってママが言ってた。」 よし、俺にまかせろ。 時間ギリギリだが、やっつけてやる。 意気込んで流し台に向かい、妻のエコアイデアで生ゴミ入れとなっている、紙袋を見て「なかなかよく考えたな」と感心しつつ、紙袋をすてるべく持ち上げた。 たんまり吸い取った水で、あえなく紙袋底が抜け、茶ガラ卵の殻、玉ねぎの皮、肉片などが流し台に広がって、存在を頑固に主張し始めた。 もちろんここは私の家であり、突如として領土を主張されても困るし、戦略的互栄関係を築くつもりもなく、ビニール袋に彼らを詰め込んで事なきを得た。 争いが終わり、私は企業戦士として新たな戦いにエコな公共交通機関で向かっている。 男子は家を出れば七人の敵がいると言われ、その敵をバッタバッタと倒し倒される宿命を定められている。 そして今、歴戦の勇者である私は、電車の中で「腹痛」という敵と対峙している。 一歩も引くつもりはない。 到着駅はもう少しだ。 左頬を悪い汗が伝った。 |
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そして妻から返事のメールは無かった・・・・
2010/11/5(金) 午前 1:15
GJ!
2010/11/5(金) 午後 9:50 [ ohchan ]
>おーちゃん様 ろくでもない事ばっかりしています。
2010/11/13(土) 午前 1:38