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新たな時代の幕開けを告げる公演となった「EARTH BEAT 2019 RISING」。滑り出しが空前の10連休と重なり、さらに2人の“大型新人”のデビューという話題もあって、楽前までで10回の「大入り」を叩き出す成績を挙げてみせた。明けて月曜楽日となったこの日も、筆者が4回目途中で入場したところ、平日楽日の悪条件をものともせず、ほぼ席が埋まって見える場内に大いに驚かされた。ワールドワイドな祭典に大いに盛り上がる楽日4回目後半から5回目を観劇。
<楽日じゃんけん大会> “令和最初の”「じゃんけん大会」は、満席立ち見多数という競争率の高い戦いに。今回は出演者全員から出品ありで、“若い方のM氏”のサクサク進行が冴える中、新時代を占う勝負に臨む。 ■無料招待券×2名
「グ」→「チ」→「チ」→★1名決定 直前の敗者復活→「パ」→全滅 直前の敗者復活→「パ」→★1名決定 ■公演ポスター(サイン入り)×1名
「グ」→「チ」→「グ」→3名直接対決→★1名決定 ■1景・橋下さんから「楽屋で使用のコンパクトミラー(サイン入り)」×1名
「チ」→「パ」→「グ」→「グ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定 ■2景・武藤画伯さんから「カレンダーアート」×1名
「パ」→「パ」→2名直接対決→★1名決定 ■3景・雪芽さんから「イベントで使用した『スタンハンセン』セット」×1名
「グ」→「チ」→「チ」→★1名決定 ■4景・清本さんから「2日目まで使っていた赤バラ(サイン入り)」×1名
「グ」→「チ」→「グ」→3名直接対決→★1名決定 ■6景・海空さんから「サイン入りポスター」×1名
「パ」→「チ」→「グ」→「チ」→2名直接対決→★1名決定 ■7景・倖田さんから「何かの2点セット」×1名
「グ」→「チ」→「チ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定 ■8景・君島さんから「フィナーレ手ぬぐい(サイン入り)」×1名
「パ」→「パ」→「グ」→全滅 直前の敗者復活→「チ」→★1名決定 <各景ひとことレビュー> 【1景=橋下まこ/天の岩戸開き 古代日本】 日本のストの始祖とも伝えられる神々の物語を、厳かにかつ若々しく演じ、 長い黒髪も役柄にうまくフィット、最後まで神たらんとするまっすぐな演じぶりで 新たな時代の扉を開くトップバッターの役割を見事に果たして見せてくれた。 【2景=武藤つぐみ/道化祭 フランス】 デビュー5年を迎えたステージでは、ソロ景ながら久しぶりの“地上戦”を、 パントマイムや客席との小ネタのやり取りも交えて、コミカルに演じていく。 ダンスパートは、その飄々とした演じぶりで見せ、ベッドもきっちりと決めるポーズ、 特に「片足上げブリッジ」の美しい形が印象的なステージであった。 【3景=雪芽さゆり/ランタン祭 ベトナム】 長かった髪をバッサリと切ってイメージも新たに、ランタンの光のようにたおやかで儚い美しさを演じ切った。 雪芽流の全てを脱ぎ去ってすらりとした裸身の美しさで演じるベッド、 そして楽日最終回では限界に挑んだ「Y字バランス」と、すがすがしい気持ちで拝見させていただいた。 【4景=清本玲奈/セビージャの春祭り スペイン】 きりりとした若々しいキレの良さを見せるスパニッシュの群舞には、目を見張らせるものがあった。 ベッドでも、情熱の赤をまとってエネルギッシュに舞う姿が印象的。 特に立ち上がりから戻りの移動盆での力強い演じぶりは、若き中トリとして見事なステージングで、 楽日最終回、幕が閉まる直前に「ありがとう」と動いた唇が心を揺さぶるラストであった。 【5景=君島みお】
座っているだけで観る者を圧倒する存在感は、さすが“V界の女王”と唸らされるものであった。 【6景=海空 花/カリンカ ロシア】
デビューステージとは思えない弾けっぷりが何より印象的。 伝統の「カリンカ」景から「全開ガール」のキャッチフレーズに相応しいアクティブな演じぶりのベッド、 そしてアクロバットと、客席を盛り上げる見事な初陣を飾った舞台であった。 【7景=倖田李梨/ジャングル コンゴ共和国】 いつでも、どこでもステージ、そして場内を“倖田色”に染め上げる舞台力に心から拍手を贈りたい。 今回もジャングルの野生味から、その躍動感で観客をあおりながら盛り上げるベッドと立ち上がり。 その一体感の楽しさを存分に楽しませていただいたことに感謝申し上げたい。 【8景=君島みお/ヴェネツィア・カーニバル イタリア】 持ち味のクールビューティーを押し出した緊張感が心地よい群舞から、観る者を引きつけて離さないベッドと、 大トリとしてのデビューというポジションに相応しいステージングを拝見させていただいた。 今後も継続的な舞台活動があるのかどうかは図りかねるところではあるが、注目していきたいと思う。 <楽日あいさつ> 最終回フィナーレの幕が下りると、恒例の“督促手拍子”が鳴り響く。まもなく再びオペラ幕が上がると、MCのマイクを令和初の大トリを務め終えた君島が持って口火を切る。。 【君島みお】
「みなさま、本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございます。 本日千秋楽ですので、一人ずつご挨拶させていただきます。」 【橋下まこ】
「1景を担当しました橋下まこです。 今回、すごくすてきな景を任せていただいて、 最後まで演り切ることが出来て、すごくうれしく思っております。 次、6月中に横浜ロック座に乗りますので、遊びに来てください。ありがとうございました。」 【武藤つぐみ】
「メルシー…。次の方、どうぞ(場内「えーっ!」)。」 【雪芽さゆり】
「3景を担当しました雪芽さゆりです。 個人的には今回の8景がすごくツボにはまりまして、高校時代にダンスに打ち込んできたことを思い出して、 とても感動して、こんなにいい思い出が出来るなんて、本当に今回乗せていただいて、ありがたくて、 うれしかったなって思いました。最高の思い出をありがとうございました。」 【清本玲奈】
「4景を担当した清本玲奈です。 フラメンコは華やかなイメージもありますが、私は今までに踊ったことのない演目だったので、 初めて使う扇子や、スピード感のあるアップテンポの曲調についていけるか、最初はすごく不安でした。 一緒に踊ってくださったダンサーさんたちの、優しく心強い後押しや、お客さまの温かいご声援に 大量の湿布のおかげもあり、乗り切ることが出来ました。ありがとうございました。」 【海空 花】
「6景を担当しました、ロシアの『カリンカ』を演りました、『全開ガール』海空花です。 今回ストリップ自体が初めてで、デビュー公演だったんですけど、 一番驚いたのが、お姐さんたちとダンサーさんたちが、すっごく優しいことで、 この100回中、ハンカチ落としたり手ぬぐい落としたり、忘れそうになったりとか、 一番ひどかったのが、スカートが踊っている最中にずり落ちそうになって、 でも一つもイヤな顔せず助けてくれたりフォローしてくださったので、100回無事にこなすことが出来ました。 それを観てくださっている方たちに、笑顔で気持ちよく踊れたのは、 本当にお姐さんやダンサーさんたちのおかげだと思っています。 なので私も助け合って、みんなでいい公演を作りたいというマインドを、 映像の仕事とか、明日からの別の仕事に私も生かしたいと思います。ありがとうございました。」 【倖田李梨】
「7景を担当しました倖田李梨です。 この景なんですけど私、『エンターテイナーとして盛り上げろ』って言われてましてですね(場内笑)、 それをゲネが終わった後に言われたので、こういう形の盛り上げ方しか私は出来ないので、 でもみなさん乗っかってきてくださって、今日、仲間がたくさん出来たと思っております。 ジャングルの仲間がいっぱい出来たと。みなさん踊っていただいて、拍手もたくさん頂いて、 そして最高のバディのみおさんと一緒に踊れたのが、すごい楽しくて、毎日本当に楽しかったです。 みなさん、ありがとうございました。」 【君島みお】
「20日間ありがとうございました。最初はどうなることかと思っていたんですけど、 みなさんの温かい声援のおかげで楽日を迎えることが出来ました。ありがとうございました。」 そして平日楽日にも関わらず今公演11回目の「大入り」となったことも合わせて、君島さんの良く通る声での威勢のいい音頭の「三本締め」。そして笑顔いっぱいのアンコールウォークを練り歩き、世界を巡る祭典の第1幕は、盛り上がりの中、閉じていったのだった。 (敬称略・観劇日:2019(令和1)年5月20日(月))
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