舞姫たちへの片恋文

ストリップの舞台と舞姫への思いを綴ります。速報はTwitter「@st_kangekisya」で。

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 シェークスピアの悲喜劇をモチーフに各景を構成した「Lovers」、その「2nd」は、七夕に合わせたわけではないだろうが、年に一度の「浅草」出演を続ける川上奈々美さんがトリを務める。初乗りの2015(平成28)年5月公演「Merry-Go-Land 1st」から数えて5回目。ますます多方面にわたる活躍を続けながら、実質1か月に渡ってスケジュールが拘束される「浅草」に乗り続けていることからだけでも、ご本人の強い意志を感じ取ることが出来るように思う。そのほかのも“味のあるメンバー”が揃った「2nd」、その初の週末を迎えた6日目をプンラスで観劇。


【1景=有沢りさ/アントニーとクレオパトラ】
全員出演で始まるオープニング景のセンターを務める有沢は、
大きく伸びやかな振りに、指先まできちんと神経を行き届かせた形を作りながら舞ってみせる様子が目を引く。
1曲目が終わると、本舞台中央奥にて、ゴールドの頭輪とチェーンチョーカー、
ゴールドフリンジが飾り、前後に分かれた裾が指先へとつながる白腰布姿に替え、移動盆に乗って進み出る。
腰布を広げての立ち姿や腰を下ろして身体を横に流した姿勢でゆっくりと進み、
立ち上がって前盆へと入ると、両手を振り上げた立ち姿で音楽を渡る。

ベッド前半、両ひざ立ちから腰をついての片ひざ立てでじっくりと進め、
四つん這いでのあおり上げや身体を返して腰をついての両足浮かせ上げ、
後ろ手をついての片足振り上げなどで動いていき、身体を横に流した姿勢で音楽を渡る。
ベッド後半では、「片ひざ曲げ片足横伸ばし」での座り姿から、ひざ曲げで一旦止めた後、
改めて片足を振り上げる「横開き」から「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切ってみせる。
「片ひざつき片ひざ立て」での腰の揺り動かしから、両手差し上げの形を作って立ち上がる。
移動盆に歩み乗ると、両手で腰布を広げての「レイバック」を決め、
腰布を外しての腰の揺り動かしを経て振り向き、片ひざに腰布を掛けて、
頭上に振り上げた両手の甲を合わせた立ち姿を作る。
そして左腕に腰布を掛けて横に広げた立ち姿で銀幕の陰へと姿を隠す。


【2景=木葉ちひろ/じゃじゃ馬ならし】
スラリとした長身で舞いつつ、ムチをスタイリッシュに振るいながら夫役の川上と繰り広げる夫婦げんかは、
両者とも遠慮のない(ように見える)ムチの振り方でダイナミックに展開していく。
音楽終わりのキスで、突如“ラブラブ系”に相転移。
本舞台奥にて川上のサポートを受けつつ、白とピンクの花髪飾りを着け、
白フリルが飾るピンクミニドレスと銀ハイヒール姿に替え、
“ブリブリ系”の演じ方に変えて本舞台にて手鏡で決めると、
花道でいったん立ち止まった後、前盆へと歩み入り、両ひざ立ての姿勢で音楽を渡る。

音楽が変わってのベッド前半、腰をついて身体を横に流しての座り姿から、
「片ひざつき片足横伸ばし」や四つん這いでのあおり上げで動いていき、
腰をついての両足伸ばしの座り姿で音楽を渡る。
ベッド後半では、自ら手拍子で場内をあおってから、座り姿での両足振り上げなどで動き、
「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って見せる。
そして両ひざ立ちで手拍子を交えつつリズミックに身体を動かしながら、
「シャチホコ」や「横開き」のポーズを決め、「片ひざつき片足横伸ばし」での手の振りで立ち上がる。
一礼の後、軽やかなステップと手拍子で本舞台銀幕前に戻ると、“ブリブリ”いっぱいでのエンディング。


【3景=香山 蘭/リチャード3世】
クールな群舞は、ポーカーフェイスに切れ味鋭い振りを見せ、シャープな印象を残しながら舞っていく。
音楽が変わると、本舞台中央奥の王冠の中で、
黒ショーツに黒レザーコートを羽織った黒ニーハイブーツ姿に替え、
進んでは立ち止まりつつ大きく舞いながら、本舞台から花道、前盆へと進み出る。

立ち姿で音楽を渡ってのベッド前半、おもむろに前盆前縁に腰を下ろして両足を跳ね上げてみせた後、
コートを脱いで花道に置くと、四つん這いや腰をついた座り姿でのM字姿勢などで進め、
四つん這いや両ひざ立ちで秘所に片手を当てつつ動いていく。
「片ひざつき片足横伸ばし」の座り姿や、四つん這いなどに姿勢を変えた後、
腰をついての片ひざ曲げで片手を差し上げて音楽を渡る。
音楽を変えてのベッド後半では、片ひざ曲げ立てでの座り姿から両ひざ立ちへの変化をリピートした後、
「片ひざ立て片ひざつき」の姿勢から、腰をついての両足振り上げなどで動いて立ち上がる。
前盆にての立ち姿で舞って見せた後、動きをアクセラレートさせつつ花道で一舞し、
コートを片肩に乗せて本舞台中央にて上体反らしの形を作って見せてから、
ラストを本舞台中央にて、片肩にコートを担いでの立ち姿で決める。


【4景=星崎琴音/十二夜】
男装の空とペアを組む優雅な舞踏会を、まろやかな微笑を浮かべながらエレガントに舞い進めてみせる。
1曲目が終わり、星崎・空ペアを最後に下手袖へと引くと、木葉執事のインターミッション芸を挟んで、
胸に大きな白布飾りがついた白とレモンイエローのフリルレースロングドレス風ベッド着に替え、
移動盆に乗っての立ち姿で、両手を大きく振り広げて舞いつつ進み出る。
ベッド着の裾を振り広げながら前盆へとターンを重ねて入り、
立ち姿でベッド着の前を開いてから、両ひざ立ちに姿勢を下げて音楽を渡る。

音楽が変わってのベッド前半、両ひざ立ちでの片手差し上げから腰を下ろし、
「片ひざ曲げ片足横伸ばし」での座り姿から、腰をついて横から振り上げていく「L」のポーズを切り、
ついで身体を横に流しての片足流し上げの形を作ってから、上体を起こして音楽を渡る。
ベッド後半では、腰をついての手の振りなどで動いてから、「スワン」の形での手の振りを経て、
「片ひざつき片ひざ立て上体反らし両手差し上げ」のポーズをゆっくりと切って見せる。
ベッド着の裾を振り広げつつ立ち上がり、花道にていったん振り向いての手の振りから、
ベッド着の裾を振ってのターンを見せて移動盆へと乗ると、ベッド着を下ろして振り向き、
片手を胸に、片手を前に差し出しての立ち姿で締めくくる。


【中休憩】
中休憩映像はいよいよ夏公演、21日からの「百物語 第一期」の出演者紹介から。

   ■雅麗華/プロフィール+宣材写真
   ■中条彩乃/2019年1月公演「艶 en」3景「湯女」
   ■ゆきな/2019年4月公演「TO -Time is Over- 2nd」5景「ブッダ」
   ■鈴香音色/2018年5-6月公演「WONDERLAND 2nd」5景「TALKING FLOWER」
   ■西園寺瞳/2018年11-12月公演「TEARS」7景「フラガール」
   ■沙羅/2019年5-6月公演「EARTH BEAT 2019 RISING 2nd」1景「天の岩戸開き 古代日本」
   ■赤西涼/2019年2月公演「Dream on」6景“FUJIKO”
   ■真白希実/2019年3-4月公演「TO -Time is Over- 2nd」7景「鉄腕アトム」

 続いての「演目紹介」は、「1st」に引き続き各景担当の“踊り子衆”がナレーションを務める。7景の差し替えは早くもここで判明(笑)。そして5景プロローグとなる“魔女3人組”の映像で後半がスタート。


【5景=川菜ひかる/マクベス】
中休憩映像から続くオープニングムービーの後、紗幕が開くと、ブロンドツインテールに黒の全身網タイツ、
短Tシャツに赤青ツートンのメタリックジャンパー、青メタリックショートパンツ姿の川菜と、
セーラー服姿の2人が、本舞台から前盆を往復しながら、ハンズアップなどで勢いをつけて舞っていく。
音楽が変わると本舞台奥にてカップレスに大穴が開いた形の黒の全身網タイツ姿に替えた川菜が
銀幕前へと進み、本舞台下手、上手へと展開した後、花道で腰を下ろして下手向き、上手向きへ展開。
その後、這うように進んで前盆へと入る。

音楽が変わってのベッド前半、腰をついた姿勢でゆっくりと進め、片足交互振り上げから伏せた姿勢を経て
身体を横に流して片ひざを立てた座り姿などでじっくりと動いていく。
音楽が変わってのベッド後半では、両ひざ立ちでの手の振りから始め、
「スーパーL」や「横開き」のポーズを切って見せる。
ついで腰をついての座り姿の後、「片ひざつき片手差し上げ」や「スーパーL」のポーズを連続して決め、
両ひざ立ちでの手の振りを経て立ち上がり、一礼。
前盆にての立ち姿での一舞から、花道で手拍子を導いて見せた後、片ひざつきに姿勢を下げ、
両ひざつきでの上体反らしの形を決めてから本舞台中央へと戻り、
手拍子を打ちつつ片手を前に差し出してのラストへ。


【6景=空まこと/オセロー】
ベールに包まれて幻想的に舞うソロダンスは、
大きくしなやか、かつクリアなメリハリを感じさせつつ進めていく。

わずかに花道へと引いてベールの下の衣装を下ろし、改めて前盆に進むベッドでは、
立ち姿でゆっくりと動いてから、「片ひざつき片ひざ立て」に姿勢を下げ、
両ひざ立ちから「片ひざつき片足横伸ばし」での座り姿でのゆっくりとした手の振りで舞い進める。
ついで腰をついての「両足浮かせ上げ揺らめかせ」から身体を横に流した姿勢を経て、
両ひざつきでベールの前をまくり上げると、「片ひざつき片ひざ立て上体反らし」から静かに腰を下ろし、
暗転の中へと姿を消していく。


【7景=川上奈々美/お気に召すまま】
「ASAKUSA MYSTERY TOUR」と題したプロローグ映像の投映後、白幕が引き上げられると、
本舞台奥に張られた、レインボーカラーに「ASAKUSA ROCKZA」の文字が乗り、
大きくハート型に切り抜かれた幕から、
白ハットに白フリンジトップス、くすんだ青に赤ラインが走るパンツスタイルの川上を先頭に、
サイケデリックなデザインのヒッピースタイルの7人が飛び出し、本舞台にて緩急交えた群舞を展開していく。
川上が一足先に下手袖へと引き、1曲目終わりで白花冠を頭に乗せ、
ゴールドのベルト飾りが着いた白ティアードロングドレス姿に替えた姿を本舞台奥に現して音楽を渡る。
そして川上が生歌で歌う英語曲に乗って、川上をセンターに7人が囲むように舞い、
1曲をハンドマイクで歌い上げていく。
音楽が変わると本舞台中央にて花冠とドレスを外し、レインボーカラーのロングドレス風ベッド着に替え、
7人が引いた後、銀幕前の花道にて舞いつつ、いったん立ち止まり、
大きな手の振りを見せつつ前盆へと歩み入る。

ベッド前半、前盆にての立ち姿で音楽を渡り、音楽を変えてベッド着の前を開くと腰を下ろし、
片手を差し上げ、ついで四つん這いや座り姿に姿勢を入れ替えて見せた後、
座り姿からあお向けに倒れて、横臥した姿勢などへと動いていく。
片手を差し上げ、ついで上体を起こすと、
痛む片ひざをかばうかのように起き上がっての片ひざつき片ひざ立ての姿勢で、
両手で頭を押さえて再び倒れ、両ひざ立ちでの上体反らしや、身体を横に流した座り姿で
何かを求めるように片手を差し上げた後、四つん這いにうずくまって音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、腰をついての両ひざ曲げでの座り姿から
「L」を経由しての「横開き」のポーズで立ち上がり、一礼の後、移動盆の前縁に腰を下ろす。
「スワン」のポーズを決めてから、ベッド着を後ろ手に広げての立ち姿を経て、
ベッド着の前を閉じていったん移動盆から花道に下り、手拍子や手振りを導くと、
後ずさりで本舞台へと戻り、再び移動盆上でベッド着の前を開いての立ち姿で舞ってみせる。
ラストは片手を差し上げての立ち姿で、銀幕の後ろへと姿を消していく。


【フィナーレ/夏の夜の夢】
アテネの森で繰り広げられる若い男女と妖精パックによる“ドタバタ劇”をなぞった
楽しいフィナーレは「2nd」も続く。
若者たちだけでなく、客席への降らせ物で“一目惚れの媚薬”を振りまくパックは、
メンバー紹介MCも兼ねて星崎が務める。
音楽終わり、川上と星崎をオペラ幕前に残す異例の構成でのエンディングは「2nd」にも引き継がれ、
余韻を残しつつ舞台を締めくくる。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年7月6日(土))
 睦まじいだけが愛ではなく、時に憎み合い、たとえ殺されても相手を愛し続ける…。およそ筆者にはたどり着かないであろう究極の愛の形であり、あるいは物語の中だけの愛かもしれないが、古今東西の作家は、そうした愛の形を様々な作品として書き記してきた。本公演がモチーフとした作品を書いた「シェークスピア」は、喜劇・史劇・悲劇を通じて数多くの愛を描き出したことで知られる。それを「浅草」流に再構築した「Lovers」の第一幕、日曜楽日をプンラスで観劇。


<楽日じゃんけん大会>
 恒例の「楽日じゃんけん大会」だが、今夜は“若い方のM氏”のあおりに対して、妙にノリのいいレスポンスが笑いを誘う。日曜日の最終回としては“倍率高め”の場内を相手に開催。

   ■無料招待券×2名
     「パ」→「チ」→「グ」→3名直接対決→★2名決定

   ■公演ポスター(サイン入り)×1名
     「チ」→「パ」→「グ」→3名直接対決→★1名決定

   ■1景・楓さんから「グロス(サイン入り)」×1名
     「グ」→「チ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定

   ■2景・須王さんから「ベッド時に使用のヘッドドレス」×1名
     「パ」→「グ」→「チ」→3名直接対決→★1名決定

   ■3景・ALLIYさんから「オリジナルTシャツ」×1名+「扇子」×1名=計2名
     「グ」→「チ」→4名直接対決→★2名決定

   ■4景・豊田さんから「香水ビン」×1名
     「グ」→「チ」→3名直接対決→★1名決定

   ■5景・大見さんから「『雪』大判写真(サイン入り)」×1名
     「グ」→「チ」→「グ」→2名直接対決→★1名決定

   ■7景・水元さんから「トートバッグ(サイン・キスマーク入り)」×1名
     「チ」→「チ」→2名直接対決→★1名決定


<各景ひとことレビュー>
【1景=楓 彩/アントニーとクレオパトラ】
「浅草」初乗りとは思えない堂々とした演じぶりが印象に残る。
その印象はベッドもさることながら、行きと戻りの移動盆で特に強く受けることとなった。
移動盆にて立ち姿のまま動きを最小限に抑えてみせる“我慢”をよくぞと
拍手を贈りたいステージングであった。


【2景=須王 愛/じゃじゃ馬ならし】
なんとも激しい“夫婦げんか”を場内を煽りつつエキサイティングに演じた後、
雰囲気を一変させてのキュートな演じぶりとなるコントラストが、見事な味わいを醸し出した。
ベッド後半から戻りでの拍手や手拍子の誘い方も絶妙で、大いに楽しませていただいた。


【3景=ALLIY/リチャード3世】
登場時に与える強いインパクト、そして「悪役」の印象を磨き上げる一貫した役作り。
場内を睥睨し、圧倒する目つきと表情は、ベッドに入るとますます鋭さを増し、
その不敵な笑みや狂気を宿らせた瞳は圧巻であった。
本舞台中央奥でバタリとあお向けで締めくくるさまは、
全てをやり終えた達成感と終末感を、強く読後感として残す見事なものであった。


【4景=豊田愛菜/十二夜】
恵まれたタッパと雰囲気をまとった演じぶりが、
エレガントな群舞からベッド、ミラーボールが回る立ち上がりにうまくマッチし、
前半を締めくくる中トリにふさわしい存在感を見せていただいたことに心から拍手を贈りたい。


【5景=大見はるか/マクベス】
おどろおどろしい策略を巡らす魔女たち…だったはずなのに、
いつしか場内一体となっての手拍子で盛り上がるという、大見らしいキャラ回しで楽しく拝見させていただいた。
助演の2人ともイタズラも楽しく、モチーフとしたテーマを離れて大きく羽ばたく景となったように思う。


【6景=藤咲茉莉花/オセロー】
死後の世界を舞う儚さと、透き通るようなピュアな舞姿。
半径2m強の限られた空間で、たゆたうベールに包まれながらの大きく美しい姿で舞う本景は、
しわぶき一つ立てることすらためらわれるような、心地よい緊張感を味わわせていただく時間となった。


【7景=水元ゆうな/ロミオとジュリエット】
「浅草」がこれまでも手掛けてきた「文楽」と「ロミジュリ」のハイブリッド作品が、
曲や設定などを変えて新たによみがえった。
その群舞を受けて静かに進める行きの移動盆から、ドラマチックに展開していくベッド、
そしてそこで大きく滑らかに伸び上げていくポーズなど、
「東洋」所属で唯一「浅草」の大トリを務め続ける水元のステージ力を感じさせてくれる舞台であった。


<楽日あいさつ>
 最終回のフィナーレのオペラ幕が下り“督促手拍子”が鳴り響く。再びオペラ幕が上がると、水元がMCのマイクを握って「楽日あいさつ」の口火を切る。

【水元ゆうな】
「本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。
 本日をもちまして『Lovers 1st』千秋楽とさせていただきます。
 では各景の担当者から一言頂きたいと思います。」

【楓彩】
「はい、楓彩です。20日間ありがとうございました。初めての『浅草』に乗れて、楽しく過ごせました。
 本当に姐さんたちも優しくて、この姐さんたちと一緒に『浅草』に乗れてよかったなと思います。
 ありがとうございました。」

【須王愛】
「2景『じゃじゃ馬ならし』を踊りました須王愛です。
 とっても楽しい20日間で、『Lover 1st』一緒に盛り上げて、今日来てくださったみなさん、
 大好きでーーす!」

【ALLIY】
「20日間ありがとうございました。3景の『リチャード3世』を演じさせていただきましたALLIYです。
 今回は初めての悪役ということで、すごい楽しくて。
 いつも『浅草』だと容姿が違ったりだとか体型も違ったりとかするので、
 卑屈な気持ちになったりすることもあるんですが、
 容姿が醜いという設定だったので、ドヤ顔で乗り切れました。ありがとうございました。
 体の方もバキバキに仕上がったので、よかったなぁと思います。
 『Lovers 1st』の感想をいち早く伝えたいという方は、明日からの『東洋ショー劇場』で
 大見はるかちゃんが唯一一人連投になっておりますので、
 ぜひ『東洋ショー劇場』へ足を運んでいただけたらなと思います。20日間ありがとうございました。」

【豊田愛菜】
「4景の『十二夜』を担当させていただきました豊田愛菜です。
 『浅草』が1年半ぶりで、いろいろ不器用なところもありドキドキした中で始まった20日間でしたけれども、
 みなさまの温かい支えがあって、無事に千秋楽を迎えることが出来ました。ありがとうございました。
 今回の『Lovers』は、すごい美男美女と見詰め合えたので、
 私自身も楽しく演じさせていただくことが出来ました。
 また『浅草』に乗らせていただくように頑張りますので、よろしくお願いします。」

【大見はるか】
「5景のマクベスの魔女を演った大見はるかです。
 久しぶりに『浅草』でポップで、とてもおもしろくて、
 かわいい感じの景を頂けたので、すごくうれしかったです。
 『Lovers』はフィナーレもすごいかわいくて、茉莉花姐さんに抱きつくところがあったんですけど、
 最初のころは素直に受け入れてくれてたんですが、そのうち抱きついたら『怖い…』って小声で言われて、
 しまいには『子泣きジジイ』って言われて、でも最後まで必死にしがみついて、楽しい20日間でした。
 ちなみに呪文を唱えてたんですけど、『お父さん』でも『お母さん』でもありません。横文字です。
 ありがとうございました。呪文は『東洋ショー劇場』で発表します(場内笑)。」

【藤咲茉莉花】
「6景の『オセロー』のデズデモーナを演じました藤咲茉莉花です。20日間ありがとうございました。
 すごく幻想的で、すてきな景で、デズデモーナの気分に入ってないと踊れない感じで、
 本当にやりがいがあって楽しかったです。フィナーレも本当に楽しくて、
 みんなのこと本当に大好きっていう気持ちになれて、この場所に居合わせるみんなが本当に大好きって
 いつも思って、タイトル通りの愛にあふれた気持ちになれました。本当にありがとうございました。」

【水元ゆうな】
「7景『ロミオとジュリエット』のジュリエット役を演じました水元ゆうなです。
 初恋なんて何十年前の話なんで分からないんですけれども、
 何度も映画を観て、映画の中のシーンを頭の中にイメージして、
 あとは愛菜ちゃんをずっと見て、好きだなっていう感じで演ってました。
 最後の回は、愛菜ちゃんがちょっとうるうるしてたのに一緒につられて涙してしまったんですけれども、
 愛菜ちゃんの気持ちが思い切りぐっと来たので、耐えきれなくて泣いてしまいました。恥ずかしかったです。
 フィナーレもみんな明るくて、どんどんエスカレートするいたずらに笑っていただき、
 本当にありがとうございます。
 20日間、本当に楽しい幸せな時間を過ごせたこと、本当にうれしく思っています。
 楽日、日曜日、こんなにもたくさんの方に最後まで残っていただき、温かい応援の中で終われること、
 本当にうれしいです。本当にありがとうございました。」


 そして水元の音頭で「三本締め」から、いつものようにアンコールウォークへと進み、一同が本舞台に戻ったところで“異変”は起きた。まずALLIYと大見が手を取り合ってぐるぐる回りながら踊り出す。するとその輪が演者全員へと広がり、円陣を作るようにしてぐるぐる回りながらはしゃぎ出すという、これまで見たことのない、文字通りの「大団円」を作ってみせた。その光景は、いかに楽しく良いチームプレーが出来ていたかを、この上もなく見事に見せてくれたように思う。

 場内を包み込む温かい雰囲気と笑顔という「愛」にあふれる中、「Lovers」の第一幕は幕を下ろしていった。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年6月30日(日))
 降りしきる雨の季節には、男女の秘められた思いが似合う…のかどうかは定かではないが、新公演「Lovers」。そのタイトルを直訳すると「愛人たち」「恋人たち」ということになり、愛する男女が繰り広げる物語が本公演のテーマとなることが伺える。それに加えて、中休憩映像での「演目紹介」を観ると、もう一つの軸として「シェークスピア作品」というテーマが貫いていることが判明する。

 「浅草」ではこれまでもシェークスピア作品をモチーフにした公演や景は度々演じられてきたが、悲劇と喜劇、愛憎が交錯するシェークスピア作品の数々を、今回はどのように料理して見せてくれるのか、初日最終回を観劇。


【1景=楓 彩/アントニーとクレオパトラ】
金の輪を頭に着け、ビーズチョーカーを下げて片胸をのぞかせた白の寛衣をまとった7人が
本舞台にての座り姿を現すところからスタート。
ゆったりとした振りによるメンバー全員での群舞を経て、いったん袖に引くと、
寛衣を脱いでトップレスに白ビーズフリンジつき腰飾りを着けた姿に替えて、
直径70cmほどの薄黄色の幅広ボーダーが入った透明の円板を手に現れ、フォーメーションを組んでの一舞。
円盤を構え上げて音楽を渡ると本舞台中央奥から楓が、
緑の孔雀羽根の大扇子で身体を隠しつつ移動盆に乗り、6人の間を抜けて進み出てくる。
銀幕が閉まると、大羽根扇子を差し上げての立ち姿で動いてから、扇子を移動盆に残して前盆へと進む。

ベッド前半、立ち姿での手の振りから両ひざつきに姿勢を下げ、上体をくねらせるような振りから腰をつくと、
「片ひざつき片ひざ立て」での腰の上げ下げや、四つん這いでのあおり上げなどでゆっくりと動いてみせる。
腰をついての片手交互振り上げで音楽を渡ってのベッド後半では、
「片ひざつき片ひざ立て」の姿勢でリズムを刻んでから「スーパ−L」や「シャチホコ」
「片ひざつき片手差し上げ」「片ひざつき片足片手振り上げ」のポーズを連続で切ってみせて立ち上がる。
前盆で一回り歩いた後、一礼にして移動盆に乗ると、羽根扇子を身体の後ろで構えてリズムを取りつつ
移動盆を回るように歩いてから羽根扇子を差し上げ、大きく振ってみせる。
さらに、リズムに乗って身体の前で振ってから、再び頭上に差し上げ、大きく振り、差し上げてみせた後、
身体の前に構えた立ち姿で銀幕の陰へ。


【2景=須王 愛/じゃじゃ馬ならし】
ゴールドのセパレートとロングブーツに、肩を覆う防具を着けた須王が長いムチを手に登場。
ムチを振り出すと、下手袖から、毛を逆立てたシルバーウィッグを着け、
シルバーの全身タイトスーツにフリンジつき黒トップスを重ねた水元が、同じく長いムチを手に現れ、
ムチを武器にして振り下ろし、つかみ合い、首を絞め、足に巻きつけて引きずり回しと、
壮絶な闘い(夫婦喧嘩)を本舞台や花道で繰り広げていく。
闘いの果てに、手放したムチを下手袖に放り投げた水元が、
本舞台中央に座った須王に熱いキスを送って音楽を渡る。
音楽が変わると、本舞台中央奥にて水元のサポートでセパレートなどを脱ぎ、
ピンクの花飾りを頭に着け、フワフワの裾にフリルが飾るピンクミニドレス風ベッド着に替え、
本舞台上手ツラに腰掛け、客席に向けてハートマークを贈り、
さらに花道にひざまずいて乙女のように振る舞って見せた後、前盆へと歩み入り、
いったん花道へと引いた後、改めて前盆へと進む。

ベッド前半、「チューリップ」の姿勢を作ってから身体を返してあお向けになり、
両足を浮かせ上げ、もう一度身体を直しての「チューリップ」の形から上体を起こし、
腰をついての両足浮かせでゆったりと進めていく。
両ひざを曲げて抱えた姿勢で音楽を渡ってのベッド後半では、
四つん這いや両ひざ立ちでアクティブに切り替えてから「L」のポーズを切り、
両足旋回から「シャチホコ」のポーズを決め、再び両ひざ立ちから腰をついて片ひざを曲げ立てた形を作ると、
伸身での「後ろ手つき片手差し上げ」のポーズを切って立ち上がる。
軽やかなステップで花道を引き、銀幕前にて一舞すると両手を広げ上げてのエンディング。


【3景=ALLIY/リチャード3世】
赤銅色の裏地がついた黒のロングコートに黒グローブを着けたALLIYが、
本舞台下手寄りでピンスポットに浮かび上がると、「浅草」ではおなじみのアーティストの曲に乗って
本舞台中央奥に黒レータードに黒ジャンパー姿のダンサー4人とともに、切れ味鋭いクールな群舞をスタート。
途中で本舞台中央上方に吊された巨大な王冠の左右に、
音楽のアクセントに合わせて黒ブーツが振り落とされるギミックを披露しつつ、
次第に舞いぶりをアクセラレートさせつつ舞っていく。
本舞台中央にて音楽がフェードアウトすると、下りてくる王冠を受けるように両手を差し上げて音楽を渡り、
さらに腰回り付近まで下りてきた王冠の中で、黒のエナメルショートパンツと黒ニーハイブーツに、
黒コートを羽織った姿に替え、本舞台から花道へと進み出ると、ひざつきにて展開した後、前盆へと入る。

ベッド前半、立ち姿で動いてからコートを脱いで花道へと置くと、さらに立ち姿でエナメルショーツを下ろし、
四つん這いから腰をついた姿勢へと動き、上体を後傾させて接地すると、あお向けでの「V字開脚」や
「アメリカンバック」風の形などを作ってセクシータッチに動いていく。
さらに「片ひざつき片ひざ立て」での腰の上げ下げなどの動きから、
「片ひざ立て片足伸ばし」の座り姿で音楽を渡る。
ベッド後半では、音楽が変わった直後に「スーパーL」から後ろ片足振り上げのポーズを皮切りに、
「片ひざつき片足振り上げ」「シャチホコ」のポーズを決めてみせる。
片ひざつきや両ひざ立ちなどで濃厚に動いてから
「片ひざつき片手差し上げ」や「片ひざつき片ひざ立て上体反らし」のポーズを切り、
両ひざ立ちでの上体の振り動かしを見せて立ち上がる。
一礼の後、コートを肩に本舞台上手や前盆でハンズアップを繰り返し、さらに花道や本舞台下手へと動くと、
本舞台中央にて片手を振り上げてのエンディング。


【4景=豊田愛菜/十二夜】
本舞台上手奥にテーブルといす、下手奥に電気スタンドのセットが置かれる中、
ゴールドの裾飾りがついたベージュのゴージャスロングドレス姿の豊田がいすに腰掛け、
そのサイドに濃い小豆色のジャケットとハーフパンツの執事姿の須王が立つ。
そこにロングドレスの淑女と燕尾服の紳士のダンサーコンビが2組、優雅に舞い始める。
さらに下手袖からゴールドの燕尾服とパンツスタイルの男装の藤咲が招かれ、
ダンサーコンビとあいさつを交わした後、
いすから立ち上がって進み出てきた豊田とペアを組んで、優雅な舞踏会を演じていく。
音楽終わりで全員が下手袖へと引くと、須王が一人本舞台下手奥から登場。
テーブルといすを軽いコント仕立てで上手袖へと片付けると、上手側、ついで中央にて一礼をしている間に、
豊田が本舞台下手奥から、シルキーピンクのフリルロングドレス風ベッド着に替えて進み出て、
移動盆に乗ると、ゆったりとした振りやターンで舞いつつ進み出てくる。

移動盆から下り、前盆に入ってのベッド前半、ターンを披露した後、両ひざつきに姿勢を下げると、
両手を胸に当ててから横に開いた姿を見せてから、身体を横に流した姿勢で音楽を渡る。
音楽が変わるとベッド着の前を開き、片手を横についた座り姿でショーツを外し、
後ろ手をついての両足浮かせ上げや、身体を横に流しての両足流し上げに動いてから、
上体を横に倒して「L」のポーズを切り、あお向けでの両手差し上げで音楽を渡る。
日本語ボーカルの音楽に変えてのベッド後半では、上体を起こしての座り姿から片ひざ立てを経て、
「片ひざつき片手差し上げ」や「片ひざつき片足横振り上げ」の形で動いて見せた後、
ベッド着を振り広げつつ立ち上がる。
花道にてターンを重ねつつ戻り、移動盆に乗ると立ち姿で両手を広げ、
ベッド着を下ろして両手を前から上へと振り上げた後、ゆっくりと両手を開いて銀幕の陰へと姿を消していく。


【中休憩】
中休憩映像は早くも年後半、7月公演「Lovers 2nd」の出演者紹介から。

   ■川菜ひかる/2018年12月公演「LAST SCENE」6景「We Will Rock You」
   ■有沢りさ/2019年2月公演「Shine on」6景“Candy BonBon”
   ■香山蘭/2019年2-3月公演「Dream on」7景“Candy BonBon”
   ■空まこと/2019年1月公演「艶 en」2景「瞽女」
   ■木葉ちひろ/2019年1月公演「艶 en」5景「八百屋お七」
   ■星崎琴音/2019年3-4月公演「TO -Time is Over- 1st」4景「奇子」
   ■川上奈々美/2018年10月公演「秘すれば花 第1期」7景「道成寺」

 続いて各景担当の“踊り子衆”がナレーションを務める「演目紹介」。大きくデフォルメされている景は、ここでその原作からの飛躍を味わいたい。

 そして映像は3人の魔女がマクベスを嘲笑う5景プロローグ映像へ。魔女たちは“ハーレイ・クイン”と2人のJKに姿を変え、紗幕が開くと5景がスタートする。


【5景=大見はるか/マクベス】
紗幕が開くと、ツインテールでセーラー服姿の2人を従えて、ブロンドツインテールに赤網タイツ、
黒文字が入った赤白ミニTシャツに黒ベルトを巻いた赤青のメタルショートパンツとジャンパー姿の大見が
力強いハンズアップで登場。
本舞台から花道、前盆へとハンズアップなどを交えたクールで勢いのあるトリオダンスを展開していく。
本舞台中央で音楽終わりを決めると、本舞台中央奥にて赤の全身網タイツに赤ヒールを着けた姿に替え、
本舞台中央から下手で大きく舞い、閉まる銀幕の前を早足で花道へと進んでから、
花道先端で腰を下ろした後、後転で前盆へと入る。

音楽が変わってのベッド前半、腰をついた座り姿や身体を横に流した姿勢からのV字開脚などで動きつつ、
両ひざ立ちでの上体反らしや片手後ろつきでの腰の上下、腰を下ろした姿勢での手の振りなどで進めていく。
伏せた姿で音楽を渡り、音楽が変わってのベッド後半では、
上体を起こすと片ひざ曲げでの片足横伸ばしや両足揃い上げ、
身体を横に流した姿勢などを経て「L」のポーズを切って見せ、そこから上げ足を上下させた後、
四つん這いでのあおり上げから、「両手片足つき片足振り上げ」のポーズを決め、
さらに「片ひざつき片足振り上げ」や「スーパーL」
「片ひざつき片手差し上げ」などのポースを連続で切った後、
「片ひざつき片足片手差し上げ」や「横開き」のポーズを決めて立ち上がる。
立ち姿で手拍子を打ちつつ花道を歩き戻り、本舞台にてアクティブに一舞した後、
本舞台奥へと戻り、片手を差し出した立ち姿での暗転でのエンディング。


【6景=藤咲茉莉花/オセロー】
暗転から明けると、前盆前縁板付きにて、白フリンジ濃色トップスに、白の細ひだロングスカートを着け
白ベールをすっぽりとかぶって横たわった姿が照明に浮かび上がる。
立ち上がると、スローテンポの静かな音楽をバックに、
緩急をつけた大きく滑らかな動きでの一人舞を、前盆という限られた空間で舞い進めていく。
立ち姿で両手を広げ上げて音楽を渡ると、トップスのひもを外して下ろすと、
後ずさりしながら花道先端へと引き、スカートとともに脱ぎ下ろした後、
ベールは着けたままの姿で再び前盆へと進む。

両ひざつきで音楽を渡ってのベッドでは、腰をついて片ひざを立てた座り姿でゆったりと動いてから
片足をゆっくりと差し上げるポーズを切り、そのまま「片ひざ曲げ片足横伸ばし」の形を作り、
足を下ろした後、ベールを振り広げながらの両ひざ立ちから
「片ひざつき片足横伸ばし」の姿勢へと立ち上がり、ゆったりとした手の振りで静かに進めていく
腰をついての両足浮かせ上げや、座り姿にて両手で身体を抱いた形から手を顔の前で構えた姿を作ると、
暗転の中へと消えていくラスト。

【7景=水元ゆうな/ロミオとジュリエット】
裾模様が入った淡黄色の振袖の水元と、淡青色の大見がうちわを手に下手袖から歩み出る。
そこに涼しげな縦縞の浴衣姿の男装の2人(豊田・楓)が近づき、すれ違いざま水元と豊田の肩が触れ合う。
何かを感じた2人が向き合うと、ぽとりとうちわを落とし、上体を前屈させて両手を垂らした姿で静止。
本舞台後方、長着に細縞袴姿のダンサー4人が登場し、水元と豊田の後ろに人形遣いとして付くと、
文楽人形のように両手を持たれた2人が、後見と運命に操られるように愛を交錯させて舞っていく。
途中で2人の間に大見と楓が割って入り、かぶりを横に振るものの、
そこから後見の手を離れた2人は、手を取り合った立ち姿で音楽終わりを決める。
音楽が変わると、水元が本舞台中央にての立ち姿のまま、サポートを受けつつ振袖を脱ぎ、
白薄布腰巻にピンクレースの長襦袢風ベッド着を羽織った姿に替え、豊田に片手を預けつつ移動盆に乗ると、
豊田が名残惜しそうに下手袖へと引き、水元が移動盆での立ち姿を見せてから、しっとりと前盆へと進み出る。

立ち姿で音楽を変えてのベッド前半、ベッド着の裾を広げつつ腰を下ろすと
「スーパーL」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切り、
「片ひざつき片ひざ立て」や両ひざ立ちでの手の振りで進めてから、
腰をついての両足浮かせ上げや身体を横に流しての片足後ろ流し上げ、
片ひざ立てでの座り姿などで動いて音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、片ひざ立てでの座り姿から、
ベッド着に片腕を通して片ひざ立てに起き上がると、
「片ひざつき片手差し上げ」や「片ひざつき片ひざ立て」のポーズを決めて立ち上がる。
一礼の後、移動盆へと乗ると、縁に腰掛けてベッド着を長く引きながら戻りつつ
「片ひざ立て上体反らし片手差し上げ」のポーズを切ってから立ち上がり、
横向きの立ち姿で静かに進めてから、ベッド着を振り広げて後ろ向きでの「レイバック」を決め、
振り返ると片ひざを曲げ立てての一礼で銀幕の後ろへと姿を消していく。


【フィナーレ/夏の夜の夢】
本舞台奥上方に草が生い茂る下、羽根つき髪飾りに羽根つきフリンジセパレート姿の色とりどりの9人と、
グリーンの立ち羽根を頭に着け、エメラルドブルーのセパレートトップにパンツスタイルのALLIYによる
賑やかな群舞がスタート。
花が胸いっぱいに咲くトップスに白薄布スカート姿で、背中に白の羽根を着けた水元が加わると、
本舞台上方の草の中から、ハート型のクッションが落下。
それを手にすると、パスしたりリレーしたりとフリーに舞い始め、
やがて“一目惚れ”した相手に迫るなど、本舞台は混乱の渦の中へ。
そんな中、水元とALLIYが花道から前盆へと歩み出る中、上方からメタリックテープの断片が客席に降り注ぐ。
2人が本舞台に戻って全員での展開の後、上手側で音楽終わりを決めてから、
ALLIYがMCを務めてのメンバー紹介。
いったん水元を残して全員が袖へと引き、水元とALLIYを残してオペラ幕が閉まる中、
上手・下手袖から再集合して本舞台中央でフォーメーションを決めて幕が閉まると、
その前を2人が下手袖へと引いていくエンディング。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年6月11日(火))

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