舞姫たちへの片恋文

ストリップの舞台と舞姫への思いを綴ります。速報はTwitter「@st_kangekisya」で。

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 「大入り連発」の大きな盛り上がりを見せた“浅草発世界の祭典”「EARTH BEAT 2019 RISING」は「2nd」へと引き継がれた。「1st」で、いわば“顔見世興行”のスペシャル景として差し込まれていたソロの5景は、「2nd」でも曲と演出をガラリと変えて存置され、特別感を引き継ぐ形となった。昨日までとは客層も大きく変化した感のある「2nd」初日をプンラスで観劇。


【1景=沙羅/天の岩戸開き 古代日本】
時折鳴らす鈴の音も清らかに、大きくしなやかに、そして包み込むような優しい舞姿で新たな公演の幕を開く。
岩戸を開き、金色の飾りが襟や袖に輝く赤の素通しお引きずりのベッド着に、丸鏡を手にした姿を現し、
ゆっくりと場内に光を送り、時に鏡をのぞき込み、差し上げながらと、
花道を一歩一歩進みつつ、じっくりと演じていく。

ベッド前半、前盆にての立ち姿にて丸い光で場内を照らした後、
ゆっくりと両ひざつきに姿勢を下ろしてベッド着を脱ぐと、赤の素通し腰巻姿に替え、
手にした丸鏡をやや開いた両ひざの間に置き、ついで胸に抱きつつ音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、片ひざつきで鏡を胸に抱いた姿から身体を横に流して片手を差し上げ、
ベッド着を羽織り直すと、鏡を手にしてゆっくりと立ち上がる。
移動盆を追って花道を歩き戻り、移動盆に乗ると後ろ立ち姿で両手を広げてから、
ベッド着を下ろして振り返り、再び鏡を手にした立ち姿で銀幕の陰へ。


【2景=沢村れいか/道化祭 フランス】
道化師は、無邪気な笑顔に、ちょっといたずらっ子のようなニュアンスを感じさせつつ楽しく演じていく。
いったん下手袖にハケ、下手奥から再登場する際の「笏」の文字が
「1st」の「令和」から「れいか」に変わっていて、ニヤリとさせられる。
通路に下りての「エスカレーター芸」などを披露した後、1曲目の終わりで下手袖へと引く。
音楽が変わると、衣装が下手袖から空を飛んで本舞台へと落ち、
その後、下手袖幕の陰から、赤丸鼻に黒縁がついた白ケープ、
白赤青のトリコロールのティアード腰飾りを着けた姿に替え、ちょっとおどおどしながら本舞台中央へと進み、
花道で見えない壁に囲まれるパントマイムを演じた後、前盆へと歩み入る。

ベッド前半、赤鼻を前盆かぶり席の観客に投げ渡すと、腰を下ろし、曲げた両ひざに両手を預けて音楽を渡る。
音楽が変わると身体を横に流した姿勢から、腰をついての片足交互漕ぎ上げと両手の振りなどを経て、
身体を横に流した姿勢や両ひざ立ちでの上体反らしから、
あお向けに倒れ、再び腰をついての両足旋回などで進めていく。
音楽がアクティブに展開すると動きをアクセラレートさせ、前盆縁に腰掛けての手の振りから後転、
身体を横に流した座り姿や、腰をついての両足曲げ立てを経て、あお向けに倒れ、再び起き上がる。
ついで「片ひざ曲げ片足横伸ばし」からあぐら座りなどに動き、
「片ひざつき片足振り上げ横倒し」のポーズを切って立ち上がる。
花道を後ずさりしつつ、本舞台中央にて、しっとりと片手を差し上げてのラスト。


【3景=雨宮衣織/ランタン祭 ベトナム】
髪を左右でお団子にまとめたクーニャン風の雨宮をセンターに、
どこか懐かしさやアジアの多湿感を漂わせる、柔らかな三人舞を演じていく。
1曲目が終わると、雨宮は本舞台奥、バックの2人は下手袖へと引き、
提灯を手にした2人に導かれるようにして、
シルバーチョーカーと白ショーツを着けた上にアオザイのトップスを重ねた姿の雨宮が前盆へと進む。
2人が下手袖へと引くと、銀ハイヒールを花道に置いてから、
四つん這いからのあおり上げと伸びの姿勢をリピートして音楽を渡る。

ベッド前半、身体を横に流した姿勢でゆっくりと動き、
片足交互漕ぎ上げから「片ひざつき片足横伸ばし」の姿勢でアオザイの前を開いて音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、ヒールを着けてから前盆の縁に腰掛けてトップスを脱ぎ、
身体を横に流しての片手振り上げや「片ひざ曲げ片足横伸ばし」からの両足旋回などで動いてから、
「スーパーL」や「横開き」のポーズを切って見せる。
立ち上がって前盆での立ち姿で舞い、早足で本舞台へと戻ってのエンディング。


【4景=荒木まい/セビージャの春祭り スペイン】
再び「EATRTH BEAT」のメンバーとして「浅草」に戻ってきた荒木。
表情豊かに、えくぼが愛らしい笑顔を浮かべながら、
メリハリのある情熱的なスパニッシュの群舞を、ダンサーズを従える形で堂々と舞っていく。
1曲目の音楽終わりを決め、本舞台中央奥にて、黒網タイツに「1st」から継承された赤ハットをかぶり、
上体に赤フリンジケープを巻きつけて、赤のバラ一輪を手に登場。
移動盆に乗ってバラを口にくわえ、手に持ってアクティブに舞ってから、バラを移動盆に置いて前盆へと進む。

身体を横に流した座り姿で音楽を渡ってのベッド前半、
腰をついて浮かせ上げた両足の上に赤ハットを滑らせてから、
あお向けに倒れてのV字開脚、身体を返しての腰の上げ下げの後、
上体を起こした座り姿でフリンジケープを外すと、
両ひざ立ちでセクシータッチに両手を身体の上に滑らせ、あお向けに倒れて音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、身体を返して赤ハットを慈しむように手に掛けてから、
身体を横に流した「L」のポーズを切り、フリンジを身体に掛けた後、ハットをかぶって立ち上がる。
移動盆を追って花道を歩き、移動盆に乗ると、バラの花を客席に投げ、
立ち姿から上体反らしでの両手広げの形を作り、ハットを胸前に当てての一礼から、
差し上げて両手を開いた立ち姿で銀幕の陰へと姿を消していく。


【中休憩】
中休憩映像は、次公演「Lovers 1st」の出演者紹介からスタート。初日明け後、同公演の出演者の差し替えがあったことから、この項は差し替え後の映像について記述している。

   ■楓彩/宣材写真+プロフィール
   ■須王愛/2017年9-10月公演「1001 Nights 2nd」6景“三位一体攻撃”
   ■大見はるか/2018年11月公演「秘すれば花 第二期」2景「雪」
   ■ALLIY/2019年2月公演「Shine on」3景「coffee」
   ■藤咲茉莉花/2019年3-4月公演「TO -Time is Over- 1st」5景「ブッダ」
   ■豊田愛菜/2018年3月公演「BRAVI! 1st」3景「Die Zauberflöte」
   ■水元ゆうな/2017年9月公演「1001 Nights 1st」4景“白い檻”

 続いて写真集「ROCKZA LIVE BOOK 8」のCMを挟んで、恒例の「行くぜっ!」の決め言葉から出発する「まゆケルと行くワールドトリップ」での「演目紹介」。さらに新元号発表時のモノマネ映像を交えた「公演特製手ぬぐい」のCMも「2nd」メンバー総出演で続映。


【5景=南まゆ】
「1st」から全面改定。紗幕に赤のシルエットが浮かんで幕が開くと、
シルバーティアラから白とピンクのモールを垂らし、
同2色のコステイロと腰飾りモールを着けたシルバーセパレートの南がソロで登場。
ラテンのリズムに乗って、本舞台から花道、前盆を往復しつつ、一人ながらも華やかに舞っていく。


【6景=早乙女らぶ/カリンカ ロシア】
新“カリンカ娘”5人衆のセンターは、「浅草」初乗りの早乙女が、ベテランと中堅勢をバックに務める。
初日は振りや動きに若干覚束ない点が見受けられたものの、抜群の笑顔はお見事。
音楽終わりを本舞台中央にてフォーメーションを作って決め、
本舞台中央奥で白ショーツに白シルキートップスを羽織った姿に替えると、ハンカチを手に前盆へと進む。

腰をついて音楽を渡ってのベッド前半、ハンカチを振っての手の振りから、
大きく振り回しながら両ひざ立ちに起き上がり、ベッド着の前を開くと、
腰をついての「L」のポーズを長い時間掛けて切って見せる。
音楽が変わってのベッド後半では、両ひざ立ちでハンカチを振り、場内の手拍子をあおりながら
「片ひざつき片足後ろ振り上げ上体伏せ」のポーズを決める。
ついで、両ひざ立ちでハンカチを回してみせ、うつ伏せの姿勢から身体を横に流した姿勢を経て立ち上がる。
花道までいったん引いてから、ハンカチを振って“手ぬぐい振り”と手拍子をあおりながら花道から前盆を回り、
さらに本舞台下手、上手へと動いて、ラストはハンカチを振り回しながら本舞台中央奥にて暗転でのラスト。


【7景=高崎美佳/ジャングル コンゴ共和国】
腰まで届く黒のウェーブロングウィッグを着けた“タイガー高崎”が、まろやかな“雌ヒョウ”の南とともに
野生のツインダンスを、本舞台に吊された4本のツタつきロープを扱いながら展開。
音楽が変わると、セパレートトップを外し、本舞台下手、上手へと大きく動いてから、
花道でも一舞した後、前盆へと進む。

ベッド前半、立ち姿から両ひざつきに姿勢を下げ、さらに四つん這いで周りに挑発的な視線を送ると、
身体を返して腰をつき、さらに四つん這いで進めていく。
四つん這いで上体を低くした姿勢で音楽を渡ってのベッド後半では、両ひざ立ちに起き上がると、
両手を拝むように合わせて左右に動かし、両手を振り上げる“定番の振り”を交えて舞い始め、
「両手片足つき片足振り上げ」などの形を見せつつ、
四つん這いから「片ひざつき片ひざ立て」での手の振りなどで展開した後、立ち上がる。
花道でもお決まりの振りを見せつつ本舞台へと引き、下手、上手へと動いてから、
本舞台中央奥にて、片手を差し伸ばしての立ち姿で銀幕の後ろへ。


【8景=南まゆ/ヴェネツィア・カーニバル イタリア】
マスカレードの群舞の中、遅れて本舞台下手から手持ちマスクを顔に当てて、
つば広帽子をかぶり、金ずくめのお引きずりに、後ろに赤モールを垂らした黒帯を締めた姿で、
黒の模様入り金銀の扇子を手にして、緊張感あふれる激しい群舞を本舞台いっぱいに舞っていく。
音楽が変わるとダンサーズ4人の群舞の後方で、赤白の花髪飾りに白レース腰巻、
白ラメ長襦袢風ベッド着を羽織った姿に替え、移動盆に乗っての立ち姿で、
両手を広げ、あるいはベッド着を裾を振り広げながら動き、
花道を歩み前盆へと入ると片手を差し上げた姿で音楽を渡る。

ベッド前半、「片ひざつき片足横伸ばし」に姿勢を下げ、
片手を大きく差し上げて握りこぶしを作る振りなどから、
身体を横に流した姿勢で両手を広げ、ついで腰をついての両ひざ曲げなどで進めた後、。
両手を広げた「スワン」の形を作って音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、腰をついて片ひざを立てた姿勢から、
両ひざ立ちや「片ひざつき片足横伸ばし」などを経て、
腰をついての両足旋回から「横開き」のポーズを切りつつ、前盆がジャッキアップ。
さらに「片ひざつき片手差し上げ」のポーズに切り返した後、立ち上がって移動盆へと歩き渡ると、
振り向いて右手差し上げの立ち姿で音楽を渡る。
音楽が変わると、ベッド着を後ろ立ち姿で肩から滑り下ろす後方で、本舞台中央奥に6人が集合。
移動盆上の南が振り向いて両手を広げての立ち姿を作ると、右手を前から横へと動かし、
ついで両手を斜めに振り広げた後、胸前から広げ上げた立ち姿で、6人に囲まれて音楽終わりを迎える。


【フィナーレ】
照明はそのままにフィナーレへとシームレスになだれ込む構成は「1st」からそのまま。
よさこい風の衣装で、威勢良く舞う群舞からのメンバー紹介では、大トリの南がMCを担当。
本舞台から花道、前盆まで広がり、手ぬぐいを扱っての展開を見せた後、本舞台へと引くと、
中央でフォーメーションを作ったところでオペラ幕が下がって公演を締めくくる。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年5月21日(火))

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