舞姫たちへの片恋文

ストリップの舞台と舞姫への思いを綴ります。速報はTwitter「@st_kangekisya」で。

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2019年07月

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 今公演のタイトル「百物語」とは、日本で古くから行なわれてきた怪談会の手法である。「フィナーレ」の演目紹介にもあるように、あらかじめ100本の行灯や蝋燭を点しておき、怪談を1話語り終えるごとに1本ずつ消していく。100話を語り終え、最後の1本の火が消えた闇の中に物の怪が現れるとされているが、本当に物の怪が現れては困るので、99話を語り終えたところで朝を待つのが通例とも言われている。涼を呼ぶのに手頃で、肝試しや度胸試しともなる怪談は、暑い夏の風物詩となってきた。

 そして「浅草」でも、古今東西の怪談をモチーフにした演目は、これまでもいくつか演じられてきた。近いところでは、グリム童話をモチーフにした「Once Upon a Dream」や、今年の「TO -Time is Over-」の多くの景も、怪談や不思議話の一種とも言えるものであった。しかし今公演は、それら以上に全編に渡って“怪談”の要素を強く押し出すものになっている。どんな怪談を「浅草」流の演出でどう味付けして表現してみせてくれるのか、初日の1回目から3回目途中まで観劇。


【1景=中条彩乃/座敷童子】
オペラ幕が開くと、ショートパンツの上に、
赤の花が咲く白シルキーのルーズトップスを重ねた姿の中条がセンター奥に正座し、
その回りに、同じく赤トップス姿の舞姫4人と、青トップス姿のダンサーズ4人が横に並んだ形で現れて、
効果音に合わせて不気味に首のみを動かしつつのスタート。
音楽が始まると立ち上がり、整然と列を作りながらのフォーメーションダンスから、
子どもたちが「花いちもんめ」や「かごめかごめ」「ケンケンパ」などの遊びに興じるような動きを交えつつも、
表情を殺したままでの無機的な群舞を展開していく。
再び正座での冒頭の座り位置に戻って音楽終わりを迎えると、
中条が本舞台中央奥で白花や丸玉の髪飾りを着け、
細かい花柄模様の橙色の袖無し上着を着た姿に替え、8人が列をなして下手袖に引くと、
銀幕が閉まる前にて、本舞台上手にて展開した後、ゆっくりと花道から前盆へと歩み入る。

ベッド前半、立ち姿から両手を胸前にて合わせる振りから、髪飾りを外して手に乗せて差し上げ、
ついで前を開いたベッド着の襟に留めてからベッド着を下ろし、両ひざを曲げ抱えた座り姿で音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、「片ひざ曲げ片足横伸ばし」からの両足旋回を経て
「スーパーL」や「横開き」のポーズを切って見せる。
さらに「片ひざつき片ひざ立て」の座り姿から四つん這いでのあおり上げの後、
「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決め、腰をついての両足振り上げからM字での座り姿へと動き、
「3点支持」や「シャチホコ」のポーズを切って立ち上がる
ベッド着を肩に本舞台へと歩き戻り、振り向いて片手を差し上げた立ち姿で締めくくる。


【2景=西園寺瞳/夢十夜】
半開になった銀幕の前に、レモンイエローのカチューシャを着け、同色のワンピースドレスを着た西園寺が
いすに腰掛け、顔をピンスポットに照らし出されながら、遠くを眺めるような仕草を見せていく。
その西園寺の後ろを、金魚売りの声に乗せて手桶を持ったゆきなと、
豆腐屋の音で「六九三豆腐店」のケースを手にした鈴香が左から右、右から左へと通り過ぎていく。
西園寺が立ち上がって舞い始め、ついで銀幕が開くと、バックの2人も西園寺と同じ衣装に替えて再登場し、
ゆったりとしたトリオダンスを本舞台にて舞っていく。
音楽終わりをいす周りで決めると、
本舞台中央奥にて西園寺が、白布髪飾りを垂らし淡いベージュのキャミソール姿に替え、
2人が下手袖に引いてから進み出て、いったんいすに腰掛けた後、花道を歩いて前盆へと進む。

ベッド前半、立ち姿から腰を下ろし、片足を浮かせ上げた姿で音楽を渡る。
音楽が変わると、本舞台中央の銀幕前に置かれたピンクの大きな花一輪を背景に、
座り姿からあお向けに倒れ、腰上げから横向きを経て四つん這いでのあおり上げ、
「片ひざ曲げ片足後ろ伸ばし」での座り姿などで動いていく。
そして両ひざ立ちでの片手差し上げから
「スーパーL」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って立ち上がり、
ターンを重ねて花道を戻ると、本舞台中央にて花を手にした後、振り返ってから
音楽終わりからの鈴の音が響く中、銀幕を割ってその姿を消していく。


【3景=ゆきな/金縛り】
銀幕が開くと、前方に傾斜したベッドが置かれ、
その上にピンクの玉つきナイトキャップを着けたピンクのパジャマ姿のゆきなが寝ている。
そこに時折乱れるようなカラーバーの映像がプロジェクターから投映されると、
後ろからシルバースパンコールが覆う仮面を着け、
黒の全身網タイツに黒マントの不気味な姿をした真白が現れ、
上からゆきなを操るように動かし始めると、ベッドから引きずり下ろし、
追いつ追われつのツインダンスをベッドの周りや本舞台にて展開していく。
音楽終わり近く、ゆきなが再びベッドに乗ると、黒真白がその後ろに消えて、
ゆきなが、混乱の中で今起こったことを確かめるように首を振ると暗転。
音楽が変わって明けると、ネオンイエロー、ピンク、ブルーの
3色の羽根が彩る長袖トップスを羽織った姿に替えたゆきながベッド上に現れ、
ベッドから下りて進むと、花道でいったん立ち止まってから前盆へと歩み入り、音楽を渡る。

ベッド前半、腰をゆっくりと下ろしてベッド着の前を開くと、身体に巻き付いた黒のひも状トップスを見せつつ
片足交互振り上げや「片ひざ曲げ片足横伸ばし」での手の振りで進めていく。
あお向けに倒れて音楽を渡り、音楽を変えてのベッド後半では、
あお向けでの片足交互振り上げから上体を起こすと、
両ひざ立て、ついで「片ひざつき片足横伸ばし」などで動いてから
「スーパーL」や「横開き」のポーズを切って見せる。
両ひざ立ての姿勢から「片ひざつき片足横伸ばし」や
「片ひざつき片足横伸ばし両手差し上げ」などで動いて立ち上がり、
そのまま前盆でベッド着を脱いでの立ち姿で舞い、崩れ落ちるようにして横になったところで暗転。


【4景=沙羅/雪女】
雪山を模したオブジェを上手と下手に置いて、
本舞台上手にて白布髪飾りに白ロングドレス、白グローブを着けた沙羅を先頭に、
輝く飾りがついた淡青色のミニドレス姿のダンサーズ4人が縦列で並び、
フォーメーションを変えながらのクイックな振りを交えたダイナミックな群舞を、本舞台にて舞っていく。
途中で沙羅が移動盆に走り乗ると、移動盆が前進する中、
雪山の陰にセットされていた送風機から風が送られ、
黒髪やドレスをなびかせながらの強いアクセントをつけた振りで演じ進めていく。
沙羅を囲むような形を作って音楽を渡り、音楽が変わると、
本舞台中央奥にて白のモールが襟を飾る淡青色の振袖長襦袢風ベッド着に替え、
移動盆に乗っての静かな立ち姿から、身体をくの字にくねらせるような動きを見せつつ進み出る。

音楽終わりで花道に降り立ち、前盆へと歩み入ると、ベッド着の前を開いて淡紫色の腰布姿を見せつつ
ひざつきに姿勢を下げ、片ひざつきでの座り姿で片足を浮かせて揺り動かしてから
上体反らしでの片手差し上げを経て、ゆっくりと上体を起こすと音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、「片ひざつき片ひざ立て」の姿勢に起き上がり、
「片ひざつき片足前伸ばしでの上体反らし」のポーズを決めて立ち上がる。
ゆっくりと片手を差し伸ばす振りの後、移動盆に乗ると、後ろ立ち姿でベッド着を下ろし、
振り向いて両手で顔前に掲げてからゆっくりと下ろしていく“沙羅ベーター”の動きを見せてから
ベッド着を下に落とした後、両手を頭の横に当てての上体反らしから、片手を差し上げていく形を作る。
ついで向き直って片手を横に広げてから、両手を横から前へ差し出しつつ、銀幕の後ろへと姿を消していく。


【中休憩】
中休憩映像は、大型新人のデビューも控える「百物語 第二期」の出演者紹介から。

   ■織田真子/プロフィール+宣材写真
   ■雅麗華/プロフィール+宣材写真
   ■熊野あゆ/2019年4月公演「TO -Time is Over- 2nd」1景「ブラックジャック」
   ■桜庭うれあ/2019年2-3月公演「Dream on」1景“鼓笛隊”
   ■前田のの/2019年2-3月公演「Dream on」2景“なごり雪”
   ■清水愛/2018年11-12月公演「TEARS」4景「ロミオとジュリエット」
   ■沙羅/2019年5-6月公演「EARTH BEAT 2019 RISING 2nd」1景「天の岩戸開き 古代日本」
   ■南まゆ/2019年5-6月公演「EARTH BEAT 2019 RISING 2nd」8景「ヴェネツィア・カーニバル イタリア」

 続いてすっかり恒例となった各景担当“踊り子衆”のナレーションによる「演目紹介」。一部に、個性際立つ文章で笑わせてくれる景も。っていう。


【5景=雅麗華/妖狐】
白の曲線髪飾りを着け、白のフリンジつき振袖お引きずりに
白モール飾りがついた帯を締めた雅がセンターに立ち、
その後ろに白のキツネ耳をつけた白ウィッグに白着物、白スカート姿の4人が囲み、
左右からかざされた白大羽根扇子で雅の身を隠したところからスタート。
4匹の白ギツネに囲まれながらのゆったりとした群舞を本舞台にて披露。
音楽が変わると4匹が下手袖へと引き、
本舞台中央にて赤花が咲く、輝く襟がついた素通し振袖長襦袢に替えると、
大羽根扇子2本を鮮やかに扱いながら本舞台上手、中央、下手へと大きく舞ってから、
下手袖に大羽根扇子を置いて帯を解き、本舞台中央にて音楽を渡る。
音楽が変わると、セパレートトップとセパレートロングアンダーを見せつつ、前盆へと駆け入る。

ベッドでは銀扇子を開いて扱いつつの立ち姿での舞から、
腰を下ろしての片ひざ立てや両ひざ立ちで激しく動き、
「片ひざつき片足前伸ばしでの上体反らし」から立ち上がると、
再び扇子を開いての立ち舞であでやかに扇子を扱いつつ、一気に移動盆に駆け乗り、
扇子を回しながらの「レイバック」を決め、さらに大きく扇子を回しながら舞い進め、
振り向いて扇子を閉じて口にくわえると、立ち姿を決めて銀幕の向こうへと消えていく。


【6景=鈴香音色/濡れ女】
銀幕が開くと、ショッキングピンクのビキニトップにパレオを着けた鈴香と、
同じくビキニトップにパレオの西園寺と中条が、サーフボードを小脇に抱えた姿で登場。
本舞台奥にボードを立てると、パレオを取って振り回し、
自ら手拍子を打ちながらのトリオダンスを楽しく舞っていく。
音楽が変わると、鈴香が移動盆にサーフボードを置いて、腹ばいで進み出す。
やがて立ち上がると、下手袖から水鉄砲を持ち出した西園寺と中条が、鈴香目掛けて水を発射、
“水もしたたる女”に仕立てた後、今度は本舞台下手から客席に向けても、
霧状に噴出する“バズーカタイプ”などで水をまき散らしていくオマケも
(このため本舞台下手前ツラに「水かかり注意」の断り書きが貼られている)。
2人が下手へと引くと、花道まで進んだ鈴香が、
花道かぶり席の観客と“エア水掛けごっこ”で楽しんだ後、花道先端での立ち姿で音楽終わりを迎える。

波音が響く中、照明が夕陽色に変わると前盆へと入り、立ち姿でビキニアンダーを外してから腰を下ろした後、
片ひざを軽く曲げ立てた座り姿から「片ひざつき片足振り上げ」のポーズを切って見せる。
ついで両ひざ立ちでビキニトップを外すと、ビキニを花道に放り投げ、
ゆっくり四つん這いに伏せてから身体を返すと、
身体を横に流した姿勢から「横開き」のポーズを決めて立ち上がる。
一礼の後、ゆっくりと振り向きつつ花道を歩き戻り、ラストは本舞台の銀幕前での立ち姿で締めくくる。


【7景=赤西 涼/かざぐるま】
ゆっくり照明が上がると、たくさんの赤の風車が立ち並ぶ中、
赤地に黒模様の着物に赤のしごきを締めた赤西が、白いおくるみを抱いて立つ光景が浮かび上がる。
子どもをあやすように動かす手を止め、布を離すと、風に吹かれて無数の紙吹雪が放たれて舞い散っていく。
その中で立ち尽くし、やがて振り向くと着物をはだけてお乳をあげるような仕草や、
周りに語りかけるような振りを見せる。
そして急に表情を凍らせると、風車の1本を踏み倒しながら自らも身体を傾け、
それをもう1本繰り返した後、本舞台前方へと進み出る。
そこで立ち止まると、胸を両手で押さえたり、子どもをかき抱くような振りを見せたりした後、
両手を差し出して何かを語り掛けると、いったん風車の中へと戻っていく。
音楽を渡り、しごきを解いて着物を脱ぎ、白長襦袢風ベッド着を両肩脱ぎにした姿に替えると、
しっとり舞いつつ本舞台中央から花道へと歩み出て、
子どもの手を引き、腰を落として語り掛けるような仕草を見せた後、前盆へと歩み入る。

ベッド前半、立ち姿からひざつきに姿勢を下げ、両手をあおぐように動かしてから
「片ひざつき片足横伸ばし」での両手の振りから、両ひざ立ちで両手を合わせ上げた後、
上体を反らし、あお向けに寝て音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、両手を開いて両足を振り上げる形から、ゆっくり上体を起こすと、
両ひざ立ちに起き上がり、両手を開いてゆったりと動きつつ立ち上がる。
花道を歩み戻ってから移動盆に乗ると、置かれていた白のおくるみを抱き上げ、
慈しむように頬を寄せる仕草を見せると、両腕に抱いて振り向き、
ゆっくりと歩み去る後ろ姿が暗転の中へと消えていく。


【8景=真白希実/ゴースト】
本舞台奥に3枚の薄長布が上方から垂らされ、シルエットで真白とダンサーズ2人の女性の姿が浮かぶ。
そしてその前に、いすに座った黒シルクハットをかぶり、
シルキーなシャツにネクタイ、吊りパンツを履いてステッキを手にした沙羅とダンサーズ2人が座る。
布陰から、白布髪飾りを着け、輝く飾りがトップスを飾る淡青色ロングドレスに白薄布を両腕に掛けた真白と、
同様のピンク、ブルーのダンサーズ2人が歩み出ると、
男性役のシルクハットやステッキを動かして、自らの存在を知らせていく。
女性の存在に気づいた男性役が、“見えない存在”の女性とともにエレガントなペアダンスを舞っていく。
再び薄長布の後ろに入った女性3人のシルエットで伸びる手に、男性役が手を添えて音楽終わりを迎え、
音楽が変わると、男性役3人がいすを引きながら、女性との時間を振り返るように下手袖へと引き、
代わってシルバーベルト飾りがついた白モンロードレスに、
紺の薄長布を後ろ手に渡した姿に替えた真白が歩み出て、
移動盆に乗って両手を広げての立ち姿を見せつつ進んだ後、
途中で移動盆から下りると、前盆へと速歩で入る。

ベッド前半、長布を広げつつの立ち姿からひざつきに姿勢を下げて長布を置くと
「片ひざ曲げ片足横伸ばし」の座り姿で片手を差し上げて音楽を渡る。
音楽が変わると、両ひざ立ちでベッド着の前を開き、腰をついての両足振り上げまどで動くと、
腰をついて両足を開いた上体反らしから
「片ひざつき片手差し上げ」や「片ひざつき片足振り上げ」のポーズを切り、
ついで長布を手にして差し上げながらの「片ひざつき片ひざ立て上体反らし」のポーズを決めて見せる。
そして両手に渡した長布を大きく振って回した後、「片ひざ曲げ片足横伸ばし」の座り姿で音楽を渡り、
音楽が変わってのベッド後半では、上体を後傾させての両足広げ動かしや、
片足振り上げから身体を横に流した姿勢で動き、長布を後ろ手に渡した形で立ち上がり、一礼。
移動盆に乗ると、長布を広げて扱いつつ、振り向き、後ろ立ち姿や振り返っての立ち姿で長布を上げ、
身体をくの字に曲げて片手を差し上げた形を作った後、
長布を差し上げ、片手を前へと伸ばした立ち姿で銀幕の陰へと姿を消していく。


【フィナーレ/百物語】
銀幕が開くと、薄闇の中、白ロングドレスに紫布を肩から掛けた姿で、
ロウソクの形をした明かりをともした10人が浮かび上がる。
ゆっくりと動き出すと、一人ずつ前に歩み出てロウソク状の明かりを吹き消していき、
鍵状に並んだ9人の前を抜けて沙羅が上手から下手へと動いて明かりを吹き消すと、
下手袖から本舞台奥へと雅が歩き出し、10人に囲まれるような形を作ってから、
花道先端まで出て明かりを吹き消すと、場内も暗転。
音楽が変わって明けると、黒布髪飾りを着けて黒の着物風ロングドレスにフリンジつき長着を羽織った姿の
真白が加わり、頭からすっぽりと薄布ベールをかぶった11人とともに
アクティブな振りを交えたダイナミックな群舞を舞い進めていく。
メンバー紹介のMCは赤西が務め、呼び込みでセンターに出るとともにベールを外して顔を見せていき、
12人でフォーメーションを組んでから横列に展開すると、大きく足を蹴り上げて振り向き、
上方を見上げた姿勢で音楽が突然切れるように終わって暗転で締めくくるという異例のエンディングを迎える。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年7月21日(日))
 梅雨時の公演は毎年雨に泣かされる。今公演もご多分に漏れず、週末ごとに雨に見舞われてきた。それでも昨日までで通算「大入り」5回はあっぱれと言えよう。最後まで梅雨も明けず、すっきりとしない空模様のまま迎えた楽日は土曜日。ほぼ満席で、立ち見客も並ぶ賑わいとなった3回目5景からラストまで観劇。


<楽日じゃんけん大会>
 恒例の「楽日じゃんけん大会」は、すっかりおなじみとなった“じゃんけんマスターM氏”が、いつものように紙袋に賞品を詰めて登場。法則性があるかと思えば、連続の出目で裏切り、場内をなぎ倒していく。

   ■無料招待券×2名
     「チ」→「チ」→「チ」→「グ」→★1名決定
     直前の敗者4人復活→「チ」→3名直接対決→★1名決定

   ■公演ポスター(サイン入り)×1名
     「パ」→「グ」→「グ」→★1名決定

   ■1景・有沢さんから「ブロマイド(サイン入り)」×1名
     「グ」→「チ」→「グ」→★1名決定

   ■2景・木葉さんから「サイン入り写真+野球帽」×1名
     「チ」→「グ」→「グ」→「グ」→全滅
     直前の敗者復活→「チ」→★1名決定

   ■3景・香山さんから「ブレスレット(サイン入り)」×1名
     「グ」→「チ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定

   ■4景・星崎さんから「クエン酸+ブロマイド(サイン入り)」×1名
     「グ」→「チ」→「チ」→3名直接対決→★1名決定

   ■5景・川菜さんから「ベッドで着けている手袋」×1名
     「パ」→「グ」→「グ」→「チ」→2名直接対決→★1名決定

   ■6景・空さんから「役作りのために読んだ文庫本『オセロー』」×1名
     「グ」→「チ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定

   ■7景・川上さんから「デオドラント(サイン入り)+カンペ」×1名
     「チ」→「チ」→「パ」→2名直接対決→★1名決定


<各景ひとことレビュー>
【1景=有沢りさ/アントニーとクレオパトラ】
群舞での腕を伸ばし上げた時の指先の形や、移動盆での視線の作り方、そこに時折見せる妖しい笑顔など、
抑えた中に深みを感じさせる演じぶりが強く印象に残った。
その頂点が、戻りの移動盆後半で両腕を差し上げて動きを止める立ち姿にあったように思う。
「よくぞ“我慢”してこの構成を…」と感嘆させられたステージングに、心からの拍手を贈りたい。

【2景=木葉ちひろ/じゃじゃ馬ならし】
日を重ねるごとに、どんどん容赦なくなっていく迫真の“夫婦げんか”は、ムチ先の行方にヒヤヒヤするほど。
そこからキス一つでガラリと変えての“ブリブリ系アイドル”への振れ幅を、大いに楽しませていただいた。
ベッドでも落ち着いた作りから、自らの手拍子で盛り上げていく構成は、堂々たるものであった。

【3景=香山 蘭/リチャード3世】
精悍な顔つきとクールな振りで冷酷非道の王を舞う迫力の群舞は、
ダンサーズと真剣勝負で切り結ぶ実に見応えのあるシーンで、息を呑む思いで拝見させていただいた。
さらに悪の権化を詰めていくベッドも、香山流の味付けと舞台力を感じさせる見事なものであった。

【4景=星崎琴音/十二夜】
穏やかな表情で気品を漂わせながらエレガントに舞う舞踏会でのツインダンスは、
落ち着いて拝見出来る星崎の安定感が生かされていたように思う。
行きや帰りの移動盆でのゆったりとした大きな動きや、ベッドでの感情表現を乗せた柔らかい振りなど、
中トリとして映える若手の中核的存在として、ますますその力を付けつつあるように感じられた舞台であった。

【5景=川菜ひかる/マクベス】
一癖も二癖もありそうな手下2人を連れた“魔女”の群舞から、
ぐっと雰囲気を切り替えてのベッド前半、そして再び勢いのあるベッド後半から立ち上がりと、
緩急とコントラストをつけたステージで楽しませていただいた。
ポーズを切りながら手拍子を煽るべく、差し上げた手で頭を「ポンポン」と叩いてみせる仕草が、
なぜかとても印象に残った。

【6景=空まこと/オセロー】
まるでスローモーション映像を見るかのように、たゆたうベールの中で、
時に激しく、時に静かに幽玄の世界で舞う、死したデズデモーナ。
その儚さと清らかさを漂わせる舞姿を、しばし吸い込まれるような思いで見詰め続けるひとときであった。

【7景=川上奈々美/お気に召すまま】
川上の公演では恒例となった「20日間100回の生歌唱」を見事に完遂。
加えて今回は、ベッドでの表現で一段深いものを追求しようと、
演技とともに自らももがきながらのステージであったことが感じられ、
年一回であるが故に、その機会を最大限に生かそうという思いの丈を見た20日間であった。


<楽日あいさつ>
 “在庫一掃”とばかりに“媚薬”のラメが客席に大量に降り注いで盛り上がりも最高潮に達した最終回フィナーレのオペラ幕が下ると、拍手は“督促手拍子”に。ややあって再びオペラ幕が上がると、川上がハンドマイクを握って「楽日あいさつ」MCを務める。

【川上奈々美】
「『Lovers 2nd』千秋楽、ありがとうございました。
 それでは楽日最後なので、1景から感想を一言頂きたいと思います。」

【有沢りさ】
「1景『アントニーとクレオパトラ』の有沢りさです。
 何年かぶりに行きも帰りも移動盆だったのが、うれしかったです。20日間どうもありがとうございました。」

【木葉ちひろ】
「2景を担当しました木葉ちひろです。
 生まれてから出来なかった後転が今回出来るようになって、とてもうれしかったです。
 次は8月の頭に東洋ショーに乗ります。よろしくお願いします。ありがとうございました。」

【香山 蘭】
「3景を担当しました香山蘭です。20日間どうもありがとうございました。
 今回はリチャード三世という悪い人、初めての悪い役だったので難しかったんですけど、
 ダンサーさんたちと踊れる景に密かに夢を抱いていたので、今回実現出来てとてもうれしかったです。
 どうもありがとうございました。」

【星崎琴音】
「4景を担当しました星崎琴音です。
 今週もとっても楽しかったです。『大入り』も毎週末頂き、本当にありがとうございました。
 詳しくはブログに書きたいと思いますので読んでください。ありがとうございました。」

【川菜ひかる】
「5景を担当しました川菜ひかるです。
 楽しかったです。詳しくはブログには書きませんが(場内笑)、どこかで書くので探してください。
 8頭は新宿ニューアートに乗りますので、みなさまお待ちしております。ありがとうございます。」

【空まこと】
「6景の空まことです。
 デビュー15年目、まだまだ成長期。頑張ります。どうもありがとうございました。」

【川上奈々美】
「7景を担当しました川上奈々美です。ありがとうございます。
 すごく新しいベッドに今回挑戦したんですけれども、すごくいい挑戦になりました。
 もっとやりたいなって思いました。
 本当に今回の公演は雨だらけだったんですけど、20日間ほとんど雨だったんですけど、
 重い体を起こしてここに来てくれて、本当にみなさんありがとうございました。」


 そして川上の音頭で「一本締め」…ではなく「三本締め」。そして共演者に促されるようにして川上を先頭にアンコールウォークに臨み、本舞台に戻ると珍しい「三方礼」。大きな拍手と手拍子の中、6回目の「大入り」で有終の美を飾り、「Lovers」は40日間の全公演を幕の内に納めていったのだった。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年7月20日(土))
 シェークスピアの悲喜劇をモチーフに各景を構成した「Lovers」、その「2nd」は、七夕に合わせたわけではないだろうが、年に一度の「浅草」出演を続ける川上奈々美さんがトリを務める。初乗りの2015(平成28)年5月公演「Merry-Go-Land 1st」から数えて5回目。ますます多方面にわたる活躍を続けながら、実質1か月に渡ってスケジュールが拘束される「浅草」に乗り続けていることからだけでも、ご本人の強い意志を感じ取ることが出来るように思う。そのほかのも“味のあるメンバー”が揃った「2nd」、その初の週末を迎えた6日目をプンラスで観劇。


【1景=有沢りさ/アントニーとクレオパトラ】
全員出演で始まるオープニング景のセンターを務める有沢は、
大きく伸びやかな振りに、指先まできちんと神経を行き届かせた形を作りながら舞ってみせる様子が目を引く。
1曲目が終わると、本舞台中央奥にて、ゴールドの頭輪とチェーンチョーカー、
ゴールドフリンジが飾り、前後に分かれた裾が指先へとつながる白腰布姿に替え、移動盆に乗って進み出る。
腰布を広げての立ち姿や腰を下ろして身体を横に流した姿勢でゆっくりと進み、
立ち上がって前盆へと入ると、両手を振り上げた立ち姿で音楽を渡る。

ベッド前半、両ひざ立ちから腰をついての片ひざ立てでじっくりと進め、
四つん這いでのあおり上げや身体を返して腰をついての両足浮かせ上げ、
後ろ手をついての片足振り上げなどで動いていき、身体を横に流した姿勢で音楽を渡る。
ベッド後半では、「片ひざ曲げ片足横伸ばし」での座り姿から、ひざ曲げで一旦止めた後、
改めて片足を振り上げる「横開き」から「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切ってみせる。
「片ひざつき片ひざ立て」での腰の揺り動かしから、両手差し上げの形を作って立ち上がる。
移動盆に歩み乗ると、両手で腰布を広げての「レイバック」を決め、
腰布を外しての腰の揺り動かしを経て振り向き、片ひざに腰布を掛けて、
頭上に振り上げた両手の甲を合わせた立ち姿を作る。
そして左腕に腰布を掛けて横に広げた立ち姿で銀幕の陰へと姿を隠す。


【2景=木葉ちひろ/じゃじゃ馬ならし】
スラリとした長身で舞いつつ、ムチをスタイリッシュに振るいながら夫役の川上と繰り広げる夫婦げんかは、
両者とも遠慮のない(ように見える)ムチの振り方でダイナミックに展開していく。
音楽終わりのキスで、突如“ラブラブ系”に相転移。
本舞台奥にて川上のサポートを受けつつ、白とピンクの花髪飾りを着け、
白フリルが飾るピンクミニドレスと銀ハイヒール姿に替え、
“ブリブリ系”の演じ方に変えて本舞台にて手鏡で決めると、
花道でいったん立ち止まった後、前盆へと歩み入り、両ひざ立ての姿勢で音楽を渡る。

音楽が変わってのベッド前半、腰をついて身体を横に流しての座り姿から、
「片ひざつき片足横伸ばし」や四つん這いでのあおり上げで動いていき、
腰をついての両足伸ばしの座り姿で音楽を渡る。
ベッド後半では、自ら手拍子で場内をあおってから、座り姿での両足振り上げなどで動き、
「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って見せる。
そして両ひざ立ちで手拍子を交えつつリズミックに身体を動かしながら、
「シャチホコ」や「横開き」のポーズを決め、「片ひざつき片足横伸ばし」での手の振りで立ち上がる。
一礼の後、軽やかなステップと手拍子で本舞台銀幕前に戻ると、“ブリブリ”いっぱいでのエンディング。


【3景=香山 蘭/リチャード3世】
クールな群舞は、ポーカーフェイスに切れ味鋭い振りを見せ、シャープな印象を残しながら舞っていく。
音楽が変わると、本舞台中央奥の王冠の中で、
黒ショーツに黒レザーコートを羽織った黒ニーハイブーツ姿に替え、
進んでは立ち止まりつつ大きく舞いながら、本舞台から花道、前盆へと進み出る。

立ち姿で音楽を渡ってのベッド前半、おもむろに前盆前縁に腰を下ろして両足を跳ね上げてみせた後、
コートを脱いで花道に置くと、四つん這いや腰をついた座り姿でのM字姿勢などで進め、
四つん這いや両ひざ立ちで秘所に片手を当てつつ動いていく。
「片ひざつき片足横伸ばし」の座り姿や、四つん這いなどに姿勢を変えた後、
腰をついての片ひざ曲げで片手を差し上げて音楽を渡る。
音楽を変えてのベッド後半では、片ひざ曲げ立てでの座り姿から両ひざ立ちへの変化をリピートした後、
「片ひざ立て片ひざつき」の姿勢から、腰をついての両足振り上げなどで動いて立ち上がる。
前盆にての立ち姿で舞って見せた後、動きをアクセラレートさせつつ花道で一舞し、
コートを片肩に乗せて本舞台中央にて上体反らしの形を作って見せてから、
ラストを本舞台中央にて、片肩にコートを担いでの立ち姿で決める。


【4景=星崎琴音/十二夜】
男装の空とペアを組む優雅な舞踏会を、まろやかな微笑を浮かべながらエレガントに舞い進めてみせる。
1曲目が終わり、星崎・空ペアを最後に下手袖へと引くと、木葉執事のインターミッション芸を挟んで、
胸に大きな白布飾りがついた白とレモンイエローのフリルレースロングドレス風ベッド着に替え、
移動盆に乗っての立ち姿で、両手を大きく振り広げて舞いつつ進み出る。
ベッド着の裾を振り広げながら前盆へとターンを重ねて入り、
立ち姿でベッド着の前を開いてから、両ひざ立ちに姿勢を下げて音楽を渡る。

音楽が変わってのベッド前半、両ひざ立ちでの片手差し上げから腰を下ろし、
「片ひざ曲げ片足横伸ばし」での座り姿から、腰をついて横から振り上げていく「L」のポーズを切り、
ついで身体を横に流しての片足流し上げの形を作ってから、上体を起こして音楽を渡る。
ベッド後半では、腰をついての手の振りなどで動いてから、「スワン」の形での手の振りを経て、
「片ひざつき片ひざ立て上体反らし両手差し上げ」のポーズをゆっくりと切って見せる。
ベッド着の裾を振り広げつつ立ち上がり、花道にていったん振り向いての手の振りから、
ベッド着の裾を振ってのターンを見せて移動盆へと乗ると、ベッド着を下ろして振り向き、
片手を胸に、片手を前に差し出しての立ち姿で締めくくる。


【中休憩】
中休憩映像はいよいよ夏公演、21日からの「百物語 第一期」の出演者紹介から。

   ■雅麗華/プロフィール+宣材写真
   ■中条彩乃/2019年1月公演「艶 en」3景「湯女」
   ■ゆきな/2019年4月公演「TO -Time is Over- 2nd」5景「ブッダ」
   ■鈴香音色/2018年5-6月公演「WONDERLAND 2nd」5景「TALKING FLOWER」
   ■西園寺瞳/2018年11-12月公演「TEARS」7景「フラガール」
   ■沙羅/2019年5-6月公演「EARTH BEAT 2019 RISING 2nd」1景「天の岩戸開き 古代日本」
   ■赤西涼/2019年2月公演「Dream on」6景“FUJIKO”
   ■真白希実/2019年3-4月公演「TO -Time is Over- 2nd」7景「鉄腕アトム」

 続いての「演目紹介」は、「1st」に引き続き各景担当の“踊り子衆”がナレーションを務める。7景の差し替えは早くもここで判明(笑)。そして5景プロローグとなる“魔女3人組”の映像で後半がスタート。


【5景=川菜ひかる/マクベス】
中休憩映像から続くオープニングムービーの後、紗幕が開くと、ブロンドツインテールに黒の全身網タイツ、
短Tシャツに赤青ツートンのメタリックジャンパー、青メタリックショートパンツ姿の川菜と、
セーラー服姿の2人が、本舞台から前盆を往復しながら、ハンズアップなどで勢いをつけて舞っていく。
音楽が変わると本舞台奥にてカップレスに大穴が開いた形の黒の全身網タイツ姿に替えた川菜が
銀幕前へと進み、本舞台下手、上手へと展開した後、花道で腰を下ろして下手向き、上手向きへ展開。
その後、這うように進んで前盆へと入る。

音楽が変わってのベッド前半、腰をついた姿勢でゆっくりと進め、片足交互振り上げから伏せた姿勢を経て
身体を横に流して片ひざを立てた座り姿などでじっくりと動いていく。
音楽が変わってのベッド後半では、両ひざ立ちでの手の振りから始め、
「スーパーL」や「横開き」のポーズを切って見せる。
ついで腰をついての座り姿の後、「片ひざつき片手差し上げ」や「スーパーL」のポーズを連続して決め、
両ひざ立ちでの手の振りを経て立ち上がり、一礼。
前盆にての立ち姿での一舞から、花道で手拍子を導いて見せた後、片ひざつきに姿勢を下げ、
両ひざつきでの上体反らしの形を決めてから本舞台中央へと戻り、
手拍子を打ちつつ片手を前に差し出してのラストへ。


【6景=空まこと/オセロー】
ベールに包まれて幻想的に舞うソロダンスは、
大きくしなやか、かつクリアなメリハリを感じさせつつ進めていく。

わずかに花道へと引いてベールの下の衣装を下ろし、改めて前盆に進むベッドでは、
立ち姿でゆっくりと動いてから、「片ひざつき片ひざ立て」に姿勢を下げ、
両ひざ立ちから「片ひざつき片足横伸ばし」での座り姿でのゆっくりとした手の振りで舞い進める。
ついで腰をついての「両足浮かせ上げ揺らめかせ」から身体を横に流した姿勢を経て、
両ひざつきでベールの前をまくり上げると、「片ひざつき片ひざ立て上体反らし」から静かに腰を下ろし、
暗転の中へと姿を消していく。


【7景=川上奈々美/お気に召すまま】
「ASAKUSA MYSTERY TOUR」と題したプロローグ映像の投映後、白幕が引き上げられると、
本舞台奥に張られた、レインボーカラーに「ASAKUSA ROCKZA」の文字が乗り、
大きくハート型に切り抜かれた幕から、
白ハットに白フリンジトップス、くすんだ青に赤ラインが走るパンツスタイルの川上を先頭に、
サイケデリックなデザインのヒッピースタイルの7人が飛び出し、本舞台にて緩急交えた群舞を展開していく。
川上が一足先に下手袖へと引き、1曲目終わりで白花冠を頭に乗せ、
ゴールドのベルト飾りが着いた白ティアードロングドレス姿に替えた姿を本舞台奥に現して音楽を渡る。
そして川上が生歌で歌う英語曲に乗って、川上をセンターに7人が囲むように舞い、
1曲をハンドマイクで歌い上げていく。
音楽が変わると本舞台中央にて花冠とドレスを外し、レインボーカラーのロングドレス風ベッド着に替え、
7人が引いた後、銀幕前の花道にて舞いつつ、いったん立ち止まり、
大きな手の振りを見せつつ前盆へと歩み入る。

ベッド前半、前盆にての立ち姿で音楽を渡り、音楽を変えてベッド着の前を開くと腰を下ろし、
片手を差し上げ、ついで四つん這いや座り姿に姿勢を入れ替えて見せた後、
座り姿からあお向けに倒れて、横臥した姿勢などへと動いていく。
片手を差し上げ、ついで上体を起こすと、
痛む片ひざをかばうかのように起き上がっての片ひざつき片ひざ立ての姿勢で、
両手で頭を押さえて再び倒れ、両ひざ立ちでの上体反らしや、身体を横に流した座り姿で
何かを求めるように片手を差し上げた後、四つん這いにうずくまって音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、腰をついての両ひざ曲げでの座り姿から
「L」を経由しての「横開き」のポーズで立ち上がり、一礼の後、移動盆の前縁に腰を下ろす。
「スワン」のポーズを決めてから、ベッド着を後ろ手に広げての立ち姿を経て、
ベッド着の前を閉じていったん移動盆から花道に下り、手拍子や手振りを導くと、
後ずさりで本舞台へと戻り、再び移動盆上でベッド着の前を開いての立ち姿で舞ってみせる。
ラストは片手を差し上げての立ち姿で、銀幕の後ろへと姿を消していく。


【フィナーレ/夏の夜の夢】
アテネの森で繰り広げられる若い男女と妖精パックによる“ドタバタ劇”をなぞった
楽しいフィナーレは「2nd」も続く。
若者たちだけでなく、客席への降らせ物で“一目惚れの媚薬”を振りまくパックは、
メンバー紹介MCも兼ねて星崎が務める。
音楽終わり、川上と星崎をオペラ幕前に残す異例の構成でのエンディングは「2nd」にも引き継がれ、
余韻を残しつつ舞台を締めくくる。


(敬称略・観劇日:2019(令和1)年7月6日(土))

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