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<ら行>
【らくび】[楽日] 公演最終日のこと。浅草ロック座では見納めとなる演目や舞姫を見届けようと、一種独特な雰囲気に包まれることが多い日。ファンによる花束攻撃が最高潮となるのもこの日。浅草ロック座では、フィナーレ後に舞台あいさつがあるのが恒例。ポラ館で出演期間が10日間と15日間の舞姫が混在する場合は一斉に楽日とはならず、数人ずつ迎えることもある。東洋ショー劇場では楽日終演後にロビーで出演者によるお見送りがある。 [対]初日 【りぼん】[リボン]
舞姫がポーズや見得を切った瞬間に、客席のサイドから舞姫の頭上や背後めがけて投げられる長いひも状の布のこと。包装用リボンを、劇場の大きさに合わせて長さ5〜10mに切り分けて円形に巻き、6〜9束の一端をつかみ、巻いてある方を思い切り投げる。タイミングと形が決まると見事な演出となるが、手元が狂って舞姫や観客に当たったり、上部の照明機材に引っ掛けたりするトラブルもたびたび発生する…ごめんなさい。 →リボンさん 【りぼんさん】[リボンさん]
リボンを投げる職人のこと。よく劇場従業員と間違われて「トイレどこですか?」などと聞かれたりしているが、れっきとしたファンの有志で、入場料も払って応援に駆けつけている。多くのリボンさんは、特定の舞姫の専属としてリボンを投げているが、その合間を縫って新人や初乗りの舞姫などにも投げる「リボンさん共同組合」が結成、機能することも多い。 →リボン 【れっとうかん】[劣投感]
リボンを失投した時の投げた本人の気持ち。「自投嫌悪」とも言う。 【れっどぶる】[レッドブル]
(1)オーストリア産の舞姫御用達の清涼飲料水。 (2)昔、林泉水がOPショーで用いていたF1チーム旗の一つ。 【れぽ】[レポ]
観劇レポートの略。舞台の様子や舞姫の演技、演目、使用曲、感想などをまとめた文章。ブログやツイッターで発表されることが多い。レポートスタイルは、ドキュメンタリータッチタイプ、ユニーク文体タイプ、使用曲解析タイプ、ポエムタイプ、私小説タイプなど多種多様で、同じ舞姫の同じ演目を表現しているはずなのに、レポから受ける印象が全く異なるといった例も数多い。 →レポ職人 【れぽや】[レポ屋]
観劇レポートをブログなどで発表しているファンの総称。「レポ職人」とも。劇場でメモを取っている観客を見掛けたら、この職人である可能性があるので、そっとしておいてあげてください…。 →レポ 【れんとう】[連投]
10日などの単位での公演を終えた後、間を置かずに別の劇場での公演に入ること。小倉や関西から関東、あるいはその逆などの連投では移動が大変なことから、楽日や初日の香盤が変更になることも多い。 【ろんぐ】[ロング]
劇場公演の一単位(浅草ロック座は原則20日間、そのほかの劇場は10・15日間)を超えて、2単位期間にわたって出演すること。 <わ行> 【わーるど】[わーるど] 舞姫が演じる世界観や、その舞姫の個性で場内全体や観客が染め上げられたような空気感になることを称して、舞姫の名を冠して呼ぶ。「沙羅ワールド」「(矢沢)ようこワールド」などが代表的。 【わんこ】[わんこ]
舞姫の中には自宅で犬を飼う人が多い。浅草ロック座の中休憩映像で一躍人気を得た、あすかみみの愛犬「ふわ」のように、犬自体も人気者になるケースも出ている。 <アルファベット> 【OSM】[オー・エス・エム] 現在は無期限休業中の某舞姫に刃向かった者が命乞いのために納める品々、または納める行為を指す。もちろん「落とし前(OtoShiMae)」の略。 【SDBP】[エス・ディー・ビー・ピー]
雪見ほのかによる「『Sexy Dynamite Body Pola』、略して『SDBP』の……時間です!」(場内拍手)という、衣装ポラから脱ぎポラに遷移する際に行なわれる一連の儀式。 【SNA】[エス・エヌ・エー]
新宿区歌舞伎町にある劇場、「新宿ニューアート」の略。この劇場で過去に繰り広げられた宇宙戦争は「スナー・ウォーズ」と呼ばれる。 (一部敬称略) ******************** ということで、今年の周年作は以上です。実用性は……ですが、少しでもお楽しみいただけましたでしょうか?今後も、日頃から少しずつ用語を収集・ストックしておいて、いずれまた「改訂版」に仕立てていきたいと思っておりますが、いつのことになるか…。何はともあれ、お付き合い頂き、ありがとうございました。
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ストリップ総論
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<ま行>
【まいひめ】[舞姫] (1)明治の文豪・森鴎外が明治23年に発表した短編小説。 (2)踊り子のこと。 (3)長野県諏訪市にある酒蔵。また、その酒蔵で作られる日本酒の銘柄。 【まえぼん】[前盆]
客席側に飛び出した舞台。ほとんどの劇場では円形で回転する仕掛けになっているが、形が正方形だったり回転しなかったりする劇場もある。またDX東寺や広島第一劇場のように2つある劇場も存在する。→デベソ 【まき】[巻き]
予定より早く進行していること。 [対]押し 【まったり】[まったり]
観客が少なく、場内も盛り上がりも静かで、それこそ「まったり」した状態のこと。平日2回目などに多い。 【まらぼー】[マラボー]
連想ゲーム、「越路吹雪」「美輪明宏」でおなじみ、羽根を束ねて作ったマフラー状の装飾具。ゴージャス感を演出する際に使用。激しく扱われると羽根が抜け落ちて飛び散り、初日から抜けた羽根が前盆周りに多量に落ちている様子を見て、楽日までもつか心配になることも多い。 【まろん】[マロン]
ライブシアター栗橋の俗称。「栗」から。 【まんけん】[満券]
入場割引券のスタンプが全部押された状態の券のこと。次回入場無料となり、いったんはうれしさを覚えるものの、そこに至るまでの投資額を考えた途端に顔から血の気が引くという諸刃の剣。有料入場者数にはカウントされないため、「あと○人で大入りなんだけど…」という事態になると、満券入場者に対して「あんたが満券使うから…」という冷たい視線が集まることも。 【まんざい】[漫才]
昭和の御代の劇場では、幕間などに駆け出しの漫才コンビが出演して芸を磨く光景が浅草フランス座(現・東洋館)や渋谷道頓堀劇場などで見られ、ビートたけしやコント赤信号などを輩出した。浅草ロック座でも数年前に「THE浅草69」などが漫才や漫談を披露していたこともある。 【もうそうりょく】[妄想力]
解釈力の別称。某女流観劇ブロガー、別名「解釈力の師匠」が謙遜して言うときに使用。 【もぎり】[もぎり]
入場券の半券を回収するところ。半券を「もぎる」ところから転じて。 【みえ】[見得]
演目の要所でポーズを決めること。特にラストに本舞台で、もらった花束を手に切る姿は神々しささえ漂う。 <や行> 【よそげき】[他劇] 所属または所属系列以外の劇場のこと。転じて、観客がいつも通っている以外の劇場をさしてこう呼ぶことも。 [対]自劇 【よろしくさぎ】[よろしく詐欺]
遠征などの際、観劇仲間などから「○○ちゃんによろしく言っておいて」と言われ、その通りに舞姫に伝えると「誰?それ?」と冷たくあしらわれるという詐欺の手口。 (一部敬称略)
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<な行>
【なか】[中] 劇場の標準的な公演期間10日間のうち、月の半ばの11〜20日のこと。「中旬」の10〜19日とは微妙に異なる。 【にこだし】[二個出し]
同じ日の異なる回で2つの演目を演じること。 【ねた】[ネタ]
黒崎優の得意技。最近では「シーモネーター」や「くろさきんに君」などがおなじみ。ポラ時に登場が遅いと感じたら要注意。ただし一部劇場では自粛の模様。観客からは見えない楽屋や外出先でも同じようなことをやっているのが芸人魂を感じさせる。 【のる】[乗る]
劇場に出演すること。 「来週は小倉に−−」 【ないとしんこう】[ナイト進行]
かつて一日4回公演のころの浅草ロック座で、毎週金曜日・土曜日の3・4回目で、いくつかの景のベッド曲を増やし、終演時間が遅くなるようにしていた進行形態のこと。その後、金・土・祝前日に休憩時間を5分延長する進行形態を経て、2011年3月の東日本大震災を契機とする公演変更に伴って廃止された。 【なかきゅうけい】[中休憩]
浅草ロック座で、各回公演の中間付近に設けられる10分程度の休憩時間を言う。この休憩時間中に上映される映像は、観客の間で必ずと言っていいほど賛否両論を呼ぶが、ちなみに筆者は割と好きだったりする。 →本休憩 【なかとり】[中トリ]
浅草ロック座で、中休憩前最後のメイン出演者を指す。 →「トリ」 【なかび】[中日]
公演期間のちょうど中間の日。 【なかびがえ】[中日替え]
中日を境に劇場での出し物を変更すること。 【ぬーどにほんいち】[ヌード日本一]
DX歌舞伎町の場内天井付近に設置してある空中ゴンドラに書かれている言葉。えっ、なくなったの? 【ねえさん】[姐さん]
実年齢の上下に関係なく、デビューした日付が先の先輩を呼ぶときの尊称。「−−姐さん」と使用。「あねさん」と呼ぶのは、懐かしい漫才コンビ「SCS98」のネタ。 <は行> 【はつだし】[初出し] 新作を初めて劇場で演じること。 【はっぴ】[法被]
長着の上に羽織る膝丈または腰丈の衣服。OPショーのときに用いる舞姫も多い。多くはファンからのプレゼントで、背中などに入るキャッチフレーズが舞姫の個性を捉えていて楽しい。舞姫にちなんだ一句を織り込む風流なものから、レディースばりの殺し文句まで幅広い。 【はなたば】[花束]
舞姫への贈り物のもっともスタンダードな品。浅草ロック座では立ち上がりで一礼した瞬間を見計らって前盆にて手渡すのが一般的だが、なかには一礼がないままに舞姫が戻ってしまい、慌てて追い掛けるケース(筆者は「浅草」で3往復させられた経験あり)や、→楽日 には手渡す観客が列を成し、曲終わりに間に合うのかハラハラする場面が見られることも多い。本舞台でのラストで、贈られた花束を捧げ持って見得を切るさまは感動的。 【ぱふぱふ】[パフパフ]
吉野サリーがOPショーで披露していた縁起物のパフォーマンス。通常はかぶり席の観客が対象となるが、観客が少ない場合には場内への出張サービスが行なわれることも多い。授けていただいた後、そこはかとない香水の残り香が鼻腔をくすぐる。 【はりお】[ハリオ]
白いターバンに黒のサングラス…それは「ハリマオ」。リボンの巻き機として使われるミルククリーマーを生産しているメーカー。専門は耐熱ガラスの食器の生産・販売である。浅草ロック座に近い「ドン・キホーテ浅草店」でミルククリーマーが売られているのは、本来の用途ではなく、こちらの用途で買う劇場客が多いからとの説あり。 【ぱんぷれ】[パンプレ]
女性用下着をプレゼントするイベントのこと。いかに確実にゲットするかを理論的に考察した一篇の論文が「横浜」のロビーに収蔵されているので、我と思わん方は一読をお勧めする。 【ぴーし】[P氏]
浅草ロック座のプロデューサー氏。イタズラ好き。以前は絶対と言っていいほど、誌面に顔をさらすことはなかったが、最近は週刊誌などに比較的よく登場する。 【びすちぇ】[ビスチェ]
肩紐がなく丈の長いブラジャー型の女性用下着。黒でレザー調のものは「SMの女王様といえば」でおなじみ。劇場で目にするものはカップレス型のものがほとんど。 【ぴん】[ピン]
ステージ進行を通常通り1人ずつ行なっていくこと。 →ダブル・トリプル 【ふぃなーれ】[フィナーレ]
トリのステージが終わった後に、出演者全員が登場してあいさつをするパート。時間調整でカットされることも多い。
【ふりうつし】[振り移し・振り写し]
舞台上での動きや振り付けなどを別の舞姫に伝授すること。浅草ロック座の公演では、通常20日間の公演期間が終わると、演目はそのままにして舞姫が入れ替わり、さらに20日間の公演を続ける形態を取っている。このため「1st season」出演者から「2nd season」出演者への伝授が公演終了後に行なわれるのが常となっている。 【ふりおこし】[振り起こし]
過去の演目の振りをビデオなどを見て覚え直すこと。「ええい、めんどくさい!」と、過去の振りを捨てて、新たな振りにしてしまう舞姫もいるらしい。 【ぶりぶりけい】[ブリブリ系]
かわいらしさを強調した演目のこと。語源となった「ぶりっ子」の元祖、松田聖子ももう55歳…。 【ぷんらす】[プンラス]
オープン〜ラストの略。1回目から最終回まで劇場に滞在し続けること。ロビーなどに出てOPショーの一部を見逃したりすることなく、すべて観劇した場合を「純正」などと区別することも。 【べっど】[ベッド] ダンスショーの後、脱衣して前盆で行なう演技パートのこと。語源は「寝て演技するから」と言われる。 【ぺんらいと】[ペンライト]
暗転中に舞台袖に向かう必要のあるリボンさんの必需品。 【ぽーず】[ポーズ]
舞姫が演目の盛り上がるところで決めの姿勢を作って数秒間静止すること、またその様をいう。歌舞伎でいう見得に相当。決まったところで拍手を送るのが観客側の一般的作法。 「−−を切る」 【ぽらじち】[ポラ質]
撮影したポラ写真を次公演後まで舞姫に預けておくこと。またそのポラ写真のこと。「また観に行きます」とのファン心理から進んで質に差し出すことが多く、ストックホルム症候群の一症例とも考えられる。「デジ質」と言わないのは、言いにくいから? 【ぽらろいど】[ポラロイド]
1948年にアメリカ・ポラロイド社から発売されたインスタントカメラの商品名。略称「ポラ」。既に生産中止となって久しく、劇場で使用されているのは富士フイルム社の「インスタックス」であるが、名称だけは「ポラ」が依然として使われている。 【ほんきゅうけい】[本休憩]
浅草ロック座で、公演と公演の間に設けられる20分間ほどの休憩時間を指す。 【ほんぶたい】[本舞台]
客席から見て一番奥に左右に広がる長方形の舞台のこと。 (一部敬称略) |
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<さ行>
【さくさくしんこう】[サクサク進行] 観客自体が少ない、あるいはポラを撮る観客が少ないなどの理由で、ステージ進行が滞ることなく順調に流れていく状態のこと。「東洋」ではこれが普通。 【さしいれ】[差し入れ]
舞姫にさまざまな贈り物を贈ること。食べ物や飲み物、花束などを送るのが一般的。近年の浅草ロック座では、前盆での差し入れが規制されることが多くなってきたが、それを知ってか知らずか規制景で強行する御仁の姿に、ため息を漏らすファンも多い。 【しーる】[シール]
ポラ・デジ写真にサインを依頼したとき、舞姫が名前を覚えてもらうために貼る。舞姫自らが製作していることもあるが、多くはシール職人たちが差し入れたもの。ポラを持ち帰りにするときは、ポラ画像が十分に発現してから好きな位置に貼れるようにと、舞姫が手の甲に仮貼りしてくれることも多い。 →シール職人 【しーるしょくにん】[シール職人]
シールを作成し、舞姫に差し入れるファンのこと。プリンターやインク、シール用台紙の銘柄などにこだわりを持つ職人も数多く、シール枠内に白く印刷余白が残ってしまうような仕上がりを極度に嫌うなど、ものづくり職人としてのプライドも高い。 →シール 【しぶやどうとんぼりげきじょう】[渋谷道頓堀劇場]
もともとはその所在地から「渋谷道玄坂劇場」と名付ける予定が、業者から届いた看板が何を間違えたのか「渋谷道頓堀劇場」になっていたため、劇場名もそれに従ったとの都市伝説があるが、真偽不明。 【しもて】[下手]
客席から舞台に向かって左側のこと。位が相対的に低い人が位置する。 [対]上手 【しゅう】[週]
劇場では頭・中・結で区切られる10日間(ないし11日間)を指す。例えば「来週は」という時、それが一般社会での次の日曜日から始まる7日間のことを指しているのか、スト業界での次の出演期間10日間のことを指しているのかを見極める必要がある。 【しゅうねん】[周年]
劇場デビューからの年単位の区切りのこと。「今週は−−週」 【すたば】[スタバ]
スターバックスコーヒーの略。差し入れとして喜ばれる品々が揃っている。同時にリボン巻き機の種類を指すことも。 【すたんどばな】[スタンド花]
劇場の入り口などに置かれる、出演・周年などを祝う飾り花。キャラクター人形を付加したり、贈り先や贈り主の名前が書かれた立て札を一工夫してウケを狙うなど、個性的なスタンド花が多数並ぶことも多い。 【そうちょう】[早朝]
開場から開演までの間。この時間に入場するとほとんどの劇場で「早朝割引」が受けられる。どう考えても既に「昼」だが。 【そろ】[ソロ]
(1)ポラ館においてダンスとOPのみでポラ・デジタイムを設けない舞姫、または公演のこと。 (2)1人での演技。 [対]群舞 <た行> 【だーくけい】[ダーク系] 作品傾向を語る際に用いられる。重く、暗く、息詰まるような印象を受ける作品の総称。筆者の大好物。 【だぶる】[ダブル]
ステージ進行を早めるため、ポラ・デジ(劇場によってはOPショーも)2人同時に行なうこと。両方ともお目当ての舞姫になると場内を忙しく走り回ることになる。 →ピン・トリプル 【だらぽら】[ダラポラ]
舞姫とおしゃべりばかりして、なかなかポラを撮らない行為。「ダラダラしたポラ」の略。 【たんばりんさん】[タンバリンさん]
曲に合わせてタンバリンでリズムを刻み、ダンスショーを盛り上げるのに一役買っている職人。「タンバさん」「タンバ」とも略す。2017年3月放送の「タモリ倶楽部」でその存在が一躍有名に。一歩間違うと場内の雰囲気のみならず、舞姫の演技をもぶち壊しかねない難しさをはらむ。演奏スタイルは千差万別で、椅子に座ったまま比較的淡々と叩く職人もいれば、全身を使ってリズムを取り、手だけでなく体のさまざまなところに当てて鳴らす職人もいる。→リボンさんと一人二役を務める職人も多く、担当の舞姫が登場すると多忙を極める。 【ちょさくけんほう】[著作権法]
シーッ!おとなのお約束…!。 【ちょっとだけよ】[チョットだけよ]
ザ・ドリフターズの「8時だョ!全員集合」で加藤茶が演じたギャグが、ストの社会的記号として定着していることを逆手に取って、2015年10月に黒崎優が自身の10周年作「8時だョ!全員集合」(通称「ドリフ」)で本歌取り(?)として演じてみせた。 【てぃしゅー】[ティシュー]
舞台上方から垂れた形で、舞姫がぶら下がったり巻きつけたりして体を固定し、さまざまな型を見せる空中演技用の長い布のこと。 →エアリアル 【てけつ】[テケツ]
入場券売り場。「ticket」が転じたという説と「手穴」からという説がある。 【でとちり】[出トチリ]
出演順が来たのに舞台に出ないこと。 【てびょうし】[手拍子]
ダンスパートで音楽に合わせて手を打つ、もっとも簡単に参加できる応援方法。しかし奥は深く、表拍で打つか裏拍で打つかなど、とっさの判断を迫られることも多い。途中で拍子が変わる曲へうまく追随できないと、場内の手拍子がグズグズになることもまま見られる。一方で平日日中には、場内で手拍子を打つのに慣れた観客がほとんどおらず、「太平洋ひとりぼっち手拍子」になることもまま経験する。 【でべそ】[デベソ]
(1)臍ヘルニアのこと。 (2)前盆の俗称。 →前盆 【とうこうさん】[投光さん]
照明や音楽の機材操作を行なう劇場従業員。場内秩序の維持やステージ進行の調整も行なう。この人の腕次第で演目の印象がまったく変わることがあるほど重要な役目を担っている。 【とぶ】[飛ぶ]
(1)出演が突然キャンセルになること。デビューする新人で起こりやすい。 (2)振付を忘れること。「振りが−−」 【どらむかん】[ドラム缶]
浅草ロック座バックダンサー第1号となったダンサーが乗って演じたと伝えられる舞台セット。 【とり】[トリ]
出演順の一番最後のこと。通常はもっとも人気や実力のある舞姫が務める。最後を「取る」、またはギャラを「取る」ことから転じたと言われる。「大トリ」とも。 【とりぷる】[トリプル]
ステージ進行を早めるため、ポラ(劇場によってはOPショーも)を3人同時に行なうこと。3人ともお目当ての舞姫 になると、さぁ大変。 →ピン・ダブル (一部敬称略) |
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<あ行>
【あげっぷり】[上げっぷり] 公演初期で演じ慣れていない演目が、演者の習熟に従って見応えを増していくこと。初日、中日、楽日と、この「上げっぷり」を楽しむという観客も少なくない。 【あさくさだんさー(ず)じょうほう】[浅草ダンサー(ズ)情報]
浅草ロック座のバンクダンサーの日々の出演情報を共有しようとするプロジェクトのこと。ツイッター等によるフロー系メディアでの情報交換からスタートし、最近では「浅草ダンサー情報」としてストックしていく試みも始められている。 【あたま】[頭]
劇場の標準的な公演期間10日間のうち、月のはじめの1〜10日のこと。一般社会で言うところの「上旬」の1〜9日や、月頭(1日からの2,3日間)とは微妙に異なるので注意。 【あらびあん】[アラビアン]
目だけを出した顔マスクや、シャラシャラと乾いた音を立てる金属飾りなどに象徴されるアラビア風衣装で中東風音楽に乗って演じる演目の総称。 「−−な作品」 【いべんと】[イベント]
(1)「ビンゴ大会」のように劇場が集客のために行なう催し物のこと。 (2)舞姫の周年や誕生日を祝うために行なう催し。以前は劇場の協力のもとファン有志が主催することが多かったが、最近は劇場が主催する例が増えてきている。 【えありある】[エアリアル]
空中での演技のこと。長い布を使う「エアリアルティシュー」や、吊った輪を使う「エアリアルリング」が代表的。2017年8月結のライブシアター栗橋では、ついに「空中大会」が開催される予定。 【えーけーびー】[AKB]
(1)劇場でその曲が多用される某秋葉原大規模団体(この命名者は灘ジュン)の略称。 (2)「アメリカンバック」の略。 【えんせい】[遠征]
居住地近辺以外の遠方の劇場に出掛けて観劇すること。ご当地グルメや観光地巡りと絡めて楽しむ観客も多いが、旅費や宿泊費がかさむのが難点。遠征は計画的に。
【おおいり】[大入り]
一日の有料入場者数が、劇場ごとに設けられた一定数を超えること。大入りが出ると、劇場側から出演者やスタッフ、関係者に金一封が贈られる。 【おし】[押し]
予定より時間が超過していること。 [対]巻き 【おてら】[お寺]
京都市南区にある「DX東寺」の俗称。観劇に出向くことを「お寺参り」「参拝」とも言う(?)。 【おなべ】[オナベ]
オナニーベッドの略。文字通りベッドの演技で自らを慰める演技のこと。演技には見えない激しさになることも。 【おはようございます】[おはようございます]
劇場での定番あいさつ。朝だけでなく、午後も夕方も、果ては夜でも「おはようございます」を使う。芸能の世界では一般的なものだが、慣れるまでは違和感がつきまとう。 【おべんきょう】[お勉強]
舞姫がほかの舞姫の舞台を見て学ぶこと。中日過ぎでないと許されなかったり、事前に複数の舞姫の了解を取り付ける必要があったりと、実行するための手続きが煩雑。しかしこれをしているのとしていないのとではその後の成長が大きく違うと言われる。 <か行> 【かいきん】[皆勤] 公演期間中、一日も欠かさず毎日観劇すること。舞姫によっては皆勤したファンに対して楽日に「皆勤賞」を贈るという人もいる。各劇場での出演を1回以上観劇することを続ける「コース皆勤」という、ややハードルを下げた皆勤も存在する。 【かいしゃくりょく】[解釈力]
特にストーリーものの演目を観劇する際に要求される能力。この力があるのとないのとでは舞台の楽しめ方が違う。もしこの力が不足している場合は、「解釈力(ないし妄想力)の師匠」と呼ばれる女流レポーターのブログで勉強すべし。 →妄想力 【かいだんすとりっぷ】[怪談ストリップ]
稲川淳二が脱ぐ…わけではなく、道後ミュージックが毎年お盆の時期に行なう特別興行。怪談話などをモチーフにした演目を集めて演じられる。 【かうんと】[カウント]
ダンスの振りを合わせるために数を数えること。「イチ・ニ・サン・シ ニー・ニ・サン・シ」などと進めていく。これが出来ている舞姫は、音響トラブルで音楽が止まっても踊り続けることが出来る。 【かぞえる】[数える]
主に理系観劇者に見られる悪いクセ。「何やってんの」と怒られることも多いが、いや、これにはいろいろと訳が…。 【かぶり】[かぶり]
舞台に最も近い客席のこと。「デベソ(前盆)かぶり」「本舞台かぶり」などがある。「濃いメンツ」が揃う席。 【かみて】[上手]
客席から舞台に向かって右側のこと。位が相対的に高い人が位置する。 [対]下手 【ぐんぶ】[群舞]
主に浅草ロック座の舞台で、舞姫やダンサーが集団でダンスを踊るパートのこと。 [対]ソロ 【けい】[景]
浅草ロック座での香盤順の各出演者の登場場面のこと。「浅草」は全体を通して一つの公演テーマを為すよう構成されていることから、各出演者の登場場面も、その一つの単位であるとの考え方からこのように呼ぶ。そのほかの劇場では、香盤順は個々の出演者の登場順に過ぎないため「景」とは呼称しない。 【けいほう174じょう】[刑法174条]
相容れない存在。 【けつ】[結]
劇場の標準的な公演期間10日間のうち、月の終わりの21〜30または31日のこと。20日からを指す「下旬」とは微妙に異なる。 【げねぷろ】[ゲネプロ]
ドイツ語の「Generalprobe(ゲネラルプローベ)」の略。セットや衣装などを本番と同じものにして、原則としてノンストップで行なう通し稽古のこと。浅草ロック座では原則2日間にわたって深夜から明け方、場合によっては翌日の午前中まで続くことがある。以前は楽日の終演後にも行なわれ、ほぼ徹夜状態で初日を迎えるという強行スケジュールが組まれていたが、現在は1日ずつ前倒しする日程が組まれている。 【きゅうぎょう】[休業]
舞台出演をしばし休むこと。ただし舞姫の場合、原意の通り、休んだ後に舞台復帰する前提の休業と、実質的には引退だが、何らかの事情でその表現を避けるために使う休業(「無期限休業」といった場合はこちらの意であることがほとんど)の2通りが存在する。 【こうばん】[香盤]
出演者の出番を一覧表にしたもの、またはその順番。表の見た目が、香道で使う縦横に線が引かれた枡目状の盤に似ていることからこの名がついたといわれている。 【こうばんよそう】[香盤予想]
浅草ロック座において「1st」から「2nd」への各景が誰に振り移されるかを予想する頭脳戦。大体の場合、してやられる。 【ごうぽら】[合ポラ]
合同ポラロイドの略。横浜ロック座やライブシアター栗橋などで、フィナーレに続いて舞姫全員、あるいはその中に観客も入って行なうポラロイド撮影。特に中に入っての撮影は、衆人環視のもと観客に見られながらの撮影となるので、ある程度の慣れが必要。 【ごひゃくえんだま】[500円玉]
ポラ館に通う観客の財布に多く入っている種類の硬貨。スーパーのレジで例えば「600円」の買い物をする時、わざわざ「1100円」を出して「500円硬貨」を受け取り、在庫を増やす努力をしたりするが、同じことを自動販売機で行なった時に、100円玉が5枚出てきて意気消沈させられることもあるので要注意。 【ぎゃくてんすとりっぷ】[逆転ストリップ]
通常とは逆に脱衣の状態で登場し、徐々に衣装を着用していくショー。琴葉鈴や花咲実優、早川優美、五木麗菜(全員引退済み)が演じていたとの実見報告があった。 【ぎゃくてんぽら】[逆転ポラ]
先に脱衣での撮影、後から衣装でのポラ撮影となること。引退したHIKARUが有名だった。衣装ポラを撮ろうと早く並ぶと、登場してきた舞姫を見てびっくりすることになるので注意。 【こーす】[コース]
劇場での公演ブッキングのこと。「−−が入る」公演予定が決まること。 【こーすきり】[コース切り]
舞姫のコースを決めている劇場担当者のこと。 (一部敬称略) |





