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過ぎてしまえば「あんなこともあったなぁ…」と、やがては語り草になっていくのであろうが、そこに払われた“代償”と“努力”の大きさ、そして逆境から生み出されるステージの“強さ”も同時に思い出されるのが、今公演「SOB」の“記憶”となる予感がしてならない。
「1st」よりは本来あるべき姿に近づいたはずの「2nd」。その千秋楽にあたって「浅草の舞台とは、何なのか」を、一ファンの立場から再確認しておきたいという思いも持ちつつ、4回目途中からラストまで観劇。
<楽日じゃんけん大会> 「パターンが読めない」「そもそもパターンなんてないのでは」「いや、『チョキ』三連発とかあるよね」など、楽日の場内は「M氏攻略法」で議論沸騰。そんな「楽日恒例じゃんけん大会」、いつものコンビがお相手で4回目終了後の本休憩時間に開催。 ■無料招待券×2名 「グ」→「パ」→「チ」→「チ」→「グ」→3名直接対決→★2名決定 ■公演ポスター(サイン入り)×1名
「パ」→「グ」→「チ」→「チ」→全滅→直前までの勝者復活→「パ」→★1名決定 ■1景・大見さんから「香水・レインボーフラッグ」×1名
「グ」→「グ」→「チ」→★1名決定 ■2景・みおりさんから「バレエシューズ(使用済み)」×1名
「パ」→「パ」→「チ」→「チ」→★1名決定 ■3景・中条さんから「Tシャツ(メッセージ・落書き入り)」×1名
「パ」→「グ」→「チ」→「パ」→「グ」→2名直接対決→★1名決定 ■4景・赤西さんから「ウィッグ・口紅」×1名
「グ」→「パ」→「グ」→「チ」→★1名決定 ■6景・ゆきなさんから「イシスウィング」×1名
「チ」→「チ」→「チ」→「パ」→全滅→直前までの勝者復活→「チ」→★1名決定 ■7景・夏木さんから「赤バラ・3景メガネ」×1名
「チ」→「グ」→「パ」→「グ」→2名直接対決→★1名決定 ■8景・真白さんから「5景レッスンTシャツ(サイン入り)」×1名
「グ」→「チ」→「グ」→★1名決定 <各景ひとことレビュー> 【1景=大見はるか/Kinky Boots】 ドラァグクイーン役でのトップ、倒錯的な世界観ながら、華やかに始まるスタートダッシュを 雄叫びの声を一段と高く張り上げる気合いも十分に、ロングで演じ続けたことに心からの拍手を贈りたい。 最終回、レインボーフラッグを掲げての最後の雄叫びに、場内からも負けじとばかりに嬌声(?)で応えた。 【2景=みおり舞/CATS】 2人ともロングで臨んだ白ネコと黒ネコのツインダンスは、 みおりのバレエ、真白のバトンと、それぞれの十八番の技で場内を惹きつけ続けた。 しかし筆者は以前、ある演者の“脱がないストのステージ”を厳しく批判し、レビューを放棄したことがある。 その時同様、本景ベッドの演出は「ストリップの自己否定」ではないかと考える。 筆者がストの舞台で惚れているのは、「自らの身体を隠すことなく晒す覚悟の美しさ」であり、 その瞬間に垣間見える一人の演者の“生き様”に、目を奪われ、心を震わせるのである。 そうして長い間紡がれてきたストのステージに対して、 それを真っ向から否定するような舞台演出のあり方には、筆者は強い拒絶感を覚えざるを得ない。 みおりは、高い“舞台力”を秘めた演者であろうと筆者は考えている。 だからこそ、みおりの力を「ステージの上でバレエを踊らせる」ことに費やすのではなく、 「その舞台力を生かしてストリップのステージを作り上げる」ことに注いで欲しいと思う次第である。 【3景=中条彩乃/LITTLE SHOP OF HORROS】 伸びやかな振りと人懐っこい笑顔は、楽日を迎えて、ますます輝いていた。 「浅草」出演を重ねるごとに、ぐんぐん成長していることが感じられる演じぶりに拍手を贈りたい。 【4景=赤西 涼/CABARET】 笑顔と言えばこちらも負けてはいない。“ほっぺスマイル”で観るものを引き込む演技はさすが。 タメを十分に利かせたベッドなど、 公演前半を締めくくる中トリの貫禄を十分に感じさせてくれるステージであった。 【5景=真白希実/A CHORUS LINE】 華やかなステージの陰で人知れず積み重ねられる努力。 そのひたむきな姿は、もちろん表舞台にも十分現れると信じてはいるが、 こうして可視化されることで、改めて舞台で輝きを放つことの厳しさと奥深さを考えさせてくれる景であった。 【6景=ゆきな/Sister Act】 シスター役だけに、まるで“三姉妹”のようなトリオダンスも十分、魅力的なものであったが、 目を引いたのは、群舞とは雰囲気を切り替え、 厳かな空気感すら漂わせつつ静かに進む前盆入りから、しっとりと落ち着いたベッドの作り方。 MCにも初挑戦と、“舞姫2年生”として着実に力を着けつつあることが伺えるステージであった。 【7景=夏木りりか/EVITA】 また一人、舞台の上に独特の物語を生み出すことの出来る演者が、ステージを去る決意を表明した。 もしかしたらラストになるかもしれない「浅草」の舞台で演じたソロダンスでの 真剣な眼差しやキレのあるタンゴの振り、それは紛うことなき“夏木りりかが作り上げる世界”であった。 記憶に残るステージの数々を拝見させていただいたことに、改めて深い感謝を捧げたい。 【8景=真白希実/CHICAGO】 近年では記録にない「トリでのロング出演」を、踊りまくる組み立てで完遂した真白らしいステージ。 「2nd」では5景というソロ景も加わったことも含め、その労をねぎらいたい思いである。 今回のステージ経験を、“座長”たるトリとしてチームをまとめ、 さらなる高みへと上っていくステップアップのための糧としていただきたいと願う。 <楽日あいさつ> 最終回フィナーレ。本舞台中央に集まっての「ヤーッ!」の掛け声の直後、MCのゆきなが「大入り、ありがとうございます!」と加え、場内から歓声と一段と高い拍手が贈られる中、いったんオペラ幕が閉まる。その後、督促手拍子が鳴り響くと、ややあってオペラ幕が再び開く。 【真白希実】
「本日は浅草ロック座7月公演『STEPS ON BROADWAY 2nd』の千秋楽にご来場いただき 誠にありがとうございます。
みなさまのおかげで楽日も大入りを頂くことが出来ました。 さっそくですが、いつものように景順に挨拶をさせていただきたいと思います。」 【大見はるか】
「1景を担当した大見はるかです。 話したいこと、いっぱいあるんですけど、まとめたんで、ちょっと待ってくださいね(場内笑)。 今回の浅草は初めてのロングだったんですけど、最初はポラ館で4連投してるので、 たぶん体力も大丈夫かなぁと思ってたんですけど、日が経つにつれて意外と“体力がない疑惑”が出てきて、 不安な時もあったんですけど、そんな時に… (涙で言葉に詰まると、場内からは声援、中条からティッシュが贈られる) ロングで一緒に乗ってる舞姐さんと希実姐さんが、私より舞台が多いはずなのに、 いつもアドバイスとか、いろいろ見てくれて、その2人を見て、頑張ろうと思うことが出来ました。 (なぜか笑い出す大見)あ、すみません。 それで、楽日の数日前にも関わらず、希実姐さんと舞姐さんが、私がもっと1景、 ドラァグクイーンの役だったんですけど、役に入り込めるようにっていうことで、 ショーを観に連れて行ってもらって、ニューハーフの。 で、「キェーーーッ!!」の声の出し方を教えてもらって(笑)、昨日も観に来てくださったみたいで(涙) 最初「フゥーーッ!」みたいな感じで、かわいいかなって思ってたんですけど、 ニューハーフの方が『死ぬ間際のカラスみたいな鳴き声で』(場内爆笑)って、 それをイメージしてみたら、すごい気持ちよくて(場内爆笑)、はい。 35日間、『1st』も『2nd』も、お姐さんや同期や後輩、みなさんのおかげで、楽しく過ごすことが出来ました。 ありがとうございました。」 【みおり舞】
「2景を務めさせていただきましたみおり舞です。 びっくりした、私もここに書いたんで(場内笑)。 今回もロング、ちょっと短いロングなんですけど、35日間本当にありがとうございました。 今回はバレエの振りで、しかも作品の途中にバレエの大技のフェッテが入っているってことで、 10年ぶりぐらいに、こんなに連続に毎日バレエを踊ったんですけど、 最初の方は体力がきつくて、大丈夫かなっていう感じだったんですけど、 なんとか左足もいろいろやりながら、みなさまのおかげで今日を迎えることが出来ました。 ありがとうございます。 今回は『CATS』や『CHICAGO』、真白姐さんとデビューした時から 絶対一緒に踊りたいなって思っていたんですけど、一緒に乗っても一緒に踊ったことなかったんですよね。 なんか、リハーサルのうちに、踊ってて心がざわつかない感じ、スッと安心して踊れた35日間で、 なかなか心を舞台上で許して踊れるっていう、毎日気持ちよく踊ることが出来ました。 今日は、私事なんですけど、妹に久しぶりのバレエを観てもらって、 『踊り方、ずっと変わってなかったね』って言ってもらえたのが、うれしいことが起きました。 もう一つ、これはすごい重要なことなんですけど、聞いて欲しいことがあるんだけど、聞いてくれるかな? (場内「イェーー!」で応える) 35日間、みなさんに申し訳ありません。真白姐さんの身体をまさぐって、ごめんなさい。 筋肉引き締まってるし、みなさんの分も堪能しました。 『CABARET』でも、いろんな人の身体、触らせていただいて、ありがとうございました。」 【中条彩乃】
「3景担当しました中条彩乃です。手短にいきます(場内笑)。 20日間ありがとうございました。誕生日もあって、お祝いもありがとうございます。24歳になりました。 これを機に、お母さんに言いまして、この仕事をしていることを(場内から「オォー!」の感嘆の声)。 楽しんでるんだったら、いいよってことを言ってもらって。 『楽しいの?』って聞かれて、『楽しいよ』って言えて、 それで『だったらいいんじゃない』っていうふうに言ってもらって、それだけ後ろめたさがないというか、 この仕事に対して一生懸命になってて、自分の中でこの世界で生きていこう、 頑張っていこうというのが自分の中であったから、 お母さんにも言えたし、楽しんでますっていうのを言えたんだと思ってます。 まだまだこれからも頑張っていくので、中条をよろしくお願いします(場内大拍手)。 この浅草の感想を言い出すと、また話が長くなってしまうので、 また学級通信的な感じで、お得意の長文で発行しようと思ってますんで、 それはポラ館で取りに来てもらいたいと思っているので、直近は8月頭『小倉』になります(場内笑)。 ぜひ会いに来ていただけたらと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。」 【赤西 涼】
「4景を担当させていただきました赤西涼です。20日間ありがとうございました。 とはいえ、熱を出してしまい、1日休んでしまったので私は19日だったんですが、 みなさんにご心配を掛けてしまったり、お姐さん方やダンサーさんにも迷惑を掛けてしまって、 申し訳ないし、悔しい気持ちもあるのですが、 この20日間、すごく早くて、すごい伸び伸び踊れて、メンバーもすごい仲が良くて、 なんか毎日学校に来てるみたいな、女子校の教室みたな、すごい楽しくて、 明日とかも来てしまいそうな感じがします。 いろいろと今回は思うこととか、うれしかったことがいっぱいあって、 メンバー全員の優しさとか思いやりに触れられた20日間だったなぁと思います。 聞いて欲しいことがあるんだけど、聞いてくれる?『あのね』からか? あのね、聞いて欲しいことがあるんだけど、聞いてくれるかな?違うの?! いつも全部の景、緊張するんですけど、今週は特に希実姐さんの景が、 ロングのお二人とダンサーさんが演られていて、お勉強した時に、もう既に完成され過ぎていて、 『私、この中に入っていいのかな』って結構本気で思って、もう7周年越えてるんですけど、 こんなに不安になることって本当に久しぶりで、でも疲れてる中、希実姐さんもいろいろ教えてくださったり、 初日の1回目の8景前に、みおりんが自然と円陣を組んでくれて、すごく勇気づけられました。 そのおかげですごく伸び伸びと8景も踊らせていただくことが出来たなと思います。 は〜〜ぁ、ちょっと長くなるので、いつかブログに書きます。20日間ありがとうございました。」 【ゆきな】
「6景を担当させていただいたゆきなです。 20日間観にきてくださったみなさま、共演のお姐さん方、そして中条とダンサーさん方、 そして支えてくださったスタッフさん方、みなさん本当にありがとうございました。 今回たくさん新しい挑戦があって、初めてのMCで、すごい噛むし、ゲネでは先生に笑われるし、 本当に大丈夫なのか自信がなかったんですけど、 毎度の事ながら、すごくすごく周りの人たちに甘えさせてもらって、 姐さんたちも自分のことで大変なのに話聞いてくださったり、『大丈夫だよ』って言ってくださったり、 もっとちゃんと自分でしなきゃなって思うことがいっぱいあって、もうちょっと自立できるように頑張ります。 悔しいこともいろいろあったんですけど、実力不足だなって、すごく思ったりもして、 でもそれ以上に、すごくすごく楽しい20日間でした。 みなさん見守ってくださって、本当にありがとうございました。」 【夏木りりか】
「3景のシーモアを演らせていただいた(場内爆笑・拍手)、7景を演らせていただいた夏木りりかです。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私、今年の末をもって引退させていただくことになりました。 実感がまだ、自分で決めたことなんですけど、あまり沸いてなくて。 ただ、引退発表する時、ツイッターでする時は、すごくすごく本当に勇気を出してポチッと送信しました。 もう絶対後戻りは出来ないと思って、結構頑固者なので、決めたことは貫き通してしまうので、 あとは12月の末に向かって突っ走りたいと思いますので、よろしくお願い致します。 『どうか、私のために泣かないでください、アルゼンチンのみなさま』(セリフ調で)。」 【真白希実】
「(笑いを抑えきれず)練習しました? 今回の5景『コーラス・ライン』と8景の『CHICAGO』を担当させていただきました真白希実です。 私も6月15日からロングで35日踊らせていただきました。 後半には『コーラス・ライン』の演目が3景の代わりに増えて、後半はひたすら体力との勝負という感じで、 楽日の5日前、最終回にアナフィナキシーショック、アレルギーで搬送されてしまいました。 1回踊れなかったことが、今すごい残念で、その日も症状が出て、アレルギーだなって思ってたんですけど、 最後の1回だから出ちゃおうかなっていうのがあったんですけど、どんどん症状が悪化して、 これはたくさんの人に迷惑を掛けてしまうと思って、お休みを頂いて病院に行かせていただきました。 今はもうアレルギーの症状もなく、元気いっぱいです。ちょっと身体は限界なんですけど、気持ちは元気です。 今も千秋楽っていう気がしなくて、明日も『CHICAGO』を踊りたいなっていう…。 今回はいろいろ公演期間中、リハからいろんなことがあり過ぎて、すごい忙しかったですし、 覚えることがたくさんで、キャパオーバーもいいところな時もあったし、 身体も壊して、2景の2人とも左足がずっと故障して。 ですが最後、このメンバーで全員で千秋楽を迎えることが出来て、無事に踊り終えることが出来て、 今は感無量です。本当にありがとうございました。」 そして真白の音頭での「三本締め」からアンコールウォーク。異例の長さに渡った「楽日あいさつ」で口々に語られたように、本当にいろいろなことが起き、それぞれが多くの思いを込めるに至った公演。その35日間に及んだ波乱の舞台は、23時05分、静かに下りてきたオペラ幕の向こうへと納められていったのだった。 (敬称略・観劇日:2018(平成30)年7月20日(金)) |
観劇レビュー【浅草】
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いろいろなことがあった「STEPS ON BROADWAY」は「2nd」にバトンが渡された。ようやく“本来の形”に戻ったとも、“新たな形”での再出発をしたとも言えるわけだが、ロングでの出演の3人、新たに加わった4人とも、ここから「SOB 2nd」としての形を作り上げていくことに違いはない。日曜日の初日をプンラスで観劇。
【1景=大見はるか/Kinky Boots】 従えるメンバーを替えて、華やかというより「派手に」打ち放つトップバッターを引き続き演じる。 一気に場内をアゲアゲのムードへと高める役割を、引き続き果たし続けていただきたい。 【2景=みおり舞/CATS】 ロング出演の2人が作り上げていく「白と黒」の世界が、どのように変化していこうとしているのか。 個人的には本景に思うところなしとしないが、楽日を迎えるまでは静かに舞台を見詰めていきたいと思う。 【3景=中条彩乃/LITTLE SHOP OF HORROS】 バック出演のリンクが変わり、「サディスト歯医者」は4景担当の赤西に振り移しに。 メインの中条は、タッパがあって見応えのあるセンターを、笑顔も初々しくコミカルに演じていく。 “観客参加型”の振りを交えた群舞が終わり、夏木と大見、赤西の3人がアドリブを交えた寸劇でハケると、 中条は赤のロングウィッグや赤ロンググローブ、赤網タイツ、黒の模様が入った緑のビスチェなどはそのままに、 本舞台中央に進み出てから、上手、下手へと展開。セクシータッチにアピールして見せた後、 本舞台中央にて、いったん腰掛けてみせてから、立ち上がると中央にて音楽を渡る。 音楽が変わって前盆へと歩み入ってのベッド前半、立ち姿からビスチェを外して腰を下ろし、
身体を横に流した姿勢から、ゆっくりと片足振り上げで姿勢を入れ替え、 タメを利かせながら「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って見せる。 ついで身体を反らせての「横開き」のポーズから、両ひざ立ちで両手を広げてから上で組み上げて音楽を渡る。 音楽が変わってのベッド後半では、両ひざ立ちの姿勢で、頭上にて両手を打って手拍子を煽ると、 腰をついてのM字での開閉から、上体を後傾させての「両足揃えかき混ぜ」や両足旋回、 「スーパーL」や「横開き」のポーズを決める。 両ひざ立ちから腰をつき、四つん這いから「シャチホコ」のポーズを切って立ち上がり、 ひざ曲げでの一礼の後、花道を速足で戻り、本舞台中央にて大きく両手を広げた形を作って銀幕の陰へ。 【4景=赤西 涼/CABARET】 「メリーポピンズ」を7景担当の夏木にスイッチすることで、オープニングから6人が“フル出場”可能になり、 さらに「サリー・ボウルズ」役の赤西を紹介するみおりのコールが幕陰ではなく、下手でのオンステージに変化。 銀幕が開くと、いすに座っての板付きのセンターには、ピンクの丸帽子に黒スパンコールが輝くチョッキ、 黒ショートパンツ、黒ガーターベルト、黒網タイツ姿の赤西が、 黒ショートの髪型に“ほっぺスマイル”を浮かべて堂々たる姿を見せる。 いすに座り、座面に乗り、下りてフォーメーションを変えての群舞を展開した後、 まず赤西が下手袖にハケると、後を追うように6人が時間差を作りながらハケていき、 入れ替わるように赤黒の幅広ストライプのロングドレス風ベッド着に替えた赤西が下手奥から歩み出て、 本舞台中央から下手ツラに腰掛けての展開を見せる。 さらに本舞台中央へと横に転がるように動いてから立ち上がり、 花道にて舞いつつ徐々に進み出て、両手を広げた立ち姿で音楽を渡る。 音楽が変わってのベッド前半、立ち姿での手の振りでゆったりと進め、ベッド着の前を大きく広げると、
ひざつきに姿勢を下げてから、腰をついての片ひざ立てから腰上げへと動き、 身体を返してあお向けでの「片足交互振り上げ」から、身体を横に流した座り姿を経て、 曲げ立てた片ひざにひじを預けた座り姿の後、両ひざ曲げで腕を抱えるようにして音楽を渡る。 「2nd」になって音楽が変更になったベッド後半では、両ひざ立ちから両手を広げ、 ついで上体を後傾させてからの両足旋回で起き上がると、両ひざ立ちからベッド着を後ろ手に広げて 再び片ひざ立てでの座り姿から身体を横に流した姿勢の後、「スーパーL」のポーズを切ってみせる。 さらに「片ひざつき片ひざ立て片手つき上体反らし」から「片ひざつき片手差し上げ」のポーズで立ち上がる。 一礼の後、ベッド着を後ろ手に引きつつ移動盆へと乗ってベッド着を下ろすと、 後ろ姿で両手を差し上げていく動きから振り返り、上体をひねっての立ち姿での手の振りから、 S字に体をひねっての両手差し上げを経て、立ち姿で前に伸ばした片手を、上手側から下手側へと回し、 ラストは片手を差し上げつつ銀幕の陰へと姿を消していく。 【中休憩】 次公演は、去年のストリップ70周年の暑い夏を思い出させる「EARTH BEAT 2018 JUMP」。 ■荒木まい /宣材写真+プロフィール
■桜庭うれあ/2018年2-3月公演「Girl Talk 2nd」1景“Show Girl” ■雨宮衣織 /2017年3月公演「夢幻 The Tale of Genji 3景「夕顔」 ■桃瀬れな /2017年1月公演「舞 Mai」3景“星になった姉” ■浜野 蘭 /2018年1月公演「華 -HANA-」1景“黒田節” ■沙羅 /2018年5-6月公演「WONDERLAND 1st・2nd」4景「QUEEN OF HEART」 ■南 まゆ /2018年5月公演「WONDERLAND 1st」7景「CHECKMATE」 演目紹介は、賛否両論・議論沸騰のM氏ナレーションはそのままに、「2nd」出演者に映像を差し替えて、新規追加景を含めての上映。映像中、スタッフS氏の存在感が回を追うごとに“増し増し”になっているような気がするのは気のせいではなさそうである。
【5景=真白希実/A CHORUS LINE】 「2nd」から純増となった本景は、本舞台上方の蛍光灯による地明かりのみの照明の中、 2枚の姿見の鏡が中央に置かれ、その前に髪を束ね、Tシャツにタイトパンツのレッスンスタイルの真白が 下手袖から歩み出てくるところからスタート。 ペットボトルの水を置き、ポケットからシリコンオーディオを取り出しイヤホンを耳に着けると鏡に向かい、 孤独な自分との闘いの場であるダンスレッスンを始める。 クイックなステップやターン、ジャンプなど、一つ一つの振りや動きを確かめながら進め、 途中でペットボトルの水を一口含むと、 音楽を確かめるようにシリコンオーディオに触れてから、さらなるレッスンに臨む。 花道まで進み出て大きく動き、場内に聞こえる音楽が静かにフェードアウトしていくと、 ペットボトルを取り上げて、下手袖へと引き上げていく。その後、下手袖からスタッフが鏡2枚を撤収すると暗転。 【6景=ゆきな/Sister Act】 大見を残してメンバーを入れ替えとなったシスターたち。 そのセンターを務めるゆきなは、柔らかい表情での大きな舞姿で演じ進めていく。 途中で仮設階段を最上段まで登り、振り落としのボードの陰でセパレートとイシスウィング姿に替えて 軽やかに舞ってみせてから音楽が変わると、「1st」同様、本舞台中央にて2人の陰で 大きなフリルが飾る白ロングドレス風ベッド着に替え、大きな白の髪飾りを着けつつ仮設階段を再び上り、 ゆっくりとした手の振りを見せながら階段を下ると、本舞台中央にていったん立ち止まる。 上体を屈めての手の振りから花道まで進み出て、さらに立ち止まると、 ベッド着の前を開いて前盆へと舞い入る。
ベッド前半、立ち姿からベッド着を広げつつ腰を下ろし、
「片ひざ曲げ片足後ろ伸ばし」での座り姿にて両手を組み、
差し上げながら「スワン」のポーズを切りつつ音楽を渡る。 音楽が変わってのベッド後半では、腰をついての片手の振りから「スーパーL」のポーズを決め、 両ひざ曲げ抱えから腰をついての両足浮かせを経て、 「片ひざつき片足横伸ばし上体反らし両手広げ」で立ち上がる。
ベッド着を後ろ手に広げつつ花道を歩き戻ると、本舞台中央の銀幕前で、両手を胸前に合わせて締めくくる。 【7景=夏木りりか/EVITA】 先頃、今年いっぱいでの引退を表明した夏木。ラストステージへ向けての序章となった今回の「浅草」では、 緩急をつけたステップに、メリハリのある振りでのアルゼンチンタンゴで、 たった一人の舞台ながら、片時も目が離せない魅惑の舞姿を披露していく。 音楽が変わると本舞台奥にて、白レースで左腕のみ長袖のロングドレス風ベッド着に替え、 赤のバラ一輪を手に本舞台中央へと歩み出る。 オペラ幕が閉まると花道まで進み、 そこで再び立ち止まってから花道たもとにバラを落とすと、前盆へと歩み入る。
ベッド前半、立ち姿からベッド着の前を開き、ふわりと裾を広げつつ腰を下ろすと、
「片ひざつき片足横伸ばし」の姿勢からあお向けに倒れ、ついで上体を起こしつつ音楽を渡る。 身体を横に流した姿勢から「片ひざつき片ひざ立て」に起き上がると、再び腰をついて片足を振り上げてから、 身体を横に流した姿勢を経て「L」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って見せる。 前後開脚に着地し、ついで両ひざ立ちから上体を後ろに倒すと、片足交互振り上げの動きを見せてから 後ろ手をついての「スーパーL」や「横開き」のポーズを決めて立ち上がる。 赤バラを手にして花道であでやかに舞い、音楽終わりを本舞台中央にてバラの花を差し出して決める。 【8景=真白希実/CHICAGO】 近年では記憶にない「トリでのロング出演」となった真白の新「CHICAGO」は、 赤西を加えての7人編成にての再出発となった。 本舞台狭しと躍動する黒の群舞は、一段と迫力が増したように見える。 ベッドも、比較的動きを抑えた前半から、次々と姿勢を入れ替えて動き続け、ノーポーズでまとめる後半、
そして動き続け、踊りまくる本舞台への戻りと、 “アクティブなトリ景”としての組み立てを「2nd」でも磨き続ける。 【フィナーレ】 メンバー紹介のMCは、担当景とは切り離されて、ゆきなが担当。ちょっと早口のコール、初日は名前のみ。 慣れた頃合いを見計らって「1st」の鈴木ミント同様、 「モチーフ作品名」+「名前」へと進化していくことを楽しみに待ちたい。 (敬称略・観劇日:2018(平成30)年7月1日(日)) |
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前記事でも触れたが、本公演は15日間の“短縮日程”にも関わらず、前代未聞の極めて変則的な経緯をたどった。そのことの是非はさておき、こうした非常時に見せる舞姫のみなさま方の「驚異的な瞬発力」と「底力」、そして「団結力」には改めて敬意を表したい思いである。
もちろん、完全な形で舞台を演じることが出来ないことに忸怩たる思いもあるであろう。「どうにかならなかったのか…」という思いは観客にもある。それでも与えられた条件の中で最大限のパフォーマンスを見せようという心意気に、観客は胸を打たれ、惜しみない拍手を贈り、多くの思い出を刻む。そんな思いが目には見えずとも場内を包み込むような土曜楽日をプンラスで観劇。 <楽日じゃんけん大会> 楽日恒例のじゃんけん大会は、立ち見も多数の満席の場内を前に、“予測不能の出目”で観客を全滅に追い込んで「また、やらかしちゃった…」の時間押しを生み出すM氏がお相手。今宵もその凄腕が炸裂するのか…。 ■無料招待券×2名 「パ」→「グ」→「パ」→「チ」→「グ」→★1名決定 残り女性2名直接対決→★1名決定 ■公演ポスター(サイン入り)×1名
「チ」→「パ」→「グ」→「チ」→「パ」→「グ」→★1名決定 ■1景・大見さんから「香水(「黒煙を纏いし…」シールつき)」×1名
「パ」→「グ」→「グ」→「グ」→全滅→直前までの勝者復活→2名直接対決→★1名決定 ■2景・みおりさんから「バレエシューズ(レッスンで使用)」×1名
「グ」→「チ」→「グ」→★1名決定 ■3景・鶴見さんから「文鎮?紙押さえ」×1名
「チ」→「パ」→「グ」→「グ」→★1名決定 ■4景・友坂さんから「首飾り」×1名
「パ」→「チ」→「パ」→「グ」→全滅→直前までの勝者復活→「チ」→★1名決定 ■5景・川菜さんから「香水瓶・写真メッセージつき」×1名
「チ」→「チ」→「パ」→2名直接対決→★1名決定 ■6景・鈴木さんから「梅干し」×1名
「パ」→「パ」→「パ」→2名直接対決→★1名決定 ■7景・真白さんから「2景で使用のグローブ・ツボ押し器」×1名
「グ」→「グ」→「チ」→全滅→直前までの勝者復活→2名直接対決→★1名決定 <各景ひとことレビュー> 【1景=大見はるか/Kinky Boots】 このところの「浅草」では、内へ向ける孤独なソロ景が多かった印象のある大見だが、 今回は華やかで明るいトップバッター、そして群舞のセンターへの転身がまぶしい。 ロングでの出演、関東の史上最早の梅雨明けの下、お身体に気をつけて、 引き続きトップバッターの重責を担い続けていただきたい。 【2景=みおり舞/CATS】 バレエテク満載のステージは、前段の真白との息の合ったツインダンスでのコンビネーションから、 後段のソロステージへと独自の世界を繰り広げる。 「2nd」へも引き続き同じコンビで進む景が、どのような変化を見せていくのか、見詰めていきたいと思う。 【3景=鶴見つばさ/LITTLE SHOP OF HORROS】 タッパを生かした大きな演じぶりと、何よりもニコニコと笑顔で舞う姿が拝見していても気持ちよく、 映像とのコラボや観客参加型の振りとも相まって、とても楽しませていただいた。 ベッドでの演じぶりも、タメを利かせた動きと、大きく伸び上がるポーズという舞台映えする演じぶりはお見事。 荒削りながらグングンと伸びていることを実感させてくれる15日間であった。 【4景=友坂 麗/CABARET】
まずは緊急登板のオファーに応じ、そのミッションを見事に成し遂げてみせたことに改めて敬意を表したい。 前週に他の劇場に乗りつつ本公演の振り入れを行ない、連投で「浅草」へ。 そしてそこで作り上げてみせた友坂流の濃厚なステージは、 今回のような事態があっては困るのだが、 それが故に見えた「地力」と「底力」、そして「胆力」に裏打ちされたステージこそ、 「真に観たい舞台」なのだということを再確認させていただいたように思う。 【5景=川菜ひかる/Sister Act】 独特の個性を持つ3人による、どこかコミカルなトリオダンスを楽しく拝見させていただいた。 そして涼やかな女声合唱に送られての前盆入りから、しっとりとしたベッドでの演じぶりと、 着実に表現力を着けてきていることが伺えるステージに拍手を贈りたい思いである。 【6景=鈴木ミント/EVITA】 アルゼンチンタンゴのステップに乗せて、ほのかな恋心を 3本のポールハンガーとスーツ、傘、帽子などのアイテムとのツインダンスで表現していく難景であったが、 バラ一輪を持ち込んでのベッドとも合わせて、 見応えのあるステージとして表現してみせてくれたことに感謝申し上げたい。 本景は、鈴木の持つ得も言われぬ「味」を深く感じさせてくれたように思う。 【7景=真白希実/CHICAGO】 以前の名チームショーを彷彿とさせるモチーフから、ノーポーズで動き続けるベッド、そして踊り続ける戻りと、 ダンスシーンでまとめたステージは実に真白らしいトリ景の作り方であったように拝見した。 これも異例の「トリのロング出演」が、「2nd」に向けてどのように深化していくのか、注目していきたい。 <楽日あいさつ> 最終回フィナーレのオペラ幕が閉まった後、なぜか聞こえてきた鈴木の笑い声に、場内も思わず釣られ笑い。その後、例によって督促手拍子が鳴り響くと、ややあってオペラ幕が再び開く。 【真白希実】
「本日は浅草ロック座6月公演『STEPS ON BROADWAY 1st』の千秋楽にご来場いただき、 誠にありがとうございます。
さっそくなんですが恒例の、各景からのあいさつにいきたいと思います。」 【大見はるか】
「1景を担当している大見はるかです。 今回はドラァグクィーンの役で男の人の役なんですけど、 12cmの高いヒールで踊ったことがなかったんですけど、
初めは怖くてプルプル震えていて、今も震えているんですけど…なんだっけ?(笑)。 7月20日のころには、震えずに踊れるようになれるように頑張ります!(場内拍手) そんで(場内笑)、1景はすごいテンション高いので、 いつも袖でダンサーさんと鶴見ちゃんとひかる姐さんとみんなで、ゲイの方の店みたいな感じにして、 盛り上げて、毎回コントに付き合ってくれて、すみませんでした。 『2nd』も引き続き、よろしくお願いします。」 【みおり舞】
「2景の『CATS』を務めさせていただいているみおり舞です。 今回のテーマは、本当に大好きなミュージカルのテーマを踊らせていただいて、本当に毎日幸せです。 私の踊っている『CATS』なんですけど、『浅草』入った時から、 一度この広い舞台でクラシックの曲で踊ってみたいという気持ちが実はあって、 しかも白い衣装で11分ほど踊らせていただくってことを2年間の間で初めてやらせていただいて、 とてもうれしく思っています。 このキャストと演目のテーマが発表されてから、絶対に『CHICAGO』の役には入りたいと思って、 髪の毛も揃えていって、速攻連絡しました。 本当にうれしくて、なんで好きかっていうと、初めて観た映画が『CHICAGO』で、 こんなふうに踊れたらいいねっていうふうにして観たのがきっかけで、すごい『CHICAGO』は好きで、 去年実際にブロードウェーに行っても、『CATS』と『CHICAGO』を観させていただいたっていう すごいうれしい毎日の舞台を乗っております。 4景のファニーな役も、ちょうど先月ベルリンから帰ってきて、ベルリンのお話のMCもさせていただいたりして 『CATS』はきれいな感じ、MCはすごいおもしろい感じ、『CHICAGO』はかっこいい感じって みんなでたくさん踊れて、毎日幸せです。 『2nd』も、私はある意味、今日あるものが楽日なので、また明日もお待ちしております。 ありがとうございました。」
【鶴見つばさ】
「3景・オードリー役の鶴見つばさです。ありがとうございます。 みなさまと一緒に“葉っぱダンス”を出来て、とても幸せでした。 本当はロングで演りたかったんですけど、次は『横浜』ということで、 15日間、温かい応援、本当にありがとうございました。 最後はみんなで盛り上がって終わりたいので、私が『せーの!』というので、 その後に一緒に『トゥース!』とお願いします。いきますよーーー!せーのっ!(場内)『トゥース!』。 ありがとうございます!」 【友坂 麗】
「みなさん、こんばんは。4景の『CABARET』を担当させていただきました友坂麗です。 今回10日間でしたけれども、本当に毎日楽しくて、乗れてよかったと思っています。 毎日お客さまにもたくさん足を運んでいただいて、本当に思い出いっぱいの今回の『浅草』になりましたので、 みなさん、ありがとうございました。お客さまも、ありがとうございました(場内拍手)。 楽日を早く迎えたかんなちゃんが伝言なんですけど、 『このメンバーだからこそ5日間楽しく過ごせた、ありがとうございました』というメッセージを お預かりしておりますので、また乗る機会がありましたら、あ、乗りますけど(場内笑)、 よろしくお願い致します。」 【川菜ひかる】
「ちょっと待って…(涙で言葉に詰まる)…6景を、6景じゃない、5景、5景ですか?(場内笑)、 5景を担当しました川菜ひかるです(涙)。 (「何の役?」と友坂が助け船)シスターを演りました。 『Sister Act』を演ったんですけど、ダンスは踊れても、楽しく出来たか、楽しく見えるか不安で、 いつも『浅草』に乗ると、普段他の劇場で演っている演目とは全然違うものを演らせていただいて、 今回は私にとっても合った役だったなと思います。そう思いますか?(場内大拍手) 15日間、みんなが盛り上げてくれたので、とっても楽しかったです。 いろいろ祈りを捧げたんですが、祈りの内容はブログに書きますので、 1か月以内ぐらいには書きますので、1か月…1週間で書きます(場内笑)。 みなさん、絶対に1週間後には書きますので、ツイッター参照お願いします。ありがとうございました。」 【鈴木ミント】
「6景の『EVITA』を担当させていただきました鈴木ミントです。 今回はみなさんもご存じの通り、公演前に演者の交代やら、途中5日間出演のお姐さんがいらっしゃったり、 今こうして『1st』楽日を迎えている私たちも、 何回も新しく入ってくださるお姐さんと一緒にゲネプロをやったりと、 私が今まで出た『浅草』の中で、一番激動の、みんなにとってハードだった週かなって思います。 そんな中で、この難しい景、たくさんある有名なミュージカルの『浅草』に、 みんなが笑顔で『楽しかった』って、そしてお客さまがこんなに『1st』の千秋楽に来ていただけて、 今週のメンバーの一員として踊れてよかったなと、本当に思います。 そして個人的には、初めて『浅草』にてソロ景を担当させていただきました。 難しいところもたくさんありましたし、10分間では『EVITA』のすべてを描き切ることは出来ませんでしたが、 私なりにいろいろ挑戦させていただいた15日間でした。 明日からも『浅草』の公演、いろいろ公演内容も変わりまして、 また私たち4人に代わり新しいメンバーが加わり、
さらにさらにパワーアップした公演になると思いますので、 明日の日曜日も“赤い袋”をみんなにあげてください。15日間ありがとうございました。」
【真白希実】
「7景の『CHICAGO』を担当させていただいている真白希実です。 今回は久しぶりに、すごく踊らせていただいています。 踊ることが大好きなので、今回はどの景も真剣に、すごく楽しんでいます。 体力的にもすごくハードで、私、側転を2景でやっているんですけど、一日20回で、今日で300回。 7月20日までに、全部で700回側転する予定です。今回はロングで、また公演内容も変わるんですけど、 より自分にとってはハードな公演になるので、身体に気をつけて、 一回一回のステージを大切に楽しんで、『2nd』も頑張っていきたいと思います。 『1st』で、このミュージカルの『SOB』、いつも『SOD』って(笑)(「それ、メーカーです」のツッコミ)、 『SOB』、たぶんクセになる中毒性のある公演内容だと思います。 まだまだ進化し続けますので、これからも『SOB』よろしくお願い致します。本日はありがとうございました。」 さらに真白が続けて「大入り」の報告。「大入り」も記念しての「三本締め」を真白の音頭で打って、フィナーレ曲が流れ始めると、再び場内を埋める手拍子。その中を笑顔を振りまきながらのアンコールウォークから本舞台に戻ると、波乱に満ちた「1st」の幕は静かに下りていった。 (敬称略・観劇日:2018(平成30)年6月30日(土)) |
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前記事「【浅草】「STEPS ON BROADWAY 1st」初日レビュー」でお伝えしたように、本公演は前半5日間をかんな、後半10日間を友坂麗がカバーする形での変則的なステージが続いている。公演6日目の21日からは友坂が入り、これまでかんなの個人演目を入れていたところを本来の演目に差し替えたのに加え、景移動などが生じるなど、前半5日間からいくつかの変更点が生じている。
新たなスタートを切った「SOB 1st」8日目をプンラスで観劇。以下、変更点を中心にまとめる。
【2景=みおり舞/CATS】 みおりと真白のツインダンスでスタートする「CATS」は2景に移動。 このため前盆での演技中に、次の3景用のスクリーンが本舞台にセットされるため、 本舞台に戻ってのソロダンスは、これらのスクリーンの間を縫うようにして演じられる。 さらにラストは、下手側のスクリーンと袖幕のわずかな隙間に向かってのジャンプでのエンディングに。 【4景=友坂 麗/CABARET】 銀幕前に、ストライプのハットやズボンに白シャツ、赤の蝶ネクタイを着け、 ブルーの燕尾服にステッキを手にした「アンクル・サム」風衣装のみおりが登場。 さらに有名ミュージカルのキャラクターに扮した5人が進み出て短く一舞。 いったんハケた後、銀幕が開くと、前景を終えたばかりで連続出演となる鶴見を加えた6人とともに、 ピンクの帽子に黒チョーカーを着け、黒スパンコールが輝くチョッキ、 黒ショートパンツ、黒網タイツ姿の友坂が、いすに腰掛けた姿で登場。 ゆったりとした余裕を感じさせる動きで舞い始める。 いすを引き出して前進すると、腰掛け、ついで立ち上がってのフォーメーションを作りつつの群舞を展開。 いすの上に立って音楽終わりを決め、友坂を先頭にいったん下手袖にハケると、 友坂は前面に黒の輝く模様が入った赤のスリットロングドレス風ベッド着に替え、 本舞台中央奥から閉まる銀幕前へと進み出てくる。 本舞台上手前ツラに腰を下ろし、中央に向けて展開すると、 再び立ち上がって花道を進み、いったん立ち止まった後、前盆へと進む。 立ち姿で始めるベッド前半、上体を前屈させた後、腰を下ろし、
あおむけでの片足交互振り上げなどで動いてから、 ゆっくりとうつ伏せに身体を返した後、上体を起こして片手を後ろ手についた姿勢で音楽を渡る。 銀幕が開いてミラーボールの光が輝く中でのベッド後半では、片ひざつきに起き上がり、 腰をついてくるりと回ると、「シャチホコ」や「スーパーL」、 「片ひざつき片ひざ立て上体反らし」から「3点支持」への連続ポーズを切って見せる。 おもむろに立ち上がると一礼の後、速足で移動盆に乗ると、後ろ向きでの立ち姿から 「両手広げ上体反らし」から右へのひねりを加えて起き上がり、 向き直ると両手を広げてすくい上げる動きを見せ、 片手を差し出して悠然とした立ち姿を見せつつ銀幕の後ろへ。
【フィナーレ/Dancin'】 MC鈴木のメンバー紹介に、各景モチーフ作品(鶴見のみ役名)が付加されるようになった。 ■EVITA=鈴木ミント ■Kinky Boots=大見はるか ■CATS=みおり舞 ■オードリーⅡ=鶴見つばさ
■Sister Act=川菜ひかる ■CABARET=友坂麗 ■CHICAGO=真白希実 (敬称略・観劇日:2018(平成30)年6月23日(土)) |
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本公演「STEPS ON BROADWAY」は、さまざま伝えられているように、本来は元芸能人のデビューを目玉に据えた特別興行となる予定であった。その宣伝は、劇場でのポスター掲示にとどまらず、各種メディアなどにも取り上げられ、一定の関心の高まりを見せていたように見受けられた。その公演が初日を迎えるわずか2日目、「浅草」からの告知が大きな波紋を巻き起こすことになる。
「6/16(土)より出演予定でしたANRIが、諸事情により出演を見送る事になりました。」
(「浅草ロック座公式ツイッター」より引用」)
レッスン期間を過ぎ、ゲネを経ての直前降板に、それぞれがそれぞれの思いを抱いたと思う。さまざまな立場からさまざまな意見も交わされている。内情を伝える取材者の記事も発表された。しかし一方で、初日の幕は、そんな議論を待ってはくれない。劇場サイドが選択したのは「2人にそれぞれ5日間と10日間の緊急登板オファー」「景の組み換え」「ダンスポジションの組み換え」といったスクランブル対応であった。
多くの課題を残しつつ、出演者をはじめとするみなさまの努力によって、わずか2日後、完全に本来の形ではないものの初日の幕は開いた。「SOB 1st」の「1st」ともいえる初日をプンラスで観劇。
【1景=大見はるか/Kinky Boots】 オペラ幕が上がると、白幕に投映されたプロジェクター映像で、近づいてくる脚が次第に焦点を結び、 下半身での開脚立ちが大写しとなる。 その間に、全身像の大見がシルエットで浮かび、シンクロして舞うプロローグ。
白幕が一気に落ちると、赤の羽根髪飾りに赤のスパンコールが輝く肩飾りをつけたハイレグトップス、 赤のロングブーツ姿の大見をセンターに、 カラフルなウィッグやスパンコールが輝くトップス、さまざまな飾りを身にまとった6人が、
上手・下手のそれぞれ奥に置かれ、各段に電飾が施された仮設階段に並んだ姿を現す。
アップテンポで切れ味のある華やかな群舞を本舞台から花道で展開、 途中で本舞台奥から進み出る一団に、 ドライアイスの噴射器がX字状のジェットを噴かすなどのギミックも交え、ステージを盛り上げていく。 本舞台奥でフォーメーションを組んで音楽終わりを迎えると、大見は本舞台奥で赤羽根髪飾りに赤ショーツ、 スパンコールが輝く赤のジャケットを重ねた赤ロングブーツ姿で移動盆に乗り、 クイックに動く舞姿を披露しつつ進み出てくる。 花道途中で移動盆を下り、前盆へと歩み入ってのベッド前半は、立ち姿でのアクティブな舞姿からスタート。
腰を下ろすと大きく片手を振りつつ動いてみせた後、「スーパーL」と「横開き」のポーズを切り、 四つん這いでのあおり上げから、身体を横に流した座り姿を経て、 立てた片ひざに片腕を預けた座り姿で音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、横向きでの腰上げや四つん這いでのあおり上げなどで動いてから 「L」のポーズを決め、ついで両ひざ立ちから「シャチホコ」のポーズで 上げ足を曲げ伸ばしする動きを見せて立ち上がる。 立ち姿でしばしアクティブに舞ってから一礼、自ら手拍子を打ちつつ移動盆を追い掛けて乗ると、 立ち姿でステップを踏みつつ舞い、本舞台中央に寄せて置かれた仮設階段の間に戻って暗転。 【2景=かんな/BLACK PANTHER】 緊急登板となったかんなは、本公演の演目ではなく、「浅草」では極めて珍しい個人演目を演じる。 ピンクの帽子に黒のヒョウ耳と黒髪飾りを着け、 黒ジャケットに黒網タイツ姿で、本舞台上手寄りにいすを置いて登場。 セクシータッチに舞いつつ、いすを本舞台中に寄せて倒し、片足を乗せた姿を作って音楽を渡る。 アップテンポな音楽に変わると、帽子を本舞台下手奥に飛ばしてみせてから、本舞台を上手、下手へと動き、 さらに花道から前盆に進んで、切れ味鋭いソロダンスを演じていく。 本舞台へと歩み戻ると、ジャケットを脱いで黒トップス姿に替え、 本舞台にて「Let's Go!」の歌詞に合わせて腕を突き上げる熱いステージを繰り広げていく。 音楽終わりで暗転、袖に引き、音楽が変わって明けると、 黒のビーズチョーカーを着けたトップレスに黒ショーツ、黒網タイツ姿に替え、 両手首をピンクの組みひもでつないだ姿を、本舞台下手ツラでの両ひざ立ちにて現すと、 這うように、時に両ひざ立ちに展開しつつ花道へと進み、立ち上がって前盆へと歩み入る。 ベッド前半、ひざつきから立ち上がり、両手首をつないでいたひもを解くと、振り回してみせ、
ついで片ひざつきなどの姿勢から、身体を返して四つん這いやあお向けなどでゆっくりと動いていく。 横になってのあお向け姿勢で音楽を渡ってのベッド後半では、 上体を起こしての片手振り上げ回しなどの動きから、あぐら座りや四つん這いでの片手差し上げ、 「3点支持」や「スーパーL」のポーズを決めて、いったん立ち上がる。 左右開脚で再び接地してから、腰をついた座り姿から「3点ブリッジ」を経ての「片足上げブリッジ」を架け、 花道を這うように戻って立ち上がると、本舞台に戻っての熱っぽい舞姿から、 時折ひざつきに姿勢を下げつつ展開し、片ひざつきで片手を差し上げた姿を決めて締めくくる。 【3景=鶴見つばさ/LITTLE SHOP OF HORRORS】 本舞台の上手側、下手側に半透明の縦長スクリーンが置かれ、 本舞台中央奥に順番に登場する、眼鏡にジャンパー姿の男の子やピンクワンピースの女の子、 リーゼントに白メッシュを入れ、黒エナメルの上下で決めた若者の実写映像、 ついでイラストがプロジェクターで投映されていく。 そこに赤のロングウィッグにメタリックグリーンのロングドレス、黒ロンググローブ姿の鶴見が 下手袖から上手側のスクリーンまで歩み出ると、大きく口を開いてうごめく怪奇植物の映像が重なる。 鶴見がセンターにポジションを進めると、 時折、舞台となる花屋や不気味に動き出す植物などの映像と絡みながら、
あるいは“観客参加型”の振りを交えつつ、若者たちと怪奇植物の化身を演じる群舞を展開していく。 音楽終わりを本舞台奥の仮設階段上で迎えると、鶴見はドレスを脱ぎ、赤ロングウィッグはそのままに 深緑のビスチェ、赤網タイツ、赤ロンググローブ姿に替え、花道でたっぷりと舞いつつ前盆へと歩み入る。 音楽が変わってのベッド前半、立ち姿から両ひざを着くとビスチェを外して腰を下ろし、
片ひざを立てて抱えるようにしてから、身体を横に流した姿勢でゆっくりと進め、 「片ひざつき片手差し上げ」や「L」のポーズを大きくゆったりと切って見せる。 身体を返してのうつ伏せで音楽を渡ってのベッド後半では、 身体を横に流して片ひざを立てた座り姿から、両ひざ曲げの座り姿で音楽に乗ってリズミックに動いてから、 「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めてみせる。 座り姿で肩を揺すっての動きから「L」と「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がり、 一礼の後、ステップを刻みつつ花道を戻ると、本舞台中央奥にて、両手を広げての立ち姿で暗転。 【4景=みおり舞/CATS】 本舞台奥に青の雨球が光を放つ中、下手側に寄せて置かれた仮設階段上に、 白ウィッグに白ネコ耳を着け、白ロングドレス姿のみおりが腰を掛けた姿を現す。 そこに下手袖から、白シャツに黒燕尾服、黒ネコ耳と長いしっぽを着けた真白が歩み出て、 バレエの動きを中心に、ネコの振りを加えたツインダンスを、見事なシンクロを見せつつ華麗に舞い進めていく。 真白が軽々と側転を決める前で、みおりが鮮やかなターンを決め、 さらに花道や3色のラインライトが輝く仮設階段などにも広く展開しながら舞い進めていく。 ついで真白が下手側の仮設階段に駆け上ると、手品のように一瞬にしてスティックを展開させ、 バトントワリングのように回し始めると、それに操られるように、みおりがターンから連続スピンを披露。 本舞台中央にて2人で決め姿を作ると、みおりが本舞台中央奥、真白は下手袖に引き、 みおりは白ウィッグに白の全身タイツ、手足に白のモコモコカバーと腰にしっぽを着けた姿に替え、 本舞台にて上手や下手に展開した後、花道まで進むと「Y字バランス」を決めて前盆へと歩み入る。 ベッドでは、アラベスクから前後開脚にて接地し、腰をついて片ひざを曲げ立てた姿や、
片ひざつきで片足を振り上げる動きなどを見せた後、立ち上がり、 立ち姿にてクイックなバレエステップで舞うと、再び片ひざつきに接地し、さらに浜道まで下がりつつ舞い、 前盆へと行き来しつつ舞ってから本舞台に戻ると、アラベスクからターンを重ね、 ラストは下手袖へと飛び込むバレエジャンプで締めくくる。 【中休憩】 「NEXT STAGE」は、ようやく落ち着いた形での上演が期待される「SOB 2nd」の出演者を紹介。 ■中条彩乃 /2018年2-3月公演「Girl Talk 2nd」3景“アメリカンアーミー”
■ゆきな /2018年2-3月公演「Girl Talk 2nd」2景“PLAY BOY CLUB” ■大見はるか/2018年3月公演「BRAVI! 1st」6景「Madama Butterfly」 ■みおり舞 /2018年1月公演「華 -HANA-」6景“曽根崎心中” ■夏木りりか /2017年8月公演「EARTH BEAT 2nd」3景“ウエスタンボーイ” ■赤西 涼 /2018年1月公演「華 -HANA-」4景“江戸火消し〜鉄火芸者〜” ■真白希実 /2018年3月「BRAVI! 1st」1景「Turandot」 ついで恒例となりつつある「演目紹介」が、これも恒例となりつつある誤読満載の“水島ドンファン”のナレーションで上映。ロビー掲出の香盤表などにモチーフ作品の記述はないため、本映像が重要なヒントにはなっている。
【5景=川菜ひかる/Sister Act】 下手袖から、白ベールをかぶり、前面に金十字が描かれたシルバーの修道女風衣装の3人が走り出て、 上手、中央、下手と大きく展開しながら祈りを捧げるトリオダンスを舞い始める。 さらに中央奥に寄せて置かれた仮設階段を最上段まで上ると、上方から目隠し板が下がり、 その陰で長着を脱ぎ、ベールにフリンジつき白ビキニにシースルーのイシスウィングを着けた姿に替え、 本舞台にて3人で大きく広がる群舞を待っていく。 音楽が変わると川菜が本舞台奥に引き、その前で2人がイシスを広げて目隠しを作る陰で、 白フリルが飾る白ロングドレス風ベッド着に替え、いったん仮設階段を上ってから、 両手を胸前にて合わせつつ下手側を回るように下り、 本舞台上手側前ツラにて立ち止まってから、ゆっくりと花道を歩み出て、前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿で両手を広げてから片ひざつきに姿勢を下げ、両手を組んで振り上げると、
ベッド着の前を広げての片ひざつきの姿勢から、胸前で腕を交差させて身体を横に流した座り姿で音楽を渡る。 ベッド後半では、身体を横に流しての片足振り上げや両ひざ立ちから、 両手を組み上げての「スワン」のポーズを切って見せる。 ついで身体を横に流した座り姿や両ひざ立ちで動いて立ち上がり、 ベッド着を後ろ手に広げつつ本舞台へと歩み戻ると、 銀幕前での後ろ立ち姿でベッド着を下ろしてから、振り返って両手を組んだ立ち姿で締めくくる。 【6景=鈴木ミント/EVITA】 本舞台上手側にはポールハンガー2基と、それぞれに帽子と傘が掛けられ、 下手側にはハンガーに掛けられた黒ジャケットが吊るされたセットが置かれた後ろ、 下手側にオフセットされた仮設階段の上、赤バラが生けられた花瓶のサイドに、 細かい花柄ブラウスに首から白布飾りを垂らし、黒スカートを着けた姿で登場。 音楽に乗って、タンゴのステップを踏みながらのソロダンスを演じつつ、 下手に動いてポールハンガーに寄ると、ジャケットを手にして羽織ってみせ、上手奥に動くと傘を手にして舞い、 ついで下手手前で帽子をかぶると、ポールハンガーとペアダンスを舞うような、しっとりとしたダンスを披露する。 再び仮設階段を上って音楽終わりを迎えると、後ろ立ち姿でスカートやブラウスを脱ぎ、 シルバーチョーカーに白シースルーロングベッド着姿に替えての座り姿を見せる。 音楽が変わると立ち上がり、2回目からは赤いバラ一輪を手にして、 ゆっくりと舞いつつ仮設階段を下り、本舞台中央にていったん立ち止まってから前盆へと歩み入る。 ベッド前半、腰を下ろすと身体を横に流した座り姿から、両ひざ立ちなどで動き、
腰をついての片足振り上げや両ひざ曲げでの座り姿で音楽を渡る。 ベッド後半では、「片ひざつき片足伸ばし」で上体を大きく振り動かしてから、 後ろ手をついて上体を反らしながら片手を大きく振り動かすと、「L」のポーズを切ってみせる。 ついで片ひざつきから両ひざ立ち、さらに腰をついての動きから、 「片ひざ立て片足伸ばし伸身片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。 本舞台へと歩み戻ると、ベッド着を後ろ手に振り広げてのターンから振り向き、 両手を広げての決め姿でのエンディング。 【7景=真白希実/CHICAGO】 黒のシースルートップスに黒フリンジ腰飾り、黒網タイツ姿の真白と、 黒のネット系衣装でワイルドに固めたみおりとダンサーズの計6人が、 本舞台や仮設階段上に散ったフォーメーションで登場。 大きく動きながらのセクシーかつダイナミックな切れ味鋭い群舞を、ワイルドタッチに展開していく。 仮設階段上で音楽終わりを決めて真白が奥に引くと、5人が手前で展開する間に、 黒ハットにシルバーとブラックフリンジが飾る黒トップスベッド着に替え、 移動盆に乗ると、リズミックな音楽に乗ってのダンスを一舞してから移動盆を下り、花道から前盆へと歩み入る。 前盆でさらに一舞してから、ひざつきで片手を差し上げて音楽終わりを決め、
音楽が変わってのベッド前半、腰をついてセクシータッチに動いてから、
片ひざ立てでの座り姿や両ひざ立ちでメリハリをつけた動きを見せていく。 さらに身体を波打たせるように動かし、上体反らしでうごめいてから、 開脚での四つん這い姿勢や両ひざ立ちを経て、腰をついての片ひざ立てで音楽を渡る。 音楽が変わってのベッド後半では、腰をついての両足振り上げから片ひざ立てなどで波打つように動くと、 ベッド着の前を止めて立ち上がり、ハットを脱いで胸に当てての一礼の後、舞いつつ花道から移動盆に乗って、 時折、歌詞を口ずさみながらアクティブな舞姿を見せつつ本舞台まで引くと、 ベッド着を取り去っての立ち姿で銀幕の陰へと姿を消していく。 【フィナーレ/Dancin'】 イエローシルクハットにフリンジつきハイレグトップス、 イエロー燕尾服姿のダンサーズ4人が銀幕前に進み出てのスタート。 銀幕が開くと、同衣装に揃えたメンバー6人が加わって華やかな群舞へと展開していく。 メンバー紹介は鈴木がMCを担当。メンバー紹介でゴールドスパンコールの衣装に身を包んだ真白が合流し、 本舞台にて大きく展開する群舞から、ラストは仮設階段に駆け上り、フォーメーションを決めて締めくくる。 (敬称略・観劇日:2018(平成30)年6月16日(土)) |


