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デビュー直後から10年の長きに渡って応援を続けてこられた応援さんにお話を伺う機会があった。今でこそ多くの人たちに愛され、押しも押されもせぬ人気を誇る存在となっているが、デビューしてしばらくの間は「順風満帆」とは言い難い日々が続いたそうである。関東の劇場にはほとんど乗らず(もしかすると「乗れず」だったのかもしれない)、地方回りが続く中で、今では信じ難いことだが“ゼロポラ”に涙したこともあったのだという。
こうしたお話を聞いて、何も知らない筆者が勝手に確信したのは、そのような新人時代の経験が、ファンを大事にし、ステージを大切にするという「感謝」を全ての出発点に置く今日の姿勢を作る土台になったに違いない、ということであった。
「吉沢伊織さん」、10年7か月の舞姫生活に終止符を打つ“卒業週”、その楽日前をプンラスで観劇。
(2)【黒崎 優】 1・3回目は、使用曲の歌手名にちなんだ演目名「黒崎あ優み」。 アップテンポの邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“結びつける”に乗って、 ブロンドショートウィッグを着け、「愛」「自由」「平和」の文字が描かれた、 袖が三角形の短丈着物風トップスに、サイドにシルバーラインが走る黒パンツ姿で 本舞台から前盆でアクティブに舞っていき、本舞台に戻ると、赤と黒の三角の大旗を勢いよく振り、 クールな立ち姿から片ひざ立ちの姿勢を作ると暗転、袖に引く。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲で明けると、 輝く飾りがついたキャップをかぶり、「WELCOME LAS VEGAS」の文字が入った白と黒の短丈Tシャツに ゴールドスパンコールつきジャンパーを重ねたメタリックブルーのミニティアードスカート姿で、 本舞台から前盆、花道を軽やかに跳び回りながらの“元気系”ダンスを展開していく。 音楽をリズミックな邦楽男女ボーカル曲、強制翻訳邦題“なぜ…客演ジュノ”に変えると、 ジャンパーを脱いで、本舞台上手のいすに腰掛け、ヒールに履き替えると、 黒ベルトのついたネオンイエローのモンロードレス風ベッド着に替え、 さらに音楽を、ビートの利いた邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“義務”に変え、 本舞台中央でいすに片足を掛けるなどして展開してから、前盆へと歩み入る。 ベッド前半、前盆に伏せた後、身体を横に流した姿勢から横たわって音楽を渡り、
歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲、強制解釈化題名“アルファベット13番目の文字”に音楽を変えると、 上体を起こして身体を横に流した姿勢や両ひざ立ちでセクシータッチに進めていき、 「片ひざつき片手差し上げ」や「シャチホコ」のポーズを切って、 両ひざ立ちで激しい感情表現を見せると立ち上がる。 本舞台に戻っていすに腰掛け、ひざを組んだ姿でのラストへ。 2・4回目は、「10月頭【川崎】レビュー」2・3・4回目でお伝えし、
その後もたびたびご報告してきた衝撃の10周年作、演目名「8時だョ!全員集合」を、 出演メンバーの強いリクエストも後押ししての続演。 (3)【木村 彩】 1・3回目は、アップテンポの邦楽男女ボーカル曲、 強制解釈化題名“16‐17 世紀の通例 5 声部無伴奏の合唱”に乗って、 黒レースが飾る淡青色の裾広がりゴージャスドレス姿で、手拍子を打ちつつスタート。 本舞台下手に置いた鳥かご風のドレス掛けから青い花一輪を手にすると、 本舞台から前盆へとゆっくりと舞い出て、前盆に花を置き、 本舞台に戻ってエレガントなターンを決めると暗転で袖に引く。 アップテンポの邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“そよ風”で明けると、 両肩を白羽根が飾り、青の花飾りがついたシルバーセパレートに白ブーツを履いた姿で、 青い花が絡んだキックスケーターに乗って登場。 下りると、“元気系”のダンスを本舞台から前盆を行き来しながら舞っていき、 さらにキックスケーターで花道を往復すると、下手袖へと手を振りながら姿を消して音楽を渡る。 スローなピアノインスト曲で明けると、本舞台下手での後ろ立ち姿でセパレートトップとアンダーを外し、 掛けてあった白レースロングベッド着に替えると、 あでやかなターンとともに本舞台中央へと飛び出し、裾を振り広げつつ前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿から腰をついた姿勢で音楽を渡り、
ビートの利いた邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“また会いましょう”に音楽を変えると、 青い花を手に差し上げ、振りつつ舞い、「片ひざつき片足振り上げ」や「シャチホコ」のポーズを切っていく。 ついで、腰をついた姿勢で両足を揺らめかせて花を振りつつ進め、差し上げての 「3点支持」や「片ひざつき片足前伸ばし」のポーズを切って花道で立ち上がり、 手にした花を捧げ上げながら本舞台へと戻り、胸前に捧げ持った立ち姿でまとめる。 2・4回目は、去年「8月中【栗橋】レビュー」で初めてお伝えし、
その後、「11月頭【川崎】レビュー」や今年「7月頭【浜劇】レビュー」でもご報告している、 衣装や振り、持ち道具などの随所に「花」をイメージさせる作品、演目名「Flower」を再演 2・4回目は、アップテンポでリズミックにアレンジされたクラシック曲に乗って、
白花髪飾りを顔の横に着け、胸と太ももをリボンが飾り、 朱のラインが入ったスリーブレスロングドレスに白レースロンググローブ姿で、 柔らかくしなやかに本舞台から前盆を往復しつつ舞ってのスタート。 花飾りを外して前盆に置いて本舞台に戻ると暗転、袖に引き、 ピアノ伴奏で歌う邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Poetry of a first, for you”で明けると、 白ビーズチョーカーを着け、輝く飾りがついた白セパレート姿に替え、 あでやかに前盆まで舞い出ると、置いておいた花を手にして 引退する同期への思いを込めるような歌詞に乗せて、エレガントに舞っていく。 本舞台中央にて「ひざつき片手差し上げ」の姿勢で音楽を渡り、 スローに歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Thank you”に音楽を変えると、 花飾りを再び顔横に着けてセパレートトップスを外して、 ブリッジを架けるようにして立ち上がり、白薄布ロングスカート姿で華麗に前盆へと舞い入る。 ベッド前半、前後開脚での座り姿から腰をついて大きく泳ぐように手を振り動かしてみせると、
腰をついての両足旋回から、両ひざ立ちでの大きな両手の振りで「ありがとう」の気持ちを伝えつつ、 あお向けに寝て音楽を渡る。 スローに歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Thank you”でのベッド後半では、 座り姿での展開から「片ひざつき片手差し上げ」や「片ひざつき片足片手差し上げ」のポーズを切り、 四つん這いでのあおり上げから、ぺたりと座っての手の振りで見せての「横開き」から 「上げ足上げ手つかみの横開き」へとつなげ、「スワン」の形から腰をついて両手両足を揺らめかせ、 「片足上げブリッジ」を架けると立ち上がる。 花道へと戻り、キスを差し出して本舞台へと戻ると、片手を差し上げてのラストへ。 (5)【吉沢伊織】 1・3回目は、去年「9月結【新宿】レビュー」1・3・4回目でご報告し、 引退へ向けての各劇場で演じ続けている作品、演目名「鶴の恩返し」を続演。 図らずも正体を見られてしまった時の驚きと悲しみ、そして立ち上がりでの「さよなら」のつぶやき。 何回拝見しても、そして何回も観るほどに胸に迫るものがあるのは、 まもなく舞台から姿を消そうとしている吉沢のいまと、あまりに重なるものがあるためであろうか。 2・4回目は、「12月頭【東洋】レビュー」でお伝えした引退作、演目名「Last Message」。
最終演目に「鶴の恩返し」とともに「翼」をテーマとする2作品を選んだ思いを問うた筆者の取材に、 「いま、自信を持って出来る2作です」とのお答えを頂いた。 ストの世界で広げた翼で、次の人生へと大きく羽ばたいていって欲しい… 筆者はそんな“読後感”と“願い”を持って2作品を拝見させていただいた。 (敬称略・観劇日:平成27年12月29日(火)) |
観劇レビュー【川崎】
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ストの作品は、その創作過程などの特性上、演者と分かちがたく結びついていることが多く、多くの作品がその演者に固有なもの、いわば“一代限り”として演じられ、そして演者とともに消えていく運命にある。しかしステージを拝見していると、大がかりな仕掛けや完成度といった外形的な作り込みに驚き、あるいは演じられた舞台に深い感銘を受けてなど理由はさまざまであるが、失われてしまうには惜しいと感じる作品に数多く出会う。
そんな中で決して数は多くはないが、演者から別の演者へと受け継がれて行く作品もないわけではない。そんな作品に“再会”すると、前の演者のステージを合わせて思い出したり、演者同士の関係性に思いをはせたりと、懐かしさとともにさまざまな感情も湧き上がるものである。この日の「川崎」でも、ある作品に再び出会うことが出来た。作品をつないでくれた「原演者」と「現演者」のお二人に感謝の念を持ちつつ、プンラスでの観劇。
(1)【彩音しゅり】 1・3回目は、コミカルなインスト曲からのオープニングで、 耳付き白帽子にシルバー飾りがついた長袖トップスとハーフパンツの上に白フードマントを重ね、 トリコロールの洋傘を差した後ろ姿からスタート。 音楽をリズミックな邦楽女性ボーカル曲に変えると、 傘を置いて楽しそうに一舞し、雷鳴がとどろくと暗転で袖に引く。 リズミックなインスト曲で明けると、前盆板付きにて黒頭巾をかぶり、 シルバー飾りがついた白と黒のロングドレス姿で舞い始め、 本舞台に戻ると頭巾を外して重ねていた黒のドレスを脱ぎ、白と紫の薄布ロングドレス姿で大きく舞っていく。 舞いつつロングドレスも脱ぎ、シルキーホワイトのセパレート姿で舞ってみせてから、 本舞台に置いておいた白の大長布を引いて花道で頭から被ると、片手を上げた姿で音楽を渡る。 ゆっくりと歌っていく邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Ride on the back of Silver Dragon”に音楽を変えて、 振り向いての後ろ立ち姿でセパレートトップを外し、大長布を手にして差し上げつつ、いったん本舞台に戻ると、 片肩に乗せて花道を進み、片足上げから布を落として、ゆっくりと前盆へと歩み入る。 ベッド前半、腰を下ろして「スワン」の形を作り、「片ひざつき片足伸ばし」から「横開き」のポーズを切る。
ついで腰をついての両足交錯から、身体を横に流して片足を差し上げ、片足を曲げ添えるポーズを決め、 腰をついての手の振りで進めると、「片ひざつき片足横伸ばしでの片手差し上げ」で音楽を渡る。 吹雪の音で始まるリズミックな女声ヴォカリーズ曲でのベッド後半では、 「スーパーL」のポーズを重ねてから「横開き」「シャチホコ」 「両手片足つき片足振り上げ」のポーズを連続で切って立ち上がる。 軽やかなステップで舞いつつ、花道で長布に手を伸ばし、ターンしながら身体に巻きつけると、 本舞台に戻って敷き、カラフルな傘を再び手にして前盆まで舞い進んでから、 再び本舞台に戻ってしなやかに舞い、 傘を振ってのターンから、片ひざをついて傘を差し上げた決め姿で締めくくる。 2・4回目は「10月頭【浜劇】レビュー」でお伝えした日舞作品を続演。
(2)【天河はるひ】 1・3回目は長崎県出身の男性歌手の曲メドレーで舞う作品。 ドラマ主題歌になったリズミックな邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳英題“Incarnation”に乗って、 紫の藤の髪飾りを着け、白地に赤の柄が入った着物風ロングドレス姿で、 赤のショートファンベール2本を扱いながら、 本舞台から前盆を往復しつつ、歌詞の世界をイメージしたメリハリのある舞姿で一舞。 前盆にてファンベールを構えた姿で音楽を渡り、 リズミックな邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“桃”に音楽を変えて本舞台に戻ると、 本舞台にてドレスを脱ぎ、胸にさらしを巻いた姿で前盆まで進み、 前盆かぶり席の観客に一端を持たせて解いてみせると、暗転で袖に引く。 ピアノ伴奏で歌っていく邦楽男性ボーカル曲、強制解釈化題名“熱帯地方特有の激しいにわか雨”で明けると、 ゴールドラインが走るロングベッド着に替え、しっとりとした舞姿から、 全身を使っての思い切りのよい振りを交えて、本舞台から花道で舞っていく。 音楽がクロスフェードで乗り換わり、 歌い上げていく邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳英題“It'll be the family”に変わると前盆へ。 ベッドでは、ベッド着の前を開き、
ひざをついての手の振りで進めてからベッド着を脱ぐと、歌詞の世界を振りで表現してみせる。 さらに「スワン」「片ひざつき片ひざ立ち片手差し上げ上体反らし」のポーズを切り、 「3点支持」のポーズで立ち上がる。 胸前にまとめたベッド着を、赤ちゃんのように抱きながら本舞台へと歩き戻り、 口づけをひとつしての立ち姿でエンディングを迎える。 2・4回目は演目名「JAZZY」。
ムードのある洋楽女性ボーカル曲に合わせて、本舞台中央にマイクスタンドを立て、 胸に黒とシルバーの飾りがついた青のロングドレスに、白ロンググローブを着けた姿で、 自ら歌を歌いつつの優雅な一舞からスタート。 音楽をスローリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変えると、スタンドマイクを下げ、 その前で時折、歌詞を口ずさみながら余裕たっぷりに舞っていく。 アップテンポのインスト曲に音楽が変わると、黒ハットをかぶりドレスを脱いで、 コインアクセサリーが飾るビキニ上下の上にシルバーフリンジドレスを重ね、 アクティブなダンスを本舞台にて舞ってみせる。 マイクスタンドを持ち上げては振り下ろし、マイクにハットを掛けてから本舞台から花道で舞い、 本舞台上手での後ろ立ち姿でドレスを下ろすと、音楽もリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変え、 黒ハットを胸に当てた白ショーツ姿で、いったん前盆まで往復。 もう一度、本舞台上手に戻ると白レースロングベッド着を身につけ、裾を大きく広げながら前盆まで往復し、 本舞台中央に戻ると、マイクスタンドを一回りしてから再び前盆へ。 歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“虹の彼方に”に音楽を変えてのベッド前半、
ベッド着を下ろし、両ひざ立ちでの両手の振りから、再び両ひざ立ちで羽ばたくように舞い、 腰をつけてベッド着を手に、両ひざを曲げた座り姿で音楽を渡る。 スローに歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 ベッド着を差し上げての「片ひざつき片手差し上げ」や、 ベッド着を上げ足に掛けての「片ひざつき片足振り上げ片手後ろつき」、 「スーパーL」「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切っていく。 さらに「片ひざつき片ひざ立ち両手広げ」や「上げ足上げ手つかみの横開き」のポーズを決めて立ち上がる。 ベッド着を身体の前に大きく広げながら本舞台へと戻り、マイクに口づけをしながらのエンディングへ。 (3)【小春】 1・3回目は、リズミックな邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“龍夜”に乗って、 本舞台中央にトランクを置いたいすを据え、白のフワフワフードがついた緑のコートに、 レインボーカラーのタイツを履いた姿で、大きな無線機を耳に当てながら本舞台から前盆で一舞。 音楽終わりでトランクを開けると、「世界の終わりの始まりはじまり…」の文字。 アップテンポで歌っていく邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“砂糖歌と苦い歩調”に音楽を変え、 コートを脱いで白のミニドレス姿に替えると、 トランクに入っていたイラスト入りスケッチブックを紙芝居のようにめくりつつ、 その内容にちなんだ化粧コンパクトやらミニカーやらギター、お面などのアイテムを トランクから取り出しては投げ出しながら、本舞台から花道で舞っていく。 最後は「地球」のイラストを見せながら、後ろで片手を差し上げた姿で音楽を渡る。 スローリズミックに歌っていく邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“海雪”に音楽を変えると、 マンボウのぬいぐるみを取り出して本舞台中央に腰を下ろし、 ゆっくり舞いつつマンボウを上手に置いてからタイツやドレスを脱いで、 カラフルな花が咲く水色のベビードールとティアードミニスカート姿に替えて立ち上がる。 花道で「レイバック」を決めて振り返ると、しっとり大きく舞いつつ前盆へと歩み入る。 腰をついてスカートを脱ぐと、いったん花道のたもとにて
「片ひざつき片ひざ立ち」の姿勢で両手を揺らめかせてから立ち上がり、音楽を渡る。 スローリズミックな邦楽女性ボーカル曲に音楽を変えて本舞台に戻ると、 トランクから花がついた淡青色の長布を引き出し、花道に伸ばしてから再び前盆へと進む。 ベッドでは、腰を下ろして「L」や「片ひざつき片手振り上げ」「横開き」のポーズを切り、
腰をついて両足を揃い上げてから、身体を横に流しての「片足上げ片足曲げ添え」の形から、 「L」「横開き」「シャチホコ」のポーズを連続で決めていく。 ついで両ひざ立ちでベビードールの前を開くと、上体反らしのポーズを切って立ち上がる。 花道で「片ひざつき片ひざ立ち」で長布を差し上げてポーズを決めると、 ついで両手で頭上に差し上げて見せてから、片手で差し上げて身体をくねらせ、 再び花道に進み出て「片ひざつき片ひざ立ち」で両手を広げていくポーズを決めて締めくくる。 2・4回目は、アップテンポのアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制漢字化題名“土理度利”に乗って、
ツインテールに青いリボンを結び、胸に大きな青リボンがついた白トップスに、 黒と青のフリルつき青ミニスカート姿で、 本舞台下手に「ピカチュウ」の人形を置いて、その傍らからスタート。 “ちょいブリ”の入った“元気系”ダンスを一舞し、 「ピカチュウ」に頬寄せながら寝そべった姿で音楽終わりを迎える。 音楽をリズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“最良願望”に変えると、 「ピカチュウ」を抱き上げて一緒に舞い、本舞台中央にいったん座らせてから本舞台にて一舞し、 再び抱き上げるとペアダンスを見せてから、音楽終わりで差し上げて音楽を渡る。 スローリズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳題名“To My 最良友人”に音楽を変えると、 本舞台中央で「ピカチュウ」が照明に照らし出される中、輝くラインが入った白ロングベッド着に替えて 「ピカチュウ」のそばに座ると、抱き上げ、再び座らせて立ち上がり、 ベッド着の前を開いてから、「ピカチュウ」と向き合うようにした後ろ立ち姿で音楽を渡る。 リズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、
強制翻訳題名“華やかなトランペットの合奏 of Mind”に音楽を変えると、前盆へと歩み入り、
ベッド前半では、立ち姿から両ひざつきを経て、腰をついて両足を交互に上下させるなどの動きから、 両足を横に流しての座り姿での手の振りで進めていく。 音楽をリズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制解釈化題名“瑠璃唐綿”に変えてのベッド後半、 「スーパーL」や「L」「片ひざつき片足振り上げ片手差し上げ」「片ひざつき片ひざ立ち両手差し上げ」 「横開き」「L」などのポーズを次々と切って見せて立ち上がる。 本舞台に駆け戻ると「ピカチュウ」を手に花道まで戻り、抱き締めながら再び前盆まで進み、 花道へと後ずさりで下がると、片ひざをついて「ピカチュウ」を差し上げ、胸に抱き締めてのエンディング。 (4)【豊田せりか】 1・3回目は10周年作、演目名「二丁扇子」を演じる。 スローでビートが利いた洋楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“紫雨”に乗って、 赤地に青や白、銀の模様が入ったお引きずりに青帯を締め、 青の薄長布を担いだ立ち姿で前盆板付きから始める。
しっとりと舞いつつ本舞台に戻ると、 アップテンポのインスト曲、強制翻訳英題“Passion Continent”に音楽を変え、 薄布を置いて、赤と紫の扇子2本を取り出し、本舞台にてしっとりと舞っていく。 いったん花道に扇子を置いて短く一舞し、再び手にすると早振りでのたおやかな舞姿で魅せていく。 太鼓を打ち鳴らす音楽に変わると扇子を置き、一舞してみせてから帯を解いて赤のしごきを飛ばし、 伊達締めを抜いて、お引きずりを下ろすと、緋長襦袢の赤しごきを前盆に置き、 花道で長襦袢を下ろすと、前盆にてしごきを掲げた姿で音楽を渡る。 電子音にギターの音が重なるインスト曲でのベッドでは、しごきを両手に渡しての「スワン」や、
右足指に挟み、首を通しての「片ひざ立ち片足振り上げ片手差し上げ」のポーズを決める。 さらに、足から差し上げた手へしごきを張る「片ひざつき片手差し上げ」や、 広げた両手の間、首の後ろを渡しての「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし」のポーズを切ってみせる。 音楽が再び強制翻訳邦題“紫雨”に変わると、しごきを両手に差し渡した姿で立ち上がる。 ゆっくり本舞台へと後ずさりしてしごきを落とすと、花道まで進み出ての立ち姿から、ゆっくり腰を下ろし、 脱ぎ置いてあった長襦袢に逆に袖を通して前盆に後ずさりしながら戻ると「レイバック」を決め、 改めて右袖を通すと、前盆に腰を下ろしてゆったりとした手足の動きで進めていく。 ついで「3点支持」や身体を横に流しての「片足振り上げ片足曲げ添え」のポーズを切り、 あお向けに寝ての両足交錯と両手差し上げを見せて上体を起こすと、 腰をついた姿勢で両手両足を揺らめかせてから「3点ブリッジ」を架けて立ち上がる。 本舞台に歩き戻り、しごきを両手で広げてターンを決め、ひざをついた姿でラスト。 2・4回目は、ちょうど1年前、去年「11月頭【川崎】レビュー」2回目でご報告している作品、
演目名「マント」を再演。 2・4回目は「赤ずきんちゃん」をモチーフにした、今週初出しの新作を演じる。
荘重な男女ヴォカリーズの音楽で、前盆板付きにてスタート。 濃赤色のドレスにフードですっぽり顔を隠し、 立ち上がると花道から本舞台に掛けて置かれたバラの一輪挿しを拾って、手持ちのかごに収めていく。 本舞台に戻ると、音楽をビートの利いた邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Rondo of Nightmare”に変え、フードを外すと、 かごを腕に掛け、周りから何かに苛まれるような振りを交えて、おどろおどろしく舞っていく。 音楽終わりで本舞台中央にバタリと伏せると、ピアノによるインスト曲に音楽を変え、 ドレスの下のセパレートアンダーを外してドレスの前を開くと、かごの中からロープを取り出し、 音楽をスローに歌っていくアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“扉”に変えて、 本舞台中央で自縛して菱縄の形を作っていく。 全身を両手で撫で回しながら、かごとともに花道を横に転がりながら前盆へと進む。 前盆でかごからもう1本、ロープを取り出して右手首に縛り付けると、
腰を下ろした姿勢で両脚をまとめてぐるぐる巻きにし、あお向けに倒れて両脚を振り上げた姿で音楽を渡る。 歌い上げていくアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“言葉よりも”に音楽を変え、 振り上げた両脚のいましめを解くと、今度はひざを折った右脚を固縛して愛おしげに抱き締めてみせてから、 右脚の縛りを解き、両ひざ立ちからあお向けで身体の縛りを解き放っていく。 右足首に結びつけたロープを引き上げての「片ひざつき片足振り上げ上体反らし」や 「横開き」のポーズを切って立ち上がる。 ロープを引きずりながら本舞台に戻り、まとめて差し上げてのエンディング。 (6)【小嶋実花】 1・3回目は、休業中の鈴木茶織の“伝奇的恋愛ストーリー系作品”として おととし「5月中【若松】レビュー」1・2・3回目でご報告している演目名「阿片」を借り受けて演じる。 水パイプで阿片に溺れ、幻覚にさまよう姿や、 “旦那”の着物に手を通し、まるでその人の手のように自らの頬にあてがう様子など、 美しく狂っていく女を演劇的表現で描く本作に、原演者・鈴木の盟友、小嶋が挑戦するという心意気がうれしい。 2・4回目は「10月頭【浜劇】レビュー」でお伝えしたダンサブルな作品、演目名「DISCO」を続演。
(敬称略・観劇日:平成27年11月2日(月)) |
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「10月頭【川崎】レビュー」から続く
1回目から“イベント進行”の“オールダブル”で巻いていっての2回目終了後、17時01分から「黒崎優さん10周年記念イベント」が開催された。黒崎さんの10周年作にちなんで、軽快なインスト曲、強制翻訳英題“Theme of Beard”が流れ始めると本舞台幕が開き、メンバー全員が“口ひげ”をつけての「ヒゲダンス」で登場。司会を務める聖京香さんは燕尾服姿。そして鈴木千里さんは怪しげに本舞台中央で“金ダライ”スタンバイ。
【聖】「黒崎優ちゃんの10周年イベントを始めたいと思いまーす!
それでは優ちゃんに登場してもらおうと思います。優ちゃーん!」 手を振りながら登場し、場内に愛嬌を振りまく黒崎優さん。そこにMC・聖さんの切迫した声。
【聖】「優ちゃん!後ろ、後ろ!」
“金ダライ”をお見舞いする鈴木さん、バッタリ倒れる黒崎さんと、見事な“お約束”を演じる2人に、場内からは大拍手が贈られる。
【聖】「というわけで、優ちゃん、10周年おめでとうございます!」
【桃瀬】「ショートコントでした!」
ここで本舞台幕閉め。どうやらここまで“プレ・イベントステージ”だった模様。
改めて本舞台でイベント準備が進められ、17時07分に再開。 【聖】「はい!それでは気を取り直しまして(場内拍手)。
黒崎優ちゃん10周年、お祝いのイベントを始めたいと思います。」 本舞台のテーブルに、ケーキとシャンパン、グラスが用意され、ロウソクに点火後、周年週なのになぜか
♪「Happy Birthday to You」が流れ始め、いつものようにかなりグダグダな斉唱に、我慢できずクラッカーを鳴らす舞姫のみなさま方。観客席も追い掛けるようにクラッカーで応戦。 乾杯の準備。シャンパンの開栓はもちろん主役の黒崎さん。ところが満を持しての開栓にも関わらず、「プシュ…」と気のない音に、場内からは「えーーーっ!」との不満の声(笑)。そして聖さんの音頭で乾杯。
続いて「ファンのみなさんからの花束・プレゼント贈呈」が行なわれ、贈られた花束で前盆が見る見るうちにお花畑に変わっていく。さらに聖さんから、
【聖】「私たちからも優ちゃんにプレゼントがあるので」
と、桃瀬れなさんから花束、鈴木さんからプレゼントの品が贈呈された。
その後、先に前盆にての「記念撮影」として、黒崎さんを中心に今週のメンバーが前盆に進む。隣にはケーキを持つ桃瀬さんの姿が。 【桃瀬】「改めて、みなさんにお礼を言いましょう!」
【桃瀬・黒崎】「どうも、ありがと…」 と言うが早いか、ケーキに黒崎さんの顔を突っ込ませる桃瀬さん。顔を上げると、そこには白く染まった黒崎さんが…場内は大爆笑(この場面について、後にポラタイムで桃瀬さんは「もちろん打ち合わせた上でやったのよ。いくらあたしでも、姐さんにいきなりアドリブであんなことは出来ないわよ〜」と弁明。そういえばケーキに顔を突っ込む直前、自らロウソクを一本一本取り除いている黒崎さんの姿が…)。
記念撮影後、改めて今週のメンバーからお祝いの言葉が贈られた。 【聖】「優ちゃん、10周年おめでとうございます。何だか、あっという間に10周年だと思いますけれども、
いつも通りの優ちゃんで、この先も頑張っていって欲しいと思うんですが、 同期で辞めていく人もいる中で、まだまだ続けるって言っていたのを盗み聞きしたんで、 辞めていくみんなの分も、優ちゃん頑張っていってください。おめでとうございます。」 【桃瀬】「10周年おめでとうございます。いつも楽屋で誰の悪口も言わないし、いつも素直だし、
ちょっと天然すぎて大変なときもありますが、いつもその存在に救われております。 相方のほの(筆者注:雪見ほのかさん)と私の間に、優姐さんはいてくれているのですが、 ほのとのことでも、姐さんに助けられているなと思うときがあって、 デビューのころから仲良くして頂いていますが、 つらいときにつらいと言えないお姐さんですが、もうちょっと周りに言ってください。 たまに落ち込んでいるときがありますので、落ちているときの優姐さんは黒崎優ではなくなるので、 暴走せずに、たまに打ち明けてください。これからもよろしくお願いします。 10周年おめでとうございます。」 【鈴木】「お姐さん、10周年おめでとうございます。
10周年のお祝いで鼻にクリームをつけている姿というのは、 なかなかレアなものがあると思いますが、いつもウマを貸して頂いたりハンガーがウマだったり、 なんか本当に好きなんだなっていうイメージしかないんですけれども(笑)、 今回は周年作もドリフということで、お勉強お願いします!(黒崎さん、仰け反る)。 みなさん、笑ってあげてください。笑わないと本当にシュールすぎて(場内笑) こっちが心が死ぬんで(笑)。笑ってください。10周年おめでとうございます。」 【有沢】「姐さん、10周年おめでとうございます。
初めて優姐さんがDJ SAMの格好で盆を回しているのを見た時は、もう衝撃が走りました。 あれが一番好きです。おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。」 続いて、ファン代表のあいさつ。 【ファン代表】
「まずはじめに、本日このようなイベントを快く開催させていただいた川崎ロック座、 それからスタッフのみなさまにお礼を申し上げます。ありがとうございました。 それから今日、一緒に乗っていただいているお姐さん方、 いろいろご協力頂きまして、ありがとうございました。 それから今日おいでいただいているお客さまには、この場をお借りして、 このようなイベントにご参加をいただきまして、ありがとうございました。 黒崎優さん、10周年おめでとうございます。僕はファン歴はすごく短くて、 この場であいさつするのは憚られるところもあるんですけど、ファンになってからは、 いろいろ地方の方もお付き合いさせていただいて、地方を回るのはすごい大変だなと、 移動を含めて大変だなっていうのを、しみじみ思っています。 それを休みなく何週間も連投してやっている姿を見ていると、 すごくがんばりやさんで、大変だろうなと心から思っています。 優ちゃんというと『ネタ』が有名と言いますか、『ネタ』というイメージがありますけれども、 僕は真面目に作り込んだ作品が結構好きで…という話をしようとしていたら、 今日初めて観た周年作があんな感じだったので(場内笑)、 でもあれも、きっとまじめに作り込んだんだろうなと、そんな優ちゃんが大好きなんで、 これからも応援しますので、頑張って続けてください。10周年おめでとうございます。」 聖さんがいったん引き取って、主役の黒崎優さんのごあいさつへ。本舞台中央に正座してのあいさつ。 【黒崎】「すみません、みなさま本当にお時間を取らせていただいて、どうもすみません。
ありがとうございます。 黒崎優、2015年10月1日をもって10周年を迎えまして、 このようなイベントを川崎ロックで開催させていただくことになりました。 みなさまに感謝です。スタッフの方々、メンバーの方々、お客さま、ファンのみなさま、 本当にどうもありがとうございます。 10年前に新宿ニューアートでデビューして、本当にデビューした当時は、 子鹿のようにプルプル震えながらステージに初めて立ったことを今、思い出して、 それから、本当に何にも分からなくて、 お姐さんから怒られていることも、『いったいこれは何のことだろう?』と言って、 マイペースなのかそういう性格なのか分からないんですが、 右も左も、人間としてダメだったデビュー当時から、 いろんな踊り子さんたち、お客さま、ファンの方々と接して、 人間として成長出来たっていうことが、この10年間得られた最高の宝物だと思ってます。 ツイッターやブログで、いろいろ踊り子さんとか、みんなと関わって、 それからステージも関わって、そういってみんなが輪になって、幸せな感じの日常と言いますか、 この感じが、これからもずっと続いていくといいなと思っているので、 みんなで仲良く手と手を取り合って、これからストリップ業界を繁栄させて、前進して、 私は同期とか仲のいい踊り子さんが辞めていかれることも、10年間でお別れすることもあって、 そういったお姐さんたちの思い、踊り子さんたちの思い、それから教わったこと、 いろいろ身にしみて、心に残っていて、これからも頑張りたい、 私は続けていきたいと思いますので、これからもみなさま、よろしくお願い致します。 どうもありがとうございました。」 ここまでで我慢できなくなったか、黒崎さんの声とゼスチャーが炸裂。 【黒崎】「コマネチッ!」
MC・聖さんがナイスフォロー。
【聖】「はい、ありがとうございます(笑)。
この『コマネチ』を持ちまして、このイベントを終了致しますので、 みなさま、ありがとうございました。」 「いい湯だな〜」の音楽が流れる中、本舞台幕が閉まるまで、鼻にクリームをつけたまま「コマネチ!」のポーズを切り続ける、10周年を迎えた黒崎優さんの姿が、場内に温かい笑い声を響かせながら、30分間にわたったイベントはお開きとなった。
「黒崎優さん、10周年おめでとうございます。豊かな表現力に裏打ちされた見応えのあるステージ、そしてショーマンシップに満ちあふれた“ネタ”の数々で、これからもストリップの世界に癒やしと感動、そして笑いを振りまき続けていってください。」 (敬称略・観劇日:平成27年10月3日(土))
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個性豊かな「2005年組」の中でも、そのユニークな“芸風”で知られる黒崎優さんが、10月1日にデビュー10周年を迎えられた。「黒崎さんと言えば『ネタ』」というぐらい、サービス精神旺盛なステージングやポラタイムでの一発芸、イベントでの仮装などが際だって語られることが多い。これらは客席を“温める”のはもちろん、楽屋の雰囲気を和らげ、士気を高め、「楽屋の空気感はステージに反映する」説に従えば、同乗りの演者を含めてのステージを高めることにつながっていて、黒崎さんの魅力の一面であるとともに、多面的な価値を持ったパフォーマンスとして高く評価すべきものであると筆者は考える。
ところが昨今、この「ネタ」を理由に挙げて、ステージでのパフォーマンスに制限を掛ける、あるいは出演自体を制限するかのような言動を見せる劇場があると伝えられている。こうした「ネタでふざけている」「態度が不真面目」といった視野狭窄的な捉え方しかしない、出来ない劇場サイドを、筆者は哀れに思う。
黒崎さんは、あるときは6周年作「龍馬伝」に代表される、ダイナミックな演出に男女の細やかな愛情の機微を乗せて見る者の心を震わせる大作を演じ、またあるときは9周年作「ふくしま」のように、震災そして原発事故に打ちひしがれた福島を応援するような温かい作品を送り出してきた。こうしたステージをきっちりと務め上げた上で、初めてのお客さんにも常連さんにも楽しんでもらおうという“サービス精神の発露”として、「ネタ」を付加的に披露しているのである。「ネタ」だけでお茶を濁すような、いい加減なステージを務めているわけではないことを、「ネタ禁止」を言い出すような劇場側はきちんと理解すべきであろう。
こうした中で迎えた10周年。区切りの周年作で黒崎さんは、「『ネタ』を作品にまで昇華させる」というチャレンジを披露してくれた。その作品の初出しが行なわれた3日(土)、10周年の記念イベントも含め、プンラスで観劇。
2・4回目は、去年「4月中【東洋】レビュー」1・3回目や
「4月結【新宿】レビュー」1・3回目で東条真夏の演目としてご報告し、 「7月中【川崎】レビュー」の水沢美波の演目でもお伝えした、演目名「君の瞳に恋してる」を続演。 2・3・4回目は“黒崎ワールド”の集大成、驚愕、渾身の10周年作、演目名「8時だョ!全員集合」を初出し。
時報とともに土曜夜8時・TBS制作の往年の“お化け番組”オープニング曲に乗って、 はっぴにたすき、はちまきのこれもまた懐かしい姿で登場。 本舞台幕が開くと、「いってみよう!」の掛け声から、おなじみの振りで「エンヤコラヤ」と一舞してみせる。 「次、いってみよう!」の合いの手で、音楽が軽快なインスト曲、強制翻訳英題“Theme of Beard”に変わると、 本舞台上手ではちまきやはっぴを脱ぎ、「ダンス衣装 小道具」と書かれた箱の中から ワイシャツや黒パンツ、燕尾服を取り出して身につけ、蝶ネクタイとチョビひげを着けると、 「ヒゲダンス」を踊りながら、「水の入ったバケツ回し」(もちろん水は入っていない)や 「グラスが乗った盆を一本棒で支え片手でバランスを取る」妙技を見せていく。 途中でバランスを崩して、観客の頭上に「おっとっと…」となるが、棒と盆、グラスは“接着済み”。 さらに本舞台下手から取り出した「竿燈まつり」の「竿燈」を差し上げて見せるが、 これも倒してしまい、「ダメだ、こりゃ」。 続いて、本舞台下手に置いたラジカセの再生スイッチを押すと、 粘るようなインスト曲、強制翻訳邦題“禁忌”が流れ始め、 下手側に置かれた「セクシー衣装」と書かれた箱から後ろ向きになにやら取り出して身につけていく。 振り向くと“オヤジのハゲヅラ”に“ビン底メガネ”を着けてのシースルーのキャミソールという “おぞましい姿”(笑)で、花道から前盆で「ちょっとだけよ〜」とセクシーに迫る。 ふと我に返り、慌てて本舞台にとって返すと、「なに、見てんのよ〜!」と叫び、場面転換の音楽。 そして初出しの2回目では“筋肉スーツ”を着て桶を股間に当てながら「生きてて、すみません…」の謝罪、 3回目は“ショッカー”で登場してから暗転など、回によって出し物が変わるミニコーナーが展開する。 音楽が“早口言葉”の曲に変わると、“筋肉スーツ”に“股間スワン”“スワンつきヅラ”にサングラス姿で、 本舞台から花道、前盆を踊り周りながら、スケッチブックに書かれた早口言葉、 「生麦 生米 生卵」「カエルぴょこぴょこ みぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ むぴょこぴょこ」 「すももも 桃も 桃のうち 桃も すももも 桃のうち」などをかぶり席の観客に示しながらチャレンジさせ、 最後に全員で「隣の竹垣竹立てかけた 向こうの竹垣竹立てかけた」に挑戦。 さらに一舞すると、カラスが「カー」と鳴いて、「カ〜ラ〜ス、なぜ鳴くの〜」の大合唱からクロスフェードで、 しっとり歌っていく邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Seagull is Seagull”に音楽が変わると、 本舞台上手で“筋肉スーツ”と“股間スワン”などを脱ぎ、シースルーのラメ入り紺薄長布を腰に巻き付け、 本舞台中央の“装置”の黒布を外してから前盆へと歩み入る。 ベッドでは、立ち姿からゆっくり腰を下ろし、
「片ひざ曲げ片足後ろ伸ばし」でのしっとりとした振りで進め、前盆に伏せて音楽を渡る。 ピアノとオーケストラが物悲しげなイメージで弾いていくインスト曲、 強制翻訳邦題“あなたのためにすべて”に音楽を変えると、ゆっくりと「L」のポーズを切って立ち上がる。 薄長布を振りながら花道、そして本舞台へと静かに歩き戻ると、“装置”の下に座ってひもを引く。 すると“金ダライ”が見事に落下、黒崎の頭を直撃すると、場面転換の曲に変わって、悶絶。 再びインスト曲に戻して起き上がり、しっとりとした立ち姿を決めて、この超大作を締めくくる。 (3)【有沢りさ】 妖艶なアラビアンスタイルで演じていく作品、演目名「ハレム」。 スタート前に投光さんから「手拍子・鳴り物はご遠慮ください」との告知が入る。 スローでエスニックテイストを漂わせる洋楽女性ボーカル曲に乗って、 上半身は白ビーズチョーカーにカップレスの白ビスチェを着けて薄布でバストを覆い、 さらに二の腕にも白薄布飾りを着け、下半身は淡青色の上に白色の薄布を重ねたロングスカートにて、 ファンベールでその姿を隠しながら登場。 本舞台と前盆を行き来しながら、ゆったりとファンベールを扱いつつ、 ヒップスライドの動きも艶めかしく舞っていく。 音楽がアップテンポに変調すると、ファンベールを閉じて大きく柔らかく舞ってから、 再びファンベールを広げると、笑顔を浮かべながら前盆まで行き来しつつ、 徐々に舞いぶりをアクセラレートさせていく。 音楽をリズミックでビートの利いた洋楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“走っている”に変えると、 ファンベールを置き、ターンや柔らかい腕の振りで魅せていく。 身体を震わせるような動きとともに前盆まで進み、いったん本舞台に戻ってから、 澄んだ女声で歌い上げていく洋楽曲に音楽を変えると、 妖艶な動きを間に挟みつつ、腕飾りやスカート、トップスを外していき、 白ビーズチョーカーと白のミニ腰飾り姿で前盆へと進む。 ベッドでは腰を下ろしてあお向けに倒れると、両脚をうごめかせてみせてから、片ひざ立ちの姿で音楽を渡る。
ビートの利いた音楽に澄んだ女声が重なる洋楽曲、強制翻訳邦題“それは美しい日”に音楽を変えると、 ひざつきの姿勢で腰飾りを外して左腕に掛け、 「片ひざつき片足後ろ伸ばし」の姿勢で両手を大きく開いてみせてから、 「スワン」のポーズを切って音楽を渡る。 壮大なオーケストラによるインスト曲に音楽を変え、両ひざ立ちでゆっくりと片手を差し上げてから 「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。 本舞台へと駆け戻り、大きく両手をかき上げての立ち姿で締めくくる。 (4)【聖 京香】 1・2・4回目は、今週初出しの新作、演目名「他人の関係」。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Relation of other people”に乗って、 淡色髪飾りとかんざしを着け、光沢地の淡青色のお引きずりに黒地に金箔を押した帯を前結びにした姿で、 黒地に銀の流水模様が入った扇子を手にしながら、 頭を左右に振る原曲の振りを交えつつ、本舞台でゆったりと舞い始める。 扇子を口にくわえると本舞台下手で帯を解き、お引きずりを脱いで、 緋長襦袢を羽織った姿に替えて暗転、袖に引く。 ビートの利いたインスト曲で明けると、黒のセパレートにたすき状の細布を巻き、 紫の薄布ロングスカートの上に、短冊状の黒地金箔押しの腰飾りが下がる姿に替えて、 本舞台と前盆を往復しつつ、クールで切れのいいダンスを一舞。 喝采の中、前盆に立って音楽を渡り、 スローリズミックな洋楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“笑い”に音楽を変えると、 ゆっくりと本舞台に歩き戻り、 本舞台中央のいすに掛けておいた、大きな花柄入り白黒ツートンの長襦袢を羽織って上手に展開した後、 いすに腰掛けて座面にあお向けで両脚を上下させ、ついでスパンコールがついたひもを首に下げてから、 腰に薄い細長布を一巻きした上に長襦袢を重ねた姿で前盆へと進む。 音楽を、ビートの利いたシンセサイザー音楽に女声ヴォカリーズが重なる曲に変えてのベッド前半、
腰を下ろしてあお向けに倒れ、両足を振り上げてから上体を起こし、 音楽を邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“愛の神秘”に変えて、 身体を横に流した形から「横開き」や「L」のポーズを切ってみせる。 ついで腰を下ろして両ひざを曲げた姿勢から、いったん横になってすぐ上体を起こし、 「片ひざつき片足片手差し上げ」や「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし両手広げ」のポーズを決めて立ち上がる。 長襦袢を後ろ手に広げつつ本舞台へと戻り、中央に置いたいすの座面で「シャチホコ」のポーズを切ると、 いすに片足を乗せて上体反らしで片手を差し上げると、 くるりと一回りしていすに腰を下ろし、両手を大きく広げた姿で締めくくる。 3回目は、アップテンポの邦楽女性ボーカル曲に乗って、
黒のボブウィッグを着けて黒シルクハットを乗せ、シルバーフリンジつきトップスに赤薄布スカート姿で、 右手にステッキ、左手に旧式マイクを持って、時折マイクを口に近づけて歌いながらの “ショータイム風ダンス”を本舞台から花道を行き来しつつ一舞。 音楽をビートの利いた邦楽女性ボーカル曲に変えると、トップスとスカートを脱いでから、 シルバーチョーカーを着け、赤フリンジや赤スパンコールレオタードに 黒ロンググローブ、脚に黒細バンドを巻いた姿に替えると、 本舞台中央にてひざつきや腰を下ろした姿勢で、マイクを手にクール&セクシーに舞っていく。 ひざつきの姿勢で音楽を渡り、暗転で袖に引くと、リズミックなラテン系邦楽女性ボーカル曲で明けると、 シルバーカップレスビスチェ、黒ロンググローブに替え、 本舞台上手に引き出してきたいすに腰掛けてから、立ち上がっての一舞。 さらに本舞台中央にいすを動かして座って舞ってから、 いす前の舞台にあお向けになって脚を振り上げて動かして起き上がると、 マラボーを本舞台中央に置いてから、ステッキを手に前盆へ。 ベッド前半、立ち姿から腰を下ろし、あお向けで両足を振り上げてみせてから上体を起こすと、
腰をついて両ひざを軽く曲げた姿で音楽を渡る。 オーケストラの伴奏で歌っていく邦楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 ステッキを手に差し出してから、「片ひざつき片足振り上げ」や「シャチホコ」 「片ひざつき片手差し上げ」「スーパーL」「横開き」などのポーズを切り、 両ひざ立ちや四つん這いでセクシーに進め、 「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし両手広げ」のポーズを決めて立ち上がる。 ステッキを振りつつ花道を戻り、本舞台中央にてマラボーを拾うと、抱きかかえるようにしてのラストへ。 (6)【鈴木千里】 ゆっくりと歌っていく邦楽男性ボーカル曲に乗って、赤の花髪飾りを着け、水色の着物に赤帯を締め、 風呂敷包みを手に赤の和傘を差した姿で、しっとりと本舞台下手から歩み出す。 本舞台中央に包みを、下手に和傘を置くと、前盆まで往復しながら、しっとりとした舞姿を見せていく。 下手の傘を再び手にして上手に移すと、 音楽をリズミックでラップ調に歌っていく邦楽男性グループ曲、強制ひらがな化題名“あいわぐま”に変え、 上手の傘の陰で帯を解き、着物を下ろし、白長襦袢を羽織った姿に替えて、傘を畳んでから 音楽と照明を残したまま上手袖に引く。 ピアノ伴奏でビートを利かせながら歌っていく洋楽男性ボーカル曲に音楽を変えると、 赤の花髪飾りを着け、金模様のベルトがついた黒のモンロードレス風ベッド着に替えて、 裾を差し上げ、大きく振り広げながらスパニッシュテイストでの両手の振りを見せてから、 前盆へと進み、裾を大きく広げてのターンを見せる。 もう一度、本舞台に戻り、両手で裾を大きく広げながら一舞し、中央にて両手を構えた姿で音楽を渡る。 ピアノ伴奏で歌っていく洋楽男性ボーカル曲に音楽を変えると、 風呂敷包みを抱えて前盆まで進み、ゆっくりと置いてから、 後ろ立ち姿でベッド着の前を開き、腰を下ろして包みの結びを解いていく。 そして、中から現れたバスケットにベッド着の裾をかぶせて音楽を渡る。 ピアノ伴奏で歌っていく邦楽男性ボーカル曲、強制漢字化題名“昼の星”に音楽を変えてのベッドでは、
バスケットから青い小さな球を取り出してかざして見せてから、 「スーパーL」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切っていく。 さらに、腰をついての両脚浮かせや身体を横に流した姿勢を作り、 バスケットから白の星形を取り出すと、差し上げての「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決める。 星形を前盆かぶり客に手渡すと本舞台へと歩み戻り、上手の和傘を開いて差しながらの立ち姿で締めくくる。 (敬称略・観劇日:平成27年10月3日(土))
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続く、あまりに続きすぎる。2011年デビュー、ロリ系でキュートなステージングで観客を魅了してきた初芽里奈さんが、この週を限りに引退することを9月16日の初日にブログで発表した。新たな世界に進むための前向きなご卒業とはわかっていても、今年相次ぐ「引退・休業」ラッシュの中でのことであり、大きな衝撃が広がった。
小さな身体に控え目な胸、似合いすぎるツインテールなど、“ロリ系キャラ”としての個性の輝きはいまさら言うまでもないと思うが、それに加えて筆者は、初芽さんの「几帳面さ」に、しばしば驚かされてきた。 例えば、ポラ館でのソロ作品に「タイトル」に加えて「作品番号」をつけて公表する管理法は、“演目系レポ屋”としては大変ありがたいものであったし、ポラタイムでの対応も実に的確で驚くほどよく気が回り、時に回りすぎて自らテンパるのもご愛嬌であった。そうした姿から想像するに、その几帳面さを存分に発揮して“次の道”を考えたのだろうと思えてならない。 9月結は、ことしは5連休となった秋の大型連休「シルバーウィーク」を含む週となり、多くの観客が初芽さんのラスト週を見守ることが出来たのではないだろうか。その一人として1・2回目を観劇。
(1)【沢村れいか】 ビートの利いた韓流男性グループ曲、強制解釈化題名“Googleのスマホ向けOS”に乗って、 黒薄布ミニスカートの上に、シルバーのネクタイをぶら下げたブルーのスパンコールつきセパレートと 黒エナメルのチョッキを重ね、黒網タイツに黒ブーツ姿で登場。 ロボットダンスにクイックな振りを交えながら、本舞台から花道にて一舞。 音楽を、ビートの利いた韓流男性ボーカル曲に変えると、チョッキを脱ぎ、 本舞台中央にいすを置いて、その周りやいすに腰掛けながら、クールな舞いぶりで進めていく。 いすの下に腰を下ろし、四つん這いや両足旋回などを見せた後、いすを引いて前盆へ。 いすに腰掛け、ついで立ち上がってから、こぶしを振り上げるような力強い舞姿を見せ、 本舞台に戻ると、いすに座って音楽を渡る。 ビートの利いた韓流男性グループ曲、強制翻訳邦題“もし…?!”に音楽を変えると、 セパレートトップを外し、アンダー下の薄布とミニスカートを脱いで、 シルバーネクタイと黒エナメルのチョッキにセパレートアンダーを残して前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿でセパレートアンダーを勢いよく脱ぐと、
腰を下ろして勢いのある舞姿を見せ、腰をついてや両ひざ立ちの姿勢で進めていく。 音楽をアップテンポの韓流男性グループ曲、 強制翻訳邦題“私をつかまえて −もしあなたが欲するなら−」”に変えてのベッド後半では、 腰をつき、あるいは両ひざ立ちで激しく動いてから、 「片ひざつき片足振り上げ」や「スーパーL」のポーズを切ってみせる。 さらに腰をついての開脚などの動きから「シャチホコ」のポーズを決め、 両ひざ立ちでの上体旋回や、身体を横に流してのアクティブな動きで進め、 「片ひざつき片ひざ立ち」の構えを見せて立ち上がる。 「両手片足つき片足振り上げ」のポーズを切ると再び姿勢を下げ、 両ひざ立ちでの展開を見せて立ち上がると、花道で激しく舞ってから本舞台に戻り、 いすに片足を上げて締めくくる。 (2)【西園寺瞳】 1回目は、演目名「妖精さん」。 スローなカノンの女声ヴォカリーズで本舞台幕が開くと、 直径1mはあろうかという大きなピンクの花が本舞台上手に咲く背後から、 ゴールドのカチューシャと白の羽根を背中につけ、 腰にゴールドのベルト状飾りがついた白ミニワンピース姿で飛び立ち、 本舞台から前盆を優しく飛びながらの一舞。 暗転で袖に引き、アップテンポのインスト曲で明けると、 ネオングリーンの薄布がいくつも下がるモスグリーンのセパレートに、 同色のレッグカバー、髪飾りと左腕飾りをつけた姿で登場。 柔らかく大きな舞姿で本舞台から前盆まで進んで舞っていき、 本舞台に戻っていすの上に立ち上がると、片手を差し上げた姿で暗転、袖に引く。 ピアノのインスト曲で明けると、淡いグリーンの髪飾りと手首飾りを着け、モンロードレス風ベッド着に替え、 いす周りや本舞台でのターン、下手で袖幕をつかんでとステージを広く使って進めていき、 しっとりと舞いつつ前盆へと歩み入る。 前盆での立ち姿で音楽を渡り、澄んだ声で歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲でのベッド前半、
立ち姿でベッド着の前を開いてターンを決め、腰を下ろすと「L」のポーズを切り、 腰を下ろした姿勢で両手を差し上げ、ついで「V」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決める。 音楽をオーケストラ演奏に乗せて歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲、 強制翻訳邦題“さよならと言う時”に音楽を変えてのベッド後半では、 腰をついての手の振りから「L」や「片ひざつき片手片足振り上げ」のポーズを切り、 あお向けに倒れてからの両足交錯や、 「横開き」「シャチホコ」「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。 ベッド着を後ろ手に広げつつ本舞台へと戻り、ベッド着を下ろすと振り返っていすに腰掛け、 両手を差し広げてのラストへ。 2回目は、澄んだ女声で歌っていくヒーリング系邦楽女性ボーカル曲に乗って、
白と青の花髪飾りに、襟を立てた淡い水色の“乙姫さま”風衣装で、白の芭蕉扇を手にしっとりと舞い始める。 すぐに前盆へと歩み出ると、扇を片手にゆるやかな一舞で暗転、袖に引く。 リズミックなインスト曲で明けると、スパンコールが輝くオレンジ色のロングセパレートに替え、 首の後ろから両手首につながる淡いオレンジ色の薄布をはばたかせながら登場。 軽やかなステップとともに薄布を振り広げながら本舞台と前盆の間を行き来しつつ舞っていき、 前盆での立ち姿で暗転、袖へ。 水がしたたる音にシンセサイザーのメロディが重なる音楽で明けると、 淡い水色の王冠風薄布髪飾りに、 青ラメのロングドレス風ベッド着とロングアームカバー、レッグカバーを着けた姿に替え、 音楽をリズミックなオーケストラ演奏のインスト曲に変えると、 本舞台中央での座り姿から立ち上がり、下手や上手へと展開してから前盆へと歩み入る。 ベッド前半、前盆での立ち姿からベッド着の前を開いて腰を下ろしつつ、ゆったりとした手の振りで見せていく。
音楽がアップテンポの邦楽女性ボーカル曲に変わると、「L」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切り、 ついで腰をついて両足を折り曲げ伸ばしや「V字開脚」を経て「両手組み上げでのスワン」のポーズを決める。 さらに四つん這いでのあおり上げや「片ひざつき片足後ろ伸ばし」から両ひざ立ちの形を作って、 「横開き」や「上げ足上げ手つかみ横開き」「シャチホコ」のポーズを切って、 「片ひざつき片足前伸ばし」の姿で音楽を渡る。 波音にシンセサイザー音が重なる音楽で立ち上がり、ゆっくりと花道を戻りつつベッド着を下ろすと、 本舞台中央のいすの上に置いてあった玉手箱を持ち上げ、座り姿でゆっくりふたを開けていくエンディング。 2回目は、「5月結【新宿】レビュー」1・3回目でご報告した2周年作、演目名「infinity」を再演。
(4)【MIKA】 1回目は、美しくも悲しい作品をモチーフにした、演目名「人魚姫」。 波音に船の汽笛が響き、オーケストラ曲が流れ始めると本舞台幕が開き、 シルバーの輝くチョーカーにセパレートトップ、そして腰から下は人魚の姿で、 本舞台中央に腰を下ろした姿で登場、笑顔で尾びれを振り上げながらの“人魚の舞”を披露していく。 手にしたアンプルのふたを開けて中身を飲み干すと、雷鳴がとどろき、 のどを押さえるようにしながらバタリと倒れて暗転、袖に引く。 リズミックな洋楽女性ボーカル曲で明けると、白髪飾りに白ワンピース姿で本舞台中央に寝そべった姿を現し、 はじめは本舞台中央にて腰を下ろして舞い始め、足の感触を確かめるようにしながら立ち上がると、 音楽をリズミックな邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“輝き”に変え、 本舞台にてクリアでダイナミックな舞姿を見せていく。 音楽途中で雷鳴が響いて暗転、澄んだ女声ヴォカリーズで明けると、 前盆にて、置いてあった貝殻を手にした座り姿を現し、貝を置き、ワンピースを脱ぐと立ち上がる。 スローに歌っていく邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳題名“YouにMeetしなければ 〜Summer Snow Winter Flower〜”に音楽を変えて いったん本舞台上手に動くと、シルバーチェーンチョーカーとブルーの長布を腰にまとった姿に替え、 前盆へと駆け込む。 前盆に入るとすぐに「片ひざつき片手差し上げ」や「スーパーL」
「片ひざつき片足片手差し上げ」のポーズを切ってから、 腰を下ろした姿勢でアクティブに動くと立ち上がり、本舞台へと戻る。 ついで、腰布を外して後ろ手に広げての「レイバック」を本舞台中央で決め、 大きく振りかざして身体に巻き付けた立ち姿から後ろ手に広げつつ、再び前盆へ。 ピアノ伴奏から広がっていくインスト曲で長布を広げての立ち姿から 腰を下ろして「横開き」のポーズを切り、腰をついて貝殻を両手で差し上げてみせてから長布にくるまり、 腰回りに掛けての「両手を組み上げたスワン」や「3点支持」のポーズをゆったりと切って立ち上がる。 長布を後ろ手に引きつつ本舞台へと戻り、中央にてあお向けに寝そべると、波音とともに姿を消していく。 2回目は、強制翻訳題名“間諜ビッグミッション”テーマ曲に乗って、
ブロンドショートウィッグに黒エナメルロングコート姿で、前盆に伏せた板付きにてスタート。 前盆を這うように動いて花道で立ち上がると暗転し、 アップテンポのインスト曲に変えて本舞台幕が半開になると、 白ショートウィッグに黒革のセパレート、黒ブーツ姿で 本舞台中央のいすに腰掛けた姿を現し、クールに舞い始める。 本舞台幕が開くと、音楽をリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変え、 本舞台中央のいす周りで緩急を交えたダンスをスタートさせると、 前盆まで往復しながらトップスの前を開き、ブラを見せつつ一舞し暗転、本舞台幕が閉まる。 リズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制漢字化題名“姐ぇ”で明けると、 本舞台中央にリングがセッティングされ、そこに白布を腰に巻いた姿で登場、 腰布を外すとリングに上り、開脚で支持しての逆さ吊りや、両手でつかんでの前後開脚逆さ吊り、 リング上端に片脚を掛けての逆さ姿勢などのエアリアルリング技を披露していく。 地上に降り立つと、リズミックな洋楽女性ボーカル曲に音楽を変え、 花道まで歩み出て大きく身体を振り動かして舞いつつ、前盆へと進む。 ベッドでは、大きく動いてあお向けに倒れてからの「I字開脚」や両足旋回を見せ、
「片足片手差し上げ」や「スーパーL」 「片ひざつき片足振り上げ片手差し上げ」などのポーズを次々と切ってみせる。 スローに澄んだ声で歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えると、 前盆際でかぶり席の観客をゆっくり指差してから立ち上がり、本舞台へと駆け戻ると再びリングに上る。 開脚での逆さ吊りや、リング上端に両脚を掛け、下端を両手で支えての海老反り姿勢、 リング上端を両手、下端を両足で押さえての上体反らしなどのリング技を展開。 両脚で支持しての逆さ吊りから、両手で回転をつけてリングにぶら下がる形での超高速回転を見せると、 その回転の余韻を残したまま、照明がフェードアウトしていくエンディング。 (5)【初芽里奈】 1回目は、おととし「3月頭【仙台】楽日レビュー」2・4回目でご報告し、 去年「1月結【浜劇】レビュー」や「1月結【川崎】レビュー」でもお伝えした、 作品番号(8)、演目名「chocolate bed in」を再演。 (6)【加瀬あゆむ】 1回目は、熱く華やかに魅せる作品、演目名「サンバ」。 アップテンポのラテン系洋楽女性ボーカル曲に乗って、 赤羽根髪飾りを着け、赤羽根が飾る白ビキニに紅白モールのコステイロを背負って、 赤白ぼかしの大布を両手で広げて舞い始める。 大布を置くと、本舞台で熱いサンバのステップを踏みつつ舞い、前盆へと駆け込むと、 ひととき音楽がスローテンポに落ち、腰を下ろしてインターバルを作る。 すぐに音楽がアップテンポに復帰すると、もう一度本舞台から前盆を往復しての熱いダンスを繰り広げていく。 音楽をリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変えると、本舞台上手でコステイロ、下手で髪飾りを外し、 赤羽根がついた白ビキニ姿で前盆まで舞いつつ往復して、本舞台上手に戻ってから、 ネオンオレンジのリボン飾りがついたネオンイエローのパレオ風長布を身に着けて前盆へ。 ギター伴奏でスローに歌っていく洋楽女性ボーカル曲でのベッド前半、
立ち姿でゆっくりと進め、裾をたぐりながら腰を下ろしてから、まとめていた髪を下ろすと、 あお向けに倒れ、両足を浮かせるように動かしながら進めていく。 音楽をアップテンポのラテン系邦楽女性ボーカル曲で一気に切り替えると、 腰を下ろした姿での手の振りで見せていき、 「L」や「スーパーL」「片ひざつき片足片手振り上げ」「シャチホコ」のポーズを切っていく。 前後開脚や腰を下ろした姿勢で楽しそうに歌詞の世界を手の振りで演じてみせてから、 「片ひざつき片ひざ立ち両手差し上げ」のポーズを決め、腰を着けた姿から立ち上がる。 サンバホイッスルを鳴らしながら前盆にて熱く激しく舞ってみせると、本舞台に駆け戻り、 本舞台中央にて華やかに舞いまとめる。 2回目は、澄んだ声で歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“名誉の問題”に乗って、
橙色の着物に、金の箔が押された袴を着けた姿で、刀を抜いての殺陣を本舞台から前盆で演じていく。 音楽と照明を残して下手袖に引くと、袴を脱いでお引きずりに替え、 白一色と、紅白ぼかしの大羽根扇子2丁を手に登場。 大きく振りながら舞いつつ前盆まで往復して本舞台下手にしまうと、 しごきを飛ばし、腰ひもを抜き、お引きずりを下ろしての緋長襦袢での後ろ座り姿で下手袖に。 白のミニドレスに早替えして姿を現すと、 クイックな振りやターンを交えてのダンスを激しく舞って前盆から本舞台に戻り、 音楽終わりで片手をズバッと差し上げて決めてみせる。 アカペラで歌っていく邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Flower”に音楽を変えて、 静かに歌詞の世界を振りで見せつつ立ち上がり、本舞台下手に移ってドレスを下ろすと、暗転で袖に引く。 前曲と同曲の邦楽女性ボーカル入りバージョンで明けると、 黄色の花を手に、白レースシースルー長襦袢風ベッド着に桃色のしごきを締めた姿で、 本舞台中央に伏せたところから立ち上がり、花を差し伸べながらゆっくりと立ち姿で舞いつつ花道を進む。 前盆に花を置くと、袖を顔前に広げつつ前盆へと歩み入る。 女声ヴォカリーズが重なる曲でのベッド前半、立ち姿でベッド着を両肩脱ぎにして裾をまくり上げてみせると、
しごきを抜き、腰を下ろしてから、腰に巻き付けた白レース長布をたくし上げて、あお向けに寝て音楽を渡る。 三線の伴奏でゆったりと歌っていく邦楽男性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Island Person is Treasure”に音楽を変えてのベッド後半では、 花を手にしてから口にくわえて「L」のポーズを切って見せる。 花を前盆に置き、腰布を外しての両ひざ立ちから、 しごきを口にくわえ、もう一端を右足で挟んでの「片ひざつき片足振り上げ」のポーズを決めると、 花を携えて立ち上がる。 口にくわえながら「カチャーシー」の振りを舞いつつ本舞台へと戻り、花を差し上げて締めくくる。 1回目から場内は約60人の大賑わい。ポラ列も長く伸び、1回目の終了が15時46分という“ド押し”に。そこで2回目は「3−3」で「1人1枚制限」が発動。ところがそれをよそ目にさらに場内の観客数は増えていき、70人を超えるまでの賑わいになった、シルバーウィーク4日目の「川崎」であった。 (敬称略・観劇日:平成27年9月22日(火・休))
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