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筆者は拝見したステージは基本的にすべて記録し、ご覧頂いているブログにまとめることを続けてきた。ではそれだけ記録をしていれば、ステージでスタートした演目が「既見」か「未見」かが瞬時に判断できるかというと、残念ながらそう言い切る自信は全くない。個性的な衣装や曲、特徴的な場面のある作品などはピンと来ることが多いが、比較的多用されている曲やモチーフ、衣装などで始まった場合、「観たことがあるような、初めてのような…」というモヤモヤした状態が続くこともないわけではない。
そんな時、手元の記録をどうするか。筆者は「少しでも迷ったら記録する」ことにしている。記録したメモを後刻照合し、既に拝見した記録がある作品であればそれでよし、もし初見の作品にも関わらずメモをスルーしてしまった時の後悔に比べれば、記録がダブることぐらいどうということはない、そう考えているからである。
もっとも、「拝見したことがあるような…」と思った時には、「既見」作品であることがほとんどである。その時に記憶の海から浮かび上がらせて明確な像を結ぶことが出来なくても、どこかに何かの記憶の断片が残っていて、それが「拝見したことがあるような…」という意識を呼び起こすのであろう。人間の記憶メカニズムとは、実に奥深く興味深いものである。そんなことを思う場面にも出会いながら、1・2回目を観劇。
(1)【彩音しゅり】 1回目は、雰囲気のある歌い方の邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Over the Amagi”のカバーバージョンに乗って、 白花髪飾りを着け、金の花柄が押された白と青の光沢地の着物に金帯を前結びにして、 手ぬぐいを頭に掛け、一端を口にくわえた姿で登場。 本舞台と花道を何度か行き来しつつ、しっとりとした日舞を舞っていく。 琴などの伴奏でゆっくりと歌っていく邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳題名“Snow Moon Flower 天国の情景”に音楽を変えると、 紅白ぼかしの扇子を帯の間から取り出し、開いて一差し舞ってから、 口にくわえつつ帯を解き、赤のしごきを取り、腰ひもを抜いて着物を脱いでいく。 本舞台上手で白長襦袢を下ろすと、水色の腰巻での後ろ立ち姿で音楽を渡り、 勇ましい演奏に男性の掛け声が入る曲に変えると、水色襟の素通し白長襦袢を羽織って前盆へ。 腰を下ろしてのベッド前半、あお向けに倒れて両足を揃えてかき回し、
両ひざをついて上体を揺らめかせると、両足旋回から前盆に伏せた姿で音楽を渡る。 ピアノ伴奏で歌っていく邦楽女性ボーカル曲、強制漢字化題名“花水木”に音楽を変えてのベッド後半では、 「片ひざつき片手差し上げ」や「片ひざつき片足振り上げ」のポーズを切ってみせてから、 腰をついてのしっとりとした手の振りで進め、 正座した姿勢から立ち上がると、長襦袢を後ろ手に広げつつ本舞台へと戻る。 長襦袢を前に掲げ広げてから下ろすと、立ちから正座を経ての「スーパーL」のポーズを決め、 長襦袢と腰巻を手にして立ち上がり、構えた姿で締めくくる。 2回目は、緊迫感の漂うオーケストラ曲に男女ヴォカリーズが重なる音楽に乗って、
本舞台幕を閉めての前盆板付きにて、全身にメカを装着し、緑のフードをすっぽりかぶった姿で、 2本の剣を手にひざをついた姿勢でのプロローグからスタート。 暗転で本舞台幕の向こう側に戻り、アップテンポの邦楽男性ボーカル曲で幕が開くと、 緑のフードマントを脱ぎ捨て、黒ラインが走る白のプラグスーツに赤の短丈ジャケットを重ね、 首から赤のマフラーを下げた姿でアクティブに一舞。 音楽を、スローに歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化・英訳題名“死亡する若い女性 Water and Moon in her hand”に変えると、 本舞台上手の剣を手にして短く舞い、腰を下ろすと暗転で袖に引く。 同じ曲のまま明けると、血のついたシャツを着て両足に包帯を巻いた座り姿を見せ、 立ち上がって剣を手に一舞してから黒布が敷かれた前盆へと進み、腰を下ろしてうずくまった姿で音楽を渡る。 ハイトーンボイスで歌っていく邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“植民地”に音楽を変えてのベッド前半、
シャツの前を開いて上半身に白ひもを巻いた姿を見せつつ、 腰を下ろした姿勢で上体を大きくくねらせるように動いていく。 うつ伏せから四つん這いでのあおり上げなどで動いてから、 両ひざ立ちを経て「スーパーL」のポーズを切ってみせる。 腰をついての両手の振りから「3点支持」の形で身体を上下にあおってから立ち上がり、 本舞台へと歩き戻ると「レイバック」を決め、 振り向くと右手を真っ直ぐに伸ばして本舞台中央に戻り、大きく胸を張った姿で締めくくる。 (2)【あいだみなこ】 1回目は、リズミックなアニメ声の邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“月の誇り”に乗って、 白と淡いオレンジの花カチューシャを着け、 白シルキー薄布にシースルーの薄布が重なった上にオレンジの花柄布が乗ったミニドレス姿で、 本舞台から花道を行き来しつつ“ブリブリ系”の振りを丁寧に舞っていく。 音楽をリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変えると、 ミニドレスを脱ぎ、青のコインアクセサリーと白レースの裾がついた白ラメのワンピースに替え、 笑顔を浮かべながら“ちょいブリ系”の振りが入ったダンスを本舞台から花道で一舞すると、暗転で袖に引く。 ピアノ伴奏で歌い上げていくアニメ系邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化題名“酸素原子が2つの炭素原子と単結合している官能基を持つグループ of Blue”で明けると、 腹部をシルキーなベルトが飾る白シースルーロングベッド着に替え、 両手を身体の前に合わせる振りを見せつつ、ステップを切って前盆へと進む。 ベッド前半、腰を下ろして「チューリップ」の形で場内を見渡し、
ベッド着の前を開いての両ひざ立ちから、横たわった姿で音楽を渡る。 ピアノ伴奏で歌っていく邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化題名“歌手の口承による英語圏民謡”に音楽を変えてのベッド後半では、 両ひざつきや四つん這いを経て、「横開き」「シャチホコ」のポーズを切ってみせる。 ついで、腰をついての「M」などの姿勢から、身体を横に倒しての「L」のポーズを決めて立ち上がり、 ベッド着を手にゆっくりと本舞台に戻ると、片手を差し上げてのラストシーンへ。 2回目は、リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制漢字化題名“忍砂利番盤”に乗って、
白ブラウスに黒レースビスチェ、左半分に柄が入った黒ティアードスカート姿で、 笑顔いっぱいに歌詞を口ずさみながらクイックな振りを、本舞台から前盆を行き来しつつ舞っていく。 忍者の印を結んでのひざつき姿で音楽を渡り、アップテンポな邦楽女性グループ曲、 強制翻訳英題“Sunny weather Sunny weather Pleasure”に音楽を変えると、 ビスチェとスカートを外し、白地に青の小さな柄が入ったミニワンピースに替え、 “ブリブリ系”のダンスを、本舞台と前盆を往復しながら舞っていく。 音楽途中に前盆で暗転し、リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳題名“LOVE循環”で明けると、 白アンダー上下に白ブラウス姿で登場し、“ちょいブリ”な振りが入った“元気系”のダンスを舞っていく。 前盆に歩み入り、腰を下ろしてのベッド前半、
いったん白ブラウスを脱いでブラを外してから、再びブラウスを羽織ると座り姿で音楽を渡る。 スローリズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化・邦訳題名“男子の夜間用略式礼服・蜃気楼”に変えると、 座り姿で静かに進めていき、曲げたひざの上に腕を置いた姿で音楽を渡る。 音楽をリズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“水兵星歌”に変えてのベッド後半では、 座り姿から四つん這いでのあおり上げ、 身体を横に流してから「L」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切ってみせる。 ブラウスを脱ぐと、あお向けになっての両足交錯から四つん這いを経て、 「横開き」や「シャチホコ」「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。 本舞台へと戻ると、頭上で手を打ちながら、楽しそうに片手を差し上げてのラスト。 (3)【須王 愛】 ビートの利いた洋楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“この方法で生まれた”に乗って、 黒帽子を頭に乗せ、赤のブラトップに黒ジャケットを羽織り、 黒網タイツにガーターベルトを着けて、黒ブーツとデニムのショートパンツを履いた姿で登場。 本舞台から花道で、立ち姿や腰を下ろしてのアクティブなダンスを一舞。 音楽終わりで、本舞台中央にてジャケットとショートパンツを立ち姿で下ろし、 リズミックな洋楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“情緒不安定”に音楽を変えると、 音楽のリズムによく合った振りにセクシータッチの動きを加えてのダンスを 本舞台から前盆まで進み出て舞っていく。 前盆にての立ち姿で音楽を渡り、スローなピアノによるインスト曲に音楽を変えると、 本舞台へと歩き戻って後ろ立ち姿でブラとショーツを外してから、 さらに音楽をややスローリズミックな邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化題名“三つ星のある冬の星座のモチーフ”に変えて、左腕で胸を隠すような姿で前盆へと歩み入る。 ベッド前半、立ち姿から両ひざつきに腰を下ろし、
さらに身体を横に流した座り姿で、歌詞のイメージに合わせて右手の小指を立ててみせる。 ついで腰をついて軽くひざを曲げ、歌詞を口ずさみながらのゆったりとした手の振りで進めていく。 小指を立てた左手を上に伸ばし、顔の前に下ろして音楽を渡る。 アップテンポな邦楽男性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Astronomical Observation”に音楽を変えてのベッド後半では、 「L」や「片手片足伸ばし斜め伸身片手差し上げ」のポーズを切り、 「片ひざつき片ひざ立ち」の姿勢から、「横開き」や「L」のポーズを決める。 さらに、ゆっくりと持ち上げていく「シャチホコ」や「横開き」のポーズで立ち上がり、 前盆を一回り歩いてから一礼。 本舞台へと戻って振り返ると、両手をゆっくり差し伸ばしてのエンディングへ。 (4)【空まこと】 1回目は「5月結【新宿】レビュー」でお伝えし、その後「6月頭【東洋】レビュー」1・3回目でもご報告した、 三味線に乗せての特徴的な手踊りから生まれた作品、演目名「JYONGARA」を再演。 2回目は「8月中【川崎】レビュー」1・3回目でお伝えした、
アメリカ西部をイメージさせる作品、演目名「Sunshine」を続演。
(5)【小嶋実花】
今週初出しの新作、演目名「DISCO」。 リズミックな洋楽男女グループ曲、強制翻訳邦題“踊る女王”に乗って、 白や輝く飾りがついたシルキーピンクのつば広帽子をかぶり、 フリンジつきビキニトップに短丈ジャケットを重ね、白布の裾がついたスリットロングスカート姿で、 ダンサブルに本舞台から前盆で一舞。 本舞台上手でスカートを外して音楽を渡り、リズミックな洋楽男女グループ曲に乗り換えると、 超ミニスカートスタイルで、さらにアクティブに舞ってみせる。 さらに音楽を、アップテンポの洋楽男女グループ曲、 強制翻訳邦題“ちょうだい ちょうだい ちょうだい”に変えると、 本舞台から前盆へと進んでトップスとスカートを外し、 バストに星マークがついた赤スパンコールが輝くピンクフリンジつきセパレートに替えて、 立ち姿から座り姿で舞ってから起き上がって本舞台へと戻ると、弾むようなダンスを披露していく。 音楽をリズミックな洋楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“9月”に変えると、 本舞台でターンや手拍子を交えて気持ちよく舞っていき、 ややテンポを下げたリズミックな洋楽男女グループ曲に音楽を変えてから、 本舞台後方の壁に背をつけたまま腰を下ろしてブーツを脱ぎ、 下手袖からピンクのフリルシースルーベッド着が掛かったいすを引き出すと、 座りから、後ろ向きでの片ひざ立ちなどでセパレートを外していく。 スローに歌っていく洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えると、長袖のフリルミニドレス風ベッド着に替え、 右手の人差し指を口に当てる仕草などを見せながら、前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿からベッド着を肩脱ぎにして腰を下ろし、両足を揺らめかせてみせてから音楽を渡る。
リズミックな洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えると、 両足を上下させてからあお向けに倒れ、両足を揃え上げてから「スーパーL」のポーズを切ってみせる。 伏せた姿勢から身体を横に流した形での「横開き」や「片ひざつき片足振り上げ」のポーズを決め、 さらに「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って立ち上がる。 前盆でターンを重ねながら大きく舞いつつ本舞台へと戻ると、「レイバック」を決めて振り向き、 両手を大きく拾い上げてから、顔の横で「バイバイ」と振ってのエンディング。 (6)【鈴木ミント】 1回目は、去年「2月結【仙台】レビュー」1・3回目でお伝えし、 その後「6月結【小倉】レビュー」2回目でもご報告している、 花柄の着物に紫の袴姿で始める作品、演目名「深紅」を再演。 2回目は「源氏物語」をモチーフにした作品、演目名「光」。
笛と琴、鈴の音のインスト曲が流れる中、赤地に金の亀甲模様の着物と黒地に金箔が押された袴を着け、 背中に紅葉の枝を挟んだ姿で本舞台下手から登場。薄布を広げて振りながら、静かにきりりと舞っていく。 音楽を、三味線の速弾き曲に変えると、閉じた扇子を手に本舞台から前盆にかけて凜々しく舞っていき、 前盆で錦の絵柄の扇子を広げると、本舞台へと戻りながら滑らかな舞姿を見せる。 もう一度、前盆に立ち寄って本舞台に戻ると、紅葉を携えて音楽終わりを決めて、暗転で袖に引く。 スローなインスト曲で明けると、白の着物に袴を着け、白の長着を羽織った姿で藤を手に登場。 大切に扱いながらの舞姿を見せてから、前盆に藤を置いて、大きくて清冽な舞を本舞台で舞ってみせると、 藤を手にして捧げ上げてから右肩に担ぎ、ゆっくりと本舞台へと戻って下手に置いてから、 振り切るように上手袖に姿を消すと、暗転で袖に引く。 ゆっくりと歌い上げていく邦楽男性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Tear of Magnolia quinquepeta”で明けると、 金線が飾る白の長着を羽織った姿で、本舞台上手からゆっくりと歩み出し、 下手で藤を担いでから、両手で捧げ持って花道まで進むと、前盆にぽとりと落として背を向け、 手を差し上げて上方を見上げて舞いつつ、裾をひるがえして前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿で手を差し上げつつ、両ひざ立ちに姿勢を下げて大きく上体を動かし、
藤に頬を寄せてみせると、さらに上体を大きく振るいながら前盆に手を打ちつけてから、 座り姿で静かに両手を差し上げていく。 頭を垂れた姿で、音楽をピアノ伴奏でスローに歌っていく邦楽男性ボーカル曲、 強制翻訳英題“恋”に変えてのベッド後半では、 「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし両手差し上げ」のポーズを切り、 前盆にて立ち上がって見渡す動きを見せてから、再び両ひざ立ちに姿勢を下げて狂おしく上体を動かしていく。 ついで「3点支持」や「片ひざ両手後ろつき片足振り上げ」のポーズを決め、 両ひざ立ちで両手を広げ上げて舞ってから、藤を手にして顔を寄せると立ち上がる。 藤を差し上げつつ「レイバック」を決め、右肩に担ぐと、ゆっくりと前盆を歩き戻り、 抱きかかえるように腰を下ろしつつのラストシーンへ。 そしてこの週に6周年を迎えた鈴木ミントさんをお祝いする「プチイベント」が、1回目フィナーレ時に開催された。空まことさんが、 【空】「ミントちゃん、6周年おめでとうございます。では、一言ごあいさつを。」
と切り出し、続いて鈴木さんから6周年のあいさつ。
【鈴木】「一言…予想だにしてなかったので…。」
言葉に詰まりつつも、
【鈴木】「おかげさまで今週6周年を迎えることが出来ました。
踊り子として未熟なところもたくさんありますが、 7年目もたくさんの人にステージを見ていただいて、 楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします。」 と、7年目に入った抱負を力強く述べてみせた。
(敬称略・観劇日:平成27年10月4日(日))
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観劇レビュー【浜劇・横浜】
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訪れたことのある方ならご承知の通り、「浜劇」の座席は「背もたれのない長いす」が円弧を描いて並ぶ形式である。それ故「ひじ掛けつき座席」のように1人分の区画が明瞭ではなく、ともすれば4人掛けのところに3人しか座らないなど、着席定員が守られない恐れがある。それを防止するため、座面に1人分の区画を示す赤テープが貼られ、1回目の開演前には、その枠内に座るようにという投光さんによる注意呼び掛けも入る。
そのこと自体はもちろん歓迎で、「1人による2座席独占」などを見逃したりして欲しくはないが、熱心が過ぎて、ステージ上演中に劇場スタッフが場内に入り、後方観客の視界を遮ってまで“場内整理”を行なうのはどうだろうか。特にこの日目撃した、ベッド中に視界に割って入り、周りに聞こえる声を出して注意を行なうのは本末転倒な行為と言わざるを得ないように思う。 何もしないのも悪いが、しすぎるのも考えもの、何事も「TPO」であると筆者は考えるのだが。1・2回目を観劇。 (1)【東条真夏】 ピアノ伴奏で歌い上げていく洋楽男性ボーカル曲に乗って、 ポニーテールに結んだ髪に白髪飾りを着け、シルバーやブルーの輝く飾りがついたスリーブレストップスに、 カラフルな花が腰を取り巻くスカイブルーの薄布ロングスカート、白ロンググローブを着けた姿で、 しっとりとした振りで本舞台から前盆へと進み、音楽のアクセラレートに従ってアクティブなダンスを見せ、 本舞台に戻ると優雅に一舞して暗転で袖に引く。 アップテンポの邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳英題“Treasure”で明けると、 大きな花が咲くメタリックブルーと白のツートンフリルセパレートに替え、 本舞台から前盆を往復しつつ、立ちや座りにて、きちんきちんとした印象の振りで演じていく。 音楽をスローでビートが利いた洋楽男性ボーカル曲に変えると、 本舞台上手でセパレートを外し、白フリルロングドレス風ベッド着に替え、 本舞台にて裾をエレガントに振り広げてみせてから前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿でゆったりと舞いつつベッド着の前を開き、
両ひざ立ちを経て腰を下ろし、片手を差し上げた姿で音楽を渡る。 リズミックな洋楽男性ボーカル曲に音楽を変えると、腰をついて片足を振り上げるなどの動きから 伏せた姿勢で、音楽をピアノ伴奏で歌っていく強制翻訳邦題“この愛”に変えてのベッド後半では、 両ひざ立ちでベッド着を振り広げつつ、「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし両手広げ」のポーズを切る。 ついで、腰を下ろしての両足交錯から両手での振りで見せていき、「スーパーL」のポーズを決め、 腰を下ろした姿勢での手の振りから、「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って立ち上がる。 「レイバック」を決めてからベッド着を後ろ手にまとめて本舞台へと戻り、 大きく片手を振り上げてのラストへ。 (2)【小嶺 春】 1回目は、去年「12月結【仙台】レビュー」1・3回目で初めてお伝えし、 その後、「3月結【浜劇】レビュー」2回目でもご報告している作品、演目名「男と女」を続演。 なおこの作品、冒頭でハットがかなりの勢いで飛んでくるのでご注意を。 2回目は、女性演歌歌手が勇ましく歌う邦楽女性ボーカル曲、
強制解釈化題名“ユーラシア大陸東部地域のパイレーツ”に乗って、 白や銀の柄が入った黒地の着物に、金の矢絣柄の帯を締めた姿で、 動きを抑えたしっとりとした舞を本舞台にて始める。 途中で襟に忍ばせておいた赤黒の車模様の手ぬぐいを取り出して振り広げつつ、 前盆まで往復すると手ぬぐいを帯に収め、 再びしっとりとした一舞を本舞台から前盆まで行き来しつつ舞っていく。 アップテンポで三味線が鳴るビートの利いたインスト曲に音楽が変わると、 本舞台下手で帯を解き、腰ひもを抜き、着物を脱いで白襟緋長襦袢姿に替えてから、 大きくアクティブに舞いつつ前盆へ。 いったん腰を下ろしてから再び立ち上がり、本舞台に戻って肩脱ぎにして音楽を渡る。
しっとりと歌い上げていく邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳題名“Love33”に音楽を変えると、 緋長襦袢を両肩脱ぎにした後ろ立ち姿から振り向き、前盆へと歩み入る。 ベッド前半、ひざつきに腰を落とし、長襦袢を後ろに広げて腰をつくと脚を伸ばし、
さらに身体を横に流して片手を差し上げていく。 上体を起こすと、両手を差し上げた後、胸前に合わせてから、 じっくりと「片ひざつき片足伸ばし片手横伸ばし」のポーズを切ってみせる。 ついで腰をついて両手を広げ上げ、両手を顔の横に揃えた姿で音楽を渡る。 ワイルドタッチの邦楽女性ボーカルによるカバー曲、 強制翻訳邦題“偽物金”に音楽を変えてのベッド後半では、 長襦袢を下ろすと、座りから両ひざ立ちでの手の振りで、歌詞に合わせるようにアクセントをつけ、 長襦袢に片手を通すと、片ひざを立てて乗せた構えを見せる。 長襦袢を片肩に掛けての「L」や「片ひざつき片手差し上げ」「横開き」 「片ひざつき片ひざ立ち片手差し上げ」のポーズを決めると立ち上がり、 長襦袢をひらめかせながら立ち姿で舞い、もう一度、座り込んでから起き上がって、 長襦袢を片肩に掛けての立ち姿で締めくくる。 (3)【あいださくら】 パイプオルガンに男女ヴォカリーズが重なって始まり、その後リズミックな洋楽女性ボーカル曲に乗って、 赤白の花髪飾りに、白の裾をモールが飾る白ミニドレス姿で、赤白の羽根を手にしながら はじめはいすに腰掛けて静かに、続いて笑顔を浮かべながら大きく勢いのある舞姿で 本舞台から前盆を往復しての一舞。 音楽をリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変えると、本舞台にてミニドレスを脱いで白アンダー上下に替え、 メリハリのある伸びやかなダンスを本舞台から前盆まで進んで舞っていく。 本舞台に戻ると、いすに腰掛け、顔の周りに手を組み合わせる振りを見せて暗転で袖に引く。 スローリズミックな音楽にささやくような語りが重なる洋楽女性ボーカル曲で明けると、 白レースティアードミニスカート姿で白羽根マラボーを身体の後ろを回して両腕に掛け、 両手に白赤羽根を持って、舞いつつ前盆へと進む。 音楽をリズミックな洋楽男性ボーカル曲に変えてのベッド前半、
立ち姿で大きく羽根を振りつつ腰を下ろし、あお向けに倒れると両足を交錯させつつ羽根を振り上げ、 上体を起こすと静かに大きく羽根を振りながら進めていく。 ひざに両手を置いた座り姿で音楽を渡り、 ピアノ伴奏で歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲に変えてのベッド後半では、 「片ひざつき片手差し上げ」や「L」のポーズを切って見せてから、 座り姿で羽根を振っての動きを経て、「シャチホコ」や「横開き」のポーズを決める。 両ひざ立ちで羽根を手にしてから、再び「シャチホコ」のポーズを切って立ち上がり、 羽根を持って本舞台に戻ると、いすに腰掛けて羽根を片手で大きく差し上げてのエンディングへ。 (4)【青山ゆい】 1回目は、ピアノ伴奏で寂しげに歌っていく韓流女性ボーカル曲に乗って、 胸に花が咲き、背中から両手に白と淡い緑の薄長布がつながった裾が緑のシルバーミニドレスに、 白のフワフワ玉がついたグリーンのレッグカバー姿で、腰をついたところからスタート。 立ち上がって音楽が変調すると舞いぶりもアクティブにチェンジして、 本舞台から前盆を往復しつつ舞っていく。 リズミックな韓流女性ボーカル曲に音楽が変わると、 本舞台で舞いつつドレスを脱ぎ、白玉がついたシルキーグリーンのセパレートに替えて、 クイックな動きを交えたアクティブなダンスへと進めていく。 本舞台にて後ろ立ち姿でトップスを外し、振り向くと暗転で袖に引く。 ややスローリズミックに歌っていく韓流女性ボーカル曲で明けると、 胸に花柄が入った白と黒の薄布ロングドレス風ベッド着に、両の二の腕に白薄布飾りを着けた姿で登場。 本舞台で、アクションに切れのあるダイナミックな舞から、 前後開脚で腰を下ろし、さらに再び立ち上がって本舞台にて舞い、 音楽がギターとピアノ、弦楽器が奏でるインスト曲に変わると、前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿での両手の大きな振りから、両ひざつきを経て腰をつき、
ややひざを曲げての「V」や両足交錯などを見せていく。 両ひざ立ちでの上体反らしから、身体を横に流した姿勢での片手の振りから前盆に伏せて音楽を渡る。 ピアノ伴奏でしっとりと歌っていく韓流女性ボーカル曲でのベッド後半では、 「L」や「横開き」のポーズを切り、腰をついて身体を横に流した姿勢から、 「シャチホコ」「上げ足上げ手つかみの横開き」「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。 前盆で一礼の後、本舞台に戻って「両手片足つき片足振り上げ」のポーズから「3点ブリッジ」を架けてみせ、 しっとりと大きな振りでの舞を見せて、両手を差し広げた姿で締めくくる。 2回目は、勇ましく三味線が鳴るアップテンポなインスト曲に乗って、
赤ひもをはちまきのように巻き、袖が赤、前身頃に輝くラインが走り、背中に刺繍模様が入った黒の長着に、 黒パンツの“よさこい風”衣装で、激しく勢いのあるダンスを本舞台にて展開。 音楽終わり近くで長着を脱ぎ、赤スパンコールつきチューブトップに メタリックレッドのラインが走る黒パンツ、腰にメタリックレッドの布を巻いた姿で、 音楽をアップテンポの三味線が入ったインスト曲に変え、鳴子を手にしてのアクティブなダンスを披露する。 途中で鳴子を置いて赤長布を手にして舞い、さらに布から鳴子に持ち替えて 片手片ひざを本舞台につけた構えで、琴や笛、太鼓が鳴るインスト曲に音楽を変えると、袖に引き暗転。 右側頭部に深い赤の花髪飾りを着け、赤の振袖長襦袢風ベッド着に替えると、 しっとりとした手の振りで前盆へと進む。 ベッド前半、腰を下ろすと手を筒状にして口でしごきつつ、片手でベッド着の襟を割っていく。
音楽がビートの利いたインスト曲に変わると、ベッド着の前を開き、 両ひざつきでまたがるように大きく身体を動かす“エア・セックス”を演じてから、 ついで、あお向けや横臥、四つん這いの姿勢でも狂おしく腰を振っていく。 あお向けから音楽終わりで果てると、音楽をリズミックな邦楽男性グループ曲、 強制翻訳英題“Firework”に変えてのベッド後半では、 あお向けから右手を差し上げていき、上体を起こしての「L」のポーズを切り、 腰を下ろした姿勢で歌詞をなぞるような振りや、両手で花髪飾りを差し上げる動きを見せてから、 「両ひざつき上体反らし」や「スワン」のポーズで立ち上がる。 右手を横に伸ばした姿で、すすっと本舞台に歩き戻り、両手を胸前で構えた立ち姿でのエンディングへ。 2回目は、笛や琴の音色が響くインスト曲で本舞台幕が開くと、淡紫色の御簾が立ち、
その向こうに、大垂髪を後ろに流し、淡青色のお引きずりに赤の流水模様の帯を締め、 赤黒地の格子模様の打掛を羽織った姿で登場。 薄布をまくって姿を見せると、しっとりとした所作で舞いつつ前盆まで往復。 本舞台に戻り、薄布の向こうへと隠れると打掛を下ろし、 音楽をゆったりと歌っていく邦楽女性ボーカル曲に変えると、 薄布の向こうから淡青色の着物姿を現し、扇子を開いて一差し舞ってみせる。 ついで帯を解き、腰ひもを抜き、御簾の中に入って着物を下ろすと、 白レース振袖長襦袢風ベッド着に替えて前盆へと進む。 ピアノ伴奏で歌っていく邦楽女性ボーカル曲、
強制翻訳英題“When pink is danced”に音楽を変えてのベッド前半、 立ち姿から腰を下ろし、しっとりとした動きで長襦袢を片脱ぎにしてから、 片足と片手を互い違いに上げて「V」を作るポーズを切る。 腰をついて両手を広げ上げてから、「片ひざつき片手差し上げ」や「スーパーL」のポーズを決め、 両手でのしっとりとした振りを見せつつ音楽を渡る。 笙と琴の音に似たシンセサイザーによるインスト曲に音楽を変えてのベッド後半では、 両ひざ立ちで両手を差し広げ、正座しての座礼から、ゆっくりと立ち上がり、 片手ずつを振り広げてからさらに立礼して本舞台へと歩き戻る。 御簾の中へと姿を消すと、長襦袢を落としたシルエットが浮かび上がり、 立ち姿でのゆっくりとした振りを見せつつ締めくくる。 2回目は、ワイルドタッチの邦楽女性ボーカル曲に乗って、
赤やベージュ、黒の薄布が裾についたヒョウ柄片肩トップスに、同じくヒョウ柄のアームカバーを着け、 本舞台にて荒々しい動きで舞い始める。 倒れ込むように前盆に入ると、片足を高々と振り上げて見せ、 うごめくように動いてからゆっくりと立ち上がって本舞台へと歩き戻ると、 音楽終わりでトップスを下ろす。 音楽をリズミックな洋楽男性ボーカル曲に変えると、 ヒョウ柄ハイレグレオタードに、左脚に黒レースを巻き、ヒョウ柄アームカバーを着けた姿で 妖しげに、そしてアクティブに本舞台から前盆で舞っていく。音楽終わりで暗転、袖に引く。 リズミックなインスト曲で明けると、左手のみヒョウ柄アームカバーを着け、 首に薄紫色のロープを巻いた姿で、本舞台中央にて伏せた姿勢で登場。 起き上がるとロープを手で扱いつつ、片ひざ立ちで音楽を渡り、 リズミックなインスト曲に音楽を変えると、 後ろ立ち姿でロープを股間に通し、身体に巻きつけて両肩から下げた形で前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿で身体前面の縦ロープにひもの端を通しつつ、両ひざつきに姿勢を下げていき、
さらにひもで自縛を進めながら腰をつき、妖しげに身悶えしながらロープの結びを増やしていく。 結び終えると両ひざつきで両手を広げた姿で音楽を渡り、 ビートの利いた邦楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 四つん這いや両ひざ立ち、身体を横に流した姿勢などで進めてから「シャチホコ」のポーズを切ってみせる。 さらに、妖しげな表情を浮かべつつ「L」のポーズを決めてから、 結んだロープを解きながら、両ひざ立ちで身体をくねらせるように動かしていき、 「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし」のポーズを切ってみせる。 ロープをすべて解きつつ立ち上がり、本舞台へと歩き戻ると、本舞台中央にて「3点支持」のポーズを切り、 さらに本舞台上手で、モールが縁取る蝶の羽根模様が入った薄布を手にすると、 広げた立ち姿で前盆まで舞い進み、本舞台に戻ってのラストポーズでまとめる。 この日は1回目、2回目とも40人前後で推移し、ポラ列も一定の長さを保つ形で、1回目の進行は14時59分終了の押し進行に。2回目を2-2-1-1で巻いていくが、なおも押しは解消されないまま2回目で「浜劇」を後にした。 (敬称略・観劇日:平成27年7月4日(土))
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「浜劇」の場内最後部には4人ほどが座れる「長いすベンチ席」が設えられている。その席の前は手すりまでの間が通路になっていて、混雑時には立ち見客を収容することが出来るスペースになっている。そこでベンチ席上方には「こちら壁際の場所にお座りの方は 場内混雑時には前に立ち見のお客様が立つこととなりますので ご了承の上お座り下さい」との注意書きも貼られていて、ベンチ席に座る観客には、混雑時に立ち見客が入った場合は視界が妨げられることを了承して座るよう求められている。
筆者ももちろんそのことは百も承知で、そのことに異論を唱えるつもりは毛頭ないが、これが場内に空席や空きスペースがある場合は、いささか事情が異なるような気がする。
この日の場内で、空席や立ち見の空きスペースもある中、ベンチ席に座ってみている観客がいるにも関わらず、その視界を遮るように前盆真っ正面に立って観劇する観客の姿が見られた。おそらくお気に入りの舞姫を正面から観たかったのであろう。しかし視界を妨げられる形になった後方のベンチ席観客は、やむなく立ち上がっての観劇を余儀なくされていた。 「どこから観るのも自由であり、それで見えなくなる分については、後ろになった観客が自分で視界を探せばいい。それが嫌なら最前列に行けばいい」という考え方もあるとは思う。ただ「正しいか正しくないか」は置いておき、こうした考え方が「好きか嫌いか」と言えば、筆者は「嫌い」である。「人は背中で迷惑を掛ける」と言った人がいた。自らからは見えない背後のことは、とかく無頓着になりがちである。そこにわずかな配慮を加えるだけで、随分、人間社会はまろやかで気持ちのいいものになるような気がする。「自分の後ろ側に先客がいて、視界を遮っていないだろうか」、こうしたほんの少しの気配りをすることで、場内全体が少しでも気持ちのいい空間になる方を筆者は選択したい。
もう一つ蛇足として付け加えると、前盆真っ正面に観客が立つことを嫌う舞姫の方も少なくない。その点にもぜひ思いを巡らせて欲しいと思う。 誤解のないように再度付け加えておくと、これらは「場内が空いている時」の話である。立ち客が林立するような混雑状況でベンチ席前に立ち見客が立つのは仕方のないことである。その時にまで配慮を求めているわけではないことを重ねて念押ししておきたい。2回目までを観劇。 (1)【板野 舞】 1回目は、白のフワフワ髪飾りに白チューブが下がる白のフワフワセパレート、白ブーツ姿で、 前盆板付きからスタート。 女声ヴォカリーズから始まるリズミックな邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Flower Bird Wind Moon”に乗って、しっとりしなやかな舞姿を見せつつ本舞台へと戻り、 いすに掛けてあった白薄布を払い、 いすを下手側、白い鳥が入った鳥かごを上手側に置いて、その間にて一舞。
音楽が終わって雷鳴が響くと、いすを中央に動かして鳥かごを乗せ、白薄布を担いだ姿で暗転で袖に引く。 アップテンポでビートが利いた邦楽女性ボーカル曲で明けると、 淡いスカイブルーやピンクの薄布髪飾りを着け、 胸や裾にカラフルな花が咲く、シルキーな淡いスカイブルーのロングドレス姿で、 ピンクとブルーのバラの花を手に、本舞台から前盆に掛けてアクティブに一舞。 スローテンポの透明感のあるインスト曲に音楽を変えると、 バラの花を手に本舞台にて大きな舞姿を見せてから、 ドレスを脱ぎ、白ショーツにガーターベルトを着けた姿に替える。 音楽をピアノ伴奏でハスキーボイスの邦楽女性ボーカルが歌う曲、強制翻訳邦題“天国”に変え、 ピンクのバラ一輪を手にして、いすを携えると前盆へと歩み入る。 ベッド前半、いったんいすに腰掛けてから逆向きに座り直すと、
上体をあお向けに倒しての「V字両手開き」や「L」のポーズを切ってみせる。 いすから下りると、両ひざつきから「片ひざつき片足横伸ばし」の姿勢を経て、 バラを手に立ち上がり、大きく両手を広げた姿で音楽を渡る。 アップテンポの邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化題名“汚れなく清らかな矛盾”に音楽を変えてのベッド後半では、 座面に上体を倒しての片足差し上げのポーズを決め、ついで立ち上がって細やかな手の動きで見せてから、 座面での「シャチホコ」のポーズを切り、いすに片足を上げての立ち姿で見せていく。 いすを持って本舞台中央に戻ると、ドレスを再び身につけ、前盆へと戻って「レイバック」を決め、 片ひざつきで舞って見せてから立ち上がる。 ターンを重ねて本舞台に戻ると、ピンクのバラを手にクイックな動きで舞っていき、 ラストはバラを差し上げての上体反らしのポーズを作って締めくくる。 2回目は、妖しげな音楽に女声ヴォカリーズが重なる曲で、
黒シルクハットにシルバー飾りがついた黒燕尾服、黒網タイツ姿に黒ステッキを手にして 前盆へとゆっくりと歩み入ると、ステッキを花に変えるマジックを見せて、 音楽をアップテンポに切り替えて舞いつつ本舞台へと戻る。 弦楽器がリズミックに鳴るインスト曲に音楽を変えると、 赤扇子を前盆かぶり客に渡してから、手にした絵本のページをめくり、何も描かれていないことを見せる。 呪文を掛けてもう一度パラパラめくると、あら不思議、絵本に早替わりというマジックを披露し、 続いて、かぶり客から赤扇子を受け取ると、一振りでバラバラにするマジックを見せる。 音楽をアップテンポでラップ調にエレクトリカルな声で歌っていく邦楽男女ボーカル曲に変えると、 アクティブなダンスに切り替えて燕尾服を脱ぎ、 白チューブの上に黒スパンコールがついたスリーブレストップスを重ねた姿に替え、 本舞台から前盆でセクシータッチな動きを交えつつアクティブに舞っていく。 音楽途中で袖に引くと暗転、ピアノ伴奏でスローに歌い上げていく洋楽男性ボーカル曲で明けると、 黒フリルが縁取るカップレスロングドレス風ベッド着に替えて本舞台中央に横たわり、 立ち上がると、裾を大きく振り広げてみせてから前盆へと歩み入る。 ベッド前半、立ち姿でセクシータッチに進め、両ひざ立ちに腰を下ろすと、
両足をうごめかせながらうつ伏せ、さらに後ろ手をついての両手振り上げで音楽を渡る。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“日の出”に音楽を変えてのベッド後半では、 「L」のポーズを切り、両ひざ立ちから「片ひざつき片ひざ立ち」の姿勢で進め、 「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決めると、 「片ひざつき片ひざ立ち」や「両ひざ立ち」での“ブリブリ系”の振りを交えて進めていく。 さらに「横開き」や「片足片手振り上げの横開き」や 「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし両手広げ」のポーズを決めて立ち上がる。 ベッド着を下ろしつつ本舞台へと戻り、片手を差し上げた姿で締めくくる。 (2)【夏木りりか】 1回目は、おととし「4月中【歌舞伎町】レビュー」1・3回目でお伝えし、 その後「3月結【浜劇】レビュー」でもご報告した作品、演目名「風車」を再演。 遠くへ行ってしまった近しい人を思う気持ちが、歌詞や振り、風車の動きとぴたりと重なり合い、 悲しく切なくも美しく描かれていく、観るたびに目頭が熱くなる作品である。 2回目は、「不思議の国のアリス」をモチーフにした作品、演目名「Wonderland」。
暗転中に、さまざまなベルや時計の鐘が鳴り響き、不気味な音が響くインスト曲が始まると、 ウサギの耳がついたピンクのつば広帽子に白ロングドレス、白ロンググローブ姿に 目覚まし時計をぶら下げて登場、 時計を気にしながら前盆まで進み、あお向けに倒れると、もがくように動いていく。 音楽がリズミックな邦楽女性ボーカル曲に変わると、本舞台に戻ってアクティブなダンスを一舞し、 ふと時計に目をやると、慌てた調子で袖に駆け込み、暗転。 音楽をビートの利いた洋楽女性ボーカル曲に変えると、 白フリルの黒ウサギ耳を着け、 同色のスリーブレストップスに白や黄、赤のティアードミニスカート姿に替え、 時計を本舞台上手に置くと、大きくアクティブなダンスを本舞台から前盆を行き来しながら舞っていく。 再び前盆に進むとあお向けに倒れ、いたずらっぽい表情を見せると、再び立ち上がり本舞台に戻り一舞。 音楽をアップテンポでエレクトリカルなインスト曲に変え、 本舞台上手でグローブ、下手でトップスを脱いでから、中央での後ろ姿でブラを外すと、 照明と音楽を残して袖に引く。 本舞台袖から、手と足を先に見せてから、黒のネットトップスに黒ガーターベルト姿で腰を下ろして登場。 時計を手にして振り子のように振りながら前盆へと歩み入る。 ベッド前半、立ち姿からひざ立ち姿を経て腰を下ろすと、
「M字」からあお向けに倒れて片足を高々と差し上げ、身体を返して「アメリカンバック」のような体勢、 さらにあお向けに倒れて両足を広げ動かしながら音楽を渡る。 スローにワルツのリズムで歌う邦楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 時計を手にしながら転がってみせると、時計を置いて指を口で湿らせると、 うつ伏せで秘所に指を伸ばしてまさぐってみせてから、おもむろに「シャチホコ」のポーズを切る。 音楽をリズミックな邦楽女性ボーカルに途中から男声ラップが入る曲に変え、 時計の秒針のように腕を動かしながら「L」「横開き」「スワン」 「片ひざつき片足振り上げ」「横開き」「3点支持」のポーズを次々切っていく。 あお向けや横臥した姿勢を経て、「スーパーL」や「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを決め、 あぐら座りで客席の拍手をあおってから時計を首に掛け、 「3点ブリッジ」から「ブリッジ」を架け、「片足上げブリッジ」を決めて立ち上がる。 本舞台へと歩き戻ると、上手、中央、下手へと大きく舞ってから、 時計を見て慌てて袖にハケていくエンディング。 (3)【川原美咲】 夏らしい作品、演目名「サマーガール」。 '80年代の懐かしい女性ボーカル歌謡曲、強制翻訳英題“Blue Lagoon”に乗って、 ピンクの花が咲くレースグローブを着け、淡い緑のつば広帽子とセパレート姿で、 しなやかで気品漂う“ブリブリ系”のダンスからスカート。 ビートの利いたリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変えると、 本舞台下手で淡色薄布髪飾りを着け、白のフワフワビキニ上下に薄布パレオを腰に巻いた姿に替え、 両手や身体をくねらせるように動かすハワイアンテイストの舞を、楽しげな表情とともに本舞台で舞っていく。 音楽がスローリズミックな洋楽男性ボーカル曲に変わると、 パレオを腰から外して肩に担ぎ、前盆へと歩み入る。 パレオを置いた立ち姿でセクシーにヒップを突き出すような動きなどを見せてから腰を下ろし、
両足交互振り上げなどの動きで音楽を渡る。 リズミックな洋楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“私の道”に音楽を変えると、 ビキニを外してパレオを羽織り、あお向けに倒れての両足交錯から「V」、 さらに両足をついての腰の上げ下げなどで見せていく。 両ひざ立ちに起き上がると、上体をリズミカルに揺り動かし、さらに四つん這いでの腰のあおり上げから 片足を振り上げての“エア・セックス”的な動きを、音楽とともにアクセラレートさせていく。 再び四つん這いから上になってまたがった形を経て、 両ひざ立ちでパレオを振り上げて音楽終わりを決めてみせる。 ビートの利いた洋楽女性ボーカル曲に切り替えてのベッド後半では、 片ひざ曲げ片ひざ立てでの腰のあおり上げから「スーパーL」のポーズを切り、 両ひざ立ちで頭を左右に振ってのノリノリの動きなどを見せて立ち上がる。 腰を突き出し、さらに「M字開脚」などのアクティブなエロティシズムを展開しつつ、 後転からの「シャチホコ」や、あお向け片ひざ立てでの腰のあおり上げ、 四つん這いで歩き回るなど、セクシータッチを強めた上で、 腰つきでの「V」や「両手片足つき片足振り上げ」のポーズを切って立ち上がる。 パレオを手にアクティブに舞いつつ、本舞台へと徐々に引き、決めポーズを作ってのラストへ。 (4)【豊田せりか】 1回目は、曲名から広がった作品世界を描く、演目名「S&M」。 女声ヴォカリーズが響く神秘的な音楽が流れる中、 シースルーの薄長布をすっぽりかぶったうつ伏せの姿からゆっくりと起き上がり、 音楽がビートの利いた洋楽女性ボーカル曲に変わると、 本舞台中央に向こう向きに置かれたいすに腰掛け、黒アンダー上下と網タイツを着けると、 ゆっくりいすから立ち上がる。 突然舞いぶりをクイックに切り替えると、音楽もビートが利いた曲に切り替わり、 アクティブなダンスを見せながら、前盆に置いていた黒ロングスカートを着けると、 さらに音楽が、リズミックなスパニッシュテイストの洋楽男性ボーカル曲に変わり、 スカートをひるがえしながら、美しいターンを重ねての激しい舞を見せ、 音楽終わりでスカートを外して飛ばすと、いすに腰掛けて音楽を渡る。 アップテンポの洋楽女性ボーカルによるアカペラ曲で本舞台上手に抜けてから、 いすに逆向きで腰掛けてセクシータッチに進め、いすから下りて四つん這いで展開。 再び立ち上がり、さらにいすに腰掛けてと目まぐるしく体勢を入れ替えてから音楽を渡る。 スローなピアノ伴奏で歌っていく洋楽女性ボーカル曲で、 いすに腰掛けながらゆっくりと舞い、立ち上がって前盆へとゆっくり歩き入る。 両手首を黒ロープで結んで振り上げ、解いて張りつつ腰を下ろすと、
両ひざつきで両手首を絡めては解いてを繰り返してから、 黒ロープを口にくわえての「片ひざ曲げ片ひざ立ち」での腰のあおり上げや両ひざ立ちを経て、 腰をついた姿勢で妖しく手で身体をなで上げていく。 さらに「片ひざつき片ひざ立ち」でセクシータッチに両手で胸や顔をなで上げてから、 ロープを身体の後ろを通して巻きつけ、首に巻いて引き上げると、 両ひざ立ちで激しく身体を上下させていく。 黒ロープを巻き付けたまま、ゆっくり立ち上がって音楽を渡ると、 ビートの利いた洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えて本舞台に戻り、 いすに片足を乗せてロープの端をムチのように振り下ろし、 さらに黒シースルートップスを羽織ってから、いすを折り畳んで前盆へと持ち込む。 前盆で開くと、片足を背もたれに掛けての開脚や「V」のポーズを見せてから、 座面に手と胸をついての「シャチホコ」や「上げ足上げ手つかみの横開き」などのポーズを繰り出す。 いすに腰掛け、あるいはいすのサイドでセクシータッチに進めてから「Y字バランス」を決め、 いすとともに本舞台へと戻り、いすのサイドで軽やかかつエロティックに展開してみせてから、 いすに腰掛けた座り姿で締めくくる。 2回目は、白や赤の羽根髪飾りを着け、オレンジや白の花が胸や裾に咲くグリーンのミニドレス姿で、
リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳題名“空想的陽気状態”に乗って、 本舞台から前盆に踊り出て、ハートマークを指で作ったりする“ブリブリ系”ダンスからスタート。 音楽をピアノ伴奏でスローに歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化題名“あなたが存在してくれるのみで”に音楽を変えると、袖に引いて暗転。 ラメ白レースロングドレス風ベッド着に替えて明けると、 しっとりとした舞姿を見せつつ、本舞台と前盆を往復しながら舞っていく。 前曲と同曲のピアノインストバージョンに音楽を変えると、 本舞台上手にて腰を下ろしてヒールを履き、柔らかなターンを重なる舞姿を見せてから前盆へ。 ベッド前半、腰を下ろし、片手を横についての座り姿で、
音楽をピアノ伴奏でしっとりと歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲に変えると、 両ひざ立ちでのゆったりとした両手の振りから、腰を下ろしてしっとりと舞っていく。 横臥したところから伏せた姿で音楽を渡り、スローリズミックな邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Love Song”に変えてのベッド後半では、 「両ひざ立ち両手広げ上体反らし」から起き上がり、 右手の人差し指を伸ばして差し上げ、左手を横に伸ばしての「スワン」のポーズを切る。 折った両ひざを抱えたり、立てた片ひざに腕を預けての動きから、 「片ひざつき片足振り上げ上体反らし」や「横開き」からの「シャチホコ」への連続ポーズを決める。 ついで「あお向けでの両手両足差し上げ」から「片足上げブリッジ」を架けて立ち上がり、 一礼の後、ゆっくりと振り返って本舞台へと戻り、裾をふわりと広げてのターンから、 片手を差し上げていく立ち姿でのエンディング。 (5)【加瀬あゆむ】 1回目は、演目名「万華鏡」を演じる。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Kaleidoscope”に乗って、 白花と濃色の葉が描かれた白地の着物にシルキーピンクの帯を締め、 花柄の素通し和傘を手に、本舞台から前盆を行き来しつつ傘を扱いながら舞う。 いったん傘を置くと、歌詞の世界を振りで表現しつつ舞っていき、帯を解いて腰ひもを抜くと、 白長襦袢姿で開いた傘を再び手にして舞い、 長襦袢の腰ひもを抜いて両肩脱ぎにした後ろ立ち姿で音楽を渡る。
リズミックでビートが利いた邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳邦題“それは出し物の時間!!”に音楽を変えると、 輝くフリンジが下がるピンクセパレートに青マラボーを首に掛け、 アクセントをつけた激しいダンスを本舞台と前盆を行き来しながら舞ってみせていく。 音楽をリズミックな洋楽女性ボーカル曲に変えると、 本舞台上手でセパレートを外して青マラボーを首に掛けると、いすを引いて前盆へと歩み入る。 いすを花道に残し、スローテンポでビートを利かせた洋楽男性ボーカル曲でのベッド前半、
マラボーを前盆に置いて立ち姿から腰を下ろすとあお向けに倒れ、うごめくように進めてから、 「チューリップ」の姿勢で場内を眺め、マラボーを後ろ手に差し渡した座り姿で音楽を渡る。 次第に歌い上げていくリズミックな洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 「L」のポースから両足旋回を経て、 マラボーを差し上げての「片ひざつき片手差し上げ」や「3点支持」のポーズを切ると、 首に掛けたマラボーを振りつつ立ち上がる。 ついでいすを前盆に引き入れると、またがるように座り、マラボーを振りながらの立ち座りから、 「V」や「シャチホコ」のポーズを決め、立ち上がるとマラボーと戯れながら本舞台へと戻り、 大きく広げてから、片手を差し上げてのラストシーンへ。 2回目は、去年「6月結【新宿】レビュー」4回目でお伝えした、
「雨」にちなんだ曲で綴る「雨」の季節限定の作品、演目名「雨」を再演。 (6)【小嶋実花】 最新作、演目名「MJ」。リズミックな洋楽男性ボーカル曲に乗って、 腕まくりした青シャツに白ショートパンツ、肩にバッグを掛けた姿で登場。 バッグを置くと、軽く一礼してからシャツとパンツを脱いで黒のレッスンセパレートに替え、 本舞台上手でバーレッスンなどのウオーミングアップをした後、黒Tシャツと黒ヒールを着けると、 前盆に進んでアクティブなモダンダンスを披露する。 本舞台へ引いてバレエターンやモダンダンスの振りを見せていき、 最後にオーディションで選ばれることを祈ると、暗転で袖に引く。 リズミックな洋楽男性ボーカル曲で明けると、 青ライン入りの白ハットに青シャツ、白ジャケット、白パンツの“MJスタイル”で登場。 時折、股間に手を当てるなどの独特の“MJ風”の振りやステップを交えながらのダンスを 本舞台から前盆を往復しつつ舞っていく。 スローリズミックな洋楽男性ボーカル曲に音楽が変わると、ハットを花道に置き、 ジャケットを脱ぎ捨てて本舞台上手に腰を下ろすと、 吊りパンツを下ろし、青シャツ姿にハットをかぶり直して前盆へと進む。 ベッド前半、立ち姿で両手をあおり上げてから腰を下ろし、片ひざつきの姿勢で音楽を渡る。
スローリズミックな洋楽男性ボーカル曲に音楽を変えると、 ゆっくりと青シャツを脱いでハットを下ろし、うつ伏せになってうごめくように進め、 四つん這いから身体を横たえた姿勢で「L」のポーズを切る。 上体を起こして両ひざを抱えた座り姿で音楽を渡り、 リズミックな洋楽男性ボーカル曲に変えてのベッド後半では、 座り姿で両手を広げてから交錯させ、振り上げての「スーパーL」や「横開き」 「片ひざつき片手差し上げ」「片ひざつき片ひざ立ち上体反らし両手広げ」のポーズを切って立ち上がる。 前盆で大きなステップとともに舞い、ハットを手にして「レイバック」を決め、 頭にハットをかぶるとターンを重ねて本舞台へと戻り、ハットを持った手を前に差し出してのエンディングへ。 1回目開演時には30人程度だった場内も、2回目には次第に賑わいを見せ、45人ほどの盛り上がりになる中、2回目終了で「浜劇」を後にした。 (敬称略・観劇日:平成27年6月28日(日))
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劇場内で応援さんなどがステージに華を添えるために使う楽器といえば、やはり「タンバリン」が一番である。このほかに筆者が見たことがある楽器としては、タンバリンを棒状にした「ジングル・スティック」や打楽器の「ボンゴ」、スパニッシュの演目での「カスタネット」などがあるが、この日の「浜劇」では、ある楽器を初めて目にした。「トライアングル」である。
その繊細で澄んだ音色は、上演作品や音楽とピタリとマッチし、ステージを一段高める役割を果たしていたように思えた。もっともそうした効果は、作品や演者を知り尽くした手練れの応援さんなればこそ出せるものであり、そうそう簡単に出来るものではないと思う。そして、その「音」を通じて舞台と客席のコラボが成立しているところに、演者の舞姫と、そのステージを長年見続けてきた応援さんの間の“無言の信頼関係”が見えるように思えてならなかった。プンラスでの観劇。 (1)【彩音しゅり】 物悲しさを漂わせる洋楽女性ボーカル曲で明けると、 黒キャップをかぶり、白黒ツートントップスから茶の布を垂らし、 黒スパッツの上に黒や茶の薄布スカートを重ねた姿で、 大きな赤い旗を手にして本舞台上手に座った姿勢にてのスタート。 ゆっくりと立ち上がると、アップテンポのインスト曲に音楽を変え、 アクティブなダンスを本舞台から前盆を行き来しつつ演じていく。 音楽が静かな曲調に雨音が重なるものに変わると、 本舞台下手のいすに座ってキャップを力なく落とし、ついで中央に横たわって音楽を渡る。 荘重なパイプオルガン伴奏の洋楽女性ボーカル曲に音楽が変わると、 ゆっくりと上体を起こし、さらに立ち上がって本舞台から前盆に掛けて、 バレエステップを交えた大きくゆったりとした舞を見せていく。 中央に置いてあった旗を手にすると、いすに立てかけ暗転で袖に引く。 バイオリンとピアノによるインスト曲で明けると、
胸に白モールの飾りがついた淡青色フリルトップスに、 同色のレースロングスカートのベッド着姿で、前盆板付きにて登場。 両ひざ立ちでの柔らかくゆったりとした手の振りで見せてから腰を下ろし、
音楽をオーケストラ曲にセリフ調の歌詞が重なる、モチーフ作品の挿入曲にもなっている 邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“一人だけで”に変えると、 腰をついての手の振りから「片ひざつき片足片手差し上げの横開き」のポーズを切ってみせる。 さらに腰を下ろしてのしっとりとした振りから、「片ひざつき片手差し上げ」「横開き」のポーズを決め、 ベッド着を前を大きく開くと、「片ひざつき片ひざ立ち」から右手をゆっくりと差し上げた姿で音楽を渡る。 スローテンポで歌う洋楽男性合唱曲に音楽が変わると立ち上がり、本舞台に戻ってベッド着を下ろすと、 いすに片ひざをついての片足振り上げや、いすから下りての「アラベスク」のポーズを切り、 ハットをかぶって黒ジャケットを羽織ると、 旗を手にして横向きに大きく掲げながらの片ひざつきの座り姿で締めくくる。
2・4回目は、おととし「3月頭【新宿】レビュー」4回目で加瀬あゆむのレビューとしてお伝えした作品、
演目名「バーレスク」を、「4月頭【川崎】レビュー」「5月結【新宿】レビュー」でお伝えしたように 作品借用しての続演。 (3)【有沢りさ】
オーケストラによる不気味さを漂わせるインスト曲に乗って、 本舞台中央のいすに腰掛け、構えた羽根扇子の上、顔前に仮面を合わせた姿で登場。 ゆっくり立ち上がり、前盆まで歩み出ると暗転。 オペラ調の洋楽女性ボーカル曲で明けると、 胸にシルバーの飾りがつき、前に短く後ろに長く尾を引く赤フリルドレス姿に替え、 羽根扇子を手にゆったりと舞いつつ本舞台に戻ると、手にした仮面と見詰め合い、次第に狂気を深めていく。 大きく叫ぶような後ろ立ち姿で暗転、袖に引き、ハードロック調の洋楽男性ボーカル曲で明けると、 シルバー飾りがついた赤エナメルビキニトップに、シルバースパンコールがついた黒レースを重ね、 レザーのショートパンツ、エナメルニーハイブーツにガーターベルトを着けた姿に替え、 赤いバラムチを両手で張りつつ、本舞台から前盆を行き来しながら展開、暗転で袖に引く。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、 強制解釈化・英訳題名“青木ヶ原のような木が生い茂った場所のthread”で明けると、前盆へと舞い入る。 ベッドでは、腰を下ろして身体を横に流し、布を乗せながら足を横に伸ばすと、
「片ひざつき片足横伸ばし」での手の振りから、 両手をあごの下で合わせて両ひじを張り、ひじをつま先に掛けての「スワン」のポーズを切ってみせる。 さらに長布を身体に掛けての「スーパーL」のポーズを決めてから、 長布をまとめて首に掛け、巻き付けると、歌詞に歌われている「やさしく殺めるように」両端を引きながら 「両ひざつき上体反らし」のポーズを切ってみせる。 ついで腰をついた座り姿勢で長布に包まれた姿になって音楽を渡る。 ハードタッチの男性ボーカルと邦楽女性ボーカルが歌う曲に音楽を変えると、 「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って立ち上がり、長布を後ろ手に広げつつ本舞台へと戻り、 身体に布を巻き付けた立ち姿から、前盆に長布を放り投げての後ろ立ち姿でのエンディングへ。 (4)【吉沢伊織】 1・3回目は、本来はセットを準備しての作品とのことだが、 ステージが狭い「浜劇」ではセットを省略してのバージョンとなった演目名「BLUE」。 がやがやとした喧噪の音で明けると、白や青の髪飾りを着け、シルバー飾りが輝く青のロングドレス姿で、 本舞台下手のいすに座ってブルーのトロピカルドリンクを手にした姿からスタート。 音楽がアップテンポの洋楽男性ボーカル曲に変わると、本舞台から前盆で大きく舞いつつ、 フレンチカンカン風にスカートをひるがえし、真っ赤な裏地をあでやかに見せながらウィンクを決めての一舞。 音楽をリズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“驚くべき少女”に変えると、 スカートを外してシルキーな白のフリルショートパンツ姿に替え、 独特のしなやかでダイナミックなダンスを、本舞台から前盆を行き来しつつ舞っていく。 スローリズミックな洋楽男性ボーカル曲に音楽を変えると、 ゆったりと舞いつつ髪を解き、再びトロピカルドリンクを手にして本舞台下手のいすに腰掛け、 さらに再び立ち上がって舞い、ドリンクをいすの上に置いて上手に移ると、 座ってトップスとショートパンツを脱いだ姿で音楽を渡る。 オーケストラ編成からギター伴奏で歌っていく邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Between Sky and You”に音楽を変えると、 白フリルが飾る淡水色の右袖のみロングドレス風ベッド着に替え、 白と青のミニ花輪を手にしながら、静かに力強く歌詞の世界を感じさせる振りを見せながら舞い、 花輪を頭に載せると、時折微笑を浮かべながら、ベッド着の前を開いて前盆へと進む。 ひざをついて両手を組み合わせた祈りの姿で音楽を渡り、
オーケストラ演奏をバックに、しっとりと歌い上げていく洋楽男女ボーカル曲でのベッド前半、 両ひざつきでのしっとりとした両手の振りや、「スワン」の形で両手をしなやかに振り動かす動きなどを経て、 「片ひざつき片足片手差し上げ」や、右手を前に伸ばしながらの「横開き」のポーズを切ってみせる。 ひざつきで両手を差し上げた振りで立ち上がると、目をつぶって片手を差し上げての一礼から本舞台に戻り、 ターンを重ねてから両手を斜めに差し広げての立ち姿で締めくくる。 2・4回目は、10周年作の演目名「オルゴールの調べ」。
オルゴールによる強制翻訳英題“Memorys are Full”が流れる中、 髪をツインテールに結んだ白ティアードロングドレス姿で、 オルゴールを楽しむと立ち上がり、本舞台幕の向こうへといったん姿を消す。 音楽がギター伴奏のリズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Wing”に変わると本舞台幕が開き、 白の花髪飾りを着け、輝く飾りがついた白ロングドレスにラッパ状に開いた腕飾りを着けた姿で登場。 緩急をつけた大きくしなやかな動きの舞を、本舞台から前盆を行き来しつつ一舞。 音楽終わりで髪飾りを外してドレスを脱ぎ、 赤い柄が入ったシルキーホワイトのセパレートに、白薄布ロングスカート姿に替えると、 リズミックなインスト曲に乗って、本舞台にてクイックな振りを交えて舞っていく。 いったん腰をつくと再び立ち上がり、前盆まで往復して音楽終わり近くで、動きが次第にぎこちないものになり、 両手を力なく広げた姿で動きを止めると、暗転。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“回転木馬”で明けると、 白のシースルーロングドレス風ベッド着に替え、オルゴールを手にした前盆板付きにて姿を現し、 柔らかく、しかし強い意志を感じさせる手の振りで舞いつつ、 いったん本舞台へと戻り、音楽終わりで再び前盆へ。
ピアノ伴奏で歌い上げていく邦楽女性ボーカル曲、強制漢字化題名“不変事”でのベッドでは、
ベッド着の前を開くと、腰を下ろした姿勢からあお向けに倒れ、両足を交錯させる動きなどで見せていく。 上体を起こして身体を横に流した姿から、腰をついての両足交錯などを経て、 ゆっくり上体を下ろしていく「シャチホコ」や、 手を添えながら差し上げていく「スーパーL」のポーズを切っていく。 オルゴールを前にして両ひざつきで両手をあおぎ上げると、オルゴールを手にして立ち上がり、 右手で大きく差し上げながら本舞台に戻ると、振り向いてからいったん下ろしたオルゴールを 再びゆっくりと差し上げながらのエンディング。 (5)【翼 裕香】 1・3回目は、平成23年「11月頭【浜劇】楽日レビュー」でお伝えした後、 同年「11月中【浜劇】レビュー」や、平成24年「1月中【川崎】楽日レビュー」でもご報告している 赤黒チェックのお人形さんが動き出し、しばし自由の世界を楽しんだ後、再びお人形へと戻っていく作品、 演目名「お人形」を再演。 2・4回目は、季節に合わせての作品、演目名「雨」。
「ザー」と大降りの雨の音で明けると、白とスカイブルーのストライプ柄のレインコートに、 淡青色のレインブーツを履き、透明傘を差した姿で登場。 音楽がリズミックな洋楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“雨に唄えば”に変わると、 傘を差しながら、ついで閉じて楽しそうに舞いつつ前盆まで進むと、突然の雷鳴が響く。 びっくりして本舞台へ怯えながら戻り、上手で傘の陰に避難すると、 リズミックにピアノが進めていくインスト曲に音楽が変わり、 舞いながらレインコートを脱ぐと、白フリルが飾る濃青色のセパレート姿に替えて軽やかに一舞。 そのまま本舞台上手でセパレートトップを外すと白のエプロンを着け、 袖から中央にワゴンを引き出すと、コロコロ棒を手にして顔や腕などを転がして見せてから、 タッパに入った粘土を取り出し、十分にこねてから何かを形作っていく。 完成した作品をうちわに載せて前盆まで進み出てお披露目、どうやら「カエル」らしい。 本舞台へと戻ってカエルとポーズを決めると、暗転で袖に引く。 水滴が落ちる音と、ささやくように歌う洋楽女性ボーカル曲で明けると、 輝く飾りがついた青のベビードール姿で登場。 いったん前盆まで進むと、何かの音に気づいて本舞台上手の傘の陰に戻り、 ちょっと胴長のカエルのぬいぐるみを連れて再び前盆へと進む。 雨に関連したギター伴奏の洋楽女性ボーカル曲でのベッドでは、
カエルを横に置いてベビードールを脱ぎ、 さらに音楽を、しっとりと歌っていく邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Starting is Always Rains”に変えると、 カエルと手を繋いでの両ひざ立ちでの動きから、抱えるようにして手を持って操り、 さらに両ひざ立ちで向かい合って見詰め合うと、抱き上げての上体反らしであお向けに倒れていく。 カエルを優しく抱きかかえての両足交錯の動きで見せた後、カエルの手を取って自らの胸に当ててから、 手を取り合ってシンメトリーでの「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切り、カエルを抱き上げて立ち上がる。 2人、いや1人と1匹で並んで本舞台へと戻ってのラストシーンで締めくくる。 (6)【高木愛美】 4月中にSNAでデビュー、今週が2週目の新人舞姫。 アップテンポの邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳題名“Stardust日の入り”に乗って、 ピンクの花髪飾りに、シルバー飾りが着いたピンクミニドレス姿での“ブリブリ系”ダンスを にこやかな笑顔を浮かべながら、本舞台と前盆を往復しつつ一舞。 前盆で両手を顔の横に広げてみせるポーズで音楽を渡り、 残響を引く音が奏でるインスト曲で本舞台に戻ると、上手にてドレスを脱ぎ、白パジャマ上下姿に替える。 さらに本舞台中央にての立ち姿で、音楽をリズミックな邦楽女性ボーカル曲、
強制翻訳英題“Two Stars Memorial Day”に変えて前盆へと歩み入ると、 立ち姿で舞ってから前盆縁に腰掛け、 再び立ち上がって歌詞の世界を“ブリブリ系”の振りで舞ってみせてから、 腰を下ろしてひざを抱えた姿で音楽を渡る。 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳・解釈化題名“Sweet Feeling 切らずにそのまま口へ”に音楽を変えると、 パジャマの前を開き、ズボンを脱いでいき、「チューリップ」から両ひざ立ちでの手の振りで見せ、 さらに四つん這いや横座りでの片手差し上げなどの動きで進めていく。 片ひざを曲げて抱えた姿で音楽を渡り、アップテンポのアニメ系邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“The story you don't know”に音楽を変えると、 「片ひざつき片手差し上げ」や手を添えての「L」「横開き」のポーズを切ってみせる。 ついで両ひざを抱えての座り姿での手の振りから、「片ひざつき片足横伸ばし」「片手差し上げでの横開き」 「L」「片ひざつき片ひざ立ちでの両手広げ」から「片手差し上げ上体反らし」のポーズを決めて立ち上がる。 両手を大きく広げてから本舞台に戻り、 パジャマを落として振り向くと、両手を広げた立ち姿でのエンディングへ。 実はこの日の1・2回目の入りは20〜25人程度と、土曜日としては少ないと感じる観客数に、やや意外な思いを抱きながら見ていた。しかしさすが3回目からは巻き返し、4回目には40人近い入りとなる時間もあるなど、週末らしい賑わいを見ることが出来たのは何より。そしてその賑わいはラストまで続き、23時08分、24人が見守る中での終演となったのだった。 (敬称略・観劇日:平成27年6月13日(土))
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2013年9月中「SNA」で、ある舞姫が突然デビューした。顔写真非公表、プロフィール不詳、そして名前が映画「バーレスク」の主人公「Ali」にちなんだという、その名も「ALLIY」。「何だか不思議な舞姫がデビューしたな…」、そう思ったのを覚えている。やがてその存在は静かな噂となって伝わってきた。「すごく踊れる新人さんだ」との驚きの声とともに。その後、筆者も拝見に伺い、その新人離れした堂々たるステージングに正直驚愕させられたのだった。
ただしこの時はダンサブルな演目ということもあり、「ダンス経験の下地のある踊れる舞姫」という印象を越えるものではなかった。その後「浅草」初乗りとなった2014年1〜2月「奏 -KANADE- 2nd season」での3景「CHICAGO」でも、その印象は維持された。 そうした筆者の薄ぼんやりとした根拠のない印象をこっぱみじんに砕いて見せたのは、同年5〜6月公演「PEACE LOVE ROCK 2014 2nd season」2景「白鳥」であった。空を飛び水面に集う白鳥の姿が紗幕に次々と映し出され、それを受ける形で前盆板付きのベッドからスタート、後に本舞台へと戻るオールソロの難景。「1st」では小嶋実花さんがその独特の表現力で魅了し、「2nd」でこの景を誰が舞うのかと「1st」途中から早くも人々の口の端に上るほど話題となっていた。その「2nd」の香盤が発表されたとき、筆者は驚きを隠せなかった。そこにあったのは「ALLIY」さんの名前であった。ダンスこそ得意なのは承知していたが、たった1人での抽象的身体表現をどこまで演じられるのか、大変失礼ながら筆者には半信半疑であった。
そして拝見した「2nd」2景。筆者は心の底から驚嘆し、疑ったことを恥じた。そこには、大きく、一生懸命、誠実に、そして身体にいっぱいの汗を輝かせながら舞う白鳥が羽ばたいていた。それは柔らかさと優雅さをたたえつつ、情感豊かに舞ってみせる見事なステージングであった。 その後、2014年9月公演「La Luna」で挑んだ初の「1st season」では、中休憩明けの5景でミュージカル仕立ての「CATS&オペラ座の怪人」を演じた上、フィナーレで「ポカホンタス」に扮してメンバー紹介MCの大役を務め、さらに2015年正月公演「夢 -DREAMS- 1st season」では、2景「ペトルーシュカ」で非現実的な世界を見事に描いてみせるなど、次々と活躍の場を広げて見せてくれた。
「これからの活躍がいよいよ楽しみ…」と誰しもが思っていた今年春、ALLIYさんは密かに一つの決断を下していた。それは「休業という名の引退」。この決断は、さまざまな事情で最後まで公式には発表されることはないはずであった(後に「浜劇」の公式ツイートで「休業」という形で公表された)が、最後の4月結「浜劇」では、その「決断」が観客の間にさざ波のように次第に広がっていったようであった。ALLIYさん“引退週”楽日前の一日をプンラスで観劇。
(2)【瀬能 優】 リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Love Poem”に乗って、 黒シルクハットをかぶり、青スパンコールのついた金の縁取りのジャケットにミニスカート、 黒グローブを着けた姿で登場。シルバーステッキを鮮やかに扱いつつ、 軽やかなステップでのダンスを、本舞台から前盆まで往復しつつ一舞。 音楽をリズミックにビートの利いた邦楽男性ボーカル曲に変えると、 黒ハットを下手袖に置いてジャケットを脱ぎ、袖口がラッパ状に開いた白ブラウスと青のミニスカートに替えて 本舞台中央にいすを引き出すと短く腰掛け、さらに前盆まで舞いつつ、 蝶ネクタイやミニスカートを次々と外していき、ブラウスを脱いで右手で振り回しながら下手袖に引くと暗転。 ややスローに歌っていく洋楽男性ボーカル曲で明けると、 黒レースボレロ姿に替え、中央のいすに座って前傾した姿勢から大きな舞とともに起き上がり、 前盆へと歩み入る。 ベッド前半、立ち姿から両ひざをつき、セクシータッチに腰をくねらせると、
四つん這いから起き上がって腰をつき、膝を軽く立てて後ろ手を着いた姿勢で音楽を渡る。 ピアノ伴奏で歌い上げていく洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 腰をついた姿勢で両足を高々と上げつつ交錯させ、上方を見上げるようにしながら濃厚にゆっくりと進めていく。 あお向けに寝て片ひざ立ちにもう片足を乗せた姿で音楽を渡り、 リズミックな邦楽男性ボーカル曲、強制翻訳英題“Flower of Passion”に変えると、 あお向けでセクシータッチに進め、そのまま「片ひざ立ち片足振り上げ」での腰上げポーズから、 うつ伏せでうごめくように動き、いったん四つん這いの姿勢を経てから 上体を起こして「L」のポーズを切ってみせる。 さらに腰をついての両足交錯から「片ひざつき片足振り上げ片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。 本舞台に戻ると、いす前での後ろ立姿から振り向いてのラスト。 (3)【空まこと】 1・3回目は、久しぶりに演じるという振り起こし作品、演目名「arab.」。 アラビアンテイストの女性ボーカル曲に乗って、 上端に握り用の横棒が通った、黒やオレンジのぼかし模様の大布を座った姿で頭からすっぽりとかぶり、 その両端から両足を「V」などの形でチラリと見せ、 立ち上がると布を下げ広げて、前へ後ろへと動きながら舞っていく。 布陰から姿を現すと、白布が垂れる黒頭巾をかぶり、金黒の飾りが下がるチョーカーに、 白フリンジ付きブラトップ、金の腰飾りから薄紫のシースルー布を下げた姿で、 大布を前盆に置いて、大きくゆったりと舞ってみせる。 音楽をスローリズミックな曲にラップ調の洋楽男性ボーカルが重なる曲に変えると、 本舞台に大布を敷いて腰を下ろし、黒頭巾を外して輝く飾りがついた白頭巾に替え、 チョーカーと腰布を外すと、布を片手に舞い、音楽と照明を残したまま下手袖に引く。 音楽をリズミックでエスニックテイストの洋楽女性ボーカル曲に変えると、 白頭巾を着け、輝く飾りと白フリンジがついた白トップスに、 輝く飾りが着いた白のサルエルパンツ風アンダー姿に替え、 ヒップホップ調のクイックで軽やかな動きと、 アラビアンテイストのヒップスライドや手の振りを融合させたダンスを本舞台にて舞っていく。 音楽をシームレスにリズミックな洋楽男性ボーカル曲に変え、本舞台にて頭巾と腰布を外すと、 輝く飾りとフリンジがついた白ビキニ上下に、金の腕飾りを二の腕に着け、 輝く飾りがついた白のネットを手にして大きく振り回しながら前盆へと進む。 ベッド前半、腰をついた姿勢や両ひざ立ちなど姿勢を大きく入れ替えながら、
白ネットを時折振りかざしつつ、ビキニトップを外し、髪を振り乱しながら大きく舞ってみせていく。 腰を下ろしてアンダーを外し、片肩で支えての「片足振り上げ片足曲げ」の倒立ポーズなどを切ってから、 白ネットを広げて差し上げた姿で、音楽をシームレスにリズミックな洋楽男性ボーカル曲に乗り換えていく。 ネットを両手で広げたまま、頭上から後ろに回し、さらに振り回しての「スーパーL」や 上げ足にネットを掛けての「横開き」のポーズを決めて立ち上がる。 ネットを広げつつ立ち姿で舞いながら本舞台へと戻り、ネットを差し上げてのエンディングへ。 2・4回目は、平成23年「8月頭【大阪東洋】レビュー」でお伝えし、
その後、同年「9月頭【川崎】レビュー」や、最近では「2月中【東洋】レビュー補遺」でもご報告した 6周年作、演目名「Silver Stone」を再演。 (4)【ALLIY】 1・4回目は、リズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Tomorrow is Fine?”に乗って、 白ブラウスに淡いベージュのカーディガン、紺ブレザーと紺スカート、紺ソックス、黒ローファーの制服姿で、 本舞台から前盆まで、歩みながらの軽やかなダンスからスタート。 音楽終わりで本舞台中央にあお向けに寝そべり、学校のチャイム音とガヤガヤとした喧噪の効果音の中、 カーディガンとブレザーを脱ぐと、腕まくりしてみせ、 音楽をアップテンポの邦楽女性グループ曲、強制翻訳英題“Graduation”に変えると、 笑顔と浮かべながらのアクティブな舞いぶりに変え、元気いっぱいのダンスを展開してみせていく。 ピースサインで音楽を渡り、 ピアノ伴奏で歌っていく邦楽女性グループ曲、強制翻訳英題“One Drop”に音楽を変えると、 本舞台下手に腰を下ろしてスカートを外し、白アンダーにブラウスを羽織った姿で立ち上がる。 本舞台中央でゆったりと舞いつつブラウスの片袖を抜くと、 上手で「Y字バランス」と「アラベスク」を見せ、ブラウスとアンダーを外した姿で前盆へと進む。 ベッド前半、冒頭から「片ひざつき片足振り上げ片手差し上げ」や「スーパーL」のポーズを
清々しく切ってみせると、前盆に伏せた姿で音楽を渡る。 アップテンポでエレクトリカルな歌声の邦楽女性グループ曲、強制翻訳邦題“電子世界”に音楽を変え、 あお向けや腰をつけた姿勢などでアクティブに、 音楽のアクセントに気持ち良くシンクロさせたダンスを舞っていく。 歌詞に合わせて指で写真のフレームを作り、場内を見渡すような振りを笑顔いっぱいで見せると立ち上がり、 立ち姿で舞いつつ本舞台へと歩き戻り、指を開いた片手を顔の前にかざした姿で締めくくる。 3回目は、「3月頭【川崎】初日レビュー」でご報告している最新作、演目名「ありんこアリー」を続演。
前回は「名前が未定」だった黄色いまん丸なトリさんの名前が決定。「ツレないヤツ」とのこと。 (5)【木村 彩】 1・4回目は、リズミックでビートが利いたインスト曲に乗って、 ゴールドチェーンが下がる赤花髪飾りを着け、黒ラインが入ったシルキーな赤のチャイナドレス姿で 黒のスペイン扇子2本を手に、クリアな舞姿で本舞台から前盆を行き来しつつ一舞。 音楽をリズミックなインスト曲に変えて扇子を置くと、手を交互に差し上げていく振りのダンスを本舞台にて展開。 曲の途中で上手へハケると、黒ラインが走る赤のシルキーなブラに、 黒ラインから赤シルキーのロングスカート姿に替えての一舞。 さらに音楽途中で上手袖に引き、ややスローリズミックな洋楽男性ボーカル曲に音楽を変えると、 ゴールドバンドがついた黒ロングドレス風ベッド着に替え、前盆へと進む。 ベッド前半、腰を下ろして「L」や上げ足を上げ手でつかむ「横開き」、
「シャチホコ」「片ひざつき片手差し上げ」のポーズを切って見せ、前盆に伏せて音楽を渡る。 ピアノ伴奏に乗せて澄んだ声で歌う洋楽女性ボーカル曲に音楽を変えてのベッド後半では、 上体を起こしてから、腰を下ろして片ひざ立ちの姿勢でゆっくりと進め、 「3点支持」のポーズから「片ひざつき片ひざ立ち」で後ろ手にベッド着を広げ、差し上げてから立ち上がる。 前盆でターンを重ねてからベッド着をひるがえして本舞台に戻ると、後ろ立ち姿でベッド着を下ろし、 「片ひざ曲げ片足後ろ伸ばし」から「スワン」のポーズを決めて立ち上がり、 両手を広げてゆっくり舞うと、片手を差し出した姿でのラストシーンへ。 3回目は、去年「4月中【浜劇】レビュー」でご報告し、
その後、去年「7月中【浜劇】レビュー」や今年「4月頭【川崎】レビュー」でもお伝えした、 英単語が書かれた風船が並ぶ作品、演目名「Balloon!!」を続演。 (6)【あすかみみ】 1回目は、リズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“出発係になれ”に乗って、 淡青色の髪飾りを着け、シルキーな淡青色トップスにチェックのミニドレス、 同色の手首飾りを着けた白ロングブーツ姿で、 スタンドマイクを立てて“ブリブリ”とアイドル歌手を演じつつ、本舞台から前盆で舞っていく。 音楽をアップテンポのアニメ系邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳邦題“青い野”に変えると、 淡青色のフリルがついた青地白ドットのセパレートに替え、“ブリブリ系”に空手の型のような突きや蹴り、 さらにロボットダンス風の振りなどを交えて、本舞台から前盆にて舞っていく。 リズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳題名“Blueの行進”に音楽が変わると照明を残して上手袖に引き、 淡青色フリルが着き、細かい青の模様が入ったロングベッド着に替えると、ハート型のバルーンを手に登場。 バルーンを本舞台に置き、1つを手にして前盆へと進むと、かぶり席の観客との“キャッチバルーン”で遊ぶ。 音楽をスローリズミックな邦楽女性ボーカル曲、強制翻訳英題“Pearl Song”に変えると、 バルーンを手に前盆へ。 ベッド前半、あお向けに寝転んでバルーンと戯れると、起き上がってベッド着の前を開き、
両ひざ立ちから腰をつき、再びバルーンを手にして抱え、口を近づけた後、 音楽をリズミックなアニメ系邦楽女性ボーカル曲、 強制翻訳英題“Message of Sky and You”に変えてのベッド後半では、 「片ひざつき片足振り上げ片手差し上げ」や「横開き」のポーズを切ってみせる。 うつ伏せから腰をついた姿勢を経て、「片ひざつき片足伸ばし上体反らし両手横開き」のポーズを決め、 ベッド着を「片ひざつき片ひざ立ち」にしたひざに掛けると、 左腕にベッド着を掛けての「3点支持」で立ち上がる。 ベッド着を後ろ手に広げて本舞台へと戻り、バルーンを手に締めくくる。 2・4回目は、去年「11月結【新宿】レビュー」でお伝えした作品、
演目名「チャーリーズみみたん」を“浜劇特別仕様”に改作して再演。 ベッド後半で、投光室から結ばれたロープを緩めることで、天井のフレームから吊された「縄ばしご」が登場。 はしごに片足を掛けての横吊りや、両足開脚で身体を保持しての逆さ吊り、 両足を掛けての逆さぶら下がりなどの「ハシゴ・エアリアル」技を披露していく。 ラストは、はしごの間から“指ピストル”で「ぱーん!ついでに、ぱーん!」と2発(2回目)や、 「死刑!ぱーん!」という“判決言い渡しつき”(4回目)などバリエーションが増えているようである。。 3回目は、「3月中【東洋】レビュー補遺 その2」でご報告した5周年作、演目名「うただ」を再演。
緊張感に満ちたその独特の表現法を、息を呑みつつ見詰めた。 白い画用紙に感情をぶつけるように描くのは「昇る朝日」か「沈む夕日」か。 30人あまりからスタートした場内は、2回目途中には立ち見がずらりと並ぶ50人超の混雑に。その後も40〜50人をキープする賑わいを見せて、23時07分、25人が見守る中での終演となった。 (敬称略・観劇日:平成27年4月29日(水・祝))
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