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本棚が一杯になるので、新刊は図書館で借り、残すべき本だけ注文するやり方で
10年近くになる。
オカゲなことに、本棚には新刊書と専門書が増えただけで、何とか凌いでいる。
ところで、最近、癖になっているライブ喫茶通いで、面白い団扇を展示してある
のを偶然、見つけた。(誰も気にしていないだろうが)
「毎日が地獄です」と、その団扇に書いてある。最初、その文字を見つけたとき、
(面白いな)としか思わなかったが、何度も見る内(オーナーはそれを片付けない)、
(結構、ものごとの本質を突いているかも?)と考え直しだしたのだから困ったものだ。
例えば、出だしに「本棚が一杯になる」と書いたものの、本音は本代を節約する為だし、
「癖になっているライブ喫茶通い」と言いつつも、行動のきっかけは暇つぶしである。
ということは、「毎日が地獄です」というウチワが店にあるのは、実は、店主の本心
を著しているのではなかろうかと考えたのだ。
毎日の生きざまは、「空白のスケジュールを、なけなしの人脈を使って何とか作り、
店の生計を、閉ざさず、長く、細く、食いつないでいく。」という苦しさだと。
それが自営業者の基本的な本音だろうが、その気持ちを店頭に展示して、逆に、開き直る。
これこそ、あまたの声無き民のあがきの一つだと思う。
と、ここで、僕という貧乏士業も、小さな悪あがきを見せたい。こだわりの選択本だ。
1、「日本 核武装」 高島 哲夫 著 幻冬舎 刊
人類は、核兵器で滅亡する運命にあるのだろうか?完全廃棄できない物質を、何で
好んで分離し、集め、危ない状態で保管しようとするのか?
人類が全滅するまで、その危険を、人は理解できないのではなかろうか?
神の摂理の、気の遠くなるような長い期間で、ようやく安定し、分散した放射性物質を、
よりによって掘り起こし、集め、直ぐにでも反応しそうな不安定状態にして密閉し、
さらに、起爆装置と圧縮装置で最大限に燃焼させようとする愚行を、誰も止められない。
この本は、終末論を暗示させる、驚くべきフィクションである。
2、「ペットショップ ボーイズ」 竹吉 優輔 著 光文社 刊
ペットの愛らしさには、多くの人が抱く性悪論を打ち砕いてしまう、究極のオーラがある。
動くものは何でも好きな僕だが、特に、ネコやイヌには、そのいたいけさに負けてしまう。
だが、はたして、それを生業にする人には、なんと映るのだろう。
3、「ビートルズ 全詩集 」内田 久美子 訳 ソニーミュージック パブリッシング 刊
あのボブ・ディランがノーベル賞を受けるという。「風に吹かれて」が詩だという。メッセイジ
ソングが詩というなら、僕らの時代は、ビートルズかもしれない。さらに言うなら、S&Gかビージーズ
かもしれない。そんな、音楽と歌詩と映像が融合した時代に生きた僕らにとって、ディランだけが
ノーベル賞に値するとは決して思わない。むしろ、数多の受賞対象の典型的な偶像の一つとして、
同時代の証という意味なら、(受賞価値があるかもしれない)と渋々思う。
とはいえ、やっぱり、僕には、ビートルズの方が良いけどね・・ (~_~;)
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2016/12/12(月) 午後 3:32 [ wakky-works ]
大変ありがたいお申し出ですが、対応する時間がないと思います。自由に、空いた時間を使って書く姿勢を大切にしていますので。ナンバ
2016/12/13(火) 午前 11:44