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書庫YB8物語 下の巻き

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bimota YB8物語 下の巻 「My YB8-Evoとは」:2回目作成中
写真:YB8-Evo、タンクカバーからFCRキャブが見える
映像:YB8-Evoワインディングラン
パワー計測データデータ

この内容は、あくまでも私が経験したことをベースに書いていますが、
正しいと限りません。
そのため、クレームをつけないでください。
また、質問にもお答えできません。


3)2005年夏〜秋:
YB8-Evoのカスタム車はスタンダードのFZR1000とは別物のエンジン特性に変貌していると考えていいいだろう。
そのYB8-Evoカスタムだが、そのエンジンがたたき出す加速に驚かされた。
タコメータの針がある回転を境にして爆発的、いやワープしたかのような加速がはじまる。
これはFCRキャブに装着された加速ポンプにより、ガソリンが大量に吐き出される効果によるものだ。
この加速ポンプが働いたときの加速感がFCRキャブの最大の魅力だろう。
そして、パワー計測したくなった。
パワー計測はレットバロン東大和のアシダムで行った。
5速トップでのパワーは115ps。
推定最高速度は267k
このパワーに不満だったが、ダイノジェットで涼しい時期に再計測すれば120ps+α
は出たと思われる。

でも、もっとパワーは上がらないのか?
それは、FCRキャブとエンジンのインテークまで離れすぎているのが原因の1つだ。
でも、キャブとエンジン間に距離があるのが幸いしているのか?
中速度域のパワーの盛り上がりはさすがというべきだ。

キャブレターが全盛時代の定番レーシングパーツといったらFCRキャブの装着につきる。
しかし、ストックのエンジンに装着されているミクニ・キャブレターと比べるとその扱いが難しく、
バイクを走行させるシチュエーションに合わせたセッティングが必要になる。
そのため最初の1年は、このFCRキャブのセッティングに翻弄されたといっていい。

タイヤはピレリ・スーパーコルサ・ストリートを装着した。
その結果、タイヤのグリップによるりコーナリングパフォーマンスは非常に高いと感じた。
bimota YB8のニュートラル・ステアをはじめて体感することができた。

しかし、背が低い私が乗車するとハンドルまで遠く長時間のライディングは無理だった。
また、フロントサスペンション(フォーク)の動きが悪いので、コーナーのインではフロントタイヤの
グリップを探るようなコーナリングを強いられた。
これが原因でワインディングではメリハリのあるライディングができなかった。

ということで最初のころは、
皮ツナギを着て颯爽と奥多摩に出かけても、精神的/肉体的な疲労が襲ってきた。
そのためYB8-Evoカスタムのパフォーマンスの高さは感じつつも、
解決すべき問題がありすぎて頭を抱えていたといっていい。
ほかのライダー/オーナーなら、
この段階で投げ出していたかも?

キャブレターがミクニのストックなら、また馴染みやすいものだったかもしれない。
後はサスセッティングとライディング・ポジションの問題を解決すれば
走行シチュエーションに合わせた走らせ方を考えればいいだろう。

4)2005年秋:

プラグがかぶった。
やはり恐れていたことが発生した。
なるべく2速または3速で回転を上げて走らせていたのだが、プラグがかぶってしまった。
最初の頃だが、市街地走行させるとカウリングの中から煙が上がっていた。
電装またはハーネスの焦げ付きを疑ったのだが、実は燃え残ったガソリンがカーボンとなって
エンジンの排気系に堆積して、それが熱せられて煙を上げていたらしい。
そこでプラグを交換して走らせ方を工夫することにした。
まだ、キャブセッティングの変更には着手していない。

そのときの率直な感想はというと、
・ブレーキ・コントロールが難しい。
 いや、効かない。
・ハンドルまで遠い。
 しかもクラッチレバーが遠く調整できないのでエンジンコントロールがギクシャクする
・またがるとつま先しか届かない
・加速はすさまじい
・燃費はなんと7k/Lしか走らない
・プラグがかぶるかもという不安にさいなまされる。

まるで荒馬を乗りこなすような気持ちになったものだ。
今考えてもYB8は身長の高い欧米人向きのライディングポジションといえるだろう。

でも、YB6のポジションはまだ馴染みやすいものだったのだが?。
シャーシは同じ「アンティコダル100素材のアルミ・ツインスパーフレーム」を使用している。
決定的な違いはYahama FZR100 Exuo 3GMエンジン、
そして大型化されたフロント・フェアリングと「上のほうに伸びた」タンク/シートユニット。
一見すると違いは少ないように思えるのだが、市街地やワインディングを走らせてみると
大きな違いがわかる。
それとは別に廃熱とメンテナンス性の向上という意味合いがあったと思われる。
でも、なんとかつじつまを合わせる方法を考え出していまでも乗っている。

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