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ワイン・ガードナー/ホンダVF1000R
いま次の奥多摩最速伝説 「RZV500の伝説」を執筆中なんだ。
ヤマハRZV500R。
見てくれはGP500レプリカバイクだが、
たんなるツーリングバイクなのか?
いや、それは違う。
次のビデオを観れば並み居るライバル(ホンダVF1000R、
カワサキGPZ900R)に打ち勝つポテンシャルを秘めていた
ことがわかる。
奥多摩最速伝説 「RZV500の伝説」の中で紹介する予定だったが、
単独で紹介することにした。
1984年カストロール・オートラリア6時間耐久レースで
マイケル・ドーソンとリチャード・スコットのペア/RZV500R
(ゼッケン7)がワイン・ガードナーとペースのペア/VF1000R(
ゼッケン3)を破った。 ガードナーはすでにGP500に参戦していたグランプリライダー
だった。
けしてマイケル・ドーソンのライディングスキル、
腕の差だけではないと思う。 ドーソンはGP500チャンピオンになったドゥーハンとは別人物。
1980年代の後半に良く見かけたライダーの一人だった。
このビデオを観るとわかるが、
ポールポジションはGPZ900R。
それに遅れること1秒差でRZV500Rが3位スタート。
しかもレーススタート時はキックスタートでもたついているので、
ライバルに一気に先行された。
しかし、6時間経過した最後はRZVがVF1000Rに差をつけて
チェッカーを受けた。
RZVのどこにそれだけのポテンシャルが隠されていたのか?
考察してみよう。
1つは6時間を安定して走りきれる耐久性のあるエンジン。
2つ目はライバルよりも圧倒的に軽い車重。
そのためタイヤへの負担が少ない。
安定したラップタイムをきざめる。
3つ目はブレーキ能力の高さ。
ベンチレーティッドディスクが威力を発揮したと思う。
よく冷えるので最後までブレーキングは安定していたはずだ。
重量が重いライバルはブレーキ能力が安定しなかったと思う。
ノーマルキャリパーとディスクだとしたら熱ダレを起こしてい
ただろう。
2位に入ったVF1000Rのフロントブレーキは、
4ポットキャリパー、スリット付きフローティングディスクのようだ。
当時としては最先端のものだ。
CB1100Rがベンチレーティッドディスクだったので、
よりブレーキ能力の向上を図ったわけだ。
そして最後はライダーの技量の高さ。
それらの総合性能の高さにより勝利したと思う。
そのどれがかけても勝利できなかったと思う。
RZV500R、
いや、RD500LC(RZ500)は1位、7位、8位と3台
完走している。
優勝したバイクだけが特別だったわけではないだろう。
RZV500R開発陣の狙いが、
このレースで見事に証明された!
そしてチームのセッティング能力の高さ。
走行中の挙動を見るとフロント、リアともによく動いている。
充分にストロークさせるが奥で踏ん張る。
そのことでタイヤが滑っているようにはみえない。
適切なレートのスプリングと入れ替えてサスセッティング。
ノーマルサスの調整範囲で可能な限り煮詰めてみた。
路面がスリッピーでところどころ荒れているとすれば、
こういうセッティングになるのか?
ハンドル位置を高くしているようなので、
バイクを振り回すことができる。
いまのモタードバイクのようだね。
タイヤはダンロップのレース用だろうか?
それは映像からはわからない。
RVZ500R(ゼッケン7) vs VF1000R(ゼッケン3)。
結果[ 編集]年 ポジション ライダー メーカー モーターサイクル ラップ 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987
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