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Motogp情報:Honda 新型RC212Vはものになるのか?
2008年型Honda RC212Vは2回のMotogpテストを経験した。
1回目はバレンシアGP直後のテストで、まったくのニューカーで手探り状態。
ニューマチックバルブのエンジンがまともに回らないなどのトラブルが出た。
こんな状態でテストに持ち込むとはよほど時間がなかったのか?
ヘイデンはシャーシ特性に好印象を得ているようだが、
ペドロサはまったく違うシャーシに困惑を隠せないようだった。
2回目はマレーシアのセパンテストに登場して従来型と平行して
まともに走らせることができるようになった。
ヘイデンだけがテストを継続した。
しかし、現状では従来型のほうが圧倒的に速い。
ニッキー・ヘイデンにより今年、ダニペドロサが記録したセパンのポール・ポジションタイムを
1秒以上短縮している。しかも、2006にバレンチーノ・ロッシが記録したサーキット・ベストラップを
破った。
ここで問題なのは、好調な従来型マシンを捨ててまでまったくの新型に以降する必要があるのかと
いうことだ。
新型はシャーシとエンジンすべて新しいマシンに生まれ変わった。
つまり従来型のデータはまったく使えなくなる。
おまけに最も大きなパフォーマンスアップが期待されるニューマチックバルブエンジンの
パワーデリバリーが荒いのでラップタイムを制限するだけでなくシャシー開発を遅らせている。
次のスペイン、ヘレステストでもこんな状況なら、従来型の開発を継続したほうがいいのかもしれないね。
まずは、新型エンジンの開発に全力を上げて取り組みそれを従来型のシャーシに載せて熟成させては
どうかと思うね?
従来型マシンのパフォーマンスは結構高いと思うのでエンジンをパフォーマンスアップする
ことから始めるべきではないかと思うのだが?
次のヘレステスト(11/27-29)の結果を見てみよう。
こんな状況で来年のシーズン開幕までに新型RC212Vを6台用意できるのかな?
おまけにヘレステストから7週間は休止期間に入る。
その後、2008/1/22からテストが再開されるけど、
この新型RC212Vを量産するとは思えない。
やっぱりニューマチックバルブエンジンの開発に力を入れるべきだろう。
その後、ニューシャーシを熟成というシナリオだよ。
ニューマチックバルブのエンジンの熟成だけど、
これがすんなり進まはずがない。
Suzukiは2006年から取り組んでいる。
完成度は非常に高い。
でも、ドカほどは速くない。
Kawasakiは今シーズンはじめから4気筒エンジンに搭載して、
ようやくシーズン後半になってものになってきた。
Yamahaは日本GPあたりからニューマチックバルブのエンジンを実践投入したが、
熟成不足でエンジンブローしている。
日本GPの予選1日目に真っ白い煙を吐き出したロッシ/YZR-M1がピットに戻って
きたのをこの目で目撃した。
その後の残りの数戦は、下位に低迷してしまった。
また、ロッシは、シーズンオフのMotogpテストでバージョンアップされたニューマチックバルブのエンジン
をテストするはずだったが、骨折のためバレンシアとセパンテストをキャンセルしている。
ようやく11/27からはじまるスペイン ヘレステストから来シーズンのエンジンを改良型シャーシに載せた
YZR-M1が走り出す。
でも、BSタイヤを履くのはロッシだけでその他のYZR-M1ユーザーとデータの共有化が図れない。
Ducati DesmosediciGP8は、ヘレスから登場する。
見た目の違いは外見から判断できないが大きく進歩しているそうだ。
シャーシの確実なポテンシャルアップとエンジンマネージメントを改良して
パワーデリバリーの向上でDucati勢全員がポテンシャルを発揮できることを狙っているそうだ。
そういうわけでHondaRC212Vはライバルから一歩も二歩も遅れている。
どうするHonda?
ダニ・ペドロサの怒りは収まらない。
出展:
http://www.crash.net/motorsport/motogp/news/157390-0/hondas_2008_gamble_-_exclusive.html
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