ここから本文です

書庫Ducati 916通信

記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 2

Ducati 916通信 2010/02/26


ドゥカティ・エンジニアリング部門は
996SPSのエンジンを改良する道を選ばなかった。

それは、
中速度域から急激にトルクが立ち上がり、
10000rpmを超えるとはパワーは頭打ち/飽和状態になっていたようだ。
すでに、この40度のバルブ挟み角を持つ、
通称テスタ・グランデエンジンの吸気排気効率は、
限界に近づいていたのかもしれない。

1999モンツア RC45 Vs 996SSPSの激闘

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

もともと、
1988年に登場した851エンジンに改良と排気量アップを加え続けた末の
996SPSエンジンだった。

851のエンジンは、
空冷Vツイン750F1のクランク/ケースを流用して、
そこに水冷4バルブDOHCからなるシリンダーヘッドを重ねたエンジンだった。
マルコ・ルッキネルにより米国デイトナBOTTに参戦して完成度を高めていった。
そして、1988年からはじまったワールドスーパーバイク選手権に打って出た。


この手法は、
グランスポルト100(通称マリアンナ)のクランク周りに
デスモ機構を持つシリンダーヘッドを搭載した(1956 125GPデスモエンジン)ことに、
端を発している伝統的なやり方といえる。
実績があり耐久性のあるクランク周りに新開発のシリンダーヘッドを搭載する。、......




そして、
2000年秋に登場した996R/テスタストレッタエンジンは、
元フェーラーリに在籍した、アンジョリーノ・マツケッテー氏(故人)の請負に
により設計された。



彼は、クラウディオ・ロンバルディー率いるフェラーリエンジニアリング部門の一員として、
1989年に登場した3500cc/V型12気筒・フェラーリ・デスモエンジン(tipo36)の
開発に加わっていたようだ。
アラン・カスカート氏の証言

1980年代後半を席巻したHonda V6ターボF1エンジンを破るため、
レギュレーション変更で1989年から3500ccNAエンジンが使用可能に
なることを受けて開発されたものだ。

それは、フェラーリ伝統のV型12気筒エンジン。
それに高回転化を狙ってデスモドロミック機構(1気筒5バルブ)が搭載された。
四輪では、メルセデスベンツグンプリマシン(1954/55)以来の
デスモ・テクノロジーの復権だったといえる。

このことは、長い間秘密にされていたのか?
あまり知られていない事実だった。

*クラウディオ・ロンバルディー
 ランチャラリー監督(ランチャデルタインテグレーレ)でWRCを制覇した後、
 フェラーリエンジニアリング部門に移籍する。
 その後、フェラーリV8ロードモデルのエンジンを手がける。
 フェラーリを辞した後、
 アプリリアからの依頼でRSV4のV型4気筒エンジンを開発する。

つまり、996Rのテスタストレッタエンジンは、
フェラーリ・デスモテクノロジーを受け継ぐエンジンだったといっていいだろう。

4輪ロードカーには、デスモは必要ない。
モーターサイクルのように10,000rpmまで回すことはないからだ。
そのままでは、ファラーリデスモは世に出ることはなかっただろう。
しかし、ドゥカティがそのフェラーリデスモテクノロジーを必要としていた。


実績のあるクランクはそのまま使用するが、
ウエッジ型のクランクケースが新造された。

また、ニカジルメッキのシリンダー、
鍛造ピストン、チタンコンロットなどを新作した。
そして、マッシモ・ボルディーが設計したデスモシリンダーヘッドの構成
をやりなおした。

それは、.......

もし、このテスタストレッダエンジン開発を決断しなかったら、
Motogpに参戦したDesmosediciGP3は登場しなかったに違いない。

いやまてよ?
Ducati Corseを率いていた「リビオ・スッポ」が、
ドゥカティMotogoプロジェクトに参画したのは、
たしか1999年頃だった。

そして2001年にMotogp参戦が正式発表されて、
2002年はマシンとエンジンを煮詰める。

2003年からMotogpに参戦して、
いきなりの3位表彰台とカタルーニャで勝利する。

つまり、アンジョリーノ・マツケッテー氏には、
Motogp用L4と996Rエンジン開発の2つを、......

マルケッテー氏は、996Rエンジン設計を完了した直後に亡くなった。

その後を次いだのが、マルコ・サイルゥ 。

ボローニャ大学卒業後、
1999年、アンジョリーノ・マツケッテーとともにテスタ・ストレッタ
エンジンの開発に加わり、
2001年スーパーバイクレース用エンジンの責任者(996R/トロイ・ベイリス)。
その後、Motogp D16 GP3, GP5, GP7のエンジンを設計して現在に至る。
いまもドゥカティのエンジンプロジェクトマネージャー務める。


ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする



ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

なんだかんだいわない、.....

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

フェラーリ・テスタストレッタ・デスモドロミック×12気筒(5バルブ.......tipo37)
(1990/1991 F1マシン F640/F641)

Ducati 916通信 2010/02/24

前回の話はどこまでだったか?
そうそう、テスタストレッタエンジン開発にまつわる話だった。

このエンジンは、2000年秋に突如として登場した。
996SPSを超える、
新たなワールドスーパーバイク選手権を戦う996Rに搭載された。

しかし、そのエンジンは、
デスモドロミック機構というドゥカティの十八番以外、
まったく新しいものだった。

いつのまに、
このようなエンジンを開発したのか?
それもシリンダーヘッドは、従来のバルブ挟み角40度から、
一機に25度まで狭められた。

そのことにより、従来にない小さなシリンダーヘッド(テスタストレッダ)を実現した。
ドカが長年開発してきたデスモは、
シルンダーヘッドを構成する部品点数が多く複雑だった。

しかし、その昔(1950年代頃)、
ライバルマシンがエンジン(コイルスプリング)をオーバーレブさせて
故障するのに対して、
マシン/エンジンの限界を引き上げよう/対処しようとの、
ファビオ・タリオーニの考えからバルブ強制開閉機構のデスモを採用したそうだ。

デスモ機構そのものは、
その昔のメルセデスのグランプリマシン(1954/55)で採用されていた。
発想そのものは、1910年代までさかのぼる。
そのため、ファビオ・タリオーニのオリジナルな発想ではないが、
小排気量(125cc〜)のオートバイに搭載するために、
あらたに開発/工夫されたものである。
その点がドカの十八番となった。

そのデスモは1950年代後半(1956/57 desmoレーサー、ツインデスモレーサー)
から長い年月をかけて開発され、
グランプリレーサーと市販レーサーにより熟成された。

そして、1968年Ducati 250マーク3デスモとして、
ドゥカティストの元に届けられた。



そのため、当初(1986/87年当時)、
プロトタイプの水冷DOHC4を搭載した851エンジンを開発するとき、
このような複雑で大きな4バルブヘッドを開発して、
デスモのメリlットを生かせるのか?
という議論があったようだ。
一説には、タリオーニは反対していたとの話もある。

しかし、当時、ドカのエンジニアリング部門を統括する、
マッシモ・ボルディー(&カジバ)は、
複雑で大きな「水冷4バルブ・デスモシリンダーヘッド」を
搭載した851開発を推進したのだった。


ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

1988 Ducati 851トリコローレ/マルコ・ルッキネリ


ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

しかし、時代は移り変わった。
この新型テストストレッタ・エンジンにより、
吸気ポート(インテークポート)をストレートにすることができ、
エアをより一層取り入れることができる。
また、シルンダー内壁に当たらない、
より大きな吸気・排気のバルブを取り付けることが可能になった。

エンジンのボアは、996SPSの98mmを超える、
100mmまで拡大された。
さらに高回転化を実現出来るるビックボアと、
それを100%発揮させるた吸気・排気を可能にするテスタストレッタだったわけだ。

また、重要なことは、
シリンダーヘッドが小さくなったことで、
ドゥカティ・スーパーバイクモデルの武器であった、
切れのいいハンドリング特性をさらに伸ばすことができるわけだ。

さて、このテスタストレッタシリンダーヘッドを含む、
新型エンジンは、だれの手によるものなのか?

おそらく、
従来の大きなシリンダーヘッド/ビックグランデエンジンでは、
これ以上のパフォーマンスアップが不可能になってきた。
という事情があったのだろう?

また、ライバルのホンダが、
ドゥカティと同じVツインエンジン(1997 VTR100F)を市場に投入して、
RC45(V4)の次に、
スーパーバイクモデル(VTR1000SP1)を投入することが容易に予想できる。

しかし、従来型エンジンをこれ以上改良することは限界だったのかもしれない?
そこで、さらなら飛躍を目指して、
決断が下された。

それがフェラーリエンジンテクノロジーの採用だった。




なんだかんだいわない。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

1994WSBK第一戦イギリス・ドニントンパーク・レース1

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

1994WSBK第一戦イギリス・ドニントンパーク・レース2

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

Ducati 916通信 2010/02/17

前回、ドゥカティ水冷Vツインの特徴?
の説明を行った際に補足として、
当時のレースビデオを貼り付けた。

なかなか臨場感のあるレースビデオだったね。
すると、あることが頭の隅を過ぎった。

916のデビューレース・ビデオはあるだろうか?
すぐさまお得意の検索にかけた結果、
すぐにヒットした。

1994年ワールドスーパーバイク選手権第一戦イギリス・ドニントンパークの
レース1とレース2ビデオだ。

カール・フォガティ/ドゥカティ916はデビューレースを勝利で飾った!
ここからDucati916/996の無敵ともいえる、
勝利の歴史がはじまる。

しかし、それはけして楽な戦いではなかった。
虎視眈々とトップを狙う、
Kawasaki ZXR750RR/ZX7RRがいた。
そして、ドカのパフォーマンスを上回るトップスピードを誇るホンダRC45(V4)。

この第1戦のビデオでは、
前年の1993WSBKチャンピオン、
スコットラッセル/ZXR750RRが、
Ducati916の前に立ちはだかった。

レース1は、カール・フォガティー/Ducayi916(955cc)
レース2は、スコットラッセル/ZXR750RR
と勝利を分け合った。

この1994年シーズンの行方を暗示させるかのような開幕戦だった。
結局、チャンピン争いは最終戦までもつれて、

激烈な戦いの末、
わずかの差でカール・フォガティー/Ducayi916(955cc)の上に
栄冠が輝いたわけだ。

その後、つどつどレギュレーションが改訂(ドカだけ重量増)されて、
ドカのアドバンテージを削ごう/4気筒勢と均衡を図ろうとされた。
結局、最低重量は2気筒、4気筒とも同じになった。

ワールドスーパーバイクがはじまった1988年当時のことだが、
当初は、高回転化が可能なパワー的に有利な4気筒勢に
2気筒でも対抗出来るようにするため、
優遇処置として最低重量の軽減と1000ccの排気量まで認められていた。
しかし、それを利用出来たのは、
ドゥカティだけだった。
1気筒あたりの排気量が大きな2気筒エンジンは、
高回転までまわすことなど不可能と思われていたからだ。
それが可能なエンジンを量産したのは、
高回転化が可能なデスモ機構を搭載したドゥカティだけだった。
しかし、最初は851(888cc)からチャレンジを開始した。

度重なるレギュレーション改訂が実施されたが、
排気量だけは1000ccまで認められていたので、
それを追求してゆくことになる。

それは、
1997年916SPSに搭載された996ccエンジンだった。

それに対抗した4気筒勢は、
1996年に登場したZXー7Rと1998年に登場した7RRだった。
(73 x 44.7 mmと)いうビックボア・ショートストロークエンジンは、
トップエンドのパワーを搾り出すことだけを狙っていた。
ZX−7RRでは、
なんと!
41ΦFCRキャブまで装着された。

あるとき、
このZXー7RRが馴染みの狭山のバイク屋に入庫した。

これが7RRか?
私の目には、最強のライバルマシンだったやつと写っていた。
柳川明選手がWSBKで23回も表彰台に上った。
スズカ8Hで井筒選手が、....

フロントのラムエアを可能にするインダクション/吸気口が迫力を醸し出している。
なんともいえないオーラを放っていた。
はっきりいっていいよこれ。

WSBKでドカを追撃できたマシンだけのことはある。
ウーム。
素晴らしいよね。

ところが、これ(1台目)は売れてしまったが、
時を経ずして2台目が入庫した。

バイク屋のスタッフのお一人に、

「私のため?」
と聞いた。

「いえ、たまたま他店に在庫があったので引っ張ってきました。
 いかがですか?」

「一緒に7RR(ケロロ軍曹)のポテンシャルを引き出しませんか?」

おっと、......
なんとも心憎い営業トークだこと。

私の頭の中は、
あーして、こうして、タイヤはこれ履いて、
と目めぐるしく皮算用をめぐらしていた。

しかし、売れてしまった。
やっぱりご縁がなかった。

そのすぐ後に、
いまの916とご縁したわけだ。

でも、
将来はわからない。


ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


いつものことだけど、
なんだかんだ言わない。

イメージ 1

イメージ 2

Ducati 996SPS

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


Ducati 916SP vs 996SPS

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

Ducati 916通信 2010/02/16

さて、996SPSとは、まったく異なるシリンダーヘッドを搭載した、
テスタストレッタ(小さなシリンダーヘッド)エンジンを搭載した998だ。

このテスタストレッダエンジンは、
2000年に登場した996Rではじめて採用された。

それ以前の996SPS、996s、996までは、
バルブ挟み角40度と大きなシリンダーヘッドを搭載していた。

このエンジンは、元々水冷Vツインエンジンが、
はじめて登場した1988 851までさかのぼる。、
このエンジンの排気量アップと内部に手を加えながら使い続けられた。
もちろん、その途中でインジェクションシテム&コンピュター(&マッピング)
が見直された(マレリIAW-P7、P8、1.6M)。
クランクケースの構成にいたっては、空冷Vツインの750F1までさかのぼると
言われている。

1988 WSBK第1戦イギリス・ドニントンパーク「マルコ・ルッキネリ/Ducati851の勝利!」

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


そのため、
最終型の996、996sにいたっては、
非常に完成度の高い熟成されたエンジンだったといっていい。
中速域から立ち上がる太いトルクにより強烈な加速を実現する。
それが996SPSでは、
より高回転域まで続く。
しかし、あまりにも手ごわいエンジンになってしまった。

フレームに関しては、
851/888シリーズが終焉を迎えて、
1994 916が登場したときに一新された。

その基本構成は、916シリーズ(〜2004 998FE)が終焉するまで変ることはなかったが、
1998 996SPフォギーが限定販売(200台)されたときに、
より大きな/深いエアboxを装着(たくさん空気を充填できる)するために、
若干の手直しがなされたらしい。

WSBKのレギュレーションをクリアするためだっそうだ。
その改良により、
ライバルのHonda RC45(V4)と遜色のないトップエンドのパワー(+8psくらい)を
搾り出すことが出来たと言われている。

1998 WSBKイタリア・モンツア

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


それ以降のモデルが、
このフォギーのフレーム構成に準じたかは不明。
また、996Rが登場したときにエンジンマウントボルトを10mmから12mmにサイズ
アップしてより剛性を高めたそうだ。

実は916シリーズは、
クロモリ・パイプフレームではない。
ALS450というスチールステンレス鋼のパイプを使用している。

しかし、
ごく一部の916SPS(&996SPSフォギー?)などは、
クロモリ・パイプフレームを採用している。
916SPSが、レース出場を意識した高剛性フレームだったことは明らかだ。

また、WSBKに出場するワークスレーサーや市販レーサーは、
このクロモリ・パイプフレームを使用している。
このあたりのレギュレーションは不明だ。

形状が同じなら材質まで問われないのだろうか?
いや、鉄(成分まで問わない)ならいいのかも?
タンブリーニマジックなのかも?
市販車のフレームはコストを抑える材質/加工が容易なALS450。
レースは同じ鉄でもクロモリ・パイプを使用する。
交換してもレギュレーションをクリア出来る。
かな?
はっきりしたことは不明、......

ガルーダーのフレーム販売。
http://www.garuda.ws/pierobon/pierobon-frame.html#FRAME

スイングアームについては、
長くてもOK。
材質の変更(マグんなど)もOK。
プロアーム(RC45)を両持ちにしてもOK。
まっ、ほとんど自由といっていい。
フレームにまつわる話題は、
これくらいしかわかっていない。

将来、916シリーズにプレミアがつくようになったら。
クロモリフレームか否かは、
重要なポイントになるかもしれない。
と思うけどね?

しかし、
851はたしか全車クロモリだから、
重要じゃないかもしれない、........

ちなみに、
bimotaのパイプフレームは、
コロンバス製のクロモリパイプを使用している。
bimota db1のフレームは最高です。

MV AgustaF4のフレームもクロモリだそうだ。

ちょっとしつこいかな?


しかし、じょじょに状況が変りつつあった。
1997年にHONDA VTR1000Fファイアーストームが登場した。
ドゥカティと同じ90度Vツインエンジンを採用していた。
しかも、エンジン設計は新しい。

そして、そのレーシングモデルというべきVTR1000−SP1を投入してきた。
それは、2000年のことだった。

そのほかにも、アプリリアが水冷Vツインエンジンを搭載した
RSV1000Rを投入してきた。

そこで、ドゥカティも
いつ頃かは不明だが、
あらたなエンジンを開発して投入する必要性を感じたのだろう。

それが2000年秋のインターモトで発表された996Rだった。
砂型鋳造で作られたクランクケースを持つ996R/テルタストレッタエンジンは、
WSBKのレギュレーションを満たすために必要な台数+α(500台)だけ、
インターネットで予約販売された。
新時代の販売方法として注目された。

そして、翌2001年のワールドスーパーバイク選手権に参戦して
デビューイヤーでチャンピオンを獲得した。
トロイ・ベイリスの勝利だった。

2001 WSBKドニントンパーク スーパーポール

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

しかし、なぜ、テスタストレッタを開発する必要があったのか。
従来のビックグランデと呼ばれるバルブ挟み角40度のエンジンを
ボアアップすれば良かったのでは?

また、それはだれの手によるものなのか?
デスモツインの生みの親である、
あのファビオ・タリオーニの反対を押し切って、
水冷Vツイン(851)を設計したといわれる、
マッシモ・ボルディーは、
このテスタ・ストレッタエンジンに関わったのだろうか?
彼は2000年でドゥカティを退社している。


いつものことだけど、
なんだかんだ言わない。

http://www.youtube.com/embed/aXYKdotnW4U&hl=ja_JP&fs=1&&fs=1vid=288230376151998261
ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする

腹の出た「おやじのくせ」に996を走らせていやがる。
こっちまでうれしくなってくるよ!
ガンバレ/////

ビデオ映像の再生はYou Tube画面(>)ボタンをクリックする


Ducati 916通信 2010/02/13

なんだか、マニアックな内容になってきたが、
いましばらく続けたい。

Ducati996sに搭載されている、
マレリのIAW−1.6MはP8と比べると、
半分くらいの面積収まっている。
また、頑丈なアルミケースの中にコンピュータ回路基板が収納されている。
背丈は延びたけどね。
当然、P8よりも高性能になっているはずだが、
このIAW−1.6Mは、
748、916後期型、996などの1気筒/1インジェクターを装備した
水冷Vツインエンジンと組み合わされた。
その棲み分けの理由だけど、
一番目はコストかな?

そして、時代はWindwos95/98の時代に突入するので、
コンピュータプログラムの開発は、従来のアッセンブラと呼ばれるプログラミング言語から
C言語に移行していた。

その後の、996Rに搭載さrたマレリIAW 59Mは、
EPROMなど存在しない。
そのため交換はできないないが、
外部からデータを書き換えられるE2PROMを搭載している。

パソコン画面上で燃料噴射量の増減や点火タイミングを細かくコントロールする。
それを3次元マッピングで直感的に目視できる。
その完成したマッピングを
車載コンピュータのE2PROMに書き込む。
こういうことは、コンピュータそのものの能力が高く、
それに対応していないと無理だ。

IAW−1.6Mとは、
そいう新時代を見据えた車載コンピュータだったのかもしれない。
一口にIAW−1.6Mといっても、
細かくバージョンアップされていることだろう。
MV Agusta F4(750cc)とブルターレに搭載された1.6Mは、
4気筒/4インジェクターをコントロール出来る。

ドカは2気筒/2インジェクターコントロールに使用している。
おそら、回路基板上のコントロールパーツの増減などがあるのだろう。
スペック的には、4インジェクターをコントロールできるが、
ダウングレード仕様も製造出来ます。
といった具合かな?

聞くところによると、ドカの水冷Vツインの場合、
前バンクと後ろバンクで別々の噴射/点火のマッピングがあるようだ。
まっ、後ろは熱的に厳しいからね。
でも、マッピングの内容は同じらしい。
そのため、外部のサードベンダーが最適化したROMを販売している。

初期型916、916SPS、996SPSは、
4インジェクター(1気筒2インジェクター)をコントロールできるP8を使い続けた。
一般的には、
1本のインジェクターを全域でガス噴射する。、
もう、1本を高回転域で噴射するために使用すると言われている。
そう簡単に割り切れるものではないらしいが、......

しかし、996sのエンジンは、
ほぼ996SPSと同じ仕様と言われている。
はたして、.......

この996sのエンジンは、
カタログスペック上は、996SPS(124ps)とほぼ同じ123psを発揮するという。
実際に乗り比べた2001年当時のライダース・クラブのロードインプレッションによると、
そのエンジンフィーリングは、SPSとほぼ同じといってよく、
高回転の力強さが若干スポイルされているかな?
というレベルらしい。

エキゾーストパイプは、SPSと同じ50φパイプが採用されている。
これでインダクションチューブの吸気リフターを取り去ったら、
隠されていたパワーを開放することになるかな?
ということらしい。

そういうわけで996sは。
916、いや851から続くバルブ挟み角が広い(40度?)、
ビックグランでエンジンの最終型ということで、
それを楽しんでみてはいかがだろう?

まっ、トルクの出方が急激、エンブレも強烈だろう。
クラッチレバーの握りも重い。
しかし、
それがかえって味わいとなっていると思う。

それらのことがつらいなら、
対策パーツが多数用意されているので装着しればいい。
クラッチの重さを軽減するクラlッyチレリーズ。
または、クラッチマスターをブレンボの削りだしに交換する。

バッテリは頻繁に充電しようね。
トリクル充電機と充電端子があればワンタッチだ。
そのときは、液入りバッテリのレベルを確認することを忘れずに。
ヘツドライトは、常時点灯になっているはずなので、
渋滞で電動ファンが全開になったらバッテリ消費は激しい。
もちろん、レギュレータへの負担も大きい。

また、
エンブレを緩和する、
アエラの内圧コントロールバルブ。
または、スリlチパークラッチ

でも、916シリーズのライディングの難しさは、
克服する必要があるけどね。
いや、それこそが996sを所有する一番の目的であったほしいものだ。
996sの話はここまでだ。

一応線を引く
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


お次は、
テスタストレッタエンジンを搭載した998だ。
このエンジンは、
まったくもって興味深い。

続きはまたこの次にしたい。

いつものことだけど、
なんだかんだといわない

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]

nan*u83
nan*u83
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事