思ったことを自由に言ったり、やったりできる。それはそれで、非常に結構なことだと思います。 しかし昨今、それが行き過ぎている傾向がないではない。[モンスターペアレント]や、[小売店で店員に土下座を強いる客]など、言ったもん勝ちの風潮が蔓延してきている。 つい最近、身障者が飛行機への車椅子での搭乗を拒否されて、這いずって自力でタラップを昇ったというニュースが流れた。 「会社も邪険にせず、係員がサポートして乗せてあげればいいのに」程度の印象で読んだ。 ところが、そのことが、様々な議論を呼んでいるらしい。 −−−−−[ヤフーニュース より転載]−−−−− これが、[JAL]や[ANA]だったら、対応がマズいことになるんだろうが、バニラは[LCC]だからね。様々なサービスをカットして低運賃を実現しているキャリアーに、それを求めるのもなんですね……… 多分、車椅子での乗降は、他の健常者に比べて時間が掛かると思われる。タラップの乗降もそうだが、飛行機の狭い通路は、車椅子では通れないのではないだろうか。 調べてみました。 JIS規格では、 手動車椅子の幅は63cm以下、電動車椅子の幅は70cm以下と決まっている。 市販の車椅子を見てみると、手動車椅子の幅は、小さくても55〜58cmが限界のようです。 人間の横幅+両車輪=電動椅子の幅 が必要な訳だから、スリムにするにも限界がある。 対して、飛行機の通路幅は、座席幅と共通の46cmだそうです。 以上の資料から、どうも車椅子で飛行機に乗るのは、無理みたいです。当然、座席に座るには、介護者に前後から体と足を持ち上げられながら狭い通路を進む。という図式になりそうです。 結果として、搭乗時間が長くなり、当然、離陸時間にも影響を及ぼすと思われる。 だから、余分なサービスをカットしているLCCとしては、車椅子客の搭乗を断ることになる。離陸時間の遅延は他の乗客の迷惑にもなり、折り返しの予定時間を遅らすことにもなる。 少ない機体を最大限利用したいLCCとしては、避けたくなるのも当然と言えば当然。 [それに対してのコメント]の一部 −−−−−[ヤフーニュース より転載]−−−−− ああ〜、この人は過去にも同様な騒ぎを起こしているんだ! 多少の同情が別のものに変化してしまった。 社会もマスコミも、一般的に弱者と言われる人達を無批判に支持しすぎるきらいがある。 これを冷静に考えれば、バニラの対応が悪いとは言えない。事前に聞けば断られるのを知っていて、いきなり当日に乗せろという客にも問題があるだろう。 LCCに乗って、「食事を出せ、なんで事前連絡が必要なんだ!」と怒っても、他の乗客は食事も毛布も有料。
「身障者を代表して、バリアフリーを実現させるために活動しているのだ!」と、強弁されても、時と場所を考慮しなくてはならないのは、
バニラが、 「低運賃を実現するため、様々なサービスを省かせて頂いているのが実情です。 少ない機材で定時運行を実現するためには、搭乗時間の短縮は必要不可欠な目標です。そのため、自力で乗降できない車椅子のお客様のご搭乗は、残念ですが、お断りをさせて頂いております。何卒、ご理解頂きますようお願い申し上げます」と、コメントを出しても、全く非難されることではないのだが、 そのことが、評判を落とし利用客数減になると、困るので、言いたくても言えない。
身障者に、タラップを這いずって昇らせた。となれば、即、「ひどい!」って反応になるからね。 数年前の騒動で、別のキャリアーから何某かの[示談金]をせしめているとしたら、クレーマーどころではなく、
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切捨てご免でござる
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