中高生は悩むべし
[ リスト | 詳細 ]
|
週刊ポスト H20-11-14 号 賢者はかくかく語りき 斉藤 孝(明治大学文学部教授) マリーアントワネットの母マリア・テレジアが娘に折にふれいろいろアドバイスをしていたが、娘はあまり聞かなかったという内容の文章の終盤で、 ………私も今はなき父親から、長い手紙を貰ったことがある。ちょうど『声に出して読みたい日本語』がベストセラーになっていた頃だ。 手紙にはこう書いてあった。調子に乗るな。そういう時こそ、足元をすくわれる。たった一言で、せっかく積み上げたものも一瞬で瓦解するのだから−−。 非常にいい教訓となった。私は長いこと、教育に携わっているが、伸びる学生は皆、「アドバイス・キャッチャー」である。たった一言のアドバイスを心の原理・指針とし、自分を変えていくのだ。 そうでない学生は、せっかくのアドバイスも、ネットに流れる大量の情報と等価に捉えて、流してしまう。だから伸びない。 できるようになる人は、「その一言」を待っているのだ。一言を聞き逃すまいと思っている。 その意識があるなら、次は、自分のマリア・テレジアを見つけることだ。実績があって、先を見通せる人間−−それもあなたという人間を知っている人がいい。 そして、その出会いで受取ったアドバイスを、金科玉条とする。それが自分を伸ばし、自分を変えるコツだ。 マンガを読み、テレビで笑って、ゲームで遊んで一日が終わる。その繰り返しでは、自分を高めることはできないだろう。何故なら、ずーと受け手で楽しむことを続けていると、自分で考える能力が身につかないからだ。 戦前の青年に比べて、今の若者がとても幼く感じるのは、どうしてだろう。 (勿論、戦前には生きていないので、あくまで想像だが……) 平和な日本で戦死の心配も無くなったし、生き死にを真剣に考えていないからだろうか? 過去の自分にアドバイス:http://blogs.yahoo.co.jp/cfhmasa/35085323.html |
|
週末のTVでなかなかの番組を見た。 97歳の老画家が主題。足腰は少し弱っているが、頭脳と何と言っても好奇心が達者。 最近は虫を描く機会が多いらしく、ファーブルの出身国フランス?では、プチファーブルと言われているらしい。(紹介されて絵は、どれも美しく力強いもので、どの絵も素晴しいものだった) その取材の中で、感銘する言葉があった 虫を観察し、絵にする過程で必要なことは 見る、見つめる、見極める
ことらしい。
言われてみれば、凡人は、勿論私も含めて、ただ単に「見てる」だけだ。深く考えて、見極める習慣を身に付ければ、凡人から抜け出られるのかな? 物理学、化学で何人もの日本人研究者がノーベル賞を受賞した。たぶんその人たちも 見る、見つめる、見極めるを、実践したんだろうか?それとも悩む、悩みぬくを、実践したんだろうか?それともいどむ、やり抜くを、実践したんだろうか? どちらにしても、好奇心と努力を継続できた人たちだろう。
|




