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男は、過去に三人の命を無差別に奪ってしまった死刑囚。
女は、過去に三度もの自殺未遂を経験した元ピアニスト。
生きる事に不器用な2人が、
逢って言葉を交せるのは“木曜の午前十時”、
面会の限られた時間だけ。
けれども、やがて二人は切なる希望を心に抱く。「生きたい」と・・・・・。
胸に迫る男女の愛をありのままに綴ったラブストーリー。
 
お久しぶりですnangokuです。 気まぐれでレビュUPします。
 
先日やっと古本屋で見つけ手に入れた『私たちの幸せな時間』です。
 
久しぶりに重いというか、悲しいというか、やりきれなさ100%な作品を読みました。
 
私こーゆー話弱いんだ・・・すぐ泣いてしまう。
 
 
 
三度目の自殺を図った樹里は、叔母・モニカからの誘いで
 
死刑囚である佑と面会することになります。
 
子供の頃の辛い過去が原因で樹里は自殺未遂を繰り返し、佑は殺人を犯してしまいます。
 
特に佑に関してはその原因を知るとやりきれなさでいっぱいになってしまいます。
 
しかし、罪を犯してしまった事実は消えません。
 
面会を重ねることによって明らかになっていく二人の過去と、
 
二人が言葉を交わしていく中で次第に開かれる互いの心、
 
そして己の人生に希望を持てなかった二人は次第に「生きたい」という気持ちを抱くようになります。
 
 
起きてしまった過去は消せない。
 
だけどそれでも前を見て一歩進むこと、それが「生きる」ということだと
 
この作品を読んで改めて感じました。
 
 
原作は韓国小説らしいのですが、作品の内容と佐原ミズの絵がマッチしていて、
 
物語の良さが引き立っていると思います。
 
あと、佑の最初の頃の顔と終盤の表情の違いに、読み終わった後振り返ると「くぅぅぅっ!」てなります。
 
・・・表現下手ですみませんね。でもなるんですよ、「くぅぅぅっ!」て。
 
あぁ、胸が苦しい。
 
 
☆新潮社 Bunch Comics Extra 全1巻
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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