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先日の2日にNHK交響楽団の定期公演に行ってきました。
前半はショパン 「ピアノ協奏曲 第1番」
そして、後半はホルスト 組曲「惑星」
「惑星」といえば有名なのが「木星」ですね。
しかし今回は全曲演奏されたので、
今まで意識して聴くことのなかった「土星」や「海王星」も聴くことができました(^^)
この組曲にはそれぞれ名前がついています。
「火星 : 戦争をもたらす者
金星 : 平和をもたらす者
水星 : 翼のある使者
木星 : 陽気さをもたらす者
土星 : 老いをもたらす者
天王星: 魔術師
海王星: 神秘なる者 」
「火星」は本当にの勢いのある音楽だった。
耳をつんざくような…とはまさにこのことか。
人々の悲鳴のように、戦火に轟く砲火のように、
トランペットなどの金管楽器が高鳴り、ティンパニーが低く響き渡る。
そしてシンバルが戦争の始まりを告げた。
これとは一変して「金星」では、
穏やかなフルートやクラリネットが女神が舞うような軽やかなメロディーを奏でる。
「水星」は私の印象からすると、お調子者だろうか。
本当に翼をもった少年(何故か少年・笑)が跳ねるように音楽が展開されていく。
さて、「木星」。
これはあまりに有名なので、一度は聞いたことがあるだろう。
とにかくテンポが速い。
そして、中盤でJPOPでも使われたあの有名なフレーズが流れ出すのだ。
「土星」はその副題に付けられた「老い」を象徴するように低く、地を這うような低音部の演奏が続く。
そしてなんといっても鳴り響く終焉を告げる鐘の音が耳に残った。
「天王星」は魔術師である。
これはデュカス作曲「魔法使いの弟子」と双璧を成すといわれる「魔術師」を表現した楽曲である。
音楽は終わりに相応しく徐々に音量が絞られていく。
最後は「海王星」だ。
何よりもその神秘性を強調しているのは、女声合唱合唱団の存在だろう。
聴衆からその姿は見えない。
そっと現れ、そしてフェードアウトしていく。
*「冥王星」がないのは、当時まだ発見されていなかったから。
それでも、最近「冥王星」も作曲されましたね。
宇宙に音はあるか。
理論的に言えばそれは、『ない』。
まぁ、我々人間には理解できない「何か」があるのかもしれないが。
それでも今回の演奏を聴いていると、宇宙にポンと浮かんだような気になる。
ホルストが夜空の遠くに浮かぶ星達を眺めながら、膨らませたイメージがこの曲に込められている。
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