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変則

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 今年の年賀ハガキに「七手詰めを解くのに一晩かかる」と記した。今も同じ。偶然が重なり解けるときもあるが実力でないことぐらい承知している。小学2年生の男の子がこの秋より将棋教室へ通うのでレッスン日を変更して欲しいといわれた。間違いなく来春にはとてもじゃないが歯がたたないくらい強くなってるはず。二枚落ちでも勝てないくらい強くなってると思うと楽しみです。強い人は将棋を覚え出したときから考えよりも先にインスピレーションが湧き出るのだと信じている。その後に考えが後押しされるんじゃないかなぁ。
 ギターも同じでツメの手入れとタッチを教えた時点から雑音のない澄み切った綺麗な音を苦もなく出せるのは小学生高学年〜中学生ごろだろう。
 
 シニアの紳士生徒さんで囲碁のアマ四段という方がおられる。センセは全く囲碁は知りませんが途轍もなく強いことぐらいは想像するにはばかりません。
  写真の将棋盤は30年も前に我が愛弟子(プロギタリスト)から贈呈された五寸盤です。素人が使うにはもったいないぐらい立派だと思う。こいつ今アマの三段。勝てっこない。桁違いに強い。何度指しても二枚落ちでも勝てない。〜「じゃぁセンセ(こいつ礼儀はわきまえとる。いまでもちゃんとセンセといってくれる)角をヒカセていただきますぅ」と〜のたまう。サラッと言うところがにくたらしったらありゃせん。又もやこいつにコテンパンにやっつけられて、うちひしがれギャフンの連鎖。「はいっ、負けました」と右手を駒台に添えてうつむきかげんに言うのがもはや挨拶がわり。そうした夜はですね〜くっクッくっクツジョクカン山盛りで〜眠れまへん。コッチは次の手を指すのに「イキアタリバッタリ」三手先も読めない。だがアイツは本能的に十手先が見えその中から選んで指してくる。尚、例えればこの「三段」は全面戦争型でセンセのヘボは狭い局地戦型。要は盤面全部をからっきし見てないちゅうこと。センセは正直いって「王より飛車」を守るタイプです。
 
 これも30年前の話でどう間違ったのかプロの奨励会に入りたいと誤ったキケンな夢をもった生徒さんの有名な逸話。当時、A級のプロ・灘八段に稽古将棋を指してもらったときらしい。それも十名ぐらいズラ〜ッと並び順に各盤をまわられて指していかれる。しかも「金将棋」。金将棋とは上手(うわて)さんは王と金二枚と歩がズラ〜ッとただの9枚のみ。飛車・角・銀・桂・香なしの八枚落ちのこと。「エッ・・・」と一瞬ビックリしたらしいが仕方なく指したが「・・・いとも簡単に負けました」とのこと。信じられないホントの話。それで彼はアッサリプロを目指すことはあきらめたということでした。こいつ今は寺の住職をつとめている。それで良かったんじゃないかなぁ。昔から相撲と将棋はアマとプロは言葉では言い尽くせない「差」があると言います。
 
 先日、飛車落ちの棋譜を並べていたとき、ふと前記「三段」のアイツが教えてくれた詰め将棋を思い出しました。
     玉方・・・・・・・5一玉のみ
    攻め方・・・・・1三歩、2三歩、3三歩、4三歩、5三歩、6三歩、7三歩、8三歩、9三歩。
            香車四枚、角。  11手詰め。 5分で解ければ何級かは知るすべもありません。
  「と」でなく「歩」という変則の詰め将棋だとおもいます。どうぞ将棋をご存知の方はお楽しみください。
 
 しかし、詰め将棋を考え出せるプロに勝てるはずないことも改めて知り、やっぱり異次元の人々なんだとあっさり認めるほうがラクです。「認める・・・・」といのも今更変なたとえで負け犬の遠吠えでしかありませんなぁ。
 
                  今日もいっぱい 良いことありますように                        

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