|
君津の民話「夜田向の田植え」
この民話は土地に伝わるもので、あまり有名な話ではないけれども、民話の舞台となったお寺を訪
ねてみました。
民話が伝わる「西了寺」
「夜田向の田植え」
君津の小山野に宇田向という所がある。昔、田植えの最中に或る家の人が病気になり、田植えが出来
なくなった。そこで、近所の人が田植えを手伝いに行った。ところが田植えが終わらないうちに日が暮れ
てしまい、仕方がないので苗をぶったまま帰ってしまった。あくる日田んぼへ行ってみると、不思議な事
に田んぼには、もう苗が植えてあったという。人々は驚いていろいろと調べているうちに、西了寺という寺
に行ってみた時にようやく解った。それは此の寺の玄関が泥だらけになっていたという事から、中に入っ
てみると、御本尊様も泥だらけなっていたそうである。よって人々は、この御本尊様が田植えをやってく
れたのだと納得して、それから田んぼへ苗をぶったまま置くものではないと言い伝えられている。
以上が西了寺に伝わる民話ですが、これとは別に多少内容が異なる話しもありますが、大かたこの様
な内容となっています。君津市に隣接する富津市にも「田の草地蔵」という、似たような話しがあります。
仁王様不在の仁王門。なかなか味のある仁王門なのですが、ペンキで真っ赤に塗られていたのが・・・
西了寺本殿ですが、かなり老朽化が進んでいて寂れた印象がぬぐえない。
元は茅葺の屋根に、トタン屋根で覆っています。
民話では、このお賽銭箱が置かれた辺りが、泥で汚れていたのですね。
廃寺と化し昼でも薄暗い境内は、一人での訪問は耐えがたいものでした・・・
土壁も剥がれ落ちて・・・
朽ちた引き戸の隙間から、恐る恐る中を覗いて見れば、古いミシンや椅子、火鉢など
嘗ての生活の痕跡が・・・
茶碗と硯
廃寺状態の西了寺ですが、本殿には御本尊様が安置されているのでしょうか・・・
開山 誉檀風上人
開創年次 1655〜57年(明暦年中)
住所 千葉県君津市小山野3
国道127号線沿い、旧レストランZIZOU、現骨董屋さんの近くです。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年11月25日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





