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LLLLLLLLLLL梅の話しLLLLLLLLLL
千葉県君津地方も梅の花が見頃となりました。
梅は中国が原産で、元来、日本には野生していなかったといわれています。牧野富太郎博士も
「我が思い出」の中に「九州の豊後から日向の北方にかけて、梅の野生があるが勿論遠い昔に
支那から来たものである」と珍しいものとしてしるされています。
千葉県君津市 菅原神社に咲く梅の花
日本最古の梅栽培?
梅が我国に中国からいつ頃伝えられたのかというと、「明石原人」で有名な早大の直良信夫博士
の研究「日本古代農業発達史」によると、日本の古代にウメを栽培していたのは、主に関東地区
の人々で、ウメの核を出土したのは東京前野谷の泥炭層であったから、弥生時代後期の前野町
式土器を使用していた人達が最初の栽培者であったかと思う。千葉県富津市湊町更和字下北原
にある下北原遺跡にはウメの核の遺存が非常に多く、したがって栽培もかなり盛んであったと解
さなければならない。核の形態は現生のものに非常によく似ているし、その大きさも現在のブンゴ
ウメに匹敵するほどの大きさを有している。と記されています。
千葉県富津市更和字下北原に咲く現在の梅 2013年3月2日撮影
下北原遺跡の発見によると梅が栽培されていたことは明瞭で、千葉県は日本中で一番古い方の
梅林があった地方となります。梅栽培の歴史は弥生時代の頃から始まったものであることが解り
ましたが、花見の歴史も桜よりも梅の方が先で、万葉集で歌われている数も桜が四十で、梅が百
あるといわれ、奈良時代は梅が流行し、平安時代になって桜が流行したとみられているようです。
梅の栽培が本格的になったのは江戸時代以降で、明治時代になって園芸品種が三百以上になっ
たといわれています。
下北原の梅 2013年3月2日撮影
この品種の梅は実を付けるのですか?植物について無知なので解りません。
下北原は、私の実家から程近い場所にあり、子供の頃はカブトムシやクワガタムシを採集した思い
出の場所でもあります。私は小学5年生の頃から考古学に興味を持ち、生涯の趣味としております
が、以前何かの書物で地元の遺跡から大量の梅の核が発見されたと記憶していました。その書物
が何であったのかが解らず、先日やっと探し出しここに紹介することができました。
字の下北原という地名も、地元のごく限られた人しか知らないですし、ましてや古代に梅林があった
事など直良信夫博士の報告書を読まなければ知る由もない事でした。
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