昭和的心の遺産を求めて・・・

私の生まれ育った南房総を中心に、昭和的な物・情景などを綴って行きたいと思います。

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 大悲山・岩谷観音堂のやぐら 
 
  今日ご紹介する「大悲山岩谷堂清厳寺」通称「岩谷観音堂」は、じのさんの生まれ故郷
  千葉県富津市数馬に所在する奈良時代のお寺で、高僧「行基」がこの地に訪れ一夜にし
  て築いたと伝えられています。また岩谷観音堂の裏の岩山には、「やぐら」と呼ばれて
  いる鎌倉時代に築かれた珍しい墳墓群が存在していて、当地域の中世における歴史を知
  る上で貴重な遺跡となっています。
 
  それでは前回の記事のつづきとなります。岩屋観音堂の真後ろにはコの字形に掘られた
  「廻廊洞窟」があり、両方の入口には仁王像が彫り出されています。それに続いて両壁
  面に多数の仏像群が浮彫されています。
 
イメージ 1
コの字形に掘られた廻廊洞窟右側の入口
 
イメージ 2
入口の壁面には、大きく彫られた仁王像が・・・
 
 
イメージ 3
こちらはコの字形に掘られた廻廊洞窟左側の入口
それでは、勇気を出して洞窟内に入ってみましょう・・・(笑)
 
 
イメージ 4
洞窟内はコの字形になっているので、光の届かない部分は当然ながら真っ暗
大人のじのさんでも怖いです・・・
 
 
イメージ 5
フラッシュ撮影で、洞窟内の壁面にびっしりと彫られた仏像が浮かび上がりました。
 
じのさんが小学生の頃、友達数人と肝だめしをやろうと、一人づつ順番にこの廻廊洞
窟に入った事がありました。正直とっても怖かったのですが、みんな痩せ我慢をして
ゆっくり歩いていましたが、その顔はどれも引きつっていた思い出があります。・・
 
岩谷観音堂のやぐらを始めとする洞窟群は第14窟まであり、阿弥陀如来・観音菩薩・
勢至菩薩などが彫り込まれ、これらを一巡すれば全国の霊場を巡礼したのと同等のご
利益があるといわれています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
イメージ 6
岩谷観音堂が所在する(画像中央部)数馬地区
 
 
  岩屋観音堂は富津市南部の豊岡地区に源流を発する湊川下流域に位置し、北側の丘陵
  が川近くまで迫った河岸段丘上に存在しています。岩屋観音堂は永い間、村人の祈り
  や信仰、集いの場所としてあり続け今日に至っています。今回数年振りに訪れた岩谷
  観音堂周辺は以前よりも綺麗に整備され、廻廊洞窟内の照明や、やぐら内階段の手摺
  の設置などがされていました。住民の方に聞いたところ、2年前地元民の奉仕活動に
  より、観音堂の大改修と供に洞窟群周辺の整備が行われたそうです。
 
 
  でもじのさん的には洞窟内の照明や手摺の設置には、ちょっと残念な思いがしました。
  確かに訪問者に対する安全面での配慮は当然必要な事だとは思います。しかしこの様
  な歴史的な遺跡や遺産は極力当時のままの状態で保存し、後世に伝えて行く事が望ま
  しいと思うのです。一度手を入れてしまうとニ度とは元に戻らないのですから・・・
 
 
 
 
 
 
 

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