宮城県のローカル飲料
東北食産のパレードとイーグル
東日本大震災から二年目に際し、改めて震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると供に
被災された方々へお見舞いを申し上げます。
嘗て、宮城県の東北食産で製造販売されていた、炭酸飲料各種
私が所有しているローカル飲料のコレクションの中に、宮城県の東北食産で製造販売されていた
炭酸飲料があります。王冠には錆びの発生も無く、状態も良いので近年製造された物と推測して
いました。先月ブロ友の「しらさん」の記事の中で、博物館の特別展で東北食産のイーグルという
炭酸飲料が展示されているのを知り驚きました。 それは私の持っているイーグルと同じ物だった
イーグルは東北地方では、馴染みの飲料だったようですが、瓶底の縁にはSHINKO SHOKAIと
印刷されています。昭和40年代の全国清涼飲料製造者名簿によると、福島県いわき市小名浜
に所在する(資)信興商会と記載されている所に各当すると思われます。王冠には東北食産と
記載されているので、恐らくリサイクル瓶として東北食産で使用されていたのでしょう。
以前、東北食産の情報を得ようと、昭和40年代の全国清涼飲料製造者名簿で調べたところ、
掲載が無かったため、王冠に記載されている宮城県亘理郡山元町浅生原○○○○の住所を
Googleマップで検索してみました、すると東北食産は海岸線から3.8㎞の地点にある事が解り
ました。場所的に見て、もしかしたら津波の被害を受けているかも知れないと、日本地理学会
発表の津波被災マップで確認したところ、ギリギリ免れている事が確認出来ました。そこで現
在でも飲料の製造販売をしているのか確認をするため、NTTの104で電話番号を教えてもらい
直接電話をしたのですが、「ただいまお掛けになった電話番号は、お客様の都合により、電話
を取り外しております」のメッセージが流れました。これ以上の情報は得られないと諦めていま
したが、しらさんから頂いた情報によると残念ながら東日本大震災の津波で跡形もなくなってし
まったとの事でした。Googleマップのストリートビューでは、被災前の東北食産の画像が登録
されており、今でも360度の角度から見る事が出来るのですが、感慨深いものがあります・・・