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少年の夏・昆虫の夏
ミクラミヤマクワガタ
「東京から船で7時間、三宅島に着く。 そこで小さな船に乗り換え、荒い波の中を木の葉のようにゆら
れながら1時間もすると御蔵島がみえてくる。 山は深くけわしく、ニオイエビネなど貴重な植物も多いた
め中に入り込む事は出来ない。 しかし幸いなことに、ミクラミヤマクワガタは、島を半周している道路の
上に出てくるのです。」 これは23年前に発行されたクワガタムシの図艦に記載されている文章です。
こんな感じで、御蔵島の道路上を歩いているのでしょうか・・・
これは、以前発売されていたチョコQのおまけで、造形は食玩ブームの火付け役となった「海洋堂」
海洋堂の造形は素晴らしいが、大量生産ゆえに細部のデーテルが今一つだったので、大あごと頭、
胸の部分に塗装によるブツブツ感の処理を施し、筆先をカットして舌の部分も追加してみました。
ミクラミヤマクワガタのオスとメス 実物の大きさはオスで3㎝前後
御蔵島の道路上に現れたミクラミヤマクワガタのオス
ミクラミヤマクワガタは木に登らない
地中の巣穴から出てきたミクラミヤマクワガタ
ミクラミヤマクワガタは、その名の通り御蔵島にしか生息していません。ミクラミヤマクワガタの
仲間は、近い種のものが中国で2種確認されているだけです。中国から遠く離れた日本の小島
だけに生息しているのはとても不思議な事です。研究者によれば、他の場所にも生息していた
のですが、地上を歩くこのクワガタムシの天敵であるヒキガエルが御蔵島にいなかったことが、
この島に生き残れた大きな理由だとされています。
かつては御蔵島の子供達にとって、ミクラミヤマクワガタは楽しい遊び相手であった・・・
甕に土と照葉樹の落葉を入れて飼っていた。
ミクラミヤマクワガタの発生期は5月の初め頃から約3ヶ月で、他のクワガタムシとくらべると、
かなり早い時期にあたります。ミクラミヤマクワガタの大きな特徴は、りっぱな後ろ羽根を持っ
ているのに飛ぶ事はなく、いつも道路や林床など地上をゆっくりと歩いていることです。
5月になるとオスが出現し、6月になるとメスが現れます。7月にはオスは死んでしまいメスだけ
になってしまうそうです。
尚ミクラミヤマクワガタは種の保護により、現在採集が禁止されています。
御蔵島を舞台にした小説
海暗
有吉佐和子
文藝春秋
昭和43年発行
御蔵島への船旅・・・何時か行って見たいと思います。 |
少年の夏・昆虫の夏
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少年の心を魅了した昆虫たち
今日の君津地方は猛暑日、まるで梅雨が明けたような1日でした。 ところで、夏と言えば昆虫の季節
でもありますが、家の近くでは昨日から「ニイニイゼミ」が鳴き始めました。
これは驚きました!先日金谷の路地を歩いていると足元に七色に輝く玉虫を発見!
玉虫とは、日本の甲虫(カブトムシの仲間)類で一番美しいとされている昆虫です。
法隆寺に所蔵されている玉虫の羽根で装飾された玉虫の厨子でも有名ですね。
小学生の頃、近所のおじさんが洋服タンスの中から「玉虫の死骸」を取り出して見せてくれました。
おじさんの話では、玉虫の死骸は防虫効果があって、タンスに入れていると衣類が虫に食われない
と言っていましたが、真相は定かではありません。 それよりも少年の目に飛び込んで来た、あまり
にも美しい昆虫の姿に心は魅了されてしまったのでした。
それから毎年夏休みになると、玉虫を求めて野山を探し回りましたが、とうとう玉虫を採集することは
出来ませんでした。
当時は昆虫図鑑が情報のすべてでしたが、それには限界がありました。それぞれの昆虫の生態や
特性を知れば、意外と簡単に?発見出来るものです。
しかし、小学生の頃あれ程探して見つからなかった玉虫が、40年後に見つかるとは・・・遅すぎ(笑)
と、言うことで少年の夏・昆虫の夏
次回はこれ!
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