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埼玉・川口 32 川口市芝にある慈星院 慈星院は川口市芝にあり、川口市立芝小学校に隣接してある。 天台宗山門派・慈覚山清月寺と号し、さいたま市緑区中尾・吉祥寺の末寺で、 寺領七石を賜っていた。 開山は慈覚大師と伝えられるが、寛永年間中頃(1624−44)火災に遭い、 旧記・資料を一切消失したため、詳細は不明とのこと。 文化年間(1804−18)に亮応師が本堂再建したと伝えられ、 本尊・虚空蔵菩薩は慈覚大師の作と伝えられる。 本堂脇に不動尊堂がある。 不動尊堂には明治11年奉納の「飛天の額」と大正10年奉納の「不動尊額」が 風雨にさらされ掲げられている。 慈星院のカヤ 慈星院のカヤの大樹は、川口市指定天然記念物に指定されている。 カヤは裸子植物イチイ科に属し、雌雄異株で山地に自生し、縁起木として庭園にも植えられる、 常緑の高木である。 実は薬用または搾って油を採ったり、焙って食用となり、 木材は水湿に耐える性質から土木用材に、質緻密のため碁盤・将棋盤として用いられる。 慈星院のカヤは雌木で、本寺最古の樹で老木のため、 根元から幹の内部を通じ上まで突き抜ける洞穴がある。 樹高18m、雌通り4.1m、根回り7.8m、枝張り7.7m四方。 平和観音建立碑 建立碑の裏面には、先の太平洋戦争で、この地区から出征し、 戦死された178柱の英霊の氏名が明記されている。 御冥福を祈り供養するためと、永遠の平和祈念のための平和観音建立碑。 この町の小さな地域に、先の戦争で178名の出征兵士戦死者が居られたとは、驚きであった。 御冥福と恒久平和をお祈りいたします。 |
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