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秩父観音霊場巡礼旅 第4日
7月18日(木曜)(晴れ)
第13番・旗下山・慈眼寺へ
宿を8時55分に出て、
西武秩父駅仲見世を通って、
秩父鉄道 ・お花畑駅 前の、
第13番・慈眼寺に向かう。
慈眼寺は幼稚園を併設していて、丁度通園の時間であった。
お母さんに連れられた、腕白坊主たちは、
私・遍路旅人に、丁寧に挨拶し、
直ぐに寺の境内、園内の庭を、飛び回り、走り回っている。
お母さん達は、早朝のミーティングに
余念が無い。
寺僧が庭を、丁寧に清掃している。
納経帳に御朱印を頂戴していると、
可愛い子供たちが、
窓から 園長先生、園長先生と、
代わる代わる挨拶と覗きにやって来る。
窓には、小さな顔が鈴なりで、
何とも微笑ましい。
「目薬の木」の樹皮で作った
「目薬のお茶」をご馳走になった。
慈眼寺のご本尊は聖菩薩観世音、
本堂は三間四面、表軒唐破風付の
流れ向拝、入母屋造りの建物。
明治11年3月の秩父大火に類焼し、再建された。
街の中心の一角にあるこの地は、
昔より霊地として名高く、日本武尊
(ヤマトタケルノミコト)東征の折、
この地に旗をたてさせことで、
ハタノシタと言われ呼ばれた。
薬師如来は「あめ薬師」といわれ、
眼病平癒に功徳あらたかである。
7月8日の縁日は、
境内外に2百余軒の露店が並び、
参詣人で賑わう、秩父夏の風物詩という。
「写経」を奉納し、「般若心経」を唱え、次男の冥福と遍路旅の無事を祈る。
慈眼寺を辞し、
14番・今宮坊に向かう。
今朝も武甲山は
雲に覆われている。
タイムテーブル
ホテルルートイン秩父(8時55分)―西武秩父駅仲見世―13番・慈眼寺(9時05分−33分)
第13番・旗下山・慈眼寺から第14番・長岳山・今宮坊
地図の見方を誤って、
大分行き過ぎて仕舞い、
戻って14番・今宮坊に着いた。
正に住宅街の中に建っていて、
境内の敷地も狭い。
修験道場・大宋今宮坊があり、
中心的建物は今宮神社であった。
本堂は三間四面表流れ向拝、方形造りの建物。
本尊は、聖観世音・江戸初期の作。
市指定文化財の飛天像は、
藤原時代後期の作で、
雲にのる姿で曲線美に富んだ
異色の佛像といわれる。
輪廻塔の説明があった。
今まで、寺で何度も見かけたことがあったが、気付かなかった。
輪廻塔は、車石を回すと、地獄道や餓鬼道にさまよっている亡者が、
極楽に生まれ変わり、現世を安楽に暮らせるといわれている。
次男も、今頃地獄を彷徨っているのではと思い、グルグルと回してみた。
「写経」を奉納し、「般若心経」を唱え、次男の冥福と遍路旅の無事を祈った。
納経所は道路を隔てて向かいにあり、納経帳に御朱印を頂く。
今宮坊を辞し、今宮神社に向かう。
タイムテーブル
13番・慈眼寺(9時33分)―14番・今宮坊(9時53分−10時21分)
第14番・長岳山・今宮坊から今宮神社
今宮神社は直ぐ隣。
境内の真ん中に、
樹齢幾百年もの、もみじの
大木が鎮座していた。
「武甲山の伏流水」が、湧き出ている。
環境省指定・平成の名水百選に選ばれた
名水である。
毎年4月4日水分祭(みくまり)で
この伏流水を汲み、秩父神社に授与され、
御田植祭が斎行されると云う。
謹んで、手に汲み、頂いた。
適度な水温で、美味しい水である。
「龍神池」にも沸き出でている。
龍上観音・龍神観音は、
救いを求める相手により、
様々な姿に変え、慈悲と知恵を授け、
苦を除き幸福をもたらす観音は、
富貴吉祥の象徴である龍神に乗って
現れ、その姿を龍神観音と呼び、
愛情、財産、出世の開運に導いてくれると言う。
境内には、明治天皇崩御の際、奉納された岩石を「偲ぶ石」として、
しめ縄で飾られている。
今宮神社に参拝し、次男の冥福と遍路旅の無事を祈った。
今宮神社を辞し、第15番・少林寺に向かう。
タイムテーブル
14番・今宮坊(10時21分)―今宮神社(10時24分−39分)
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秩父34観音霊場巡礼旅
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