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秩父観音霊場巡礼旅 第5日 の1
7月19日(金曜)(快晴)
第30番・瑞龍山・法雲寺への道
今日は、朝から良く晴れて、山々が
朝日に輝いている。
暑い厳しい旅と成るだろう。
(朝5時半撮影)
宿から30番法雲寺を目指す。9時出発
国道140号線・彩甲斐街道を西に、
ただひたすら歩く。
前方には甲州に続く、 秩父市 外の山並み
が続いている。
車用の「札所30番法雲寺」の道路標識
が、信号機のある交差点の手前にあっ
た。 幼稚園バスが通る。
交差点を右折し、ダラダラ坂を下ると、
赤く塗られた、荒川に架かる「平和橋」
向うの山すそに民家が点在している。
「平和橋」を渡り、十字路を直進し、
秩父鉄道の踏み切り
を渡ると、秩父鉄道 ・白久駅。
右側に山並みと白久の部落が見下ろせる。
谷津川渓谷・白久温泉・
旅館谷津川館との分かれ
道、右登り坂を上ると
間もなく「三十番入口」の
石碑があった
法雲寺に到着
臨済宗建長寺はの寺院で、鎌倉時代
(13世紀中頃)の開創と伝えられる。
本尊は如意輪観音で、
唐・玄宗皇帝の作と伝えられる。
皇帝が楊貴妃の冥福を祈り、観音の心に
すがる真情がうかがえる、尊厳と美に
満ちたもの。
昔日の面影を残す観音堂と、
四季折々の花で彩られる、
浄土庭園との調和が見事で、
参拝者の心を和らげる。
天文5年(1536)奥州葛西氏の納札に、
「奥州葛西住 赤萩伊豆守平清定 西国・坂東・秩父百箇所巡礼只一人・・・・・」と、
日本百箇寺観音霊場の史実としての、
最古の記録があると言う。
「写経」を奉納、「般若心経」を唱え、次男の冥福と遍路旅の無事を祈願。
タイムテーブル
民宿 山宝(9時00分)―平和橋(9時26分)―白久駅(9時37分)―30番・法雲寺(9時58分―10時47分)
第30番・瑞龍山・法雲寺から第29番・笹戸山・長泉寺
法雲寺を辞し、29番・長泉寺に向かう。
来た道を、「平和橋」手前の十字路まで戻り、右折し、暫く進むと、埼玉県指定文化財・
「白久の串人形」の看板。
近くの「豆早原区公会堂」前にも、案内板が
あった。
「白久の串人形」は、江戸時代末期から明治にかけて、
白久・豆早原地区に住む新井重太郎氏・宇一氏・藤蔵
氏等が、22体の人形を買い求め、一座を組織し、
人形操法を編み出して、上演したのが始まりという。
白久串人形は、二人で操る全国でも珍しい人形芝居で、浄瑠璃、義太夫節、説教節、
浪曲で行われ、寺の縁日、神社の祭礼等に上演された。
しかし、昭和になり、映画の進出、戦争のため、中断された。
昭和27年地元有志により「白久串人形座」が結成され、復活した。
昭和49年保存会が設立されしばしば上演されている。
小鹿野町 の至る所に、上演の演目看板が掲げられて、「小鹿野名物」になっている。
道路橋・「ゆの川さわ」橋と秩父鉄道・鉄橋。道路橋「あしてざわ」橋、この橋を渡ったところに「熊出没注意」の
物騒な看板。こんな所で?
目撃情報があり、取り付けたのであろう。日本列島、最近熊の出没がニュースになっている。
「歴史の道・秩父甲州往還道」「日野を経て白久に至る」の標柱。
昔、旅人が秩父から山梨に抜けた主要道路。
「延命地蔵尊」が祀られていた。
地蔵尊の石段が、程良い休み石なので、失礼して休ませてもらった。
車の往来もほとんど無い。 なんとのどかなのか。
長閑な風景は、疲れた身体、足腰を癒してくれる。
武州日野駅
駅前風景
交差点「道の駅あらかわ入り口」で、国道140号線に合流。
「日野鷲橋」は荒川に架かる橋である。
そば豆腐の幟が立つ、手作りの豆腐屋があった。
昼時であるが、「道の駅あらかわ」を探さないで、通り過ぎたので、店が無い。
丁度良い、そば豆腐の味は如何かと、買い求め
取り敢えず、昼食代わりと、立ち食いする。 美味であった!!
地蔵尊が祀られ、近くに「安谷川を経て上日野に至る」「歴史の道秩父甲州往還道」の標柱がある。
に掛かる木橋がある。
雑木が覆い茂る、細い道を
下ると、せせらぎの音。
さして水かさの無い川があった。 これが安谷川か。
小さな木橋がある。 あれ、木橋の真ん中に、穴が開いている。 腐った踏み板を、誰かが踏み抜いたな。 捕まる手摺り板も折れている。 2本の渡し丸太は健在の様だ。 渡し丸太の上を歩けば大丈夫。 一休み、水は澄んで、冷たい。 所所深い場所も在る様だが、
川底まで透き通って、本当に清らかである。 無事に渡る。
道を登りきった所に、
芭蕉翁塚・芭蕉句碑があった。安政3年(1856)「むかし幾計 秩父殿さへ すまふとり」と
記されている。
思わぬ所に、思わぬものがあったものだ。
これも歩き遍路の、思わぬ拾い物。
再び国道140号線を歩く。
荒川東小学校、警察駐在所、上田野郵便局、
秩父鉄道 ・武州中川駅 前と歩く。
上田野郵便局で風景印を取得する。
車用の「浦山ダム」「札所29番長泉院」の標識を左折する
かくて29番・長泉院に到着。
長泉院は曹洞宗の寺院で、
正暦元年(990)平安時代中期の
開山で、無住の観音堂であったが、
元亀2年(1571)に日野沢・大通院より
和尚を招聘し、以後曹洞宗として
今日に至った。
何度も火災に遭い、現在の本堂は
場所を移し、天保4年(1833)に建て
られたものと言う。
日本有数の石札が残ることから「石札堂」とも呼ばれる。
本尊は平安時代、慈恵大師の作。
「写経」を奉納し、
「般若心経」を唱え、
次男の冥福と遍路旅
の無事を祈り、納経帳に御朱印を頂く。
タイムテーブル
30番・法雲寺(10時47分)―白久・串人形(11時03分)―延命地蔵尊(11時36分―42分)―道の駅あらかわ(11時52分)―武州日野駅(12時14分)― 秩父市 荒川支所(12時27分)―江戸古道・安谷川木橋(12時42分)―芭蕉翁塚(12時53分)―上田野郵便局(13時05分)―武州中川駅(13時19分)―29番・長泉院(13時45分−14時14分)
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秩父34観音霊場巡礼旅
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