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さいたま・浦和 42 月宮殿の使姫ウサギのいる、調(つきのみや)神社 調神社はさいたま市浦和区岸町3丁目にある。 昔の中仙道、江戸から浦和宿に入るところ、中仙道に面して、緑の森が広がるところ、 延喜式内社「調神社」である。 ケヤキを中心とした境内林が鬱蒼としている。 「調」一字で「つきのみや」と読ませたいわれは、室町時代から月待信仰の拠点として信仰され、 調宮は「月宮殿」とも称され、ウサギは月宮殿におわす月天子の使姫であるという。 そのために境内にはウサギの彫刻が多い。 境内入り口には狛犬・唐獅子の代わりにウサギ像である。 祭神は天照大御神、豊受比売命、素戔鳴尊。 調神社の縁起によると崇神天皇の御世の創建と伝えられ、神宮斎主倭姫命が参向、 この地を神宮に献る調物を収める御倉を建て、武蔵野の初穂米調集納蒼運搬所と定められた。 倭姫命の御伝により、御倉より調物斎清のため当社に搬入する妨げとなるため、 鳥居門を取り払われたることが起因となり、今にいたると神社由緒にある。 そのために、この神社には鳥居が無いとされる。 精緻な彫刻に埋め尽くされた、権現造りの本殿は見事である。 調神社の文化財は、調神社縁起・御輿鳳凰・三十六歌仙扇面絵・調神社扁額・旧本殿・境内林が 市指定の文化財になっている。 毎年12月12日の酉の市は「十二日まち」として近隣からの参詣者・買い物客を集め賑っている。 調神社の七不思議として、鳥居が無い、境内に松ノ木が無い、狛犬ではなく兎の像である、 御手洗瀬に片目の魚が棲む、日蓮上人駒繋ぎのケヤキ、境内に蝿がいない、 境内に蚊がいないと語り伝われている。 延喜式内社=平安時代の規則などを網羅した「延喜式」神名帳に記載された 2861社の神社のこと。 月待信仰=特定の日を忌み日として講員が集まって飲食し、月の出を待ち、 月を拝む民間信仰で、特に二十三夜講が有名。 昔の中仙道、江戸から浦和宿に入るところ、中仙道に面して、緑の森が広がるところに調神社は在る。 神社の由来の通り、この神社には鳥居がない。 しかも、狛犬ではなくウサギである。 しかも親子ウサギ。 ウサギは月宮殿におわす月天子の使姫である。 御手洗舎にはウサギの口から水が出ている。 精緻な彫刻に埋め尽くされた、権現造りの本殿は見事である。 御神楽殿。 牛の絵が描かれた大絵馬が奉納され、披露されていた。 この小さな稲荷社は、享保18年(1733)建立の調神社旧本殿で、小さいながら優れた建築で、 市指定の文化財になっている。 あちらこちらにウサギの彫刻が施され飾られている。 調宮天神社。 菅原道真公が祭られ、学業成就の神として、願掛け絵馬が沢山掛けられていた。 御手洗瀬に片目の魚が棲むという神池には、やはり親子ウサギの置物。 |
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2009年04月14日
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