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さいたま・大宮 16 男体宮・女体宮のなかの、簸王子宮を祀る中山神社 中山神社はさいたま市見沼区中川にある。 中山神社の参道は、「一の鳥居」と「二の鳥居」の中間を、第二産業道路が横断しているので、 「一の鳥居」は単独で立っているように見える。 創建は人皇十代崇神天皇の御代2年と伝えられる古い神社で、 明治40年(1907)の神社合祀のとき、社名を中山神社としたが、 もともと中川の氷川神社であった。 見沼に面した「高鼻・氷川神社」(男体宮(大宮))と、「三室・氷川神社」(女体宮(浦和))と、 ここ「中川・氷川神社」(簸王子宮)とが祀られ、この神社が高鼻(男体)と三室(女体)の 中間に位置したところから、通称・「中氷川神社」とも呼ばれている。 天正19年(1591)徳川家康から社領15石の御朱印を賜った格式のある神社である。 本殿前の「御火塚」は、かつて12月8日に行なわれた「鎮火祭」は有名で、 この鎮火祭の火によって「中氷川」の氷が融けたので、地名が「中川」と 呼ばれるようになったとも言われている。 また「鎮火祭」は、焚き終わった炭火の上を素足で渡る「火渡りの神事」で、 無病息災及び火難無きよう祈願する鎮火祭を伝えるため建てられたもので、 今は火災予防・諸事情のため行なわれていないという。 旧社殿は桃山時代の様式を伝える建造物で、市内最古のもので建築学上貴重な資料として、 さいたま市指定文化財に指定されている。 一の鳥居と二の鳥居の中間を第二産業道路(県道1号線)が横断する。 正面の拝殿の裏にさいたま市指定文化財の旧社殿が鎮座する。 拝殿の前脇に神楽殿、御火塚を、 二の鳥居脇に磐神社、石上社、淡島社、疱瘡守護社、神明社、飯成社の6末社を祀り、 荒船神社、稲荷神社などが祀られている。 境内の狛犬は奉納時期の確認が出来なかったが、古い奉納と思われ、 御神灯は天保4年(1834)で、台座に縁起物の絵の彫刻がなされているのも珍しい。 |
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2009年05月29日
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