なお爺のひとり言

一期一会の出会いを大切に 満89歳の卒寿になった、なお爺 これからも よろしく

健康・大腸がん闘病の記録

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     セキレイ やっと撮りました

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     闘病の記録  大腸ガンと闘う  その6


     7日午前早々、
     「傷口が、まだ痛むでしょうが、出来るだけ身体を動かして下さい。」  
     尿道に挿入された、小水の管を外された。 
     これからは、どうしてもトイレに歩いて行かなければならない。



        点滴と 鼻の管とが 絡まりて
             もどかしく押す 点滴スタンド


          傷口の 痛みこらえて ソロソロと
               廊下を歩む 生かみしめて


        傷口の 痛みに耐えて ソロソロと
             目標距離の達成の快



     一生懸命、廊下を歩いている人がいる。
     早く体力が回復すれば、早く退院できるだろう。
     よし、アノ人を見習おう!!!



        顔シカメ 傷口押え 挑戦す
             昨日は廊下 今日階段に


          目標の歩み達成 快を知り
               日ごとに励み 生かみしめて



     よし、50m 、100m、ナニクソ 500m
     廊下の端から端まで、50m以上あるであろう。 往復100m以上。
     階段一段、一段、上の階まで、 よし もう一階!!!




     10日ばかり経って、病理検査の 結果説明 を 主治医より聞く。 

     ガンの腫瘍 であったこと。 
     切除したS状結腸腫瘍は、腸壁の内壁、中間層、外壁3層にまたがり拡がっていた。 
     腸壁は崩れていなかったが、破れる寸前であり、破れていればガン転移は著しかったこと。
     摘出したリンパ球15個のうち、11個にガンの陽性反応が現れていたこと。 
     切除したリンパ球のガン陽性比率が非常に高いので、
     すでに他に転移している可能性が高いこと。
     医学統計から推定すると、 五年後の生存率は40%以下 であること。 
     現在レントゲン写真の所見では、ガン転移が認められないが、身体のいろいろな部分、
     肺、大腸、小腸、肝臓、腎臓等に小さく転移している可能性があること。 

     検査結果が詳細に 告知 された。


     レントゲン写真では、1センチ位にならないと、所見では発見されないらしい。 
     検査方法は色々あるであろうが、先ず医師を信頼するほか無い。 

     いまさら、致し方ない。


          淡々と 家族と共に 聞く告知
               大腸ガンと 検査結果を


            人々は ガンはこの世の お別れと
                 ただ安らかに 行く末見ん


          揺れ動く 心のすえを かいま見る
               窓より見ゆる わきあがる雲


            究竟は 涅槃と 佛悟りしが
                 悟りきれない 我が煩悩心


          我は今 はかなき命と 思えども
               奮い起こせよ 命尽きるまで


            我いまだ 病の苦悩 知らざりし
                 想い巡らす 床ふす今は
     昨日は梅雨の中休みで一時晴れ間。
     今日は曇りで午後から雨が降るらしい。

         うぐいすの 遠音の田んぼ 水引かれ

           田の畦を 塗りたる鍬に 春日差し

         田植をば 急げとカッコウ 告げにけり

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      闘病の記録  大腸ガンと闘う  その5


     手術終了後、外科病棟ナースステーション脇の 治療室 に、寝かされる。

     朦朧と一夜を明かす。 

     翌5日夕方、 四人部屋の一般病棟 に移される。



         傷痛む 身体はままに 動かせず
              頭ばかりが めぐり回るよ


            看護婦の「どうしました」と 顔よせて
                 夜更け見まわる 笑顔可愛く


         夜は更けて 眠れぬ我に ささやける
              「どうしました」と 見まわるナース


            傷痛む 詮無きことが うかびきて
                 闇夜におびえ 寝もやらずして


         傷痛み 闇夜に怯え 寝もやらず
              やがて夜明けに 窓しらじらと


            看護婦の やさしき言葉 胸をさす
                 人恋い焦がる 夜更けの窓辺


         鼻に管 ペニスも管でつながれて
              腹にストーマ この身の無惨


            点滴と鼻ペニスにも 管つなぎ
                 腹ストーマを この身無惨さ


     如何とも 成難い。


       点 滴 管    栄養剤・薬剤 を静脈に注入するため
       鼻 の 管    胃液など の排出のため 鼻から食道・胃に挿入する
       小水用管    尿 の排出のため 尿道から膀胱に挿入する
       人工肛門出口 人口肛門は、大体 へそ の脇  7〜8cm位のところに直腸が、
                 直接むき出し で出る。 
                 尻にあるような 肛門括約筋 が 人工肛門には無いので、 
                 汚物は 常時垂れ流し の状態。
       ストーマ    人工肛門患者が、人工肛門から 流れ出る汚物 を、
                 受けて溜め置く袋。
                 装着は、 中心に1〜2cmの穴が開き、大体直径10cm位の
                 円盤状の、体温で皮膚に 接着密着 するように特殊加工された
                 樹脂状の 円盤 に、片側に汚物を入れる袋が付いている。
                 円盤の中心の穴に、へそ脇腹 に突き出た人口肛門の終端を入れ、 
                 円盤を皮膚と接着密着させて装着する。 
                 装着のとき、皮膚面の清潔、しわ、たるみ などに注意しないと、
                 剥がれることがある。  
                 皮膚から剥がすとき、特殊スプレー溶液をかけて、剥がす。 
                 汚物入れ袋 は、 開封式で数回使えるもの と
                 密封式の一回限りの物がある。 
                 何れも2〜3日で取替える。 
                 皮膚に かぶれ が出来ることもある。
     たちあおい も あじさい も この時期の花

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     闘病の記録  大腸ガンと闘う  その4


     4日朝。 看護婦に冗談を言われながら、 陰部の陰毛 を剃られ、
     腹部に 人工肛門の出口マーク付け をされ、
     手術の準備 と 覚悟 を決める。


     昼近く、息子たちが来る。 
     長男が「おやじ、髭 伸びてるな。剃ってやるよ。」 と
     売店で 髭剃り用品 を買ってきて、剃ってくれた。 
     今までに無い事である。 


     昼頃、事前の麻酔注射をされる。


     手術室の前で、
     執刀医から 「恐らく ガン腫瘍 と思われる。」 
     次男は一言 「よろしく、お願い致します。」 
     長男は 「まだ、ガンと確定した訳ではないでしょう。」 

       妻から後日聞いた話で、ガンと認めたくなかったのであろう。 


     主治医は 内視鏡検査 と 経験 から ガンと認識 し、
     手術執刀に向かう言葉であったと思う。 


      妻は言う。 
      「手術時間が短ければ、すでに手遅れ。 
       長い程手術は成功で、永く生きられる可能性が大きい。 
       全て天命。」 と 思ったと。



          朦朧と まな板にのる わが身なり
               数かぞえつつ 遠ぉー- くなりつつ


            あと少し 三途の川を 前にして
                 渡しの銭なく 取りに戻れば


          手術とは まな板の鯉
               運命は 医師の信頼 天命の決


            手術後に 摘出物の かたまりを
                「見せられました」 と妻はいう


          手術中 待機する間の 四時間は
                「長かったわよー」 と妻は言う


            手術後の 朦朧とした 頭にも
                  ただ生き延びよ 家族と共に


          覚めぬとき わめいていたと 妻は言う
               心の奥を 見透かされしか


            眼にうつる 聞くことすべて 真新し
                 大腸ガンの 手術の目覚め
     たちあおい も あじさい も この時期の花

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     闘病の記録  大腸ガンと闘う  その3


     3日 午前は 内視鏡映像診断。
     午後は 腹部CT断層写真、 超音波映像診断、 肺機能検査。 

       内視鏡診断は、尻から入れられ、突付かれるたびに、ガスが抜け楽にはなるが、
       その度に 汚物 が流れ出たことであろう。 
       看護婦が 「汚しても、気にしなくていいのよ。」 と言ってはくれたが。  

       先生は 「あれ、この細いのも入らないのか。」 と。 
       内視鏡の一番細い管も入らず、 腸が完全に閉塞しているらしい。

     閉塞している腸に、 管を挿入し、 腸内の汚物を抜くとともに、
     腸内洗浄を行い、 腸閉塞で痛んだ 腸の回復 を待ち、
     その上で 手術 を実行することが 最良 である。
     しかし今、腸が完全に閉塞され、その管を挿入することが出来ないので、
     腸が 破裂 する危険があり、緊急に 開腹手術 しなければ成らない事態 と言う。


     夕方、外科病棟に移された。


     「入院診療計画書」 「輸血同意書」 「一般の診療行為に関する説明・同意書」 を
      示され、 病状説明 と 明4日 午後 緊急開腹手術 を行うための
     「同意書」 の署名を求められる。


     『病状説明書』は、
      「診療行為の名称」   S状結腸腫瘤切除 人工肛門造設
      「説明内容」  肛門より約20cmの S状結腸 に 腫瘍 があり、
         完全狭窄状態 で、便が通過せず、腸閉塞 の状態。 
         このままでは 腸が破裂 してしまうので、緊急な手術的処置が必要。 
         手術は 狭窄部腫瘍を切除 し、 人工肛門を造設 する。
         腸閉塞で傷んだ腸を、そのままつなぐと、 縫合不全 を起こすので、
         今回は一時的に 人口肛門 をつくる。
         考えられる合併症として、肺炎、心筋梗塞、脳梗塞、肺梗塞、
         術後の 癒着 による腸閉塞等があること。 
         病状回復して後、 数週間後に 人工肛門 をとるための、
         開腹再手術 が可能であること。
      「術後検査内容」    採血採尿検査、 レントゲン検査、 摘出物病理検査 
      「手術開始予定日時」  7月4日 午後2時ごろ 
      「推定入院予定期間」  2〜3週間


             腹痛に 耐えて訪ねし 病院は
                   即時入院 宣告厳し


               腹痛に 耐えて昇りし 検査台
                     腸閉塞と 内視診断


        万事 已もう得ず。
     3日間 小雨が降り、肌寒く感じるような日々が続いた。
     昨日は晴天!!!  
     昨日写した写真から、 赤・青・黄 の 心の信号色 を掲載します。

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     闘病の記録  大腸ガンと闘う  その2


     蒸し暑い夏の日。 平成14年(2002年)7月2日 (火曜日)

     昨日から下腹が突張って、時々激しい痛みと鈍い痛みが交互にある。 
     4、5日前から便秘し、食欲もない。 
     「ガスが出れば楽になるのだが、」と思う。  
      が、そのガスもあまり出ない。 


     6月27日はミニクラス会。 28日は或る会の会合。 どちらも中国料理
     「普段、食い付けない物を、二日も続けて食ったからだろう?」

       30日、夕食後に急に激しい腹痛、トイレに駆け込んだら、今度は嘔吐。
       激しい嘔吐に、もう胃の中には何も無い筈。  なのに、それでもまだ嘔吐が続く。
       下からは下痢する。  激しい腹痛。
       下痢と嘔吐で、腹の中はよじれ、ズタズタに、切り裂かれる思いで、 
       トイレの便器を懸命に抱え、もだえ苦しみ、ノタウチ廻る。
       しばらくして、やっと落ち着き、トイレの前で寝そべる。

     「救急車を呼びましょうか」 と 妻の声に、
     「落ち着いたようだから、様子を見よう」

       7月1日、 今日は一日がかりの、どうしても出掛けなければならぬ用事がある。
       「まあ、こんな時は断食に限る」 と持ち前の素人療法。 
        5,6ヶ月前も同じ症状に、二日ばかり断食して治ったから、 
        今回も同様に治るだろうと。

     しかし、今回は少し様子が違う。 
     市民病院医療センターに、ノコノコと歩いて行く。 
     自分のことで病院に行った事がないが、初診の手続をし、待合室で待つ。 
     予約優先のため、最後になる。

       そうそう、この前のときは、9時ごろ初診の手続し2時頃まで待ったが、
       其の内に腹痛も治まったし、診察時間のらちがあかなかったので、つい 受付に 
       「病気の予約をしないと病気が出来ないのか」 と、悪態ついて帰ったっけ。

     病気するにも、忍耐が必要と、思い知らされた。


     「先生、2,3日前から、便秘し、ガスも出ない状態で、激しい痛みと、
      鈍痛を繰り替えしています。 
      断食していますが、注射か何かで収めて下さい。」  
     

     腹を擦ったり圧したりした後、
     「とにかく、治療室で点滴を受けて、指示を待ってください。」

     しばらくして看護婦が、
     「先生から聞いていませんか? このまま入院してもらいます。 
      点滴の後、家に電話して、入院手続と、当座用品を用意して下さい。 
      内科病棟の用意をしていますので、後で移っていただきます。」


     胸部、腹部のレントゲン撮影、検査用採血採尿。

     仕方なし、内科病棟に入院。

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