広島市 昭和アンティーク舟入店 ビー玉ポケット のブログ

昭和レトロを語るハズが、歴史や人生観ばっか語ってます

この世界の片隅に これぞ日本映画、これぞ日本アニメ

昨今 CGやFXを多用したデジタル作品がひしめく映画界において

アラビアのロレンスや七人の侍ほど何度も観たくなる様なアナログ仕上げの映画は

この先もう絶対出ないと思っていた。

だけど この映画は何度も何十回も何百回も観たい

・・・・・この世界の片隅に・・・・・

イメージ 1
広島 呉を舞台にした太平洋戦争中の少女の生い立ち、結婚生活を描いた作品だが

何度観ても感動が止まらない。

広島で育った私達は低学年の頃から相当な時間の平和教育を受けるので 正直なところ

戦争や原爆をテーマにした作品に対して他県の人よりもマヒしてしまっている感は否めないが

この作品は違った。

戦争の悲惨さに焦点を当てているのではなく

むしろその逆で何気ない日常生活からの視点で世界平和と家族愛を訴えているのだ。

この作品が構想から完成までに6年もの歳月がかかっているのは

クラウドファンディング というネットで映画出資者を募るという近代注目されているやり方で資金集めを行っていた事と 呉戦災体験者から綿密に取材を行った為であった

結果、 口コミによる評判が評判を呼び 来館者が来館者を呼び 上映劇場も当初は全国で60しかなかったのに あっという間に180を超え 今も急増中である。

映画の見どころは主人公の素朴さ 健気さ 愛くるしさを女優 のん が見事に演じきっている処にあるが

もうひとつの主人公が

スイカであり 鳥であり 芋であり タンポポであり 道であり 山であり 雲であり

紙であり 絵の具であり 板であり 土であり 畳であり

まるで彼らのセリフが聴こえてくる様である。

原作者がインタビューで言っていた。

「 戦争を知らない今の世代の人は 戦争を生き抜いて生き残った人から生まれたんだから

 それは本当にスゴイ事 」   と。



この世界の片隅に  を
映画館の片隅で是非鑑賞してほしい。

そして1日も早く外国でも吹き替え上映され 世界中の人々にも観てもらえる日が来る事を切に願う

こんな映画に出逢えた事に ただただ感謝。



.


みんなの更新記事