イタリア Lezione

主にイタリアに関する読み物です。

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小さな教会

 
 
 田舎の小さな教会もまた、良い姿をしていると思う事があります。
 
 
イメージ 1
 
 
 例えば、Toscana の小村。
 
 気まぐれに降りたバスが走り去り、小鳥の囁きだけが残る、静かな石造りの家並。
 こういう如何にも 「 田舎 」 然とした村を、そぞろ歩くと必ず、小さいながらも印象的な教会の立ち姿が目に留まる筈です。
 
 
 大きな街には、それに比すようにしてそびえる圧倒されるような大伽藍がありますが、小さな村にも、その景観に相応しい、愛らしくもある古刹が、ひっそりと佇んでいるものです。
 
 Firenze で頭上高く見上げる Brunelleschi の大作に心震わせ、その装飾の麗に刮目するのは無論ですが、その来歴さえ知り得ぬ 「 小さな村の小さな 」 教会に興を覚えるのもまた旅の常です。
 
 大勢の人が取り囲み、目に焼き付ける大伽藍の姿とは異なり、田舎の小さな教会は振り向く人の視線を受け止める事も無く、黙して静かな家並と共に立ち続けます。その光景に、懐かしさに似た感情を持つのは、遙か日本の山中で、ふと出会う名も無い名刹に深く感じ入る時と同じ心の振幅なのかも知れません。
 
 
 夕刻、屋根の上に付いた小さな鐘が静かに響く時、Toscana の小村にどのような夕景が迫るのか ・・・ そのような事を考えて、名も無い教会を見詰めます。

閉じる コメント(20)

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はじめまして^^
ご訪問いただきありがとうございます!
石造りのかわいい教会ですね。

イタリアは行ったことがありませんが、歴史のある建物がおしゃれです!
またお邪魔しますのでこれからもよろしくお願いします!

2011/2/11(金) 午後 9:17 [ 元気 ]

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ご丁寧にありがとうございます。
イタリアは旅行しやすい国ですので、とても親しみが湧きます。
こちらこそ、宜しくお願い致します。

2011/2/11(金) 午後 9:38 naoki

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後ろにいて教会を護っているようなまっすぐな木々。
夕刻、どんな鐘の音がするのでしょう・・・
自分なりの感性でその音を体感しています。

ふと、道祖神が思い浮かびました。

2011/2/12(土) 午前 8:45 [ CHIE ]

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日本でも、地方に行くと古い街道沿いに道祖神が建っていますが、同じような郷愁が湧きます。土地土地に根付いた「古い」ものに、旅先では心奪われます。

2011/2/12(土) 午後 2:09 naoki

訪問履歴から遊びに来ました。
はじめまして・かりんデス♪
そして私と同様イタリアネタ
また遊びに来たいのでお気に入り登録させて頂きました。よろしく

2011/2/12(土) 午後 11:54 [ かりん ]

途中下車して
出会った
景色は
ラッキー感がイイですね(*^_^*)

でも・・・途中下車が出来ないので
出来るように
なりたい♪

2011/2/13(日) 午後 0:48 キリン

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はじめまして。
イタリア素敵ですね。行って見たいです。
naokiさんは私のブログの2200番目の訪問者のかたでした。
私のブログはほったらかしのブログなのに、こんな素敵な
ブログを書かれている方でうれしかったです。
キリ番は設定していないのですが、これもご縁かとお気に
入りに登録させていただきました。
また、訪問しますね。

2011/2/13(日) 午後 1:50 風乃拓人

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>かりんさん・・・ご丁寧にありがとうございます。
イタリアは、旅行しやすい国ですので何度か訪れていますが、その度に新たな発見があります。
こちらこそ、宜しくお願い致します。

2011/2/13(日) 午後 2:58 naoki

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>キリンさん・・・いずれを旅するにせよ、予定調和より偶然出会った景色や人が強く思い出に残る事があります。
後々まで記憶に残る「大切な何か」を見逃さないような感性を抱きつつ旅をしたいといつも思います。

2011/2/13(日) 午後 3:00 naoki

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>風乃拓人さん・・・ご丁寧にありがとうございます。
仰る通り、何かのご縁かも知れませんね。お気軽にお楽しみ頂ければ幸いです。
こちらこそ、宜しくお願い致します。

2011/2/13(日) 午後 3:01 naoki

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私は海外に行くと、必ずその土地の宗教の建物に寄ります。
小さな村などでしたら、尚更、その土地の『生活』がそこにあるからです。
何百年も前から、土地の人が通い、喜びも悲しみも分かち合った場所。
肩を寄せ合って祈りを捧げた場所。
どんなに古びた建物であっても、きちんと手入れがされ、大切に扱われてきたのだということが、どの場所に行っても感じ取れました。
そういう建物は、有名な建築士の作品でなくても、違う美しさがありますね。

2011/2/13(日) 午後 4:10 [ SilkyMilk ]

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仰る通り、その街に根付いたものにもまた、趣きの違う価値があるものですね。目を引くような装飾がないが故に、「生活」感が垣間見え、微笑ましくもあります。
旅先で、こういう「生活」感に触れるのも、存外、後々まで記憶に残るものです。大切な風景として見逃さないような旅をしたいと思います。

2011/2/13(日) 午後 4:19 naoki

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大きな寺院や聖堂の威容にひたすら感嘆するのも、正しい?旅の姿ではありますが、このような町の小さな教会を中心にして歩いてみるのも楽しいものです。
田舎にある名もない名刹に似た風情を感じるのは、そこに同じように経た時間と空気とがあるからなのかも。

2011/2/13(日) 午後 7:43 ねこにゃー

小さな村の小さな教会に想いをはせる・・・

思わず入ってみたくなりますね(* ̄∇ ̄*)
このような教会は、庶民の幸せを、あたたかく見守ってくれている。
そんな気がします。

2011/2/13(日) 午後 8:27 chie〜☆

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>ねこにゃーさん・・・著名な大寺院を刊行するのとは意味合いが異なるのかも知れませんが、小さな教会も風情があり良いですね。
やはり、日本の地方にある古刹と同じように、何かしら懐かしい感慨が湧くものですね。

2011/2/14(月) 午前 0:06 naoki

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>Chieさん・・・このような教会は、もちろん単廊式の質素なつくりで、目立った装飾はありません。ただ、如何にもという年季の入った十字架やマリア像が、教会の来歴を物語ります。
そういうものを観ると、少しだけ胸が詰まります。

2011/2/14(月) 午前 0:08 naoki

はじめまして

足跡から訪問しました♪
ご存じの通り
今回 初めてイタリア旅行をする予定です
また 訪問させていただきイタリアを知りたいと思います!!

2011/2/14(月) 午前 0:14 tokoton

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今日は。
ご丁寧にありがとうございます。イタリアは多様性がある国で、色々な楽しみ方が出来そうですね。ご旅行が思い出深いものになるように、心よりお祈りしています。

2011/2/14(月) 午前 10:07 naoki

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久しぶりにコメントします。
イタリアの小さな村は素敵なロマンを感じますね。

3月に南イタリア〜シシリーの旅にでかけます。
今書いているのは北イタリア・ヴィラ・デステとコモ湖、マッジョール湖への追憶の旅です。
北イタリアと南とはずいぶん違うようですね。

2011/2/21(月) 午後 10:55 [ jupiterh0528 ]

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今日は。
ありがとうございます。
イタリアは、南北に長いうえ、諸島部も多いですから日本以上に多様な国だと思います。さらに異文化に征服された地方も多い事、使用言語の副次を考えると、重層的な文化階層をどうしても考えざるを得ません。
何処を訪れても全く異なるが故に、旅行の楽しみも増えます。

2011/2/26(土) 午後 11:05 naoki


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