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イギリスの湖水地方を訪れた時に whig というパンを食べたことがあります。
whig とは 「 かつら 」 と同じく wig と綴られる事もある caraway seed というハーブが入ったパンで、湖水地方周辺に良く見られます。白く焼きあがった柔らかいパンに、caraway seed の食感と香りが独特で、なかなか美味しいものです。caraway seed は、ギリシア、ローマ時代より用いられているハーブで、消化を促進する効能があるため、パンに入れらるようになったのかも知れません。
この whig は、Beatrix Potter の Peter Rabbit にも seed whig として紹介されていますが、それ故に、湖水地方伝統のパンと言えるでしょう。湖水地方では、クリスマスにこのパンを
Elderflower の実で作ったワインと共に食す習慣もあります。転々と横たわる灌木に自生する赤紫色の実から作られる素朴なワインは、如何にもイギリスの自然を感じさせる味だと思います。
昨日、窓を叩く雨音がする仕事部屋で S. Coleridge を読み返す機会を持ちました。
湖水と緑地の景観、パン、ワイン、そして今にも草むらから顔を覗かせるようなウサギの影 ・・・
こうした 1 つ 1 つの断片もまた、イギリスロマン派の風景なのかも知れません。
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ピーターラビットくんですかー?(o⌒∀⌒o)
ハーブが入った白パン???想像するに美味しそうですー。
勿論、ワインとも合いますよね・・・
雨の日に、そんなことを想像しつつ、時がまったりと過ぎる。
よい時間を過ごされていらっしゃいますね・・ぽち☆彡
2011/8/22(月) 午後 0:18
天気の良くない日は、部屋で静かに過ごすのが一番です。
雨音以外聞こえない「静寂」の中では、遠く離れた湖水地方にさえ「行く」ことも出来ます。
2011/8/22(月) 午後 2:00
まさしく私の理想に思う
庭ですねぇ…。
この素敵な庭を目標に頑張ります。
2011/8/22(月) 午後 2:04
庭や牧草地の中で一つの自然風景を自己完結させるような哲学が英国の庭づくりにあるのかも知れませんね。
これも「ロマン派」的な思想と言えばそうなのかも知れません。実に興味深いと思います。
2011/8/22(月) 午後 4:26
雨の日は本の行間に埋没し、そして旅に出る…
まぶたの奥に広がる昨日の旅の目的地は湖水地方だったのですね^^
私も先日からイギリスに旅に出ています〜
・・・といっても、シェトランドヤーンでセーター編んでるだけですが。
2011/8/22(月) 午後 4:51
>ねこにゃーさん・・・在宅しながら「旅」に出るのもたまには良いものですね。想像力が限りなく膨らむように、日頃から大切なものを見逃さないような感性を磨きたいと思っています。
良い旅を。
2011/8/22(月) 午後 10:25
>・・・さん・・・イギリスの湖水地方は本当に良い所ですね。出来れば、シーズンではありませんが「冬」に訪れてみたいと思っています。凍えるような寒さもまた「自然」の一部で、この土地で詩作に没頭した(没頭することが出来た)ロマン派詩人たちの足跡を追って旅したいです。
2011/8/22(月) 午後 10:27
最近パンを焼くのが好きで、休みはずーっと焼いてます☆
そのレシピを探して焼いてみたくなる感じですね(*^_^*)
2011/8/23(火) 午前 0:36
美味しいパンを朝から食べると幸せな気持ちになります。
キャラウェイ・シードは、日本でも一部のスーパーで手に入ると思います。英国には色々なパンがありますが、キャラウェイ・シードのプチプチとした食感は「湖水地方」らしいなと。
2011/8/23(火) 午後 0:06
たくさんの花に囲まれたピーターラビット、素敵な写真ですね〜。どちらで撮られたのですか?^^
seed whigが登場するのは、確かピクルス&ジンジャーのおはなしですよね〜。
ホークスヘッドでwhigのお店を探しましたが、見つからずがっかりしたのを思い出しました。
秋になったら作ってみたいと思います^^。
2011/8/26(金) 午前 11:11
「キツネの話」にシードケーキも出てきますが、ポターの頭には湖水地方の風俗習慣が常にあり、『ピーターラビット』の創作玄になっているのですね。
写真は(確か)長野にあった「ピーターラビット」の展示会場にあったものです・・・。
2011/8/29(月) 午前 0:16