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トスカーナのワインが好きだ。
特に理由は無いが、若い頃、フィレンツェの酒屋で Chianti Classico を薦められて依頼、gallo nero
(黒鶏)のマークを偏愛している。赤ワインと言えどもすっきりと飲めるものを好むので、リゼルバこそ手を出さないが、Chaianti Classico はこれまでに色々と飲んできた。たまにChaianti や
Brunello di Montalcino、Montepulciano などにも触手が動き、さては Sassicaia に止めを刺す
Super Toscana にも心奪われるが、gallo nero の魅力には抗し難い。
いわゆる DOCG にランクされるトスカーナの赤ワインは、余程の好き嫌いがない限り、外れはないと思われる。(個人的には VDT であってもそうだと思うが。)ただ、トスカーナと言えば赤ワイン、赤ワインと言えばトスカーナという印象が強いせいか、わざわざトスカーナの白に目を向ける人は少ない。
DOCG 格付けによるブランドを信望するのであれば、トスカーナで唯一 DOCG を持つ白ワイン、
Vernaccia di San Gimignano を忘れてはなるまい。フィレンツェのスーパーなどでは、安いもので1本5ユーロぐらいからある。決して玄人受けはしないものの、爽やかですっきりとした喉越しは決してトスカーナワインの DOCG 価値を貶めるものではない。
トスカーナで美味しい白を・・・と思われるへそ曲がりの方は、迷わず Vernaccia di San Gimignano を。
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