naokichiオムニバス

63歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

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福永陽一郎氏が亡くなって、もう20年になるのか・・・。

あす、2月10日が命日なのだそうだ。

合唱指揮者としても知られた福永氏だが、私にとっての氏は、やはり音楽評論家としての存在だった。

私は、高校に入ってクラシックを聴き始め、72年から「レコード芸術」を読み始めたが、福永氏の批評は、よく読んだ。

当時のレコード批評の世界にあって、福永氏は、宇野功芳氏と並んで、過激な論調がきわだっていた。

当時のトップ・スター、カラヤンを評価しない点で、宇野氏と福永氏は共通点があった。アンチ・カラヤンの両巨頭的存在だった。
また、合唱指揮者という実践の分野も共通していた。

演奏者、表現者というバックボーンを持っての、主張のはっきりした批評は、大変面白く、引き込まれて読んだものだ。

福永氏が体調を崩されていることは知っていたが、当時、「音楽現代」誌の新譜評のコーナーの冒頭(今だと、金子建志氏が担当されている場所)に毎月連載記事を書いておられたので、訃報を知った時には、ずいぶん突然なことと感じたものだった。

その福永氏が、「レコード芸術」他、色々なメディアに書かれた文章を再録した、「CONDUCTOR」という無料の刊行物が、希望者を対象に一時発行されていた。

白い二つ折りの紙にワープロで打って印刷された感じの簡素なものだったが、定期的に郵便で届けられていた。

いつしか、その刊行物が届かなくなっていたのだが、つい先日、久しぶりに郵便物が届いた。これまでに刊行した「CONDUCTOR」を、1冊の本にまとめることになったという案内だった。

さっそくに申し込んでおいたのだが、福永氏の命日の前日にあたる今日9日(火)、それが送られてきた。

B5サイズの200ページに及ぶ立派な本だ。

「CONDUCTOR」の1号(93年9月)から、46号(04年9月)までが収録されている。

「音楽現代」の連載で、最後に掲載された文章(90年3月号)も載っている。

しばらく遠ざかっていた福永氏の文章が満載。懐かしい思いをかみしめながら、少しずつじっくりと読みたい。

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