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短い会期、多忙な3月…。
知人たちの「良かった!」という感想に背中を押されたのですが、流石に会期末。
かなり混んでいて、3時の時点で上野駅公園口の表示は「入場1時間待ち」…。
一旦“別の場所”に出掛け、4時前に携帯から混雑状況をチェックしたら、20分に。
急げ〜!と会場に戻ったら、待ちは10分。すんなり入ることが出来ました。
それでも襖絵、屏風絵が、少し離れてみたくても“人”で全く見えない。
隙間から覗きこむのが精一杯。見られる範囲でざっと周り、
再び第1会場に戻って少しじっくりと…。
閉館間近となり、やっと人でなく“絵”が見える部分が増えてきました。
人物を描いたもの、屏風に描かれたもの…「楓図壁貼付」は、印刷物よりも
ぐっと落ち着いた色調に見えました。ここまでが第1会場。
第2会場はいきなり大きな「仏涅槃図」。見るものを圧倒する迫力です。
そして水墨画の世界へ。
まず薄、竹、松などの“葉”の描写の生き生きした感じに引き付けられました。
「竹林猿猴図」のお猿さんの毛並みはふわっふわ。かわいい目をしています。
そして「烏鷺図屏風」など、鳥を描いたものの“眼”に惹かれました。
カラスはきょとん、とまん丸、ツルは気高く三角に近い形で、
サギは笑っているような形。勿論、その羽根の質感もみごとです。
そして最後はやっぱり「松林図屏風」。
なかなか遠ざかって見ることができませんでしたが、
人垣の隙間から見えた“煙ったような松の木”の遠近感。うっすら見える山の美しさ。
素晴らしい…都合を付けて見に来た甲斐がありました。
この時、急いで先に行ったのは「旧岩崎邸庭園」でした。
そのことはまた、日を改めて。
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