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◎ロングラン公演を見込んで専用シアターを建設(この時はテント・建設費3億円) ◎チケット販売をオンライン化(“チケットぴあ”のトライアルになった) ◎企業とのタイアップ(宣伝費用を味の素が約2億円負担) 今回の資料として配られたのは、当時の新聞記事のコピー。 今読むと、キャッツは社会現象というか、キャッツ観た?と巷で話題になっていた様子。 演劇界の常識をことごとく覆したと書かれています。 中でも“オイルショック以来の団体客離れ”とか、“日劇、浅草松竹演芸場の閉鎖”… という記述には、時代を感じます。(記事は1984.2.10付朝日新聞) 「キャッツ」は当時の最新流行でありながら、テント劇場で非日常を体験する、 “ハレとケ”という対比は、芝居の原点でもありました。 劇場に入ると3倍の大きさのごみの舞台装置が壁いっぱいにかかって、 一気にその世界に入り込めるのは、今のシアターでも同じです。 今回の講義も、映像資料をたくさん見せていただきました。 ミュージカルス(1953年頃)関係では、少し古いのですが古川緑波の歌うシーン、 宝塚「霧深きエルベのほとり」*をちょっと聴き、 越路吹雪ロングリサイタルの映像では舞台装置が「オンディーヌ」を彷彿とさせるなど (どちらも舞台美術は金森馨)、あっという間に時間が過ぎて もっと聴きたかった、観たかった!と、名残惜しい講義となりました。 日本のミュージカルの創成期には脚本・演出に菊田一夫(「君の名は」「霧深き〜」*)
“ミュージカルス”には秦豊吉(帝劇社長・翻訳・演出)など、 多士済々のメンバーが関わっていたことも、今回初めて知りました。 こうして知れば知るほど、興味は尽きません。 |
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