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 戦争映画は苦手…と思いながらも、「シュリ」のカン・ジェギュ監督だし、
ポイントがたまっていたこともあり、平日の夜に観に行ってきました。

 物語は戦前の京城(ソウル)から始まります。
日本軍憲兵隊の幹部の孫・長谷川辰雄(オダギリジョー)と、ここの
使用人の息子ジュンシク(チャン・ドンゴン)は、ともに足が速く、
かけっこをする仲間でしたが、不幸なアクシデントにより使用人は解雇、
ジュンシクは人力車の車夫になります。

 故あって日本兵として出征したジュンシクの上官が、辰雄。上官は冷徹に
ひたすら突撃!と部下に命じたものの、ノモンハンで敗れ、ロシア軍の捕虜に。
ここでロシア兵となってナチスと戦うも再び破敗れ、今度はドイツ軍に。
 そしてノルマンディーで、連合軍と戦うことになるのですが、大陸の端から端まで
12,000キロの移動をしながら3カ国の軍服を着るまでの“戦闘シーン”が凄まじい…。
シベリアでの過酷な捕虜生活の様子もあって、正視できない場面には、
時々眼をぎゅっと瞑りながらの鑑賞となりました。

 この映画では、何と言ってもチャン・ドンゴンの“瞳と声”に惹きこまれました。
彼の「タイフーン」「プロミス」なども、韓流ブームの頃にスクリーンで見ましたが、
この作品が一番好きです。
 車引き仲間を演じたキム・イングォンも、また出てきた!という丸顔の名脇役で、
「JSA」や「恋する神父」を思い出しました。

 戦争さえなかったら…。青春の夢が叶わなかったあの時代の若者の悲しみは、
忘れてはいけないと思いました。


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