|
渋谷のBunkamuraを訪れたのは、かなり久しぶりです。
フェルメールの絵は見たことがなく、今度こそ是非観たい!と、
事前に本を何冊か借りて読んで、
なるべく空いた時間にゆっくり見たいので、閉館間際に見に行きました。
この展覧会のフェルメール作品は
「手紙を書く女」「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女と召使い」の3点。
他は同時期のオランダの画家ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホたちの独特な室内画。
精緻な描写と落ち着いた色彩はフェルメール以外も同じで、会場の雰囲気も静かでした。
とにかく「フェルメール・ブルー」の実物をこの目で観たい、という一心でしたが、
幸い、少しだけ列に並べばじっくり眺めることができ、
時間とともに会場は空いてきたため、最後は何度も戻って別れを惜しむことができました。
先日読んだ「火のみち」(乃南アサ)に登場する青磁の“天上の青”も、このフェルメールも、
共にラピスラズリを使った青、ウルトラマリンともいえる「青」。
特に「手紙を読む青衣の女」の“青”は美しく、いつまでも観ていたい…と
一番長く時間を割きました。
「手紙を書く女」の黄色の上着の発色も美しい。このファーがついた服は、
他の作品にも登場します。
“フェルメール作品”の、穏やかな自然光、椅子の鋲や真珠が光る表現、
微妙な色味は、やはり“本物”を自分の目で観て味わってみたかったので、
念願が叶って嬉しかった…。
明日に続く。
|
フェルメールをたっぷり堪能されたのですね。
絵を観ているだけなのに、こんなにも満たされる。これを幸せというのでしょうか。
2012/3/8(木) 午前 8:54 [ ねこくらげ ]
「満たされる想い」を抱かサてくれる作品は、実はそんなにはなくて、
その点、フェルメールは期待通りの質感と色彩で、まさに「幸せ」でした。
本当に、美術鑑賞に病みつきになっています。
2012/3/8(木) 午後 9:16