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銀座には本当にいろいろなギャラリーがあり、行くたびに楽しんでいます。
この日訪れた展示は、大好きな“レトロな東京”を写した写真。撮影は濱谷浩氏。
1930年代は両親の記憶に最初に残っている時代。共に東京生まれだったこともあって、
いろいろ聞いていた話が“形”になっていることが嬉しい…。
母の憧れだった赤坂のダンスホール「フロリダ」。子どもは入れなかったでしょうけど…。
良く話に出てくる東洋一の「浅草国際劇場」や、男装の麗人タ―キー。
歌舞伎座の座席は、おめかししたお客さんでいっぱい。
銀座のお店のウインドウ装飾は、“現在の写真”と言っても違和感のない、
大変モダンなペインティングです。
街を行くモガとモボ。モガ(モダンガール)はビロードの上着にウエーブの髪、
頭を小さく見せる(バランスを良くする)帽子など、とってもお洒落。
モボ(モダンボーイ)は、スーツ姿で現在とあまり違わない気がしますが、
ズボンのシルエットはゆったり目、やはりみんな帽子をかぶっています。
大戦前のつかの間の平和、花開く文化…
この写真の方々はその後、どんな辛苦をなめたのだろう?
あまり考えてはいけないのかもしれませんが、やはり東京と言えば
大空襲を連想するこの時期でした。
今の平和がとても有難くいつまでも続くようにと、静かなギャラリーで
思わず祈ってしまいました。
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