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この博物館に来る度、華麗な衣装に胸が躍りますが、この日は、 3年連続の「ヨーロピアンモード」見学となりました。 昨年、ウエディングドレスが15着も並んだのは圧巻でしたが、今年は 「プリントデザイン」の特集。輸入品のインド更紗が珍重された頃、 同じように木綿に柄をプリントする技術が向上。 銅板ローラー捺染機が開発され、エッチングなどの技法も用い、 染料の進歩で、木綿以外の繊維にも色がきちんと乗るようになります。 膨らんだスカートが木綿のプリントで作られているドレスは素朴な愛らしさでした。 時代は下り、1960年以降はサイケデリック、パンク、等のデザインも登場、 カルダン、ランヴァン、J・Pゴルティエ、エミリオ・ブッチ、ウンガロ等の デザイナーが活躍しました。 「ヨーロピアンモード」の時代を追った展示は、 ローブ・ア・ラフランセーズから始まり、エンパイア〜ロマンティック〜 クリノリン〜バッスル〜と続きます。 更に1890年代から徐々にコルセットが消え、アール・デコのストレートなライン、 戦後はデザイナーごとに特徴あるデザインが展開されていきます。 展示されているのは1950〜バルマン、エイム、ディオール、バレンシアガなど。 1960〜クレージュ、サンローラン、カルダンや、パコ・ラバンヌなどで、 素材も不織布、アルミニウムなど多彩なデザインが現れました。 しかしやっぱり、何度も見入ってしまうのはバッスルスタイルと、 1910年頃のイブニングドレス…繊細なレースや優美なシルエットは、永遠の憧れです。 日曜休館のこの博物館は、月曜日は開いているため、代休に訪れる定番になりつつあります。
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