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この博物館は、20数年ぶり2度目の訪問です。前回は独身時代、
自分で型紙を起こしたりする暇があった頃でした。
文化式とドレメ式…懐かしい名称です。先生は「ドレメ式の原型は細身なのよ」と、
私には「文化式」を勧めたのでした。ウエストが80cm以上あったのですから、
確かに“細身”は絶対無理ですが…。
建物は当時のままのようですが、展示室は随分明るくなった印象です。
ただ、実物の衣裳の展示は少ない点数のような気がしましたが、
あまり外気に晒すと傷んでしまうせいもあるのでしょう。
ドレスは2着、1920年代風のビーズのストレートなライン(黒)と、
シルクのプリーツ加工のもの。色は生成り=シルクのままの色で光沢が美しい。
また、シーチングで作った復元ドレスは、見事な出来栄えでした。
他にはバッグ、日傘、扇、ストッキングなどの小物と、ランバンのスタイル画。
直筆のものは、細かな筆致で、素敵なポーズでリボンなどは動きがあり、
デザイナーさんは”絵心”があると感心しながら観ていました。
この博物館があるのは「目黒」。前回ここを見に来る更に前、
エレクトーンの検定試験に来た記憶もありました。高校の制服のまま
「ヤマハ音楽振興会」本部に行き、緊張しながら演奏。
苦手な初見はまあまあ、即興は大好きで…。
5級を取得したものの、エレクトーン講師になるのが夢だった時期もありましたが、
結局普通に就職し、普段はピアノを弾いて楽しんでいます。
そして、当時は“超太め”だった私は、服は自作がほとんどでした。
今思えば随分と風変りなファッションだったことでしょう。
そんないろいろな思いが去来する中、目黒を後にしました。
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