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 展示替えを楽しみに、この企画展2度目の見学。
 期待通り、前回はなかった「ハムレット」のオフィーリアの衣裳(写真左)を観ることが出来ました。
日生劇場(1984・2)での役は、太地喜和子。
 四季のハムレットでは薄手のコットン(ボイル)やシフォンのイメージでしたが、
会場係の方に伺ったところ、素材はシルクジャージーでは?と言うことです。
確かに粒々の光沢がありました。
 役柄から、わざとレースが部分的に解(ほつ)れさせてあり、
胸元もアシンメトリーにパールがあしらわれています。
 植田さん独特のキモノスリーブのような袖口も素敵。

 他には「マクベス」1976のマクベス夫人の紫やグレーのビロード素材のものと、
「オセロー」1977のデズデモーナ、これもグレーでともに坂東玉三郎着用。

 「サド侯爵夫人」1974は展示替えがあって、
アンヌのケープ付きドレスのシルクシャンタンの優美な光沢、
年輩のモントルイユ夫人の茶色の衣裳の縁は、襞がグログランリボンを丹念に畳んだもの、
そしてヒロイン・ルネのワインカラーにバラの刺繍の布を組み合わせた華やかなドレス。
肘から下が膨らんだ袖にバラが織り込まれて、このうえない美しさでした。

 前回も観た「ハムレット」の白いシャツも、コットンかと思っていたら、
多分縮緬(絹)だろうと伺いました。
しっかりしたシルエットを保ち、舞台で陰影がでて見栄えがする、ということです。

 植田さんオリジナルのドレスは、レースに白石(パールに見えます)がちりばめられた、
ベージュのチュニックに肩から薄い布を斜めに纏った、と〜っても素敵な作品。
「これ着たい!」と私が思うのは10年に1回くらいですが、
このドレスはその「超ストライク!」でした。

 いくら観ても飽きることのない「舞台衣裳」、
こうした趣向の展示がもっとあればいいなあ、と思います。

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