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 昨日からの続きです。
1階展示室の石川真生さんの個展を見終え、
2階は趣を変えた“博物館”の様相。
展示品には1850年代頃の箱型のカメラや、撮影用の椅子=首を押さえる装置付きなどが並びます。

 1839年8月にフランスで考案された写真「タゲレオタイプ」は、早くも同年10月にアメリカに渡り、
ビジネスとしてあっという間に進歩。
これは銅板に撮影された、焼き増しができないもの。
そのため、写真館は写真ギャラリーとしての役割も果たしました。

 1850年代には焼き増し可能な「ウエット・コロジオン・プロセス」(湿板写真法)が開発されて、
著名人の写真が複製されて売られ、さらに1861年に勃発した南北戦争で、
戦地に赴く兵士の家族が写真を撮る…。
 戦争の様子を伝えるメディアとしても“写真は出来事を伝える”という役目を
人々に知らしめることになりました。

 展示された「タゲレオタイプ」の写真は、角度によって見え方が違い、
あちこち首をかしげながら観賞。小さな金属板の中に「風と共に去りぬ」に出て来たような
ドレス姿の女性が写っています。

 南北戦争後は「アメリカ西部開拓」に国民の関心が移った事で、
風景をステレオ写真で撮ったものが人気を博し、ここの展示も70点余りがずらりと並び
「専用の眼鏡」も置いてあったので何枚か覗き込んで立体感を楽しみました。

 それにしてもこのボリュームたっぷりの展示が入場無料とは…横浜の懐の深さに感動します。

 そして“あざみ野”って遠いなあと思いましたが、渋谷から意外に近い事がわかったので、
いい企画展があったらぜひまた来たいと思います。

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