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知られざる日本写真開拓史「北海道・東北編」。 チラシの肖像は有名な土方歳三。とにかく昔の写真が大好きなので、 会期が終わる前に、と、慌てて見に行きました。 撮影対象は北海道と東北限定ながら、写真師はナダールから小川一真、 鈴木真一、横山松三郎など観たことがある名前が並びました。 もちろん、北海道や東北を中心に活躍した菊池新学、田本研造、 武林盛一、中島待乳など、撮影者は多岐にわたります。 ナダールがパリで撮影したのは「遣欧使節」の集合写真。 1人1人のものもありましたが、さすがにきれいな仕上がりでした。 江戸後期はタゲレオタイプ〜アンブロタイプの小さい作品に目を凝らし、 明治にはいると徐々に鶏卵紙に移行して見やすくなっていきます。 この時代に「新築」の状態で撮られた“西洋建築”は、 済生館や東村山郡役所(ともに山形県)など、現存するものもいくつかあって、 感慨深かった。 明治も後期になると家族写真が増え、裏も観られるように展示されていて、 書き込みや写真館のマークがとてもおしゃれで、 写真が上流階級のものだったことが忍ばれます。 2人で撮った記念写真の、半分が削り取られたものがありましたが、 「この世に写真が残っていると、落ち着いて天国にいけない」というジンクスが あったそうです。本当に「入魂」の1枚だったのでしょう。 |
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