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 雑誌「装苑」が創設した「装苑賞」の作品80体余りの
“実物”がずらりと並ぶ展示室は、圧巻!
1つ1つ楽しく観ていきました。

 賞が創設された1957年頃は、受賞作品もそのまま街で着られそうな、
今よりはずっとシンプルなものでした。
大きなボタンとか、切り替えは個性的ですが、
どこかの博覧会のパビリオンのお姉さん、という印象。

 素材も厚手で折り目は粗いものが目につきましたが、
ほどなく変化が始まり、色は鮮やかに、素材は変化して、薄くなったり、
布以外のものが登場したり…。

 受賞者には、若き日の小篠順子(7回)、高田賢三(8回)、
やまもと寛斎(21回)山本耀司(25回)らの名もありました。
 異素材を使った物の中には劣化で展示できないというものもあったりして…。
 
 これ、どうやって作ったの?という奇想天外な作品もありますが、
最近は少しまた“服らしいもの”に回帰しているようにも見えました。

 デザイナーさんたちはイマジネーションを駆使して
素材とデザインを編み出し、それを縫製する…
奮闘の跡が感じられるような服たちばかりで、
とっても楽しく観てきました。

 これらは2階の展示室で、1階は雑誌「装苑」のバックナンバーの表紙が
全部並んでいる、充実した展覧会でした。

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