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副題は「聖なるものの継承と変容」。
以前同じ美術館でルオーの風景画を紹介したときに
「モローの愛弟子」と紹介されていたことは記憶していましたが、
それぞれの作品を時代を追って見比べられる今回は、
師弟の「呼応する想い」がよくわかり、感動的でした。
パリ国立美術学校の生徒だったルオー。
展覧会の入賞はできても、「特賞」がとれない…
そんなルオーの長所を伸ばし、展覧会(古典的な描き方)だけが
すべてではないと導いたモロー。
モローも従来の「デッサンを絶対視」する美術界では
異端だったようですが、裕福な家庭だったため、
思うように描いても困らないどころか、
自宅を美術館に改装してしまったくらい。
モローの朧気な幻想的な画風も、実物でみると
案外ラフに描かれているのは驚きでした。
ルオーも、形よりも質感、マチエールの変化を試み、
あの厚みのある絵の具、黒が多い中で
鮮やかな色彩を用いる彼独特の世界を作っていったようです。
コラボのスイーツを買ってきました(写真)。
中学生の頃、高校生の兄がルオーが好きで
「ピエロ」の絵を誉めていましたが、
私は「ん〜(暗くない?)」と、感じていたものです。
でも兄が好きだったバッハ「ブランデンブルグ協奏曲」や
このルオーなど、後年自分もやっぱり好きになって…。
年に1回会うかどうかの兄ですが、幼い頃から仲良しで、
一緒にどこでもつれていってくれたことは
今でも温かな思い出です。
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ルオーの作品の色彩の美しさに驚いた経験があります!
2013/12/1(日) 午前 10:14
yosikaさん、こんばんは。
ルオーの重たい中にも光が射すような独特の色調、大好きです。
ステンドグラス職人だった経験が生きていると
感じられます。
2013/12/1(日) 午後 10:02