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 この工芸品「きんからかみ」との出会いは、旧岩崎邸でした。
邸宅のグリーンと金の美しい壁紙も、この手法で作成されたということで、
型を取る“木製のロール”が展示されていました。

 別名は金唐革紙=擬革紙(ぎかくし)、皮でなく和紙を重ねて厚くしたものを
ロールに当てて型を叩き出し、彩色。

 昨年あった「ミキモトホール」での展示の際には、
上田氏から直接お話を伺うこともできて、今回も
とても楽しみにしていました。

 洋風の色彩に和風のモチーフ、豪奢なもの、シックなもの。
手間の掛かる工程を経ていることももちろんですが、
この図案も多彩で、見飽きることがありません。

 博物館の方に「金唐紙大好きなんですよ」と言ったら
「好きな人多いですね」と同意していただきました。

 どうしても触ってみたくて、しおりになったものを買って帰り、
わくわくしながら触れてみたら、想像していたよりは薄かったけれど、
しっかり“和紙”でした。

 今年80歳の上田氏、お会いした印象は若々しく、
まだまだ活躍して欲しいと願っています。

 展示は6月1日までです。

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